就活に適したカバン選びのコツを紹介!リュックはNG?
2024/9/24更新
はじめに
就職活動において必須アイテムの1つとして挙げられるのが、就活カバンです。
面接時はもちろん、企業説明会などにも持ち込むため企業の目に触れる機会が多いものになります。
そのため、ビジネスマナーに従って、色や形などに気を配っておく必要があります。
しかしながら、どのような就活カバンを選べば良いのかわからない就活生も多いのではないでしょうか。
本記事では以下の就活生を対象に、就活用かばんの選び方について解説します。
- 就活に向けてカバンを買いたいけど、どんなものが適しているかわからない就活生
- 就活の時にリュックを利用したい就活生
- 服装のビジネスマナーについて知りたい就活生
ぜひ、選ぶ際の参考にしてみてください!
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就活カバン選びのポイント|あると嬉しい機能編
就活カバンの選び方は男女で多少異なります。
しかし、ほとんどの部分は共通していると考えて問題ないでしょう。
ここでは就活カバン選びのポイントを、次の7つの項目に分けて解説します。
- 無難な黒
- 男性は手提げ型、女性はトート型
- 自立するもの
- A4サイズが入る大きさ
- 防水・撥水加工
- カバン外側のサイドポケット
- 肩ひもがついているもの
色は無難な「黒」
就活で着用するスーツは黒が基本となるのと同じように、就活カバンも「黒」にしましょう。
真っ黒でなくとも、濃紺など黒に見える物が無難です。
黒が絶対というわけではありませんが、派手なものを選ばないというのは鉄則です。
例えば、原色などをベースにした奇抜な色であったり、ブランドのロゴが大きく描かれていたりするものなどは避けるべきでしょう。
基本的には、スーツと合わせて違和感のないものを選ぶように心がけると良いです。
男性は手提げ型、女性はトート型
就活カバンの選び方について男女で差はほとんどありませんが、形については多少の違いがあります。
男性であれば「手提げ型」、女性であれば「トートバッグ型」のものを選ぶと良いでしょう。
また、説明会や面接が続く期間は歩く距離が長くなったりすることも多くなる傾向が強いです。
重いカバンだと疲れてしまうので、軽い素材のものを選ぶと良いでしょう。
自立するものを選ぶ
壁やイスに立てかけなくても自立するカバンを選ぶことは非常に重要です。
多くの就活生が参加するような企業説明会では、自立しないものだと置き場所をとってしまい邪魔になります。
周囲の学生への配慮という意味でも自立するものが良いでしょう。
また、面接中にカバンが倒れたりすると気になってしまったりします。
底鋲がついているようなものであれば、しっかりと自立してくれます。
上記のようなことを防ぐためにも、就活カバンを選ぶ際には底面もチェックすると良いでしょう。
A4サイズが入る大きさ
A4サイズのプリント類が収納できることは、就活カバンを選ぶうえで必須の条件と言えます。
企業説明会に行けば、企業のパンフレットやエントリーシートを受け取ることがほとんどです。
面接ではエントリーシートや履歴書を持参することになるでしょう。
自分が持っているカバンがA4サイズよりも小さいものだと、エントリーシートや履歴書を折りたたまなければいけなくなります。
筆記用具やペットボトルを入れることもあるでしょうから、最低でもA4サイズが入るものを選ぶようにしましょう。
防水・撥水加工のものを選ぶ
就活カバンは、防水や撥水加工がなされているものを選ぶことが望ましいです。
就職活動は数ヶ月に及ぶことになるでしょう。
その期間歩いて移動することも多いです。
晴れている日であれば問題ありませんが、雨が降ることも当然考えられます。
防水や撥水加工のものでなければカバンの中身が濡れてしまうだけでなく、カバンそのものの傷みも早くなってしまいます。
就職活動期間いっぱい使うためには、防水や撥水加工のものを選ぶと心強いです。
サイドポケットがあるもの
カバンの外側に、サイドポケットがついているタイプだと便利です。
サイドポケットの中に、スマートフォンやペン、定期、キーケースなどよく使うものをしまっておけるためカバンの中で「あれどこだっけ…」とガサガサ探し、無駄な時間を費やしてしまう可能性も低くなります。
カバン選びで迷った場合は、ポケットの多さも考慮してみると良いでしょう。
肩ひもが付属しているもの
意外と思われるかもしれませんが、男性陣の場合、できれば肩ひももセットになっているものが良いでしょう。
というのも、男性の就活バッグは手提げ型が基本です。
そのため、片手でバッグを持ち、もう片方で携帯をいじっていると、両手が塞がってしまうため、不便に感じることも少なくありません。
例えば移動中の時だけなど、肩ひもを使えば、片方の手が自由になりますので、ぐっと楽になるはずです。
迷った場合の判断軸にしてみることをおすすめします。
就活カバン選びのポイント|デザイン編
ここでは、就活カバンの具体的なデザインについて見ていきましょう。
就職カバンを選ぶ際には、以下のポイントに注意してデザインを選ぶことをおすすめします。
装飾の少ないシンプルなもの
就活カバンとして使うものは、できるだけシンプルなデザインが良いでしょう。
ブランド名がはっきりと刻印されていたり、ダブルカラーの切り返し仕様になっていたり、模様が入っているようなデザインは、基本的に避けるべきです。
ファスナーの色が金色など、きらびやかな印象を与えかねないものも、あまり就活向きとは言えません。
最低限、黒無地であることは徹底し、バッグ一つで面接官から変に目をつけられてしまうことのないようにしましょう。
素材はナイロンや合成皮革を選ぶ
次に素材についてですが、ナイロン素材や合成皮革など、シンプルかつビジネスシーンでも恥ずかしくない、安っぽく見えない素材がベストです。
本革でも構いませんが、就活というハードユースな状況を鑑みると、本革よりもタフに使い倒せる、合成皮革の方が後悔が少ないかもしれません。
ハンドルだけ革製で、バッグ全体はナイロン仕様のものであれば、高級感も残しつつ、雨に濡れても問題ありませんので、まさに就活向きと言えるでしょう。
当たり前ですが、キャンバス地のような、カジュアルな印象となってしまうものは避けましょう。
就活カバンに入れる持ち物とは?
