就活エージェントの料金はなぜ無料?有料サービスとの違いを解説
2025/2/21更新
はじめに
就職活動を始める学生の皆さんから、就活エージェントの費用について多くの質問がきています。
「就職支援サービスの料金はどれくらいですか?」
「本当に無料で利用できるんですか?」
「どのような仕組みで運営されているのですか?」
などさまざまな疑問の声が集まっています。
本記事では、就活エージェントの料金システムや無料サービスを提供できる仕組み、各サービスの特徴について説明していきます。
記事を最後まで読むことで以下のポイントが理解できるでしょう。
- 就活エージェントを最大限活用するためのヒント
- 自分に合った就活エージェントの選び方
- 高い実績を持つ就活エージェントの案内
就活エージェントを安心して利用できるよう、皆さんの疑問を解決する情報を提供します。ぜひ最後までご覧ください。
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就活エージェントは基本的に無料
就活エージェントの利用料金は完全無料で、追加費用が発生することはありません。
就活エージェントは企業との業務提携により、採用が成立した際に企業から成功報酬を受け取る仕組みとなっています。
そのため、就職活動にかかる費用を抑えたい学生にとって、サービスの利用は大きな経済的メリットとなるでしょう。
有料の就職支援サービスは一般的ではありませんが、就職対策講座や就職活動セミナーといった個別の支援プログラムを提供する会社があります。
就活エージェントを無料で利用できる理由
就活エージェントを無料で利用できる仕組みについて詳しく解説していきます。
就活エージェントの基本的な収益の仕組み
前提として、就活エージェントは企業からの紹介手数料で運営されています。
学生が企業に採用された場合、その企業から成功報酬を受け取るというビジネスモデルを採用しているためです。
採用企業は新入社員の給与の25%〜35%程度を紹介料として支払うのが一般的です。
優秀な人材を採用できることから、企業にとってもメリットのある取引となっています。
学生が無料で利用できる理由
就活エージェントは以下の理由から、学生の利用を無料にしています。
- 企業からの紹介手数料で十分な収益を確保できる
- 優秀な学生を多く抱えることで企業から信頼を得られる
- 学生の経済的負担を軽減することで利用のハードルを引き下げられる
就活エージェントから受けられるサービス内容は以下の通りです。
- キャリアカウンセリング
- 履歴書・エントリーシートの添削
- 面接対策や業界研究のサポート
- 企業の求人情報の提供
企業の採用ニーズと学生の希望をマッチングさせることで、双方にメリットをもたらすサービスとなっています。
無料で利用できるとはいえ、注意すべき点もあります。
例えば、「約束した面接には必ず参加する」「企業選びは慎重に行う」「エージェントとはこまめに連絡を取る」といった点に気をつけて利用しましょう。
就活エージェントは企業と学生をつなぐ重要な役割を担っています。
無料で提供される質の高いサービスを最大限活用することで、効率的な就職活動が可能となるでしょう。
有料の就活サービス
ここでは、無料の就活エージェントに似た有料のサービスを2つ紹介します。
- 就活塾
- 就活オンラインサロン
就活塾
就活塾はいわば就活版の学習塾のようなものであり、一般的に難関企業に合格するための自己分析、業界分析、企業分析、ES・面接対策まで一気通貫で行います。
- 通学or完全オンライン
- サポート期間が短期間or長期間
- ES・面接対策の回数に制限があるor無制限
- 内定補償制度があるorない
就職対策講座の利用料金は、10万円〜100万円までと指導内容により幅広く設定されています。
料金の違いは、カリキュラムの充実度や指導期間によって決定されているのが特徴です。
大手企業への内定を目指す場合は、一定以上の料金設定で質の高い指導を提供する就職講座の選択がおすすめです。
低価格の講座では十分なサポートが得られず、希望する結果を得られない可能性があります。
