【企業分析】ソニーグループの就職難易度・採用大学・選考対策を徹底解説
2025年10月30日更新
はじめに
ソニーグループ株式会社は東京都港区に本社を置く、エンタテインメント・テクノロジー分野のグローバル企業です。日本全国に研究開発拠点や生産拠点を展開し、PlayStationを中心とするゲーム事業、音楽・映画などのコンテンツ事業、イメージセンサーなどの半導体事業を主力として世界的な競争力を持っています。
今回はそんなソニーグループの企業研究を行うための基礎知識や社風、選考対策などをご紹介していきます。
この記事ではソニーグループへの就職に興味がある以下のような就活生を対象に、企業分析を行っています。この記事が、あなたの就職活動の羅針盤となることを願っています。
- ソニーグループの事業内容や業績を詳しく知りたい
- ソニーグループの就職難易度や選考プロセスを理解したい
- 効果的な選考対策を立てたい
- 働く環境や企業文化について知りたい
また、エンタテインメント・テクノロジー業界以外の業界については、以下の記事で概観しているので、ぜひご覧ください。
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この記事の結論
先にこの記事の結論からお伝えすると、ソニーグループの就職難易度は、高難易度と考えています。
これは以下の客観的な根拠に基づく判断です。世界的な知名度による高い人気(理系学生人気企業ランキング1位)、新卒採用倍率62.3倍(男性)・64.1倍(女性)という競争率の高さ、採用大学の上位が東京大学・東京工業大学・慶應義塾大学など難関校が占めることが理由として挙げられます。
ただし、採用大学も様々な偏差値帯の学校から実績があるため、適切な選考対策を行えば内定獲得の可能性は十分にあります。
選考対策として、重要なのは各事業部門の特性を理解した上での志望動機の明確化と、グローバル企業としてのソニーの価値観への共感を示すことです。特に技術系職種では理系大学院生が9割を占めるため、専門性を活かしたアピールが効果的です。
また職種としては、技術系(エンジニア)、事務系(ビジネス)、クリエイティブ系など多岐にわたり、業務内容としては各分野の研究開発、企画、営業、マーケティングなどに従事することになります。
次の章から各内容や、その他就活に役立つ情報を詳しく解説していきますので、最後までお付き合いください。
ソニーグループ株式会社について

会社概要
ソニーグループ株式会社は、エンタテインメント、ゲーム、音楽、映画、イメージングセンサー、金融サービスなど多岐にわたる事業を展開する多国籍企業です。
ソニーグループは「クリエイティビティとテクノロジーの力で、世界を感動で満たす」というPurposeのもと、IoT時代におけるスマートライフの実現を目指し、顧客のニーズに合わせた革新的な製品・サービスを提供しています。
基本情報
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 設立 | 1946年5月7日 |
| 本社 | 東京都港区港南1-7-1 |
| 従業員数 | 約113,000人(2024年3月31日現在) |
| 上場 | 東京証券取引所プライム市場、ニューヨーク証券取引所 |
| 売上収益 | 13兆208億円(2024年3月期) |
| 営業利益 | 1兆2,088億円(2024年3月期) |
各事業別の売上規模
ソニーグループの2024年3月期の連結業績は売上収益13兆208億円、営業利益1兆2,088億円となっています。この売上はゲーム&ネットワークサービス、音楽、映画、エンタテインメント・テクノロジー&サービス、イメージング&センシング・ソリューション、金融サービスからの収益によって構成されています。
| 事業セグメント | 売上高 | 前年同期比 | 営業利益 | 前年同期比 |
|---|---|---|---|---|
| ゲーム&ネットワークサービス | 4兆2,677億円 | +17.0% | 2,902億円 | +16.0% |
| エンタテイメント・テクノロジー&サービス | 2兆4,537億円 | -0.9% | 1,874億円 | +4.4% |