ここでは、就活カバンに入れる持ち物について解説します。
就活カバンに何を入れていくかを把握しておくことで、カバン選びの際にどんな機能が欲しいか判断できるようになるでしょう。
これからカバンを選ぶ就活生は、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。
ボールペン(黒)
面接時に書類を記入することがあるため、ボールペンは必須です。
できるだけ信頼性の高いブランド(ジェットストリームやパイロットなど)のものを選びましょう。
予備のペンも1本持っておくと、万が一インクが切れた場合に安心です。
シャープペンシルと消しゴム
メモを取る場面で役立ちます。
ボールペンが適さない場合、シャープペンシルを使用しましょう。
消しゴムも汚れないよう、ケース付きのものが理想です。
ペンケース
カバンの中でペンが散乱しないよう、ビジネス向けのシンプルなデザインのペンケースにまとめておくことをおすすめします。
よれたり、汚れがひどくなったら忘れずに買い替えることをしましょう。
メモ帳・ノート
面接の際、企業に関する情報や面接官の話した内容を記録するのは控えた方が良いですが、面接前後で自分が気づいたことや重要なポイントを振り返るためにメモ帳は必要です。
ノートのサイズは持ち運びに便利なA5やB5がおすすめです。
クリアファイル
クリアファイルの中には、履歴書やエントリーシートのコピーを入れておきましょう。
提出した書類の内容を忘れてしまうことがあるので、コピーを持っておくことで面接前に内容を確認できます。
企業に提出した履歴書と同じものを持参しておくと、「手元にコピーを持っています」と伝えると印象が良くなります。
また、企業から受け取った資料やパンフレットはクリアファイルで綺麗に保管しましょう。
複数の企業を訪問する場合、企業ごとにクリアファイルを分けておくと整理しやすくなります。
スケジュール帳
面接や説明会などの予定が重なることがあるため、紙のスケジュール帳やスマホアプリでしっかり管理しましょう。
面接日程の確認や変更があった場合に、すぐに予定を調整できるよう、常に持ち歩くことが大切です。
身分証明書
企業のオフィスビルへの入館時に身分証明書の提示を求められることがあります。
特にセキュリティが厳しい企業のオフィスビルでは必須です。
学生証や運転免許証はすぐに取り出せるよう、パスケースや財布に入れておくことをおすすめします。
スマートフォン
面接場所の確認や企業からの連絡、スケジュール管理に欠かせません。
面接の直前に地図アプリを使って道順を確認したり、トラブルが発生した際に迅速に対応するために、充電が十分であることを確認しておきましょう。
モバイルバッテリー
長時間の外出や移動が多い就活中は、スマホのバッテリーが切れることも想定してモバイルバッテリーを持っておくと安心です。
モバイルバッテリーは、ケーブルも含めて持ち運びやすいコンパクトなものを選びましょう。
ハンカチ
身だしなみを整えるための必需品です。
トイレで手を洗った後や、緊張して手汗をかいたときなどに役立ちます。
ビジネスの場にふさわしいシンプルなデザインのものを持っておきましょう。
ティッシュ
不意に鼻水が出たり、飲み物をこぼしたりした際に使用します。
外での活動が多いため、ポケットティッシュは常にカバンに入れておきましょう。
折りたたみ傘
突然の雨に備えて、小型で軽量な折りたたみ傘を持ち歩きましょう。
ビジネスバッグにも収まるサイズを選び、雨で服や髪が濡れるのを防ぎ、清潔感を保つことが大切です。
常備薬や絆創膏
長時間の移動や、緊張から体調を崩すこともあるため、頭痛薬や胃薬などの常備薬を持っておくと安心です。
カバン擦れや怪我に備えて、絆創膏も携帯しましょう。
靴磨きシートやリセッシュ
革靴が汚れたり、服にシワや匂いがついてしまった場合に備え、携帯用の靴磨きシートや衣類用の消臭スプレー(リセッシュなど)をカバンに入れておくと、清潔感を保てます。
面接前にトイレで身だしなみを整える習慣をつけると良いでしょう。
就活カバンのおすすめブランドとは?
