就活塾とは?就活塾に通うメリットや選ぶ基準を徹底解説

就活塾とは?就活塾に通うメリットや選ぶ基準を徹底解説

2022年1月12日更新

はじめに

皆さんには就活に関してこのような悩みはありませんか。

 

・就活塾って何

・就活塾に入るべきなの

 

就活塾とは名前の通り、就活に関する知識やノウハウを指導する塾のことを言います。

 

皆さんにとって就活は今後の人生を左右する転換点であり、誰もがそんな就活を成功させたいと思うでしょう。

 

では、就活を成功させるために就活塾は入るに値するものなのでしょうか。

 

「就活を無難に乗り切れればいい」「絶対に志望先に入社したい」など、

個人によって就活のゴール地点は異なるため、入る入らないを一概には断言できませんが、

就活塾は目的、使い方次第では非常に役立つツールであると言えます。

 

 

当記事では、以下の順で就活塾の特徴を解説することで就活塾の全貌を明らかにします。

この記事を読めば、就活塾の選び方や使い方がわかり、より就活を有利に進めることができるでしょう。

 

 

目次

1 就活塾とは
  1-1 就活塾に通うメリットとは
    1-1-1 就活を1から教えてくれる
    1-1-2 エントリーシートを添削してくれる
    1-1-3 面接、グループディスカッションの練習になる

  1-2 就活塾に通うデメリットとは
    1-2-1 多額の授業料がかかる

2 就活塾に向いている人と向いていない人の特徴とは
  2-1 就活塾に向いている人とは
    2-1-1 内定の可能性を少しでも上げたい人
    2-1-2 面接やグループディスカッションが苦手な人
    2-1-3 就活を一人でやっていく自信がない人

  2-2 就活塾に向いていない人とは
    2-2-1 塾に入ったという事実で満足する人

3 就活塾を利用する際の注意点とは
  3-1 自分の目的に合った塾を選ぶ
  3-2 塾に任せっぱなしはNG
  3-3 悪質な就活塾に注意する

4 まとめ

1.就活塾とは

就活塾とは就活生を対象に就活に関する知識やノウハウを提供する塾のことです。

教室で指導するタイプやオンライン型の就活塾もあり、一定数の就活生が利用しています。

 

 

1-1.就活塾に通うメリットとは

就活生は就活塾に通うことで様々なサポートを受けることができます。

 

その中でも、就活生である皆さんにとって非常に役立つ点は次の3つです。

 

・就活を1から教えてくれる

・エントリーシートを添削してくれる

・面接、グループディスカッションの練習になる

 

以下では就活生にとって有用なこれら3つの点を具体的に見ていきましょう。

 

1-1-1.就活を1から教えてくれる

就活塾のメリットの1つ目は、就活に関する知識を1から教えてくれる点です。

 

就活は基本的には自分一人で活動していくものです。

大学のキャリアセンターなどに相談することはできますが、予約で埋まっていたり、対応が不十分だったりすることは多いのではないでしょうか。

 

しかし、就活塾では就活に関する知識や流れを1から丁寧に指導してくれます。

「就活ってどうやるの」「いつ何をすればいいかわからない」といった方には就活の流れやポイントが理解できるので非常に役立つでしょう。

 

1-1-2.エントリーシートを添削してくれる

2つ目は、エントリーシートの添削をしてくれる点です。

エントリーシートを書く際に志望動機や自己PRで悩むことは往々にしてあるのではないでしょうか。

 

また、自分なりに良く書けていても客観的に見るとあまり出来が良くないこともあります。

 

就活塾では、各業界の専門的知識を有している講師が在籍しており、エントリーシートの添削を通して、

どのような内容を盛り込めば自分を効果的にアピールすることができるのかを企業側の視点から指導してくれます。

 

丁寧なフィードバックのもとエントリーシートを作成できれば、選考を通過する可能性も上がるでしょう。

 

1-1-3.面接、グループディスカッションの練習になる

3つ目は、面接とグループディスカッションの訓練ができる点です。

 

皆さんが就活において最も困るのは、面接やグループディスカッションの練習不足ではないでしょうか。

キャリアセンターや民間企業が主催するセミナーなどに参加することはできますが、これらは集団に対する指導だったり、時間が少なかったりすることもあり、万全の準備をしたうえで試験に臨める人は少ないと思います。

 

