【何もしてない人必見】就活でまずやるべきこと5選!

【何もしてない人必見】就活でまずやるべきこと5選!

2022年2月22日更新

はじめに

就活シーズンは例年3月から本格的に始まりますが、それまでに何もやっていない学生は案外多いです。

 

しかし、選考で有利に立ち回るにはできる限り早くから就活を始めるのが重要です。

なぜなら準備期間が長いとそれだけ自分や企業のことが理解でき、効果的なアピールが可能になるからです。

 

そうはわかっていても「何をすればいいかわかんない」「なんかやる気が出ない」といった理由で就活が進んでいない人も少なくないと思います。

 

そこで当記事では、まだ就活を始めていない人が何をするべきなのかについて解説していきます。

 

 

<目次>

1 就活で何もしていない理由と対策

  1-1 何をすればいいかわからない

  1-2 就活をしたくない

  1-3 就活をするべきかわからない

 

2 就活でまずやるべきこと5選

  2-1 就活の流れの把握

  2-2 自己分析

  2-3 企業研究

    2-3-1 誤ったキャリア選択を回避するため

    2-3-2 志望動機を強化するため

  2-4 ES(エントリーシート)の作成

    2-4-1 作成するESの数が多くなるから

    2-4-2 質の高い内容が求められるから

  2-5 試験対策

    2-5-1 適性試験

    2-5-2 面接・グループディスカッション

 

3 できればやっておきたいこと3選

  3-1 企業説明会と合同説明会

  3-2 インターンシップ

  3-3 OB訪問

 

4 【まとめ】

1. 就活で何もしていない理由と対策

就活でやるべきことを紹介する前にまずは就活を中々進められない理由とその対策について解説していきます。

 

やるべきことがわかっていても、やる気がなければできないですよね。

就活をしていない理由は様々あると思いますが、まずは原因を特定してそれに対処するようにしましょう。

 

 

1-1.何をすればいいかわからない

就活をしていない理由としては、何をすればいいのかわからなくて行動していないパターンが多いです。

 

そのような人はまずわからないことを調べるところから始めましょう。

就活はほとんどの学生にとって初めての体験であり、誰しもゼロからスタートしています。

 

しかし、それでも就活を進められている人はたくさんいます。進められていない人との違いが何かというと「わからないことを調べているか」これだけです。

 

最近はネットに就活関連の記事がたくさんあり、その気になればいくらでも情報収集ができます。

就活は数多くの業界・企業から志望先を見つけなければならず、早かれ遅かれ調べる作業は必ず伴います。

 

何をすればいいのかわからない人は、まず何をすればいいのか調べましょう。徐々に知識をつけていけば次に何をするべきかが明確になってきます。

 

自分でやるのがどうしても難しい人は就活塾や就活エージェントなどを頼るのも検討してみましょう。

 

 

1-2.就活をしたくない

やるべきことはわかっているけれど、就活をしたくなくて行動していないといった理由もあります。

 

就活をしたくない気持ちは「間違えた行動をしてしまうのが怖い、恥ずかしい」「人生の転換点で思いきった一歩が踏み出せない」というように、主に就活に対する不安から来ていることが多いと思います。

単に「面倒くさい」という理由でやっていない人もいるでしょう。

 

中々踏ん切りがつかない場合は、一度自分の将来を思い描いてみましょう。

おそらく今後働かないで生きていける人は、そうそういないと思います。

いずれは何かしら、働くことになるでしょう。

 

どうせ働くことになるのであれば、自分に向いている仕事をしたいと思いませんか。

そして、そのためには就活をするしかありません。就活を通して自分に合った職探しをするしかないのです。

 

就活に出遅れると、やりがいのある仕事や条件の良い仕事はどんどんなくなってしまい、自分の首を絞めることになります。

 

自分が就活をやるべきだとわかってはいるけどやりたくないと思っているのであれば、将来のことを考えてみて行動を起こしましょう

 

