【例文付き】留年は就活で不利? 留年のアピール方法も公開!

【例文付き】留年は就活で不利? 留年のアピール方法も公開!

2022年2月22日更新

はじめに

「留年って就活で影響ありますか?」

結論からいうと、留年した理由によります

 

留年とひとことで言っても色んな理由があって、人事はそれらの理由により「真面目な留年」、「不真面目な留年」、「情状酌量の余地のある留年」と大きく3つに層別しています。

 

「真面目な留年」の場合はアピールポイントになりますし、「情状酌量の余地のある留年」の場合はニュートラルな印象で話を聞くことができます。

 

一方で、「不真面目な留年」の場合はどうしても減点を食らい、マイナスからのスタートとなりますが、持って行き方次第ではリカバリー可能です。

 

「でも、どうやって挽回したらいいの?」

答えは文中で解説していますが、「失敗を失敗で終わらせない」「短所を長所に変換する」ある「型」があります。

 

本記事では、留年が就活で不利になるのかをハッキリさせたうえで、留年しても逆にそれをアピールに変えてしまうテクニックを公開します。

留年中の過ごし方も重要なアピール要素になりますので、その辺りも解説していきますね。

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1.【人事目線】留年は就活に影響するか?

あなたが1番気になる点は「留年は就活に影響するのか?」だと思いますが、答えは「理由によるです。

 

留年が気になる企業は「なぜ、留年したのですか?」と留年した理由を決まって聞いてきます。

なぜなら、その学生の留年する理由が「ポジティブな理由」「ニュートラルな理由」「ネガティブな理由」のどれなのかを探りたいからです。

ポジティブな理由(アピール可留学、ワーキングホリデー、インターンシップ
ニュートラルな理由(中身によるバイトや部活・サークルへの没頭、病気、経済的な事情、家庭の事情
ネガティブな理由(挽回可能授業のサボり癖、授業についていけない、遊び、就職浪人

 

ポジティブな理由の1つに「留学」があります。

ポジティブと言っても、人事側からすると「スケジューリング管理、どうなってるの?」と突っ込みたいところですが、まだ目的を果たしたうえでの留年なので割り引かれてアピール次第ではポジティブに捉えられます。

 

次にニュートラルな理由は、中身で判断されます。

たとえば、部活でも全国大会に行くようなレベルの部であれば、アピールポイントのほうが留年のデメリットよりも大きいかもしれません。

また本人の病気、リストラなどで学費が払えない親の経済力を補填するためのバイト三昧や親の介護などの家庭の事情による留年は情状酌量の余地のある「やむを得ない理由」なので、ニュートラルな印象を持ちます。

 

ただし、精神疾患のような病気だと入社後に本人が仕事や人間関係に耐えられないとみなされて敬遠される可能性があります。

 

最後にネガティブな要素については明らかに本人に非がありますので、第1印象はかなり負のレッテルを貼られます。

ただ、受け答えの中で反省する姿勢や克服した過程を見せることで、自分の非を認める素直さや失敗から更生した学生だと評価され、挽回可能なケースもあります。

 

したがって、説明の順番や伝え方次第で負の要素が逆に加点につながる場合もあるので、次の「型」を参考にしながら事前に回答を作り上げて面接に臨みましょう。

 

 

1-1.回答のポイント

回答のポイントは、留年というマイナス要素からどれだけプラスに持っていけるかです。

 

最悪のケースは「留年した理由は?」と質問され、終始ネガティブな印象で終わってしまうことです。

もちろん、話す内容も大切ですが、メラビアンの法則でもわかっているように、表情や声のトーンなど「見た目」や「話し方」で面接官の印象がガラリと変わりますので、明るくハキハキと答えるようにしましょう。

 

注意点としては、留年の理由を他責にしないことです。

たとえば、「教授が厳しかったので留年しました」「アルバイトが忙しかったので…」というように、責任を外に向ける言い訳は通用しませんし、見苦しいので減点対象になります。

すべて自分の責任だと捉えて反省し、更生する学生の姿を人事は見たいので絶対に自責思考でいきましょう。

 

加えて、「特にありません」「ダラダラと過ごしていたから…」など、なんの反省もなく、改善点も見受けられない場合は不合格直行となりますので気を付けてください。

 

上記を踏まえた上で話す内容にもコツがありますので、加点される「型」を次のチャプターで解説していきます。

 

 

1-2.回答の型

下記が留年という負の要素を逆アピールに変えてしまう回答の『型』です。

 

 ①留年した理由 → ➁その原因 → ➂反省と克服の過程

  → ➃卒業見込みの示唆 → ➄留年から学んだこと

   → ⑥今後失敗しないために心がけること・行動していること

 