その点、就活塾は自分の納得がいくまでプロの講師がマンツーマンで指導をしています。

塾によっては面接だけではなく、グループディスカッションの訓練も実施しており、丁寧なフィードバックを受けることができます。

 

面接やグループディスカッションは自分1人の練習では限界があるため、指導してもらうことで自分の欠点を理解し、克服することができるでしょう。

 

 

1-2.就活塾に通うデメリットとは

選び方さえ間違えなければ就活塾はメリットが多分にあるツールですが、どの塾を選んでもデメリットはあります。

そのデメリットとは「お金がかかる」という点です。

 

1-2-1.多額の授業料がかかる

就活塾の唯一のデメリットも言えるのが金銭面です。

 

就活塾では就活に必要な知識・スキルを学ぶことができますが、そのためには多額の授業料を支払う必要があります。

コースによって支払額は変わってきますが、より専門的なスキルを学びたい場合は10万単位でお金がかかるでしょう。

 

「一生を左右する就活を少しでも有利にするため」と考えれば検討する価値は十分にありますが、決して軽々しく支払える額ではないはずです。

 

また、就活塾で指導を受けることなく選考を通過している就活生は大勢います。

 

したがって、入塾は先述したメリットが自分にとって必要であるのかを吟味したうえで判断することをおすすめします。

2.就活塾に向いている人と向いていない人の特徴とは

前項では就活塾のメリットとデメリットを紹介しましたが、自分がそもそも就職塾に向いているのかどうかわからない方もいるでしょう。

そこで以下では就活塾に向いている人と向いていない人の特徴をそれぞれ解説していきます。

 

 

2-1.就活塾に向いている人とは

まずは就活塾に向いている人の特徴を見ていきましょう。塾に向いている人の特徴は次の3つです。

 

・内定の可能性を少しでも上げたい

・面接やグループディスカッションが苦手

・就活を1人でやっていく自信がない

 

上記はあくまでも目安ですが、自分に当てはまる特徴があれば就活塾を一度検討して見るのも悪くないでしょう。

 

2-1-1.内定の可能性を少しでも上げたい人

志望先が明確に決まっており、「絶対に志望先の内定をもらいたい」「大手企業に就職したい」といった方に就活塾は向いています。

 

就活塾では、志望先の業界に精通している講師陣が指導をしてくれることから、企業・業界の専門知識や企業視点のアドバイスを得ることができます。

 

そのため、他の就活生との差別化を図り、周りから一歩抜け出すことが可能です。

特に大手の企業は毎年競争率が激しくなるため、内定の可能性を少しでも上げたい場合は入塾するのをおすすめします。

 

2-1-2.面接やグループディスカッションが苦手な人

面接やグループディスカッションが苦手で訓練をしたいという方にも就活塾は向いています。

先述しましたが、就活塾のメリットは個人にしっかり焦点を当てて、面接やグループディスカッションを指導してくれるところです。

 

特にグループディスカッションは、近年就活生の社会人基礎力を測る手法として採用する企業が増えてきているため、対策は必須となります。

1人での訓練には限界があるため、面接やグループディスカッションの練習目的で入塾するのは良い方法と言えるでしょう。

 

また、面接やグループディスカッション以外でも具体的にやりたいことが就活塾で得られるのであれば利用するのがおすすめです。

 

就活塾で明確にやりたいことが決まっていれば、自分から知識やスキルを吸収していけるため、ツールとしての本来の使い方をすることができるでしょう。

 

2-1-3.就活を1人でやっていく自信がない人

就活は基本的に企業の研究からスケジュール管理、試験対策まで基本的に自分で行う必要がありますが、

 

「どこから手を付ければいいかわからない」

「誰かの後押しがほしい」

「モチベーションが保てない」

 

といった方は就活塾に入って就活について学ぶことを検討してみるのもありです。

 

就活塾はあくまで就活を有利にするためのツールであることから、本来は塾に頼りっきりにならないためにもポジティブな理由から入塾するのが望ましいと言えます。

 

しかし、1人でわけもわからず就活を進めるといった状況になってしまえば、自分の適性にあった企業選びができず、後に後悔してしまうようなキャリア選択をしてしまうのは明白です。

 

そうなってしまわないためにも、ネガティブな理由からであっても1人での就活に自信がなければ就職塾を利用するのが良いでしょう。

 

