
就活に適したカバン選びのポイント|リュックはNG?
2020年10月23日更新
はじめに
就職活動において必須アイテムの1つとして挙げられるのが、就活カバンです。
面接時はもちろん、企業説明会などにも持ち込むため企業の目に触れる機会が多いものになります。そのため、色や形などに気を配っておく必要があります。
しかしながら、どのような就活カバンを選べば良いのかわからない就活生も多いのではないでしょうか。
本記事では就活かばんの選び方について解説します。
ぜひ、選ぶ際の参考にしてみてください!
1.就活カバン選びのポイント|あると嬉しい機能編
就活カバンの選び方は男女で多少異なります。
しかし、ほとんどの部分は共通していると考えて問題ないでしょう。
ここでは就活カバン選びのポイントを、次の7つの項目、
・無難な黒
・男性は手提げ型、女性はトート型
・自立するもの
・A4サイズが入る大きさ
・防水・撥水加工
・カバン外側のサイドポケット
・肩紐がついているもの
について、それぞれ詳しく解説します。
1-1.色は無難な「黒」
就活かばんと言っても様々な色のものがあります。
就活で着用するスーツは黒が基本となるのと同じように、就活カバンも「黒」にしましょう。
真っ黒でなくとも、濃紺など黒に見える物が無難です。
黒が絶対というわけではありませんが、派手なものを選ばないというのは鉄則です。
例えば、原色などをベースにした奇抜な色であったり、ブランドのロゴが大きく描かれていたりするものなどは避けるべきでしょう。
基本的には、スーツと合わせて違和感のないものを選ぶように心がけると良いです。
1-2.男性は手提げ型/女性はトート型
就活カバンの選び方について男女で差はほとんどありませんが、形については多少の違いがあります。
男性であれば「手提げ型」、女性であれば「トートバッグ型」のものを選ぶと良いでしょう。
また、説明会や面接が続く期間は歩く距離が長くなったりすることも多くなる傾向にあります。
重いカバンだと疲れてしまうので、軽い素材のものを選ぶと良いでしょう。
1-3.自立するものを選ぶ
壁やイスに立てかけなくても自立するカバンを選ぶことは非常に重要です。
多くの就活生が参加するような企業説明会では、自立しないものだと置き場所をとってしまい邪魔になります。
周囲の学生への配慮という意味でも自立するものが良いでしょう。
また、面接中にカバンが倒れたりすると気になってしまったりします。
底鋲がついているようなものであれば、しっかりと自立してくれます。
上記のようなことを防ぐためにも、就活カバンを選ぶ際には底面もチェックすると良いでしょう。
1-4.A4サイズが入る大きさ
A4サイズのプリント類が収納できることは、就活カバンを選ぶうえで必須の条件と言えます。
企業説明会に行けば、企業のパンフレットやエントリーシートを受け取ります。
面接ではエントリーシートや履歴書を持参することになるでしょう。
自分が持っているカバンがA4サイズよりも小さいものだと、これらのものを折りたたまなければいけなくなります。
また筆記用具やペットボトルを入れることもあるでしょうから、
最低でもA4サイズが入るものを選ぶようにしましょう。
1-5.防水・撥水加工のものを選ぶ
就活カバンは、防水や撥水加工がなされているものを選ぶことが望ましいです。
就職活動は数ヶ月に及ぶことになるでしょう。その期間歩いて移動することも多いです。
晴れている日であれば問題ありませんが、
雨が降ることも当然考えられます。
防水や撥水加工のものでなければカバンの中身が濡れてしまうだけでなく、カバンそのものの傷みも早くなってしまいます。
就職活動期間いっぱい使うためには、
防水や撥水加工のものを選ぶと心強いですね。
1-6.サイドポケットがあるもの
カバンの外側に、サイドポケットがついているタイプですと何かと便利です。
スマートフォンやペン、定期、キーケースなどよく使うものをしまっておけますし、
カバンの中で
「あれどこだっけ…」
とガサガサ探し、無駄な時間を費やしてしまう可能性も低くなります。
カバン選びで迷った場合は、
ポケットの多さも考慮してみると良いでしょう。
1-7.肩紐が付属しているもの
意外と思われるかもしれませんが、
男性陣の場合、できれば肩紐もセットになっているが良いでしょう。
というのも、男性の就活バッグは手提げ型が基本。
片手でバッグを持ち、もう片方で携帯をいじっていると、両手が塞がってしまいます。
例えば移動中の時だけなど、肩紐を使えば、片方の手が自由になりますので、ぐっと楽になるはずです。
こちらも先ほどと同様、迷った場合の判断軸にしてみてくださいね。
今からでも間に合う!
