
就活に時計は必要?就活で時計をするメリットと時計の選び方を解説
2022年1月12日更新
はじめに
皆さんは就活に関してこのように思ったことはありませんか。
・就活に時計はしていった方がいいの
・どんな時計を選ぶべきなの
就活で皆さんは時間の確認を行っていると思いますが、時計で確認をしていますか。
時間の確認にスマホを使う方も増えていますが、就活の際は時計で確認する癖をつけておくことをおすすめします。
というのも、時計を使うことにはいくつかのメリットがあるからです。
就活での失敗を避けるためにもそれらのメリットは理解しておく必要があるでしょう。
当記事では時計をする必要性に関して以下の順で紹介します。
当記事を読めば、就活における時計の必要性や時計をする際の注意点、選び方が理解でき、選考などで失敗する事態を避けることができるでしょう。
目次
1 就活に時計は必要?時計をするメリットとは?
1-1 スマホが使用禁止の場合がある
1-2 急遽の事態に対応できる
1-3 ビジネスマナーとして見なされる
2 時計をする際の注意点とは?
2-1 時間を合わせておく
2-2 汚れがないようにしておく
2-3 音が鳴らないようにしておく
3 就活においてNGの時計の特徴とは?
3-1 装飾や色が派手なもの
3-2 キャラクターもの
3-3 高価すぎるもの
4 就活で失敗しないおすすめの時計の特徴とは?
4-1 アナログ時計
4-1-1 大人な印象を与える
4-1-2 視認性が良い
4-1-3 アラームが鳴る心配がない
4-2 スーツに合ったシンプルなデザイン
4-2-1 ベルト
4-2-2 文字盤
4-2-3 サイズ
5 まとめ
1.就活に時計は必要?時計をするメリットとは?
就活では様々な場面で時間を確認しなければなりません。
その際に時計が必要かどうか迷うことがあると思いますが、
結論から言うと、時計はあるに越したことはありません。
というのも、時計をしておけば以下のメリットが得られるからです。
・スマホが使用禁止の場合がある
・急遽の事態に対応できる
・ビジネスマナーをアピールできる
ここではこれら3点のメリットを解説していきます。
1-1.スマホが使用禁止の場合がある
時計を勧める理由の1つ目が、スマホが使用禁止になった場合に時間を確認できなくなるからです。
普段から時間の確認にスマホを使う方は少なくないと思いますが、企業の選考を受けるにあたってスマホの使用が禁止されることがあります。
そうなれば、スマホで時間を確認している方は時間の管理ができなくなり、場合によっては非常に困った事態に陥ってしまうでしょう。
また、スマホが禁止されていなくても、スマホをいじること自体に不快感を抱く面接官もいないとは限らないため、企業内では特にスマホを用いて時間を確認するのは止めましょう。
1-2.急遽の事態に対応できる
時計があれば、急遽の事態にも対応できます。
例えば何らかの不具合でスマホが使えなくなってしまう、スマホの充電が途中で切れてしまうといった状況に陥っても、時計をしていれば慌てずに済みます。
また、筆記試験やグループディスカッションなどでは、当然時間との戦いでもあるわけですが、会場に時計が置いてあるとは限りません。
試験中は当然スマホの使用は禁止とされるため、時計がなければ時間がわからなくなり試験結果が悪くなってしまいかねません。
したがってスマホで時間を確認しても構いませんが、時計は念のために身に付けておくのが良いでしょう。
1-3.ビジネスマナーとして見なされる
時計を付けることがビジネスマナーであると捉えている面接官は少なくないでしょう。
中には時計を身に付けていないだけで時間管理ができていないと判断するような面接官もいると考えられるます。
就活を進めるうえでビジネスマナーがあることをアピールするに越したことはありません。
時計をしておけば時間管理能力があるとも捉えられるので、就活において時計は身に付けておくのが無難です。
2.時計をする際の注意点とは?