 

1-3.就活をするべきかわからない

就活をするべきかどうか迷っていて動けない人もいるでしょう。

公務員と民間企業のどちらにするのか、あるいは就職しないで進学や留学をするのか、学生には様々な道があります。

 

これらの選択は大いに悩むべきではありますが、就活直前まで悩むというのはおすすめできません。

というのも就職の道を選んだ場合、対策が後手に回り、不利になってしまうからです。

 

公務員と民間企業では選考の時期がズレるうえに試験対策も異なります。

 

どの道を選べばいいのかわからなくて就活できないという人は「自分にとってメリットが大きい」「後悔しない」「やりたい」方の道を選びましょう。

2.就活でまずやるべきこと5選

本章では就活を何もしていない学生がまずやるべきことを5つ紹介します。

その5つとは以下のとおりです。

 

・就活の流れの把握

・自己分析

・企業研究

・エントリーシートの作成

・試験対策

 

これらは今後の就活の明暗を分ける要素と言っても過言ではないので、就活前には最低限行うようにしましょう。

 

 

2-1.就活の流れの把握

まずは、就活がどのような流れで進んでいくのかを把握する必要があります。

政府主導で取り決めがなされた就活規定では、

 

【3月】広報活動開始

説明会などを通した企業の情報提供が始まる

 

【6月】選考活動開始

筆記試験や面接などを通して応募者の選考が始まる

 

と定められています。

 

3月から本格的に就活が始まり、6月から内定者が出てくることになります。

 

しかし、これはあくまでも目安。この流れに従わない企業はかなり多くあり、実際に前年から広報や選考をスタートしている企業もあります。

3月の段階で内々定を決めるような企業も少なくありません。

 

3月から就活が本格化するのは間違いありませんが、選考を行い内々定を出す期間は企業により大きく異なってくるのが現状です。悠長に構えている間に志望先の選考が終わっていたといったことにもなりかねないので、各企業の採用スケジュールは必ずチェックしておきましょう。

 

 

2-2.自己分析

次に挙げられるのは、自己分析です。

自己分析を怠っている就活生は割と多くいます。しかし、自己分析は必ずやるべきです。

なぜそう言えるのか。その答えは自分の就活軸を見つけるためです。

 

就活軸とは就活においてここだけは譲れないという点、いわば企業選びの基準と言えます。

就活軸が決まっていなければ企業選びの軸も定まらないので、あちこちの業界、業種、職種を選んでしまい、まとまりのない就活になってしまいます。

 

したがって、まずは就活軸を決めるのが最重要なのですが、そのために必要なのが自己分析です。自己分析で過去の経験から自分の性格や強みを割り出して初めて「自分の強みは〇だから〇に関連する企業を探してみよう」となります。

 

自己分析は就活の基本中の基本と言うことができるので、何もしていないという人はまず自己分析を始めましょう。

 

自己分析の具体的な方法としては、自分のこれまでの経験を紙に書いてみましょう。過去に自分がどのような体験をしてきたのかがわかれば自分の得意分野が明らかになります。

 

どうしても思い浮かばない人は他の人に自分のことを聞く他己分析をしてみましょう。自分では気づいていなかった自分の特徴が見えてくるかもしれません。

 

 

2-3.企業研究

企業研究も就活において、自己分析に並んで重要な要素と言えます。

就活を成功させるためには企業研究を充実させる必要があります。

その理由は以下の2つです。

 

2-3-1.誤ったキャリア選択を回避するため

企業研究をする目的は「興味のある仕事を見つける」「自分の強みを最大限活かせる仕事を見つける」といったところにありますが、突き詰めればこれは「誤ったキャリア選択を回避するため」ということができます。

 

企業の理解が中途半端で入社したばっかりに、実は自分の性格・能力と企業の社風・業務がマッチしていなかった事例は珍しくありません。若手社員の転職者が多いことからも、企業研究を怠っている就活生がたくさんいることがわかります。

