【リモートワーク】在宅で就職できる仕事5選!

【リモートワーク】在宅で就職できる仕事5選!

2022年5月14日更新

はじめに

コロナ禍の影響で一気に在宅ワークという勤務形態が進みました。オフィス機能を一気に縮小し、在宅勤務を中心とした勤怠管理を採用する企業も増えてきています。

コロナの感染症拡大防止という観点以外にも、この在宅勤務を中心とした勤務形態は今後も進んでいくことでしょう。これから社会に出る大学生や高校生は、コロナによる新しい生活様式採用後での社会人生活を送ることになります。

今後、業態によっては完全に在宅勤務形態をとる企業も出てくるでしょう。まさに、今は出社勤務中心から在宅勤務中心へのシフト期とも言えます。

そこで今回はより進むであろう、在宅ワークについて、メリット・デメリットについて紹介します。

1. そもそも在宅でできる仕事に正社員として就職は可能?

可能です。

むしろ在宅勤務は今後は勤務形態として主流となっていくと予想されます。新型コロナウイルス感染症拡大防止策として一気に進んだ在宅ワークという勤務形態は、労働力人口が減少している日本社会にとって、働き方の多様性を生むとても効果的な取組みのひとつです。

出産や育児、親の介護などで今まで出社前提のフルタイムでの勤務形態では働けなかった人たちが、在宅勤務形態によって働くことが可能になります。

もともと、推進すべきだった取組みが「新型コロナウイルス」によって一気に前進したと言えるでしょう。

2.在宅で正社員として就職できる仕事

 在宅で正社員として就職できる仕事として、以下の5つが挙げられます。

①Webライター・編集

②コールセンター・カスタマーサポート

③イラストレーター

④データ入力

⑤一般事務

 

この5つの業務も含め、在宅ワークで行う上で、必要なものとして、パソコン環境、ネットワーク環境、クラウドサービスなどが挙げられます。

 

前提として、在宅勤務ができる環境を整えられている企業であるということが「在宅」で就職できるための必要条件となります。

それぞれのお仕事における『在宅ワーク』の内容について紹介します。

 

①Webライター・編集

 WEBライターや編集などテキストデータでのやり取りは、在宅でできる代表的なお仕事です。テキスト入力ができるPC端末、WEB環境、クラウドサービス(WEB上にデータを保存するストレージサービス)を活用すれば、自宅以外でもどこにいても仕事をすることが可能になります。

クラウドサービスの記事をアップし共有することで、記事の編集なども共同作業で行うなど、オンライン上での作業で完結することができます。打ち合わせや、作業指示などもメールやチャットなどのテキストベースで行いやすいので、在宅ワークの相性が良い業種と言えるでしょう。

 

②コールセンター・カスタマーサポート

 コールセンター・カスタマーサポートも在宅勤務が可能です。ネット環境、マイクやインカムなどの機材を用意することで、オフィスにいなくてもサポート業務を行えます。

WEBフォームに入力される顧客からの問い合わせ対応や、チャットでの対応もオンライン上で完結できる内容がほとんどです。現場に行かなくてもオンライン会議システムを活用して、WEB上でのサポートを活用すると完全な在宅勤務業務への移行も実施可能となります。

 

③イラストレーター

 テキストデータ以外のイラストや画像データのやり取りもオンライン上で行うことで、「イラストレーター」業務も在宅勤務で取り組むことができます。

イラストのオーダー、作成、納品、こちらもクラウドサービスでの共同作業を取り入れることで、チームとしての作成も可能に。

PC端末にイラスト作成に必要なソフトウェアや機材を整える必要はありますが、在宅に限らず、場所に縛られることのない働き方が可能な業務形態の一つです。

 

④データ入力

 文章作成・編集作業やイラスト作成と同様、データ入力作業(書面・帳票データをPC端末への入力)もオフィスに出勤せず、在宅勤務での実施が可能です。

個人情報など取り扱いに注意が必要なものもあり、セキュリティー対策などが必要(オフィスのデータベースにアクセスできる権限の制限や、端末自体のセキュリティなど)ですが、かつては物理的に持ち出しができない帳票類などのデータ化の作業は出社しなければできませんでしたが、現在はほぼ、クラウド上で実施することができるようになりました。

 

⑤一般事務

 一般事務業務(主に社内の社員に対しての業務)に関しても、必ずしも出社勤務でなくても実施が可能です。労務管理や経理・総務も在宅ワークに対応したソフトや、システムが多く存在しています。

会社内でしか使えないシステムやソフトを扱う場合は、在宅勤務はできませんが、多くの企業や事業所において、場所を限定してシステムや、ソフトウエアから、クラウドベースの場所を問わない、システムへ移行を進めています。一般事務を担う部署においても、在宅勤務は十分に可能になりつつあります。

3. 在宅で就職するメリット

コロナ禍で一気に進んだ、在宅で働くという勤務形態には、多くのメリットが考えられます。主なメリットとして、以下の3点をあげました。

・人間関係のトラブルが減る

・どこでも仕事ができるようになる

・家事や育児と両立がしやすくなる

この3点について以下、詳しく解説します。

 

・人間関係のトラブルが減る

在宅勤務は一人での作業が中心になります。一方、職場へ出社しての勤務は、仕事が終わったあとに 飲み会があったりと業務外での付き合いなども発生し、人間関係で気をつかう場面が相対的に多くなります。