前項では時計をした方が良い理由を解説しましたが、時計をする際に注意点もあります。
その注意点とは以下の3つです。
・時間を合わせておく
・汚れがないようにしておく
・音がならないようにする
これらの注意を怠ってしまうと逆に選考に不利に働くこともあるため、参考にすることで選考当日に失敗しないようにしましょう。
2-1.時間を合わせておく
当然のことですが、時間がズレていれば時計をしても何の意味もありません。
時間を誤って認識してしまい、選考に間に合わない、試験時間の配分を間違えてしまうといったことにもなり得ます。
そのため、特に昔から使っている古い時計を使うというような場合は時間がズレていないか念入りにチェックしましょう。
就活を機に社会人として今後使っていく用として新しい時計を購入するのもありでしょう。
就活で失敗しないための時計選びについては後述します。
2-2.汚れがないようにしておく
こちらも長年使っている時計を就活に使用する際に起こりやすいことですが、汚れがないよう手入れを入念に行いましょう。
時計が汚れた状態でも気づかれない可能性もありますが、気づかれてしまうと印象は悪くなるでしょう。
特に時計も身だしなみの1つと考えている面接官からすれば、時計の汚れはスーツが汚れているのと同様のことと見なされてしまいます。
企業への志望度や熱意が欠けているとも思われかねないため、しっかり時計の汚れ等は拭き取っておきましょう。
2-3.音が鳴らないようにしておく
アナログ時計ではなくデジタル時計を使っている方はアラームなどの音が鳴ってしまう可能性があります。
面接の最中にアラームが鳴ってしまえば面接の進行を妨げたり、印象が悪くなったりしかねません。
身だしなみや時間管理のアピールのために時計を身に付けていても、肝心の面接が邪魔されてしまえば元も子もありません。
前日に音が鳴らないことを確認する、そもそも音が鳴らない時計を買うなどの工夫をしましょう。
3.就活においてNGな時計の特徴とは?
就活で身に付ける時計としてNGな特徴とは以下の3つです。
・装飾や色が派手なもの
・キャラクターもの
・高価すぎるもの
これらの特徴をそれぞれ詳しく解説していきましょう。
3-1.装飾や色が派手なもの
まず1つ目に挙げられるNG例は、装飾や色が派手な時計です。
派手な時計はスーツに馴染まないことが多いため、どうしても面接官に悪い印象を与えてしまいます。
その企業の面接官が時計の話題を展開するなど、気を遣ってくれることがあれば派手な時計が役に立つことはありますが、ほとんどの面接官はビジネスマナーを理解していない就活生というイメージしか持たないでしょう。
そのため、時計で印象を与えたい方がいたとしても、その方法はあまりおすすめできません。
自分の個性は志望動機や自己PRで示すものであり、面接官も就活生の本質を見極めようとしているため、安易に時計で個性を見せるのは止めましょう。
3-2.キャラクターもの
先ほどの装飾の話とほとんど同様の理由ですが、キャラクターものなどの時計をするのもNGです。
何気なく使用していたとしても、面接官からしたら、面接に対して熱意がないというように思われてしまう可能性が非常に高いでしょう。
せっかく時計をしているのに、知らないうちに面接官に悪い印象を与えてしまうのは非常にもったいないので、時計のデザインには十分気をつけましょう。
3-3.高価すぎるもの
3つ目は、高価すぎる時計です。
高価すぎる時計をしてしまうと派手なデザイン同様、悪目立ちしてしまいます。
自身を過大評価しすぎているといった身分不相応な印象を与える可能性もあり、面接官によっては悪い印象を受けるでしょう。
時計はあくまで時間確認のためのツールですので、高価な時計だから評価が上がるといったことは決してありません。
むしろマイナスのイメージを与える可能性の方が高いと言えます。
したがってビジネスマナーに相応しいかどうかを重視して、シンプルな時計を選ぶようにしましょう。
4.就活で失敗しないおすすめの時計の特徴とは?