この「型」どおりに答えてもいいですし、たとえば➁と③をミックスして話したり、順番を入れ替えても、これらの要素をすべて含んでいれば大丈夫です。

 

①留年した理由

まず留年した理由としてアルバイト、部活、遊び、留学など留年になった理由を端的に答えます。

 

➁その原因

次に「なぜ、それが留年を引き起こしたのか?」、その原因を説明してください。

①の理由が表層的であるのに対して、留年を生み出した根本原因を示すことで失敗を分析している姿勢が面接官に伝わり加点要素となります。

 

逆に、失敗を一過性のものとみなして何も分析しない学生は同じ過ちを繰り返すリスクがあるとみなされ減点対象になります。

 

➂反省と克服の過程

そのうえで真摯に反省していること、そして克服過程を示していきます。

実はこのパートが最も大切です。

 

反省の意を示すことで素直な学生だと好印象を持たれますし、克服する過程を見せることで「失敗を失敗で終わらせない」と印象付けられ加点要素となります。

 

➃卒業見込みの示唆

留年する学生に対して、企業側は「内定を出しても単位不足でまた留年になるんじゃないか?」という不安がありますので、卒業見込みを示唆することで不安を払拭しておきましょう。

 

➄留年から学んだこと

失敗から学んだことを伝えることで、入社後は同じ過ちを犯さないと面接官に安心感を与え、学習能力があることをアピールできます。

 

⑥今後失敗しないために心がけていること・行動していること

「失敗して反省して終わり」では芸がないので、日常生活で実際に心がけていることや既に行動に移していることを示すことで説得力や信憑性が増していきます。

 

 

まとまめると、

 

 ①私が留年した理由は~です。(留年した理由

 

 ➁それは私が~だったからです。(その原因

 

 ③それ以降は~と反省し、~するようになりました。(反省と克服の過程

 

 ➃現在は確実に単位が取得できており、来年の3月には卒業を見込めます。卒業見込みの示唆

 

 ➄留年を通じて~を学びました。(留年から学んだこと

 

 ⑥今後は同じ過ちを繰り返さないように~しようと心がけています/既に~しています

 (今後失敗しないために心がけること・行動していること

 

この型をみても、まだピンと来ないかもしれませんので、次のチャプターで実際に回答例を示していきますね。

 

 

1-3.回答例

それでは人事が「留年した理由は?」と質問してきた場合の回答例を3パターン紹介します。

 

【ケース1】アルバイトや部活動に熱中し過ぎて留年した場合

 

 はい、私が留年した理由は、アルバイトに熱中し過ぎてしまったためです。

 アルバイトは塾の講師をしていましたが、最初は私の教え方のレベルが低く、

 受け持った生徒の成績を上げることができませんでした。

 指導レベルを向上させるためにティーチングに関する書籍や

 教材の学習に没頭しました。

 

 この学習が功を奏し、8人受け持った生徒の英語と数学の平均点をそれぞれ約10点

 引き上げることができました。

 

 一方で、塾の教え方で頭がいっぱいになり、大学の授業が

 おざなりになってしまいました。

 

 結果として取得単位が不足し、留年という結果を引き起こしました。

 留年した原因は私が塾の生徒の点数を引き上げることばかりに関心が向き、

 本業の勉学に対する意識が疎かになっていたせいだと反省しています。

 

 現在は自らの行動により留年という結果を引き起こしてしまったことを

 重く受け止め、授業の出席は当然のこととし、その日に習ったことを

 毎日自分ノートにまとめ、2時間復習することを心がけた結果、

 すでに卒業に必要な単位を取得しました。

 

 入社後はこの失敗から学び、何が大切かという優先順位をつけて、

 2手3手先を見据えながら前広に準備して業務を遂行していきたいと考えています。

 

想定追加質問:どのようなティーチングメソッドを学んだのか教えてくれますか?

 

【ケース2】怠惰で留年した場合

 

 はい、私が留年した理由は遊びを優先しすぎて、本業の勉学が疎かになり、

 大学の講義についていけなかったからです。

 

 もちろん遊びを通じて見識が広まったり、人間関係について学ぶことも

 多々ありましたが、大学の本来の目的である勉学に対して手を抜いてしまい

 留年という結果を招いてしまったことは私の不徳の致すところであります。

 

 留年をして自分の生活スタイルの間違いに気づき、以降は学業を優先させ、

 大学の講義に出席するようになってからは勉強が面白くなり、

 単位を確実に取得できていますので卒業の目処が立ちました。

 

 今後はこのような失敗を2度と繰り返さないために計画性を持ち、

 優先順位をつけながら物事を完結していくことで自己管理力を高めていきたいと

 考えています。

 

想定追加質問:

・どういう遊びをして、そこから何を学びましたか?

