【海外就職】9つのテーマから海外就職徹底解説!

【海外就職】9つのテーマから海外就職徹底解説!

2022年4月16日更新

はじめに

社会のグローバル化が進む現代では、海外で働く日本人が数多くいます。

 

そんな海外での就職に興味がある皆さん、こんな悩みを抱えてはいませんか?

 

・海外就職に関する知識がほとんどない。
・自分が海外で就職できるのかどうか判断できない。
・海外就職に向けて今何をしておけばいいのかがわからない。

 

この記事では、このような悩みをすべて解決します

 

最後まで読んでいただければ、あなたには次のようなメリットがあります

・海外で就職するために必要な知識が身に付き、海外就職を現実化させるための具体的な行動ができるようになる。

・海外で就職するかどうかの判断基準を獲得でき、就活の方向性が鮮明になる。

 

ここからは以下のテーマに沿って解説していきます。

 

難しい内容ではありませんので、気軽に読んでくださいね。

 

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1.海外と日本の就職活動の違い

まずは海外と日本の就職活動の違いについて、以下の3つの観点から解説していきます。

 

1.就活の時期

2.求められる人材

3.従業員の評価方法

1-1.就活の時期

日本と海外では就活の時期が異なります。

海外では、企業は毎年同じスケジュールで求人をかけるのではなく、必要に応じて随時募集をかけるのが一般的です。

 

というのも、海外では日本のように学生が就活をする時期が決められておらず、学生がそれぞれのタイミングで就活するのです。

 

卒業してすぐに就職する人もいれば、旅行やボランティア活動など自分のやりたいことをやってから就活を始める人もいます。

 

新卒一括採用は日本独自のシステムなのです。

1-2.求められる人材

日本と海外では求められる人材が違います。

 

日本では、スキルのない新卒を採用して研修等を通じて育てていくのが一般的です。

 

しかし、海外では研修等が充実していないことが多く、即戦力となる人材が求められます

 

つまり、採用後すぐに仕事を任せられるようなスキルを持った人材を採用したがるのです。

 

海外で就職したいなら、即戦力として認められるようなスキルを有している必要があります。

 

1-3.従業員の評価方法

日本はいまだに年功序列主義が一般的ですが、海外では多くの国が成果主義を採用しています。

 

成果を上げられる人材は、年齢などにかかわらず出世できるなど、相応の待遇を受けることができます

 

実力のある人がきちんと評価される仕組みになっているのです。

2.海外就職に向いている人

ここでは海外就職に向いている人の特徴を次の2点から見ていきましょう。

 

1.積極的に行動できる

2.新しい環境に順応できる

 

2-1.積極的に行動できる

常に積極的に行動できる人は海外就職に向いています。

なぜなら、海外では就職活動中も就職後も周囲に対して「自分ができること」や「自分の成果」を積極的にアピールし、行動できる人が評価されるからです。

 

日本では控えめであることが美徳とされる文化がありますが、海外では控えめな様子はネガティブに捉えられてしまうことも少なくありません。

 

積極性は海外就職に必須の能力です。

2-2.新しい環境に順応できる

環境の変化にすぐに順応できる人は海外就職に向いています。

 

海外就職は大きな環境の変化をもたらしますが、それにすぐに順応して仕事をしなければならないからです。

 

言語・文化・考え方などあらゆる面で日本と異なる環境は、身体や心に強いストレスをもたらします。

 

すぐに順応できるような人でなければ海外で働くのは難しいでしょう。

 

3.海外就職に向いていない人

海外での就職は決して簡単なことではないため、上記のことができない人に海外就職は向いていません。

 

ただし、これから様々な経験を積むことで、上記の能力を身に着けることができたなら挑戦してみても良いでしょう。

 

先述のとおり、海外の就活は日本のような新卒一括採用ではないので、経験やスキルを得てから挑戦しても遅くはありません

4.海外で就職しやすい職種4選

ここでは海外で就職しやすい職種4選を紹介します。

 


1.日本企業の海外駐在員
2.日系海外法人の従業員
3.ITエンジニア
4.日本語教師

4-1.日本企業の海外駐在員

一度日本の企業に務めてから海外転勤している人のことを駐在員と呼びます。

日本にいる間に仕事で成果を出した上で語学力を持ち合わせていれば、駐在員にはなりやすいでしょう。

4-2.日系海外法人の従業員

海外就職であっても、日系企業の海外法人であれば就職しやすいといわれています。

 