 

2-2.就活塾に向いていない人とは

次に紹介するのは就活塾に向いていない人ですが、まず紹介するまでもないのは自分で就活ができる人です。

自分で就活を進めて内定を獲得している就活生は大勢おり、それができる方は敢えて就活塾に入る必要はありません。

 

ここで紹介する「就活塾に向いていない人」の特徴は「塾に入ったという事実で満足する人」です。

 

2-2-1.塾に入ったという事実で満足する人

まず理解しておきたい大前提として、就活塾に入れば必ずしも就活が成功するわけではありません。

入るまでではなく入った後の行動次第で成功できるかどうかが決まってきます。

 

例えば、自己分析や企業分析など基本的なことをしていない就活生であっても、入塾後に知識やスキルを効果的に吸収できれば内定を獲得できる可能性は十分にあります。

 

その一方で、ある程度就活の準備ができていても、入塾したことに満足してスキルアップできない就活生は志望先の内定を得ることができないでしょう。

 

就活成功は自分の取り組み次第で決まります。

そのため、入塾した時点で満足してしまうような人には就活塾は向いていないと言えるでしょう。

3.就活塾を利用する際の注意点とは

就活塾は就活を進めるうえで非常に有用なツールですが、使い方を誤ってしまうと役に立たず、逆に損をしてしまうこともあります。

 

そのような事態を避けるために注意すべきポイントは以下の3つです。

 

・自分の目的に合った塾を選ぶ

・塾に任せっぱなしはNG

・悪質な就活塾に注意する

 

以下ではこれらの注意点を詳しく解説していきます。

 

 

3-1.自分の目的に合った塾を選ぶ

まず1つ目の注意点は、自分のやりたいことに合った塾を選定することです。

 

適当に塾を選んでしまうと、自分の志望先の業界について知見が深い講師がいなかったり、講義が集団で個人に対する指導が手薄であったりとミスマッチになるおそれがあります。

 

そのため、まずは自分が就活塾で何を得たいのかを明確化し、それに合わせて就活塾、コースを選択するようにしましょう。

 

 

3-2.塾に任せっぱなしはNG

就活塾に向いていない人の特徴を紹介する際にも言及しましたが、基本的に就活塾はツールであり、自分の代わりに就活を進めてくれる代行ではないことから、入塾したからといって必ず就活が成功する保障もありません。

 

そのため入塾する際には、就活塾に入ったからといって自分で考えることを放棄していいわけではないということを肝に銘じておきましょう。

塾に任せっぱなしになるのではなく、自分に欠けており身に付けなければならないスキルは何かを考え、それをもとに指導を仰いでいけば、より就活で有利に立ち回れるようになるはずです。

 

また塾以外での活動も忘れてはいけません。

例えばOB訪問やインターンシップへの参加は企業の実態を知ることができる貴重な機会であり、それは自分で行動することでしか成し得ない体験です。

したがって、塾以外での情報収集も忘れずに行い、より身になる知識・スキルを獲得していきましょう。

 

 

3-3.悪質な就活塾に注意する

残念ながら、就活塾の中には金だけを騙し取り、中身が伴わないような悪徳業者もあります。

入塾にはただでさえ大金が必要であるにもかかわらず、スキルが何も身に付かず、内定も獲得できなければただの大損となってしまいます。

 

悪質な就活塾は強引な勧誘を行ったり、返金保証がなかったりするところが多いので、塾を選ぶ際には十分な情報収集を行いつつ探すようにしましょう。

4.まとめ

当記事では就活塾のメリットや向いている人、利用する際の注意点について紹介しました。

 

繰り返しになりますが、就活塾を利用するうえで最も大切となるのは就活塾をツールとして認識することです。

就活塾は就活に対する知識・スキルや試験対策の場を提供しているだけであって、それを有効活用するのはあくまで皆さん自身です。

 

自分に不足している点を正確に把握し、スキルアップするつもりで入塾できれば、就活に大いに役立ち、志望先の内定を獲得することができるでしょう。

上京を志す地方学生ならジョーカツ

首都圏の学生ならスタキャリ

  • line シェアする
  • twitter ツイートする
就活ハンドブック編集部

就活ハンドブック編集部

就活ハンドブック編集部です!  就職活動に関しての情報や地方からの上京就活生の役に立てるようなコンテンツを沢山配信していきます!