就活エージェントと相対的にコスト負担は大きくなりますが、大手企業への入社により生涯賃金が大幅に向上する可能性を考慮すると、将来への投資として検討する価値があります。
就活オンラインサロン
就職活動に特化したオンラインコミュニティが注目を集めています。
就職活動オンラインコミュニティは100円〜1万円程度で利用でき、気軽に参加できるサービスです。
就職対策講座と比較すると個別指導の機会は限定されますが、リーズナブルな料金でサポートを提供するコミュニティも存在します。
就活エージェントを利用するメリット
就活エージェントを利用するメリットはこちらのとおりです。
- 就活の悩みを相談できる
- 自分の価値観や適性を踏まえて求人を紹介してくれる
- エージェント独自の専門知識とネットワークを活用できる
- 面接や書類作成のサポートを受けられる
- イベントやセミナーに参加できる
エージェントにより特徴や強みは異なりますが、就活全般の相談に乗ってもらえるため強い味方になるでしょう。
就活の悩みを相談できる
- 「どの業界を選ぶべきかわからない」
- 「就活がうまくいかず、自信を失っている」
- 「友人や家族には話しにくい悩みがある」
【具体例】
ケース1:志望業界が決まらない
➡ Aさんは 文系の大学生 で、「自分にはどんな仕事が向いているのかわからない」と悩んでいました。就活エージェントのカウンセリングを受けたところ、適性検査やヒアリングを通じて 「企画職」や「コンサル業界」 に興味があることが判明。自分では考えていなかった業界を知るきっかけとなり、志望先を決定できました。
ケース2:選考がうまくいかない
➡ Bさんは 面接が苦手 で、何度も不合格通知を受け取っていました。エージェントに相談したところ、 「話し方の改善ポイント」 や 「受け答えの練習」 をマンツーマンで指導してもらえた結果、自信を持って面接に挑めるようになり、第一志望の企業から内定を獲得しました。
自分の価値観や適性を踏まえて求人を紹介してくれる
- 「ブラック企業を避けたい」
- 「自分に合った職場環境を知りたい」
- 「幅広い業界の求人を比較したい」
【具体例】
ケース1:社風のミスマッチを防ぐ
➡ Cさんは ワークライフバランスを重視 して就活を進めていました。しかし、求人サイトの情報だけでは 実際の職場の雰囲気 がわからず不安を抱えていました。
エージェントを利用することで、実際に働く社員の声や 「この企業は残業が少ない」 などのリアルな情報を聞くことができ、納得のいく企業選びができました。
ケース2:視野が広がり新しい選択肢を発見
➡ Dさんは 「メーカーの営業職」 を志望していましたが、エージェントに相談したところ 「IT企業の企画職」 が向いていることが判明。適性に合った企業を紹介してもらい、思ってもみなかった 「IT×企画」 のキャリアをスタートさせました。
エージェント独自の専門知識とネットワークを活用できる
- 「就活サイトに載っていない企業の情報を知りたい」
- 「非公開求人に応募したい」
- 「企業の選考ポイントを事前に把握したい」
【具体例】
ケース1:エージェントだけが持つ「非公開求人」
➡ Eさんは 大手メーカー に入りたかったものの、倍率が高くて苦戦していました。エージェントを通じて 「一般公開されていない優良企業の求人」 を紹介してもらい、無事内定を獲得しました。
ケース2:選考の裏情報をゲット
➡ Fさんはある企業の面接を控えていましたが、エージェントから 「この企業では〇〇の質問が頻出」「こんなエピソードを話すと好印象」 という選考対策のアドバイスをもらい、面接を突破しました。
面接や書類作成のサポートを受けられる
- 「エントリーシート(ES)の書き方がわからない」
- 「面接でうまく話せるか不安」
- 「自己PRや志望動機をどう伝えればいいかわからない」
ケース1:ESの添削で通過率UP
➡ Gさんは エントリーシートの通過率が低い ことに悩んでいました。エージェントに添削を依頼すると、 「言葉が抽象的すぎる」「企業の求める人物像に合っていない」 などの改善点を指摘され、修正後のESで通過率が大幅に上がりました。