続いておすすめの時計の特徴ですが、NGな特徴に該当しなければ基本的に何でも構いません。
しかし、敢えて言及するのであれば「アナログ」「スーツに合ったシンプルなデザイン」の時計がおすすめです。
4-1.アナログ時計
1つ目におすすめするのはアナログの時計です。
アナログ時計は針、デジタル時計は数字表記で時間を示しますが、就活時計としてはアナログタイプの方が良いでしょう。
その理由は「アラームの心配がない」「視認性が良い」「親近感がわく」の3つです。
4-1-1.アラームがなる心配がない
時計をする際の注意点でも言及したように、時計をしていると面接中などにアラームが鳴ってしまうおそれがありますが、アナログ時計であればアラーム機能自体が付いていないことから、音が鳴ってしまうリスクがありません。
デジタル時計でもしっかりセットしておけば問題ありませんが、特に時計の種類にこだわりがない方は、アナログタイプを選んでおくのが無難と言えるでしょう。
4-1-2.視認性が良い
視認性の面でもアナログ時計の方がおすすめです。
デジタルのように数字表記だと遠くから見えないこともありますが、アナログ時計であれば針で時間を示すため、時間が一目でわかります。
見間違いを防ぐことにもアナログ時計は一役買ってくれるでしょう。
4-1-3.親近感がわく
アナログ時計を勧める理由の3つ目は、面接官の年齢層の方はアナログ時計をしている傾向にあるからです。
企業の採用面接に入社したての若手社員を使う企業はないので、企業の面接官は基本的に年齢層が高い傾向にあるでしょう。
そのため、アナログ時計を身に付けておくと面接官は皆さんに対して親近感がわきます。
デジタル時計はややスポーティーなイメージを与え、アナログ時計は大人な印象を与えます。
与える印象の差は面接官により大小異なりますが、アナログを選ぶことによりマイナスのイメージになることはないでしょう。
4-2.スーツに合ったシンプルなデザイン
2つ目におすすめする時計としてはスーツに合ったシンプルなデザインを選ぶという点です。
選ぶ基準としては以下に挙げる「ベルト」「文字盤」「サイズ」に着目すると良いでしょう。
4-2-1.ベルト
腕に巻きつけるベルトには、レザーやメタル、ファブリック、合成化学物など種類が非常に豊富ですが、就活時計におけるベルトとしては基本的にメタル系かレザー系を推薦します。
というのも、ファブリック、合成化学物のベルトはナイロンやウレタン素材でできており、耐久性に優れてはいますが、カジュアルなイメージを与えますので、就活のようなフォーマル・ビジネスシーンには不向きだからです。
したがって就活の際はスーツによく馴染むレザー系かメタル系を選択しましょう。
なお、レザー系は種類が豊富であり、就活において鉄板である反面、汗や水に弱く、劣化が早いベルトと言えます。
一方でメタル系は水には強いものの、使い続けている内にキズがついたり錆びたりするため、選考当日前に念入りに手入れをしておくと良いでしょう。
ベルトの色は派手にならないよう、レザー系なら黒や茶色などのシックな色、メタル系ならシルバーなどの落ち着いた色を選ぶのがベターです。
スーツや靴と合うようにベルトの色を選ぶと、全体的な色合いに統一感が出て良い印象を与えることができるでしょう。
4-2-2.文字盤
文字盤の色としてはベルトと同様、悪目立ちしないために落ち着いた色を選ぶようにしましょう。
就活時計の文字盤の色としては白や黒、青色が定番となります。
白色は最もメジャーで、文字盤が白色の時計をしている就活生が非常に多く見受けられるため、何色を選ぶか迷っている方は白色を選んでおけば間違いはないでしょう。
一方、黒色や青色は白色に比べるとクールな印象を与え、そこまで見づらいということもないため、就活における文字盤の色としては非常におすすめです。
4-2-3.サイズ
時計のサイズは手首に合ったものを選ぶようにしましょう。
色やデザインがシンプルでも大きすぎると時計だけ浮いてしまい、実用性にも支障をきたします。
一方、小さすぎると時計というよりはアクセサリーのような印象を与えてしまいかねないので、袖部分を覆わない程度のサイズにしましょう。
5.まとめ
当記事では時計の必要性や選ぶ際の注意点などを紹介しました。
就活では、時計で良い印象を与えることは少ないですが、マイナスのイメージはつきやすいものです。
そのため、奇をてらって他の就活生と異なる時計をするのは止めましょう。
時計はあくまで時間の確認とビジネスマナーのために身に付けるものであり、アピールとしてのツールではありません。
当記事で紹介した最低限のルールを守っていれば、面接官にマイナスの印象を与えることはないので、参考にすることで就活で不必要な失敗をしないようにしましょう。