コロナで急増!?「リモート就活」を解説

コロナで急増!?「リモート就活」を解説

はじめに

近年、オンライン企業説明会やオンライン面接を導入する企業が増えてきています。

就活生にとっては遠隔地から就活を行う、いわゆるリモート就活の機会が増えていると言うことです。特に2020年は新型コロナウイルスの影響を受け、この就活のリモート化の波が加速しています。

 

そこで今回の記事では、リモート就活のメリット・デメリットや注意点について解説します。

リモート就活は今後も増加すると考えられるので、是非最後まで読んでみてください。

1.リモート就活とは?

「リモート就活」とは、その名の通り遠隔地から就職活動を行うことを指します。

具体的には、オンラインで企業説明会に参加したり、面接や試験を受験したりと選考のほとんどをオンライン上で実施します。

 

2020年は2月にリクナビが合同企業説明会を中止にしたことを皮切りに、ほとんどの対面での企業説明会が中止になりました。その代わりとして、オンラインでの就職活動が増加しました。

 

リモートでの就活はメリットもありますが、当然デメリットもあります。

ここらかはそれらについて解説していきます。

2.リモート就活のメリット

就活をリモートで行うということは、自宅からでも就活ができるということです。

そのため様々なメリットが存在しています。ここでは2つのポイントについて解説します。

 

 

 

2-1.就活費用を抑えられる

これはリモート就活の最大のメリットであると言えます。

就活を行ううえでかかる主な費用は次の2つです。

 

交通費(飛行機や新幹線、バス、電車など)

宿泊費(ホテルなど)

 

リモート就活であれば、これらの費用を大幅に節約することができます。

特に地方の就活生は移動の距離も長く、宿泊を伴うケースが多いため、その恩恵は大きいと言えます。

節約した費用でオンラインでの選考に対応するための機材を揃えるなどすれば、効率的に就活を行うことができます。

 

 

 

2-2.自由に使える時間が増える

自宅からでも就活を行うことができるため、移動時間を短縮することができます。

その分の空いた時間を「企業研究」「自己分析」「面接対策」の時間にあてるようにしましょう。

そうすれば、より充実した就職活動になるでしょう。

 

このようにリモート就活は、移動という制約から解放されることが大きなメリットであると言えます。

3.リモート就活のデメリット

メリットがある一方で、対面ではないからこそのデメリットもあります。

ここでは3つのポイントについて解説します。

 

 

 

3-1.企業の雰囲気を感じ取りにくい

リモートで就活を行う場合、対面ではないため企業の雰囲気を感じ取りにくい傾向にあります。

 

対面の説明会であれば、座談会などで直接話すことにより、話し方や表情などからある程度の雰囲気は読み取ることができます。

オンラインでも座談会が設けられている場合が多いですが、細かい表情や雰囲気は掴みにくくなります。

 

その企業の雰囲気を理解するためにも、座談会や社員面談の機会をできるだけ多く設けてもらうと良いでしょう。

 

 

 

3-2.魅力を伝えにくい

リモートではなく、対面でないと伝わりにくい魅力もあります。

具体的には「清潔感」「身だしなみ」「表情」などです。

これらは直接対面しているからこそ伝わる魅力でもあります。

 

しかしながら、伝わりにくいからといっておろそかにして良いというわけではありません。

リモートだからこそ、このような部分には気をつかうようにしましょう。

 

 

 

3-3.ネット環境の整備が必要になる

自宅にネット環境を整備する必要があるということも、リモート就活の1つのデメリットとなりうるポイントです。

 

リモート就活では、Zoomやスカイプなどのビデオ通話ソフトを用いて行われます。

すでに自宅にWi-Fiなどのネット環境が整っている場合は問題ありませんが、ない場合には新たに整える必要があります。

その場合は出費がかさんでしまう可能性もあるので注意が必要です。

4.リモート就活で気をつけるポイント

デメリットがありつつもメリットが大きいリモート就活ですが、いくつか注意しなければならないポイントもあります。

今回は3つのポイントについて解説します。

 

 

 

4-1.できる限りパソコンで行う

企業説明会や面接に参加するときは、可能な限りパソコンから参加すると良いでしょう。

パソコンであれば画面がしっかりと安定し、サイズも大きいため内容を理解しやすいです。

 

スマートフォンからでも参加することは可能ですが、画面が小さいことに加えて安定性に欠けます。

面接の際に画面がブレてしまうと、面接官にしっかりと準備ができていないと判断されてしまう可能性もあるので注意が必要です。

 

準備ができるのであれば、パソコンから参加するのが無難といえるでしょう。

 

 

 

4-2.ゆっくりハキハキと話す

オンラインでのグループディスカッションや面接を行う場合、微妙なラグ(時間差)が発生してしまいます。

そのため早口だと、非常に聞き取りにくくなってしまいます。

緊張していると、つい早口になってしまいがちですので、意識してゆっくりとハキハキと話しをするように心がけましょう。

 

 

 

4-3.背景に気をつける

見落としがちなのが背景です。

画面の背景は何も装飾のない白い壁が理想的です。

 

散らかっている部屋の風景が見えてしまっていたり、部屋に干している洗濯物などが見えたりしてしまうと生活感が出てしまい、場合によっては「だらしない」と判断されてしまいかねません。

身だしなみに気を配るのと同じように、画面の背景にも気をつけるようにしましょう。

 

 

 

4-4.開始前にチェックを行う

企業説明会や面接が始まってから、音声やカメラにトラブルが発生すると焦ってしまい、集中できなくなってしまいます。

 

そのような事態を防ぐためにも、最低でも10分前から準備を整えるようにしましょう。

その間に音声やカメラの画角、ネット回線のチェックを行い、集中して選考に臨めるように準備すると良いでしょう。

おわりに

今急増しているリモート就活について解説しましたが、いかがだったでしょうか?

新型コロナウイルスの影響により、リモートで就活を行うことがスタンダードになっていくことが予想されます。

対面とは異なる難しさもありますが、しっかりと対策を行い内定を勝ち取りましょう。

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就活ハンドブック編集部

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