社内において日本語でコミュニケーションを取れるようにしたいと考えている日系海外法人は少なくないからです。

 

ただし、現地で採用された場合、駐在員よりも給与が低くなることが多いことは覚えておきましょう。

4-3.ITエンジニア

プログラム言語は世界共通なので、ITエンジニアは海外で就職しやすいです。

 

ITエンジニアとしてのスキルや経験があれば、どこの国でも就職できるでしょう。

4-4.日本語教師

アジア圏などの日本語需要が高い国であれば、日本語教師は就職しやすいです。

 

なお、日本語教師として教えるには、養成講座を受講するなど一定の要件を満たす必要があります。

5.国を選ぶときの5つのポイント

ここでは海外で就職する国を選ぶ5つのポイントを解説します。

 

1.就業ビザの取得条件

2.現地の言語

3.生活環境

4.物価水準

5.今後のキャリア形成に繋がるか


5-1.就業ビザの取得条件

国を選ぶ際、就業ビザの取得条件は非常に重要な要素となります。

 

なぜなら、就業ビザの取得条件は国によって異なっており、就業ビザを取得できなければ、そもそもその国で就職することができないからです。

 

海外での就職に就業ビザの取得は必須ですので、候補となる国の就業ビザ取得条件を確認しましょう。

 

5-2.現地の言語

どの言語が話されているのかは重要です。

 

海外で就職するならば、当然その国の言語を習得しなければ仕事も生活もしていけないからです。

 

英語がどの程度通じるかというのも調べておきましょう。

 

5-3.生活環境

生活環境や治安から国を選ぶのも一つのポイントです。

 

海外はあらゆる生活環境が日本とは異なるため、少しでも慣れ親しみやすい国を選ぶことが大切です。

5-4.物価水準

国を選ぶ際にはその国の物価水準も調べておく必要があります。

 

「物価水準」と「現地採用なのか日本からの転勤なのか」の2つの要素によって、現地での生活水準が大きく変わってくるからです。

 

現地での暮らしの良し悪しに関わってくる物価水準は、きちんと把握しておきましょう。

 

5-5.今後のキャリア形成に繋がるか

今後のキャリア形成に繋がるかで国を選ぶことも大切です。

 

その国で仕事をして得られる経験やスキルが今後どのように評価されるのかを見据えておくことで、長期的なキャリア形成が上手くいきやすくなるからです。

 

国と仕事を選ぶ際は、長い目で見ておきましょう。

6.海外就職におすすめの国5選

国を選ぶ際のポイントを踏まえた上で、海外就職におすすめの国5選を紹介します。

 

1.オーストラリア
2.アメリカ
3.シンガポール
4.ベトナム
5.インド

それぞれのおすすめポイントを見ていきましょう。

6-1.オーストラリア

オーストラリアのおすすめポイント

 

・公用語が英語なので、新しい言語を覚える必要がない。

・生活環境や治安が良くて日本人にとって過ごしやすい。

・物価水準が高く、その分給与も高い。

6-2.アメリカ

アメリカのおすすめポイント

 

・公用語が英語なので、新しい言語を覚える必要がない。

・経済規模が大きいため、仕事がたくさんある。

・日本人が多く住むエリアがあり、人脈を作りやすい。


6-3.シンガポール

シンガポールのおすすめポイント

 

・英語が公用語の一つとなっており、英語さえできればコミュニケーションが取れる。

・生活環境や治安が良いため住みやすい。

・シンガポールに移住する日本人も多く、日本人との人脈が作りやすい。

6-4.ベトナム

ベトナムのおすすめポイント

 

・アジア圏の中では比較的治安が良い。

・物価水準が低いため、海外転勤ならば余裕のある生活が送れる。

・日系企業の海外進出先として人気があるため、現地で就職しやすい。

6-5.インド

インドのおすすめポイント

 

・公用語ではないが、多くの場合英語が通じる

・国の経済成長が著しく、仕事がたくさんある。

・日系企業の進出が増えており、現地で就職しやすくなってきている。

7.海外で就職する方法3選

ここでは海外で就職する具体的な方法3選について解説します。

 

1.日本でグローバル企業に就職して海外転勤

2.海外留学やワーキングホリデーを通じて就職

3.海外求人に申し込む

 

7-1.日本でグローバル企業に就職して海外転勤

新卒の場合、日本で海外志向の強いグローバル企業に就職し、その後駐在員として海外転勤するというのが現実的な方法の一つです。

 