ケース2:模擬面接で自信をつける
➡ Hさんは面接が苦手で、本番で緊張してしまうタイプ。エージェントと模擬面接を何度も行い、「笑顔を増やす」「話し方のテンポを調整する」などのフィードバックを受け、本番では落ち着いて面接に挑めました。
下記の記事では、おすすめの面接対策も解説しています。
面接に自信が持てない就活生の方は、ぜひこちらもチェックしてみましょう。
イベントやセミナーに参加できる
- 「業界研究を深めたい」
- 「企業のリアルな情報を知りたい」
- 「他の就活生と交流したい」
【具体例】
ケース1:企業のリアルな情報を得る
➡ Iさんは IT業界に興味があった ものの、実際にどんな仕事をするのかイメージが湧きませんでした。エージェントが開催するセミナーに参加し、 「エンジニアと営業の違い」 や 「未経験からでも挑戦できる職種」 について理解を深め、最適な職種を見つけることができました。
ケース2:就活仲間と情報交換
➡ Jさんは 「周りに就活の相談ができる友人がいない」 ことが悩みでした。エージェント主催の 座談会 に参加し、他の就活生と悩みを共有しながら、選考対策や業界研究の情報を交換することができました。
就活エージェントを利用するデメリット
就活エージェントを利用する前に知っておきたいデメリットは、以下のとおりです。
- アドバイザーから面談の連絡が頻繁に届く可能性がある
- アドバイザーと面談をする手間が増える
- エージェント側の提案に流される可能性がある
- 選べる企業の幅が狭まる可能性がある
就活エージェントだけに頼りっぱなしになるのではなく、就活をサポートしてくれるひとつの手段として考えましょう。
そうすることで、デメリットを解消しながら就活を進められるはずです。
アドバイザーからの連絡が頻繁に届く可能性がある
こんな人に起こりやすい
- 「複数のエージェントを利用している」
- 「電話やメールの対応が負担に感じる」
- 「授業・アルバイトが忙しく、すぐに返信できない」
【具体例】
ケース1:1日に何度も電話がかかってくる
➡ Aさんは3社の就活エージェントに登録していました。各社のアドバイザーから、求人の案内や面談の日程調整などで 1日に何度も電話がくる状況に…。
対応するのが大変で、「正直、就活よりもエージェント対応で疲れてしまう…」と悩んでいました。
ケース2:重要な連絡を見逃してしまう
➡ Bさんは、複数のエージェントからの連絡に「あとで返そう」と思っていたら、大切な企業の締切日を過ぎてしまいました。エージェントの連絡は重要な情報も含まれるため、連絡の頻度を調整することが大切です。
【解決策】
- エージェントの数を絞る(1〜2社に限定する)
- 「連絡はメールのみでお願いします」と伝える
- 「日中は対応できない」と事前に伝え、連絡の頻度をコントロールする
アドバイザーとの面談の手間が増える
- 「アルバイトや授業で忙しい」
- 「複数のエージェントを利用している」
- 「頻繁な面談が負担に感じる」
【具体例】
ケース1:毎週のように面談がある
➡ Cさんはエージェントに登録した後、週に1回のペースで面談を設定されました。最初は有益だと感じていましたが、選考が進むにつれ、「正直、面談が多すぎてスケジュールがキツい…」と感じるようになりました。
ケース2:スケジュール管理が大変になる
➡ Dさんは大学の講義やゼミ、アルバイトのスケジュールが詰まっており、エージェントの面談を調整するのが大変でした。結果的に、就活の準備に充てる時間が減ってしまい、本末転倒になってしまいました。
解決策
- 「必要なときだけ面談をお願いしたい」と事前に伝える
- スケジュール管理アプリを活用し、面談日程を調整する
- オンライン面談を活用し、移動の手間を省く
エージェント側の提案に流される可能性がある
- 「自己分析が不十分」
- 「業界・企業研究をあまりしていない」
- 「エージェントに言われたことを鵜呑みにしやすい」
【具体例】
ケース1:「この企業がおすすめです」と言われて応募したが…