それがいい息抜きになる場合もありますが、業務外の人間関係を煩わしく思う方も多いことでしょう。在宅勤務のコミュニケーションは基本、メールやビジネスチャットが主で、基本は業務指示が中心なので、業務以外の余計なやりとりは少なく、ビジネス上のやりとりのみでコミュニケーションが完結することが多くなります。

在宅勤務でも自分の役割をしっかり果たし、成果をあげることで評価も得ることができます。同じ空間で周りに余計な気を使って、空気を読んで過ごさなければならない状況より、人間関係でのトラブルは格段に減少することになります。

 

・どこでも仕事ができるようになる

ネット環境や、端末機材など環境が整っていれば、在宅以外でも仕事をすることが可能です。気分転換として、カフェで作業をすることもできますし、ワーケーションのように、旅行をしながら、各地のホテルやリゾート地で仕事をすることも可能になります。

 

場所を問わない働き方は、海外企業での就職なども可能にしてくれるでしょう。実際、優秀なプログラマーなどはグローバル企業に就職することもあるでしょうし、場合によってはフリーランスとして、いくつもの企業の業務を受託し、活躍することもできます。

 

インターネット環境と、語学力があれば、様々な国の企業への就職も可能な時代になったといえるでしょう。

 

・家事や育児と両立がしやすくなる

 在宅勤務のメリットとして、自宅で仕事ができるという点が挙げられます。出勤などの移動時間がなくなった分で、仕事以外の家事や育児などに充てられる時間が確保しやすくなります。

 

小さな子どもがいる家庭ですと、保育園や幼稚園への送り迎えなどもギリギリまで業務にあてることも可能です。

 

業務の成果をしっかりあげられれば、プライベートの時間をしっかり確保するということでワークライフバランスをしっかり調整できます。結果、生活の質の向上にもつながるでしょう。

4. 在宅で就職するデメリット

 在宅勤務のメリットに続いては、デメリットについても解説します。

 

・仕事と休日が曖昧になりやすい

・自己管理能力の高さを求められる

・コミュニケーションがとりにくい

 

それぞれ具体的に見ていきましょう。

 

・仕事と休日が曖昧になりやすい

在宅勤務は、いつでもどこでも自分のペースで仕事ができる分、業務時間と休日時間が曖昧になってしまい、結果、就労が長時間になってしまうということが発生しやすくなります。

 

休みの時でも、ついつい仕事をしてしまい、休みなしで、ぶっ通しで働くことになり、最悪のケースには、健康などに影響が出てしまうという事態に陥ってしまうケースもあり得ます。

 

・自己管理能力の高さを求められる

自分で仕事のペースをコントロールできるということは、しっかり自己管理をしなければなりません。ダラダラと、長時間勤務をしてしまったり、逆に、自分のペースで仕事ができず、成果が挙げられなかったりと、セルフマネージメント能力が問われてしまいます。

 

自分で自由に仕事が作れることができる、自己管理能力の高い人は問題ない環境ですが、そうではない人にとっては、非常に困難な環境下での業務になってしまいます。場合によっては出社勤務形態よりもストレスが多くかかるという事態となってしまいます。

 

・コミュニケーションがとりにくい

メリットで挙げた人間関係のトラブルが減るという点にも関連しますが、在宅勤務の場合は、基本的に業務上のコミュニケーションはメールやビジネスチャットが中心となります。

 

実際、相対するコミュニケーションとは違い、相手の状況などがわからない中でのコミュニケーションは慣れないと、大変苦労します。

 

文章・テキスト上での指示を勘違いして、指示とは違う内容で仕事をしてしまうなど、失敗してしまうこともあります。人間関係が希薄になる分、業務上、必要な効率的なコミュニケーション能力が求められる場面が増えることでしょう。

5. 在宅で就職する際のよくある質問

 在宅勤務が可能な会社へ就職する上で、どんなことが必要か、よくある質問と合わせて紹介します。

・ニートや高卒でも就職はできるの?

・完全在宅ワークは未経験でも正社員になれる?

 

それでは具体的に見ていきましょう。

 

ニートや高卒でも就職はできるの?

面接や筆記試験など採用側が求める人材であれば、就職は可能です。在宅ワークが可能な職種は、クリエイティブな仕事も比較的多いので、その分野で実力があれば、学歴などあまり、関係はないでしょう。

 

完全在宅ワークは未経験でも正社員になれる?

未経験だとしても求める能力などが備わっていれば、就職可能です。ここでも未経験だとしても、働いてから、しっかり在宅勤務に適応すれば問題ないでしょう。

セルフマネジメント能力とITスキルがあれば、在宅勤務でおおよその仕事に対応可能です。

就職したい企業が、在宅勤務環境をしっかり組織として整備しているかというのが前提ですが、ほぼ全ての業務は在宅ワークは可能になりつつあります。働きたい企業の条件で在宅勤務ができるかどうかというのも大きな要素になりつつあります。

おわりに

コロナ禍により、今までの出社前提の勤務形態から一気に在宅勤務中心の勤務形態へシフトすることになりました。今までよりも仕事の仕方が多様化しており、かつての当たり前が当たり前でなくなりつつあります。

 

WEB会議システムの発展、一般化によって、自宅にいても世界中の人と簡単にコミュニケーションをとることが可能になり、在宅ワークが一気に主流になることでしょう。

 

今後の就職活動は今までとは違うスキルがより求められることになりそうです。

 

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就活ハンドブック編集部

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