日本で最低でも数年は勤務して実績を残し、海外転勤を任せられるような評価を受けることで、海外転勤が視野に入ってきます。

 

仕事の実力のある人であれば、安全かつ現実的な方法でしょう。

 

7-2.海外留学やワーキングホリデーを通じて就職

海外留学やワーキングホリデーを通じて就職するという方法もあります。

 

具体的には、留学中・ワーキングホリデー中に専門スキルや経験を積むことによって、即戦力として認められるような人材に成長するということです。

 

未経験ではなく確かなスキルや経験があれば、就職することは難しくないでしょう。

 

また、海外でインターンをして企業に自分の能力をアピールすることも、海外で就職する上で重要な要素です。

 

7-3.海外求人に申し込む

海外求人に申し込むという方法もあります。

 

新卒など未経験の場合は難しい方法ですが、Webサイトを通じて海外求人に直接申し込みをして就職を狙うということです。

 

直接申し込む以外にも、後述する海外就職支援サイトを通じて海外求人に申し込むという方法もあります。

8.海外就職したい人がやっておくべきこと3選

海外就職を目指す人が今のうちにやっておくべきこと3選について解説していきます。

 

1.英語力の向上

2.専門スキルを習得・経験を積む

3.現地滞在(海外留学・ワーキングホリデー・キャリアイベント)


どの国で就職するにしても、世界の共通語である英語は必須スキル
であり、海外就職するのであれば英語はできてあたりまえです。8-1.英語力の向上

 

ビジネス英語で問題なくコミュニケーションを取れるレベルまで英語力を向上させましょう

 

具体的には、TOEICなら945点以上が高い英語を持つ者として国際的に評価されます。

 

高いレベルが求められるものの、英語さえできればどの国でもビジネス会話ができるともいえるので、しっかりと勉強しましょう。

8-2.専門スキルを習得・経験を積む

先述のとおり、海外では即戦力となる人材が求められます。

 

したがって、即戦力として認められるような専門スキルを今のうちに身に着けておくことは有効です。

 

具体的には、プログラミング言語のような専門スキルを習得したり、海外での就職に向けた仕事の経験を積んでおくと良いでしょう。

 

海外就職を見据えた行動を重ねていくことが大事なのです。

 

8-3.現地滞在(海外留学・ワーキングホリデー・キャリアイベント)

現地で生活して初めてわかることも多いため、働いてみたい国に一度滞在してみることも重要です。

 

滞在中には、前述の英語力の向上や専門スキルの習得などを目指したり、インターンやキャリアイベントに参加したりして就職への道筋を作っておくと良いでしょう。

 

未経験ではなく、即戦力として認識される人材になることを目指して行動することが重要です。

9.海外就職を目指す人におすすめのサイト3選

最後に海外就職を目指す人におすすめのサイト3選を紹介しますので、うまく活用して夢の実現に役立ててください。

 

1.マイナビ国際派就職

2.ABROADERS CAREER(アブローダーズキャリア)

3.WORLD POST

 

9-1.マイナビ国際派就職

マイナビ国際派就職は、留学生など語学が堪能な学生を対象に、多くの企業情報を提供しているサイトです。

 

将来的に海外勤務のチャンスがある会社も紹介しているため、海外就職を検討している学生にはぜひ利用してほしいサイトの一つです。

9-2.ABROADERS CAREER(アブローダーズキャリア)

ABROADERS CAREERは、日本人にとって身近なアジア圏の海外求人をまとめて扱っている日本人向けのサイトです。

 

自分の能力に合った求人情報を探しやすく、アジア圏を視野に入れている方にはおすすめのサイトです。

9-3.WORLD POST

WORLD POSTは、アジア圏に限らず広く海外の求人情報を取り扱っているサイトです。

 

アメリカ・ニュージーランド・インドなど、とにかく幅広い国々の求人情報が掲載されているため、就職したい国が決まっていない方はまずここで調べてみることをおすすめします。

 

おわりに

この記事では、海外で就職するなら絶対に知っておきたい情報や、海外就職に向けて今何をしておくべきなのか等について紹介してきました。

 

新卒で海外就職を目指す場合も、一度国内で就職してから海外就職を目指す場合も、求められるのは「即戦力」であることを意識しておきましょう。

 

海外就職について悩んだときには、またこの記事を参考にしてください。

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