| 金融サービス | 1兆7,699億円 | +99.1% | 1,736億円 | -45.4% |
| 音楽 | 1兆6,189億円 | +17.3% | 3,016億円 | +14.6% |
| イメージング&センシング・ソリューション | 1兆6,027億円 | +14.3% | 1,935億円 | -8.7% |
| 映画 | 1兆4,930億円 | +9.0% | 1,177億円 | -1.3% |
主要事業の業績分析
ゲーム&ネットワークサービス事業が売上高で最も大きく、17%増の成長を見せており、営業利益も16%増と好調な業績を維持しています。
音楽事業は売上高17.3%増、営業利益14.6%増と堅調な成長を示しており、エンタテインメント・テクノロジー&サービス事業は売上高が微減したものの、営業利益は4.4%増を達成しています。
イメージング&センシング・ソリューション事業は売上高14.3%増と成長しているものの、営業利益は8.7%減となりました。
金融サービス事業は売上高99.1%増と大幅に伸びましたが、営業利益は45.4%減となり、構造的な変化を示しています。
各事業セグメントの解説
ソニーグループの主な事業セグメントは以下の通りです。
| 事業セグメント | 2024年3月期売上高 | 営業利益 | 市場ポジション | 将来展望 |
|---|---|---|---|---|
| ゲーム&ネットワークサービス | 4兆2,677億円(+17.1%) | 2,901億円(+16.0%) | 世界トップクラス、PS5約1,910万台販売 | クラウドゲーミング、サブスクリプション拡充 |
| 音楽事業 | 1兆6,189億円(+17.3%) | 3,016億円(+14.6%) | 世界3大メジャーレーベルの一角 | ストリーミング市場成長で収益拡大 |
| 映画事業 | 1兆4,930億円(+9.0%) | 1,177億円(-1.3%) | ハリウッドメジャースタジオ | ストリーミング配信市場への対応 |
| エンタテイメント・テクノロジー&サービス | 2兆4,537億円(-0.9%) | 1,874億円(+4.4%) | プレミアム市場で差別化 | 高付加価値製品への特化 |
| イメージング&センシング・ソリューション | 1兆6,027億円(+14.3%) | 1,935億円(-8.7%) | 世界市場シェア約45%で首位 | AI機能搭載センサーなど次世代技術 |
| 金融サービス | 1兆7,699億円(+99.1%) | 1,736億円(-45.4%) | 生損保・銀行事業を展開 | 2025年9月上場予定、独立性向上 |
普段イメージするエレクトロニクス企業としてのソニーとは違い、エンタテインメント事業や金融事業など幅広く事業を展開していました。
またデジタル家電専門店運営事業などのメイン事業セグメントは、ソニーの多角的な事業戦略と市場への適応能力を示しており、ゲームからエンタテインメント、テクノロジー、さらには金融サービスに至るまで、幅広い分野にわたる事業を展開しています。
以下参照ページも参考になりますので、併せてご確認いただければと思います。
ソニーグループで働いている社員は?
平均勤続年数は?
ソニーグループの平均勤続年数は15.8年です。 業界平均並みの水準となっており、安定した働きやすい環境が整備されていることが推測されます。
平均年収は?
2025年3月期のソニーグループの平均年収は、1,118万円でした。 全国平均の年収が458万円であることを考えると、全国平均よりも大幅に高い水準となっています。 また、初任給についても学部卒323,000円、修士卒353,000円、博士了373,000円と、新卒時点から高い給与水準となっています。
平均残業時間は?
ソニーグループの従業員の平均残業時間は、1ヵ月あたり24.1時間でした。 IT・エレクトロニクス業界で働く従業員の平均残業時間と比較すると、業界内では平均的な残業時間といえます。
平均ボーナス額は?
ソニーグループの平均ボーナス額は、344万円/年となっています。 理由は、有価証券報告書のデータと年収マスターの情報に基づく推計値です。 また、ソニーグループは年2回(夏、冬)の賞与支給を実施しており、業績に応じて支給されます。
どんな文化なの?