 

2-3-2.志望動機を強化するため

志望動機の内容を充実させるためにも、企業研究は必須です。

企業研究をしていれば、必然的に企業の具体的な仕事内容に触れることになるので「なぜ興味を持ったのか」「どんな職種に就きたいのか」「将来的に何をしたいのか」がはっきりしてきます。

 

企業研究を中途半端にしていると、志望動機が薄くなるため書類選考すら通らない、面接で深掘りされた際に答えられないといったことに陥ります。

 

自分のやりたい仕事ができる企業の内定を確実に獲得するためには、企業研究が必要不可欠なのです。

 

 

2-4.ES(エントリーシート)の作成

企業の選考に参加するには、ESを提出する必要があります。

 

ESとは、いわゆる履歴書のようなもので、企業によって作成されたフォーマットに書き込み提出します。

聞かれる内容は企業によって異なりますが、「志望動機」「自己PR」「学生時代に頑張ったこと」のような基本的な質問は必ずと言っていいほど質問されるので考えておく必要があります。

 

中には、選考に参加することを決めた段階で作成すればいいと考える人もいるかもしれませんが、ESは早めに準備しておくのが肝要です。

 

就活が本格化する前にESの作成に取り掛かるべき理由は以下の2つです。

 

2-4-1.作成するESの数が多くなるから

就活生のESの平均送付数は20社ほどで、学生の中にはそれ以上の企業を受ける人もいますが、その際に大変なのは応募する企業分のESを作成する必要があることです。

 

就活の体験談では「ESの作成に徹夜した」「ESが終わらなくて苦労した」という意見が多く見られます。

興味のある企業が多く、たくさん応募することになれば、エントリーシートの量も膨大なものになるので、考えられる部分はあらかじめ考えておくのが良いのです。

 

2-4-2.質の高い内容が求められるから

もう1つの理由は、エントリーシートは選考の一部であり、内容も重視されるからです。

エントリーシートの通過率は、企業によりますが大体平均すると50%前後となります。

つまり、20社応募しても10社ほどしか通らないということです。

 

しかし、本命の企業の選考はなんとしても突破したいと思いますよね。

通過率を上げるにはエントリーシートの内容を充実させ、周りとの差別化を図るしかありません。

そのためには、一社一社内容を熟考して書く必要がありますが、直前に作成を始めたのではとても時間が足りず、内容も薄くなってしまいます。

 

その点、就活が本格化する前に取り組んでおけば、ゆっくり丁寧に作成できるので完成度の高いエントリーシートに仕上げることができます。

 

企業の採用担当者は、たくさんの応募者のエントリーシートに目を通しており、一つ一つ丁寧に見ていません。ですので、エントリーシートには十分に時間をかけ、内容や構成、伝え方を工夫することで担当者の目にとまるようなエントリーシートを作成するよう心がけましょう。

 

 

2-5.試験対策

試験対策も、就活でまずやっておきたいことの1つです。

選考における試験は、筆記試験や口頭試験(面接)がほとんどですが、企業によって試験の種類は様々で、SPIのような適性試験を取り入れているところもあれば、企業独自の筆記試験を行っているところもあります。

 

また、近年はグループディスカッションを取り入れる企業が多くなっており、選考は更にシビアになっています。

 

民間企業であれ公務員であれ試験は必ず受けることになるので早めに対策をしておきましょう。

特に対策を必要とするのは以下の2つです。

 

2-5-1.適性試験

適性試験は非常に種類が多く、それぞれ問題の傾向も違います。出題範囲がかなり広く、漫然と対策をしていたのでは時間を無駄に使ってしまいます。

 

そのため、まずは志望先が例年どの適性試験を行っているのかをチェックしましょう。あらかじめ問題の傾向を把握していれば、その分野だけの勉強で済むので効率的に対策を進めることができます。