・人間関係については、どんなことを学びましたか?

 

【ケース3】留学やワーキングホリデーで留年した場合

 

 はい、1年間のオーストラリア留学に伴い留年しました。

 大学でどうしても留学経験をしたいと思っていたため、

 少し無理なスケジュールであることを承知の上での決断でした。

 

 オーストラリアの大学で取得した単位を日本の大学で取得単位に

 反映できる科目もありましたが、そのほとんどが反映できず、

 結果として留年することになりました。

 

 留学を通して語学力をはじめ、コミュニケーション能力を高めることが

 できましたが、とりわけ日本では味わえない異質な価値観に

 触れ合えたことは私の財産です。

 

 しかしながら、スケジュール調整を行う前に優先順位を決めることが

 大切だったにもかかわらず、留学が頭の中で先走りし、本末転倒になっていた

 ことに気づきました。

 

 現在は無事に卒業単位を満たしましたが、社会に出てからはより一層

 スケジュール管理が大切になってくると考えています。

 そのために上司や先輩方からスケジュール管理のやり方を学ぶなどして、

 同じ過ちを2度と繰り返さないと肝に銘じています。

 

追加想定質問:留学で触れた異質な価値観とはどんなものですか?

2.留年時の過ごし方

留年したときの1年間の過ごし方も大事です。

 

たとえば、留年の頻出の質問の1つとして、

「留年している間はどのように過ごされましたか?」

があります。

 

その質問に対してあえて極端な例を示しますが、

「ノンベンダラリと過ごしてました」

「なんとなく1年が過ぎました」

「ゲーム三昧でした」

とか言おうもんなら速攻アウトです。

 

留年の1年間を単に棒に振るのではなく、何かに挑戦している姿を見せることが肝要です。

ここからは留年の時にやっておきたい人事受けする3つの過ごし方を紹介します。

 

 

2-1.有給インターンシップに参加する

1つ目の過ごし方は、「有給インターンシップに参加する」です。

できれば短期より長期のほうがいいです。

 

なぜなら、有給であれば1年間の留年で親に負担をかけさせる学費や生活費を軽減させる理由にもなりますし、実践で社会人スキルも身に付けたことをアピールできるので一石二鳥です。

 

無給だと前者のメリットがなくなりますが、しないよりはマシです。

 

インターンシップはあなたを大きく成長させてくれることはもちろん就活にも有利になりますので検討材料の1つとして考えておきましょう。

 

 

2-2.志望業界に必要な資格取得に挑戦する

志望する業種や職種が決まっている場合は、それらに関連する資格取得に挑戦することをおすすめします。

 

たとえば、IT業界に入るならITパスポートや基本情報技術者でもいいですし、不動産なら宅建、経理職種を希望するなら簿記、保険や金融ならFP(ファイナンシャルプランナー)といように、即戦力とはいかなくてもビジネスで使える武器を増やしたり、即戦力になれるよう努力している過程や姿を見せることでアピールできます。

 

就活においても、資格を取ったという実績に加えて、本当にその業界や会社に入りたいという真剣度が企業にも伝わり好感が持たれます。

 

 

2-3.語学留学に行く

語学留学は短期のものであれば、1週間から参加できます。

学期中に時間が作れそうであれば、その時間を充ててもいいですし、夏休みや春休みなどまとまった期間を使って留学するのもアリです。

 

特に、将来英語を活かした仕事に就きたいと考えている学生にはおすすめです。

 

短期留学のプログラムによってはTOEICのスコアアップを目指すコースもありますので、外資系企業や商社など英語を仕事で使い、採用条件にTOIECの点数を指定する会社では有利になります。

 

現地で生の英語と異質な価値観に触れながら、TOEICのスコアも上がれば、応募先企業の可能性も広がりますね。

おわりに

本記事では留年した理由についての答え方を「型」と「例文」を使って解説してきました。

企業によっては「留年」についてまったく気にしない会社もありますが、かなり突っ込んで質問してくる会社もあります。

 

しかし、就活では質問してくる前提で事前に準備を整えておくことが肝心です。

 

仮に同じ能力なら、4年でキッチリ卒業した学生と留年した学生のどちらを採用するかと言われれば、やはり前者です。

それだけ厳しい条件下で内定をゲットしていかなければいけません。

 

今回お伝えしたテクニックを使って、「留年」という負の要素を逆にアピールポイントに換えてしまうぐらいの見た目や話し方、話す内容をセットで揃えてぜひ満足の行く就活にしてくださいね。

 

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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