ソニーグループは「多様性」と「包括性」を重視する企業文化を持っています。エンタテインメントとテクノロジーの融合を主軸に据えつつも、ゲーム開発から音楽制作、映像制作、半導体開発に至るまで、多岐にわたるキャリアパスを実現できます。
ソニーグループは、個人の成長を会社の発展と捉え、創造性と技術革新を重視した環境づくりに取り組んでいます。ここでは、自分自身が主役となり、限界なく成長を遂げることができる環境が整っているので、主体的に仕事を進めたい人には向いています。
多岐にわたるキャリアパスの実例
ソニーグループでは、事業の多角化により様々なキャリアパスが用意されています。以下に具体的な事例をご紹介します。
- 技術系から企画・事業開発への転身 :エンジニアとして入社後、技術的な知見を活かして新規事業の企画や製品戦略策定に携わるケース。例えば、半導体技術者がAI技術の事業化企画に異動し、技術とビジネスの両面から新サービスを立ち上げるなど。
- 事業間の連携プロジェクト :ゲーム事業で培った3D技術を映画事業の映像制作に活用したり、音楽事業のアーティストとゲーム事業のコラボレーションを企画するなど、複数事業にまたがるプロジェクトでキャリアを積むケース。
- グローバル展開への参画 :国内事業で経験を積んだ後、海外拠点での事業開発や現地法人の立ち上げに参加するキャリアパス。特にアジア・欧米市場での事業展開において、多くの社員が活躍しています。
- クリエイティブ職からマネジメントへ :ゲーム開発やコンテンツ制作に携わっていたクリエイターが、プロジェクトマネジメントやチームリーダーとして組織運営に携わるようになるケース。
働く環境の特徴
- 在宅勤務:全社員が活用可能
- フレックスタイム制:コアタイムを設けた柔軟な勤務時間
- ワーケーション:一定期間、リゾート地等での勤務も可能
- 社内ベンチャープログラム「Sony Startup Acceleration Program」で新規事業創出を支援
- 失敗を恐れない「挑戦する文化」の醸成
- 部門を超えた協働プロジェクトが頻繁に発生
これらのキャリアパスにより、入社後も継続的に新しい挑戦と成長の機会を得ることができます。
就職偏差値・難易度および業界での立ち位置
競争が激しい電機・エレクトロニクス業界の中でのソニーグループの立ち位置をご紹介します。売上高を参照し他社と比較してみても、ソニーグループはトップクラスの企業だということがわかります。
理由として以下の要因があると考えています。
- 多角的な事業戦略
- 技術革新への継続的な投資
- グローバル市場での競争力
多角的な事業戦略
ソニーグループはエレクトロニクスに限定せず、エンタテインメント、ゲーム、音楽、映画、金融サービスなど多様なビジネスモデルを展開しています。これにより、市場の変化に柔軟に対応し、売上の多角化を実現しています。
技術革新への継続的な投資
ソニーグループは研究開発に積極的な投資を行っています。2023年度の研究開発費は約7,346億円(売上比約6.1%)に達し、AI、半導体イメージセンサー、ゲーム・映像制作技術などの分野で競争力を維持しています。
グローバル市場での競争力
ソニーグループは各事業領域で世界的に有力企業の地位を占めています。特にイメージセンサー分野では世界市場シェア約45%を握り、ゲーム市場ではPlayStationプラットフォームが世界トップクラスの地位を確立しています。
以上の要素によりソニーグループは電機・エレクトロニクス業界の中でもトップクラスの売上高を生み出していると考えられます。
参考までに競合4社の情報もまとめてみたので、ご紹介します。
| 会社名 | 売上高(2023年度) | 平均年収 | 主な事業領域 | 企業文化・働き方の特徴 |
|---|---|---|---|---|
| ソニーグループ | 13兆208億円 | 1,118万円 | エンタテインメント、ゲーム、イメージセンサー | 創造性重視、多様性推進、グローバル志向、フレックス勤務制度充実 |
| パナソニック | 8兆4,957億円 | 930万円 | 家電、住宅設備、車載機器 | 安定志向、技術重視、長期雇用、ワークライフバランス良好 |
| 日立製作所 | 10兆8,811億円 | 935万円 | IT、エネルギー、インダストリー | 変革志向、デジタル化推進、グローバル展開、人材育成重視 |
| 三菱電機 | 4兆9,476億円 | 817万円 | 重電、産業機械、情報通信 | 伝統重視、技術力、安定性、チームワーク重視 |