 

中でも時事問題が出題される場合は要注意です。時事問題は最新のニュースを扱うため過去問を解いていても対策になりません。日頃からネットニュースや新聞に目を通すことで時勢を把握し、場合によっては参考書などを利用しても良いでしょう。

 

2-5-2.面接・グループディスカッション

面接やグループディスカッションは、一人での練習がなかなか難しい試験科目です。

 

話す内容や戦略を練り口に出す練習は一人でも可能です。

しかし、面接もグループディスカッションも自分の主張をするだけではなく、状況によって臨機応変に対応する必要があるので、必ず練習相手を見つけて実践的な練習をするようにしましょう。

 

おすすめなのは、大学のキャリアセンターや就活エージェントを利用することです。友人に頼む方が気軽さがありますが、キャリアセンターや就活エージェントには専門アドバイザーがいて、面接における課題点、改善点を教えてくれます。

 

細かいフィードバックをもらえる機会はあまりないので、これらのサービスを積極的に利用することで、実践練習の機会をどんどん増やしていきましょう。

3.できればやっておきたいこと3選

ここまで就活においてやっておくべき必要最低限のことについて解説してきました。本章で紹介することについても行うことができれば、より就活が充実するでしょう。

 

 

3-1.企業説明会と合同説明会

まず挙げられるのは説明会への参加です。

説明会には以下の2種類があります。

 

・個別説明会:企業が自社で開催する

・合同説明会:大きな施設に複数の企業が集まって開催される

 

説明会に参加するメリットは、実際に社員から企業に関する説明を直接聞けることです。

ホームページや本で調べていても、理解しにくい点や疑問点が出てくることは良くあると思います。

説明会では現役社員がわかりやすく企業について解説してくれるので、働くイメージが湧きやすくなります。

 

また、不明点があれば質問もできるので、より企業研究が深まるでしょう。

 

 

3-2.インターンシップ

続いてやっておきたいのはインターンシップです。インターンシップとは職場体験のようなもので、応募すれば実際に企業を訪問し、業務の一部を体験できます。

 

インターンシップは企業が行っている実際の業務を身をもって体感することができるので、説明を聞くよりも断然企業の実態を把握しやすいでしょう。

 

入社後にしかわからないことを就活の時点で知れるというのは、大きなメリットです。「なんかやりたいことと違った」と入社後にギャップを感じてしまうことはよくある話ですので、インターンシップを経験して自分の就活軸と企業の特徴が一致するのか確認するようにしましょう。

 

 

3-3.OB訪問

OB訪問も就活では、ぜひやりたい活動の1つです。

OB訪問は、企業に勤めている現役の先輩社員を訪問することで直接話を聞けるいい機会です。

 

説明会では企業の概要に関する説明が主であり、一方的に説明されるため、志望者はどうしても受身的な立ち位置になります。複数の志望者が参加するので質問しづらいこともあるかもしれません。

 

しかし、OB訪問は基本的に一対一で説明を聞くというよりは、知りたいことを聞くというスタイルになります。社員との会話を通しての説明なので、説明されていることと聞きたいことの内容が食い違うこともありません。

 

またOB訪問では、説明会では説明してくれない職場の雰囲気や人間関係などに関する社員のリアルな声を聞くこともできます。インターンシップと同様、企業の実態を把握するのに非常に有益な機会ですので、ぜひ積極的にアプローチしていきましょう。

4.【まとめ】

当記事では、就活で何もしていない人が何をするべきかについて解説してきました。

 

就活に取り組む時期が遅い学生は多くいますが、「他の人もやってないから自分もまだいいや」となってはいけません。

 

就活は皆さんの人生の転換点。頑張り次第で良い人生にも悪い人生にもなります。わからないことだらけだとは思いますが、「あのとき頑張っていれば」と後々思わないよう勇気を出して就活に乗り出しましょう。

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就活ハンドブック編集部

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