ただの「移動」が「旅」になる!ヒッチハイクで仙台から東京へ!

ただの「移動」が「旅」になる!ヒッチハイクで仙台から東京へ!

はじめに

皆さんが東京に行くことになったら、どんな交通手段で行きますか?
「バス」「新幹線」「青春18きっぷ」など、様々な手段があるんじゃないかと思います。

でも、ぶっちゃけどの手段もお金がかってしまいます。

 

そこで、私がチャレンジしたのは”ヒッチハイク”!

区間は、私が住んでいる仙台から東京まで。

2018年8月19日、僕はヒッチハイクをスタートさせました。

 

距離に換算すると約370kmもあり、高速バスを利用すると7時間はかかります。

途中、心が折れそうになる瞬間もありましたが、経験としてチャレンジして心から良かったと思っています。

 

この体験記では、

・仙台〜東京間で、車が停まってくれやすいポイント場所

・ヒッチハイクあるあるエピソード

をご紹介しています。

 

「東京までの交通費をとことん削りたい!」

「前からヒッチハイクに興味があった!やってみたかった!」

という方から、

「ヒッチハイクって実際どうなの?」

と不安を抱える方まで、広く参考になれば幸いです!

 

始まりの駅は、高速インターのある「長町」駅がオススメ!

はじまりの駅は、仙台から地下鉄で5駅となり(時間にすると10分程度)の、長町駅でした。

というのも、この駅の近くに「長町IC」という高速道路のインターがあるので、車の往来が結構あるんです。

 

仙台〜東京間の道は、比較的田舎を通っていくため、車が停まってくれやすいありがたい区間。

順風満帆なヒッチハイクにするためにも、まずは「長町駅」からスタートし、長町ICまで乗せて行ってくれる方を見つけましょう!

始まりの駅は、高速インターのある「長町」駅がオススメ!

1台目:黒塗りの車に乗ったキレキレのお兄さんに乗せてもらう

まず始めに、手書きのスケッチブックを掲げた場所は、長町駅から1本中に入ったこちらの通り。

なぜ一本入るのかというと、

そっちの方が断然車を停めやすいからなんですよね。

 

地方といえど、駅前は多数の車が行き交います。

ドライバーにしてみれば、ただでさえストレスがかかる状況。

そんな中で、ヒッチハイクをする若者のためにわざわざ車を停める余裕などありませんよね。

 

ヒッチハイクのコツは、「いかに車を停めやすいところでするか」にあるのです。

 

そのため、大通りではなく、一本入ったところで行いました。

 

さあ、本番開始です。

 

 

開始5分後

満面の笑みとともにスケッチブックを掲げ、各車の運転手とアイコンタクトをとります。

まあ、鳴かず飛ばずです。

いつも、1台目を止めるのには30分ほどかかってしまいます。

 

「スケッチブックを掲げたら、すぐに車が停まってくれる」

なんて甘い話があるわけありません。笑

「開始5分だからな…まだ捕まらないか…。」

なんて思っていたその時。

 

「ドッドッドッドッ…。」

突然爆音が鳴り響きました。

100m先からも分かるんじゃないかという爆音と共に、突然現れた一台の黒塗りの車。

「わ…輩…?」

と少しビビる僕。

 

その車は、僕から10mほど離れたところにとまりました。よく見ると、中からお兄さん(スキンヘッド)がこちらを見ているではありませんか。

 

地元では切れたナイフと呼ばれていた僕でした(嘘です)が、さすがにビビります。生まれたての小鹿のように足がガタガタと震えます。

しかし、僕はあえてそんな様子はおくびにも出さず、満面の笑みで近づきます。

「乗せてくれるんですか…?」
「おうよ!!」

 

実際乗ってみると、見た目のイカツさとは裏腹に、めちゃくちゃノリがいいだけのお兄さんでした。

そんなこんなで、なんとか一台目をゲットした僕は、長町ICの前へと乗せてもらうことに成功したのです!

 

正直、かなり緊張もしていたので、お兄さんと具体的に何を話したのかは覚えていないですが、、めちゃくちゃ応援してくれたのだけは覚えています。

順調なスタートでした。

2台目:某メーカーで営業担当のおじさま方に拾ってもらう

そして長町ICの前に着き、僕はびっくりしました。

 

「人…いねえぇぇぇぇ…!!!」

 

 

写真を撮ったときは車いたんですけどね…写真撮るんじゃなくてさっさとヒッチハイクしていればよかった……。

辺りを見渡してみると、見渡す限り田んぼ、田んぼ、田んぼ…。
これは今日中に着かないかもな…なんて絶望的に思えてしまうほど、車の姿がありませんでした。

 

しかし、なんだかんだ5分後。車に乗せてもらうことに成功しました。

高速道路に入ってしまえば、ヒッチハイクの難易度はぐっと簡単になります。

 

次の目的地を「国見サービスエリア(以下SA)」に決めていました。乗せていただいたのは某メーカーの営業だというお二人のおじさま。

就活生だということを伝えたら、社会人としての生活していくにあたっての心構えや、本音、楽しい所を話してくれました。

ヒッチハイクをしなければなかなか出会えなかったような、面白い出会いがあるのもヒッチハイクの醍醐味の一つです。

そして、車はあっという間に国見SAへ着きました。

 

3台目:学生さんの車に乗せてもらい、一緒に東京へ!

SAに着き、次の目的地をどこにしようか考えます。

大体いつも「国見SA→安達太良SA→那須塩原SA→東京」の流れなので、今回もそのパターンで行くことにしました。

いつもと同じようになんとか着くだろう、、と前向きに考え、国見SAの出口付近でスケッチブックを掲げます。

 

すると僅か5分で、一台の車が停まりました!

「乗っていいよーー!」

声をかけてもらった僕は、思わず

「マジっすか!!」

と叫んでしまいました。

 

早い。早すぎる!

いつもはここで30分ほど足止めを食らうのですが、あまりの順調さにびっくりしてしまいました。

 

その車は学生さんの車で、合宿の帰りだったそう。

びっくりしたのは、彼らの行き先。

学生「どこまでヒッチハイクで行くんですか?」
「あ、最終的には東京まで行こうと思ってるんですけど…」
学生「僕たち池袋まで行くんですけど、一緒に行きまs…」
「行かせてください!!!!!!」

 

食い気味に応答しました。

あの時の反射神経は、人生でも一二を争うほどだったのではないでしょうか。

 

その学生さん達にはとてもよくしてもらい、仲良くなったので、最後は池袋で一緒につけ麺を食べました。

あの時のつけ麺は美味しかったです…。

※下の写真は、帰り際に池袋駅前で撮った写真です

 

最後に:だからヒッチハイクはやめられない!

何はともあれ、次の日の「ジョーカツインターン」に間に合った私。

渋滞もあったので、大体7時間ほどで着きました。

今まで6回ほど仙台から東京までヒッチハイクをしましたが、朝に出れば確実に夜までには東京に着きます。

 

最初は怖いかもしれませんが、ヒッチハイクという交通手段は面白いと思いますよ。

何より、ただの「移動」が「旅」になるというのは、とても退屈しません。

他の地方就活生のみなさんにも、ぜひ使ってもらいたいです。笑

 

僕もまたヒッチハイクで東京を目指すので、東京やジョーカツで僕を見かけたらぜひ声をかけてくださいね!

 

一緒に就活頑張りましょう(‘ω’)ノ

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就活ハンドブック編集部

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