- ソニーグループ:エンタテインメントとテクノロジーの融合により、クリエイティブな発想を重視する文化。多様性とイノベーションを推進し、「出る杭を伸ばす」環境で個性を発揮したい人に適している。
- パナソニック:「A Better Life, A Better World」を掲げ、社会貢献を重視。安定した環境で長期的なキャリアを築きたい人に向いている。
- 日立製作所:「Social Innovation」をテーマに、社会課題解決に取り組む。デジタル変革を推進する環境で、最新技術に触れたい人に適している。
- 三菱電機:伝統ある技術力を基盤とした堅実な企業風土。チームワークを重視し、安定した環境で技術を極めたい人に向いている。
ソニーグループの新卒募集要項について
以下にソニーグループの新卒募集要項についてまとめました。グローバル企業らしく競争力のある給与水準や、充実した福利厚生が特徴的です。また研修制度も新人に対するオンボーディングは勿論のこと、年次毎や役職毎に設けられたカリキュラムがあり、かなり充実していると言えます。
転勤については、グローバル企業のため国内外での異動の可能性があります。気になる方は面接や説明会などの際に確認をしましょう。
| 各項目 | 詳細 |
|---|---|
| 職種 |
|
| 給与(2025年4月予定) |
|
| 賞与 | 年2回(夏、冬)業績に応じて支給 |
| 研修制度 | 新入社員研修、フォローアップ研修、階層別研修、専門技術研修、グローバル研修など |
| 福利厚生 | 各種社会保険完備、年次有給休暇、慶弔休暇、産前産後休業・育児休業、介護休業、カフェテリアプラン(ポイント制で多様なサービスを選択可能)、従業員持株会(給与天引きで自社株を購入、奨励金付与)、社内カフェテリア、保養所 |
福利厚生の詳細説明 • カフェテリアプラン
年間一定のポイントが付与され、旅行・レジャー・健康管理・スキルアップなど多様なメニューから自分のライフスタイルに合わせて選択可能
従業員持株会
毎月の給与から一定額を天引きして自社株を購入。会社からの奨励金も付与され、長期的な資産形成に寄与
社内カフェテリア
栄養バランスの取れた食事を手頃な価格で提供、同僚との交流の場としても機能
求める人材

ソニーグループでは求める人材として下記のものを公表しています。グループ会社の1つであるため、他のグループ会社でも共通になっている可能性が高いです。
- 夢と好奇心
- 多様性の尊重
- 挑戦
- クリエイティビティ
- 社会への貢献
夢と好奇心
新しいことに挑戦し、前例のないものを創造する意欲を持ち、常に学び続ける姿勢を大切にします。
多様性の尊重
異なる文化や価値観を持つ人々と協力し、多様性を活かしたチームワークを実現します。
挑戦
困難な課題に対しても諦めずに取り組み、革新的な解決策を見つけ出そうとする姿勢を持ちます。
クリエイティビティ
既存の枠にとらわれず、創造的な発想で新たな価値を生み出すことを目指します。
社会への貢献
テクノロジーとエンタテインメントを通じて、社会に価値をもたらしたいという想いを持ちます。
以上の5つはソニーグループの採用メッセージの『クリエイティビティとテクノロジーの力で、世界を感動で満たす』につながっていきます。
エントリーシートや面接中にこれらの意識を持っている人材かどうかを見られるので、ぜひ意識して選考に臨むといいでしょう。
新卒採用のフロー
ソニーグループの選考は、下記の通りの選考フローとなっています。面接では志望動機などのスタンダードな質問の他、人柄をチェックする質問も多いのが特徴です。
選考対策として、入社意欲や将来のプランが明確であるかどうかが重視されます。今後のキャリアを形成していく上で必須事項なので、明確にしておきましょう。
①新卒エントリー
ソニーグループ公式サイトの新卒エントリーボタンより必要事項を入力し登録を行います。エントリーシートでは志望動機や自己PR、長所と短所などの一般的な質問について回答し、Web上で入力し送信して終了です。
②書類選考・Webテスト
エントリーシート提出後、書類選考が行われます。同時にWebテスト(SPI等)を受験する必要があります。Webテストは一般的な能力検査と性格検査で構成されています。
- 志望動機
- 学生時代に力を入れたこと
- 自己PR
- 将来のキャリアビジョン
- ソニーグループで実現したいこと
といったように、基本的なことを聞かれるようです。エントリー前に準備して臨んでください。