今年もやります
ジョーカツツアー2022
インターンの平均企業数は、一人当たり4〜5社ほど。
でも、ジョーカツツアーなら一度に30社の企業について知れるため、他の学生より一歩リードできること間違いありません。
オンラインよりご参加募集中です!
2.就活カバン選びのポイント|デザイン編
それでは次に、
就活カバンの具体的なデザインについて見ていきましょう。
2-1.装飾の少ないシンプルなもの
一部先ほども説明しましたが、
就活カバンとして使うものは、できるだけシンプルなデザインが良いでしょう。
ブランド名がはっきりと刻印されていたり、ダブルカラーの切り返し仕様になっていたり、
模様が入っているようなデザインは、
基本的に避けるべきです。
また、チャックの色が金色など、
きらびやかな印象を与えかねないものも、あまり就活向きとは言えません。
最低限、黒無地であることは徹底し、
バッグ一つで面接官から変に目をつけられてしまうことのないようにしましょう。
2-2.素材はナイロンや合成皮革を選ぶ
次に素材についてですが、
ナイロン素材や合成皮革など、
シンプルかつビジネスシーンでも恥ずかしくない、安っぽく見えない素材がベストです。
もちろん本革でも構いませんが、
就活というハードユースな状況を鑑みると、
本革よりもタフに使い倒せる、合成皮革の方が後悔が少ないかもしれませんね。
ハンドルだけ革製で、
バッグ全体はナイロン仕様のものであれば、
高級感も残しつつ、雨に濡れてしまっても全然問題ありませんので、
まさに就活向きと言えるでしょう。
また当たり前ですが、
キャンバス地のような、カジュアルな印象となってしまうものは避けましょう。
3.リュックはNG!?
社会人の中には、スーツにリュックを背負って通勤している人もいます。
皆さんもそのような人を見たことがあるのではないでしょうか?
そのような中で、
「就活でリュックはダメなのか?」
という疑問を持った学生もいることでしょう。
ここでは就活でのリュックの使用について解説します。
3-1.基本的にはNG
結論から言うと、就活においてリュックを使用することは基本的にNGです。
その最も大きな理由として、カジュアルすぎる印象を与えてしまうことが挙げられます。
就活はフォーマルな場ですので、それに応じた格好をしておく必要もあります。
リュックは手提げ型やトート型のものに比べるとややカジュアルな印象があり、それがあまり良い印象を与えないという可能性もあるので、リュックは選ばないのが無難であるといえます。
また、リュックの重みでスーツが早々に痛んでしまう恐れもあります。
服の繊維が傷む原因として、「汗」や「摩擦」などが挙げられます。
リュックはカバンと比較して体に接地している面積が大きいため、これらの2つの影響を受けやすいといえます。
傷んだスーツをそのまま着用していると、これも相手に与える第一印象が悪くなる一因です。
そうならないためにもリュックの使用は避けると良いでしょう。
3-2.OKな場合もある
就活で使用することが基本的には推奨されないリュックですが、状況によってOKな場合もあります。
まず1つ目が、選考が私服でもよい時です。
選考を受けていると服装自由や普段着指定されることがあります。そのような場合は、リュックでも問題ありません。
とはいえ、あまりにも派手なデザインや色のものは避けましょう。
服装に合う落ち着いたデザイン・色のものを使用するようにしましょう。
2つ目が、選考を受けている企業がベンチャー企業や外資系企業、ファッション業界などの場合です。
これらの企業は、そこまで持ち物や服装にこだわらない傾向があります。
むしろ個性を大事にする風潮もあるため、身につけているものも自分の印象を相手に残すために大事になることもあります。
そのような場合はリュックでも問題ないでしょう。
さいごに
以上、就活カバンの選び方について解説してきましたが、いかがだったでしょうか?
就活だからと言って、カバンの選び方に絶対的な正解というのは存在しません。状況や自分の立場に合わせて、使う道具も適切に判断することが重要です。
最低限、失礼な印象やマイナスな印象を与えないように気をつけながら、色や形などが就活に適したものを選択するようにしましょう。