➡ Eさんは「とにかく早く内定がほしい!」という気持ちから、エージェントのおすすめする企業に次々と応募していました。
しかし、内定をもらった企業の社風や仕事内容が自分の価値観と合わず、結果的に辞退せざるを得ない状況に…。
ケース2:「営業職向いてると思いますよ!」と言われたが…
➡ Fさんは 事務職を志望していましたが、エージェントから 「営業職の求人が多く、内定を取りやすいですよ!」 と言われて応募。しかし、営業の仕事内容に興味が持てず、選考が進むにつれ「やっぱり事務職がいい…」 と後悔しました。
【解決策】
- 自己分析をしっかり行い、エージェントの提案を鵜呑みにしない
- 「なぜこの求人をすすめるのか?」をアドバイザーに確認する
- エージェントの提案だけに頼らず、自分でも企業研究を進める
選べる企業の幅が狭まる可能性がある
- 「エージェントの紹介求人だけで就活を進めている」
- 「幅広い選択肢から企業を探したい」
- 「大手企業や人気企業に応募したい」
【具体例】
ケース1:エージェント経由の求人だけに絞ったら、選択肢が少なかった
➡ Gさんはエージェントを頼りにしていたため、紹介された企業の中からしか応募しませんでした。しかし、選考が進むにつれ、「自分が本当に行きたい企業がリストにない…」ことに気づきました。
ケース2:希望の企業がエージェントの提携企業になかった
➡ Hさんは 「メーカーの研究職」を希望していましたが、エージェントの提携企業には 希望の職種の募集が少なかった。その結果、選択肢が狭くなり、「もっと広く就活すればよかった…」と後悔しました。
【解決策】
- エージェントの紹介企業に絞らず、自分でも求人サイトや企業HPをチェックする
- 「エージェントに紹介される求人=ベスト」ではないと理解する
- エージェントの提携企業以外の選択肢も検討する
就活エージェントでできること
就活エージェントを利用すると受けられるサポートは主に下記の4つがあります。
- 個別カウンセリング(就活についての相談)
- 企業紹介
- 履歴書・ES作成アドバイス
- 面接対策・アドバイス
個別カウンセリング
まずは個別面談で個人の長所や短所、希望する業界や仕事内容など詳細情報を共有します。
- 自己分析(強みやアピールポイントの掘り下げ)
- 適性診断
- 自己PRの方法、内容
また、就活を進めていく中で出てくる悩みや相談についても、就活の進捗状況や人柄を把握した上で的確なアドバイスや対策を行ってくれます。
エントリーシート提出前に絶対にやるべきこととは?最終確認時のポイントについて解説
エントリーシートで落ちる典型的な例を診断!落ちない作り方とは?
企業紹介
最初に行う面談の内容を踏まえて、担当のアドバイザーが希望や条件に合った企業を紹介してくれます。
また、就活エージェントによっては、求職サイトに掲載されていない非公開の優良求人を紹介してくれるケースがあり、自分では探せなかった企業と出会うこともできます。
履歴書・ES(エントリーシート)作成アドバイス
履歴書やESの添削を行ってくれます。
これらは、自分の魅力や企業への入社の熱意を伝えるためにとても大事な書類です。
アドバイザーは企業がどのような人材を求めているのかを熟知しているため、どうすれば企業から高評価をもらえる履歴書やESになるのかアドバイスをしてもらうことができます。
以下の記事では、エントリーシート提出前にやるべきことを紹介していますので、併せてチェックしてみてください。
また、エントリーシートで落ちる典型的な例を紹介すると共に、落ちない作成方法を解説しています。
面接アドバイス
企業によって面接での評価基準や重視ポイントは異なります。
そのため各企業の評価基準をもとに担当アドバイザーが面接のアドバイスを行ってくれます。
また面接後、仮に不採用となった場合は「なぜ不採用だったのか」をふまえて改善点を質問することができます。
そうすることで自分の面接での欠点を知ることができ、次に活かすことができます。
面接に不安を感じている方は、以下の記事で面接目前にやるべきことを解説しています。
よく聞かれる質問やマナーなど知っておいて損はない内容が満載です。
就活エージェントの利用状況は?