ここでは、就活カバンを購入する際に利用したい、おすすめブランドを紹介します。
ブランドごとに特徴が異なりますので、自分に合ったブランドを探してみてはいかがでしょうか。
タケハチ
「タケハチ(竹八)」は、日本のカバンやレザーグッズを手掛けるメーカーとして知られています。
高品質な革製品を提供しており、特にビジネスシーンで使われるカバンの商品展開に力を入れていると言えるでしょう。
タケハチの就職カバンは、過度な装飾を排したシンプルなデザインが多く、スーツなどのビジネスウェアと非常に相性が良いものが多いです。
スタイリッシュでありながら、過剰に目立たない落ち着いたデザインであるため、誰でも使いやすいのが強みとして挙げられます。
エレコム
「エレコム(ELECOM)」は、主にPC周辺機器やスマートフォンアクセサリーなどを手がける日本の大手電子機器メーカーです。
近年ではビジネスバッグや収納グッズも展開しています。
エレコムの製品は機能性とデザインのバランスに優れており、リーズナブルな価格帯で提供されているため、幅広い消費者層に支持されているブランドです。
エレコムのカバンは、IT機器やビジネス書類を安全かつ効率的に持ち運べるように設計されています。
ノートパソコンやタブレット用の専用ポケットが付いており、クッション性が高く、衝撃からデバイスを守ってくれるため、ノートパソコンを持ち歩く就活生におすすめです。
ELLE(エル)
ELLE(エル)は、フランスで創刊されたファッション雑誌「ELLE」を起源とするブランドで、女性向けのファッション、ライフスタイル、アクセサリー、ビューティー関連アイテムを中心に展開しています。
ELLEのカバンは軽量であり、通勤時や移動時にも負担がかかりにくい設計がされています。
女性が持ち運びやすいよう、ハンドバッグとしての持ちやすさや、ショルダーストラップを使った肩掛けも可能なデザインが多いです。
ELLEのカバンは、シンプルでエレガントなデザインのため、ビジネスシーンだけでなく、カジュアルなシーンでも活用できる点も魅力です。
普段使いから仕事まで、さまざまなシーンにマッチする汎用性の高さがあります。
オーエフエス
オーエフエス(O.F.S)は、主にビジネスバッグやリクルートバッグを中心に展開しているブランドです。
シンプルで使いやすいデザインとコストパフォーマンスの高さで知られており、就職活動や通勤時に適した製品を多く取り扱っています。
オーエフエスのカバンは自立する設計が特徴で、面接や会議中などでもしっかりと立たせることができるため、スマートな印象を与え、使い勝手も良いです。
さらに、撥水加工が施されたモデルが多く、突然の雨や汚れに強い仕様となっているため、書類や電子機器を安全に保護できるでしょう。
リュックはNG!?
社会人の中には、スーツにリュックを背負って通勤している人もいます。
皆さんもそのような人を見たことがあるのではないでしょうか?
そのような中で、「就活でリュックはダメなのか?」という疑問を持った学生もいることでしょう。
ここでは就活でのリュックの使用について解説します。
基本的にはNG
結論から言うと、就活においてリュックを使用することは基本的にNGです。
その最も大きな理由として、カジュアルすぎる印象を与えてしまうことが挙げられます。
就活はフォーマルな場ですので、ビジネスマナーに応じた格好をしておく必要もあります。
リュックは手提げ型やトート型のものに比べるとややカジュアルな印象があり、あまり良い印象を与えない可能性もあるので、選ばない方が無難でしょう。
また、リュックの重みでスーツが早々に痛んでしまう恐れもあります。
服の繊維が傷む原因として、「汗」や「摩擦」などが挙げられます。
リュックはカバンと比較して体に接地している面積が大きいため、これらの2つの影響を受けやすいといえるでしょう。
傷んだスーツをそのまま着用していると、これも相手に与える第一印象が悪くなる一因です。
そうならないためにもリュックの使用は避けると良いでしょう。
OKな場合もある
就活で使用することが基本的には推奨されないリュックですが、状況によってOKな場合もあります。
まず1つ目が、選考が私服でもよい時です。
選考を受けていると服装自由や普段着を指定されることがあります。服装自由や普段着を指定されている場合は、リュックでも問題ありません。
とはいえ、あまりにも派手なデザインや色のものは避けましょう。
服装に合う落ち着いたデザイン・色のものを使用するようにしましょう。
2つ目が、選考を受けている企業がベンチャー企業や外資系企業、ファッション業界などの場合です。
これらの企業は、そこまで持ち物や服装にこだわらない傾向があります。
むしろ個性を大事にする風潮もあるため、身につけているものも自分の印象を相手に残すために大事になることもあります。
そのような場合はリュックでも問題ないでしょう。
さいごに
この記事では、就活カバンの選び方について解説しました。
就活だからと言って、カバンの選び方に絶対的な正解というのは存在しません。
状況や自分の立場に合わせて、使う道具も適切に判断することが重要です。
最低限、失礼な印象やマイナスな印象を与えないように気をつけながら、色や形などが就活に適したものを選択するようにしましょう。