③一次面接
ソニーグループでは一人ひとりを深く知るため、学生1:面接官1〜2名で実施されます。面接では自己紹介や志望理由、業界を選んだ理由などが聞かれますので、自分の答えを見つけておきましょう。
一次面接は30分程度で行われます。和やかな雰囲気の中、キャリアプランやエントリーシートに記載した事項とその他についての回答が求められます。
以下に想定される質問事項を紹介します。
- 自己紹介
- 志望動機
- 学生時代に力を入れたこと
- 将来のキャリアプラン
- ソニーグループの製品で好きなもの
- チームワークに関する経験
④複数回面接(2次面接以降)
ソニーグループでは、新卒社員にとって「成長できる場になり得るのか」を最も重要視して面接を実施します。個々に合わせて選考を行うため、回数はその方によって異なります。
最終面接は、学生1人と役員クラスの面接官1人で40分程度行われます。自己PRなどの一般的な質問の他に、入社に対する理由や熱意について深く確認がされます。
以下に想定される質問事項を紹介します。
- 志望動機の深掘り
- 他社の選考状況
- ソニーグループでやりたいこと
- 困難を乗り越えた経験
- 将来のビジョン
- 逆質問
最終になるにつれて質問が深掘りされたり、実務に適性があるのかを確かめるような質問が多くなされていることが分かります。自分が実際に現場で働いている姿を想定したり、実際にソニーグループの製品に触れるなどしてイメージを付けられるようにしましょう。
⑤内定
複数回の面接を突破して内定が決まります。
採用大学
ソニーグループの採用大学の実績を以下に掲載しますが、最難関大学から標準的なレベルの大学まで幅広く採用されており、特定の大学群への偏りは見られません。
| 主要採用大学 <大学院> 東京大学、京都大学、大阪大学、東北大学、名古屋大学、東京工業大学、慶應義塾大学、早稲田大学 <大学> 青山学院大学、大阪大学、大阪市立大学、九州大学、京都大学、慶應義塾大学、国際基督教大学、上智大学、筑波大学、東京大学、東京理科大学、東北大学、名古屋大学、一橋大学、明治大学、立教大学、立命館大学、早稲田大学 |
採用大学ランキングでは、第1位『東京大学(50名)』、第2位『東京工業大学(46名)』、第3位『慶應義塾大学(43名)』となっており、難関大学からの採用が多い傾向にあります。
上記には難関大学も採用大学にありますが、ソニーグループは多様な学生層からの就活生を積極的に採用しています。よって学歴が原因で不採用になることは考えにくいです。しっかりとエントリーシートや面接対策をして、内定を獲得できるようにしましょう。
就職偏差値・難易度
それでは、ここまでの内容を踏まえて、ソニーグループの就職難易度を見てみましょう。結論としては、難易度は高いといえるでしょう。その客観的な根拠として以下の3点が挙げられます。
- 新卒採用倍率:男性62.3倍、女性64.1倍(2024年度実績)
- 理系学生人気企業ランキング1位(マイナビ2025年卒版)
- 採用大学上位:東京大学、東京工業大学、慶應義塾大学など難関校が中心
これらの数値からも分かるように、非常に多くの優秀な学生が志望する企業であり、競争は激しくなっています。
ただし、頻出質問である「ガクチカ」や「志望動機」など基本的な事項をしっかりと対策し、ソニーグループの求める人材像に沿ったアピールができれば、内定獲得は十分に可能です。しっかりと対策を行い内定を獲得してください!
さいごに
ソニーグループは、エンタテインメントとテクノロジーの融合により、世界中の人々に感動を届ける企業です。
この記事を通じて、ソニーグループが求めているのは「夢と好奇心を持ち、多様性を尊重し、困難な課題にも果敢に挑戦し、クリエイティブな発想で社会に貢献したい」という強い想いを持つ人材であることがお分かりいただけたと思います。
確かにソニーグループは高い競争率を誇る難関企業ですが、しっかりとした企業研究と選考対策を行えば、皆さんにも十分に内定獲得のチャンスがあります。重要なのは、自分自身の経験や想いを、ソニーグループの価値観と結び付けて明確に伝えることです。
技術で世界を変えたい、エンタテインメントで人々を感動させたい、グローバルに活躍したいという夢を持つ皆さんなら、きっとソニーグループでその夢を実現できるはずです。
この記事が皆さんの就職活動の成功に少しでもお役に立てれば幸いです。ソニーグループでの輝かしいキャリアの第一歩を、自信を持って踏み出してください。