キャリタス転職が実施したアンケートによると、就活エージェントをおすすめできると答えた人の割合は、85%以上にもなります。
さらに、就活エージェントを利用してよかった理由はのランキングTOP5は以下の通りです。
順位 | 回答 |
1位 | 業界知識・企業情報の提供してもらえた(63票) |
2位 | 自己分析の深堀りができた(51票) |
3位 | 履歴書やESの添削をしてもらえた(47票) |
4位 | 自分にぴったりの企業を紹介してくれた(25票) |
5位 | 就活の悩み相談に乗ってくれた(21票) |
上述の理由を見てみると、一人の就活では得られない情報や知識を得られる点に重点を置いていることが分かります。
次の章では、就活エージェントの具体的な選び方を紹介しますので、ぜひチェックしてください。
引用ページ
【アンケート調査】就活エージェントの利用をおすすめできると答えた割合は?利用して良かった理由や利用開始時期について | キャリアクラス転職
就活エージェントの選び方4選
自分に合う就活エージェントの選び方を紹介していきます。
- サポート内容をチェック
- 実績や口コミをチェック
- アドバイザーとの相性をチェック
- 総合型と特化型を比較する
サポート内容をチェック
就活エージェントにより、サポート内容が異なるケースがあり、主にこのようなサポートを行います。
- キャリアに関するカウンセリング
- 情報提供
- 求人紹介
- 書類作成支援(ES、履歴書など)
- 面接対策
Webサイトなどを確認し、自分が受けたいと思うサポートが実施されているか確認してみましょう。
実績や口コミをチェック
就活エージェントの実績や口コミを調査して、評価・信頼性を確認しておきましょう。
就活エージェントのWebサイトに掲載された口コミ以外にも、X(旧:Twitter)や口コミサイトなどを確認することで、よりリアルな意見を確認できます。
アドバイザーとの相性をチェック
アドバイザーは、就活をともに進める重要なパートナーです。
相性が合わない場合、コミュニケーションが難しくなり、相談をしづらくなってしまいます。
就活エージェント登録後、初回の面談の際にコミュニケーションをとりながら、専任アドバイザーとの相性を確認してみましょう。
話し方やサポート方法などを確認し、継続して支援を受けるのが難しい可能性が高いなら、担当者を変えてもらう、または就活エージェントを変えることも検討してみてください。
総合型と特化型を比較する
登録したい就活エージェントが総合型か特化型のどちらに属するかをチェックしておきましょう。
総合型の就活エージェントは、幅広い業界や職種の求人を取り扱っているのが特徴です。
一方の特化型は、特定分野に精通したアドバイザーが在籍しており、業界独自の対策法や非公開求人でしか出会えない企業など、専門的なサポートを受けられるのが魅力になります。
また、特化型は併用することでより確実に自分にマッチした企業に出会える可能性が高まるでしょう。
就活エージェントの利用の流れ
就活エージェントの申し込みから利用までは、以下のとおりです。
- Webサイトから申し込みをする
- オンラインまたは対面でエージェントと面談をする
- 求人紹介を受け、応募企業を決定する
- ES添削や面接選考対策を受ける
- 選考・内定を受ける
Webサイトから申し込みをする
まずは、利用したい就活エージェントのWebサイトから申し込みを行います。
Webサイトには登録フォームがあり、氏名・生年月日・住所・メールアドレス・電話番号・学校名・卒業見込み年月などの個人情報と、希望職種・業種、就活の状況などをフォームに沿って記入します。
フォームを記入し、申し込みが完了したら、電話またはメールで就活エージェントから連絡があるため対応しましょう。
オンラインまたは対面でエージェントと面談をする
就活エージェントからの連絡を受けた際、日程調整を行いオフィスに訪問またはオンラインで面談を行います。
面談では、自分のスキルや経歴、就活の目標・希望などについて詳しく話し合い、その情報をもとにアドバイスが行われます。
面談の前に、自分の就活状況や希望を整理しておくと、スムーズに相談できるでしょう。
求人紹介を受け、応募企業を決定する
就活エージェントに登録した際の情報や面談での相談内容をもとに、アドバイザーから求人が案内されます。
そして、提供された求人情報を確認し、興味をもった企業に応募するかを決めます。
アドバイザーから企業選びに関するアドバイスを受け、おすすめの企業を紹介されますが、選考に応募するかは自分の意志で判断しましょう。
ES添削や面接選考対策を受ける
選んだ企業に応募すると決めたら、ESなどの書類作成支援、添削のアドバイスを受けることができます。
その後は、面接対策や模擬面接のサポートも実施されます。
一人では難しい面接の対策ができるのは大きなメリットの為、ぜひ活用しましょう。
選考・内定を受ける
選考後、内定を獲得したら承諾する・しないを判断します。
複数の内定を獲得する可能性もあるため、就活エージェント経由で受けた企業も、辞退をすることは可能です。
内定獲得後、就活エージェントは就業条件の交渉や入社手続きのサポートも行います。
悪質な就活エージェントも存在する!?
無料で安心して利用できる一方で、一部悪質なエージェント会社も存在するので注意が必要です。
教材の販売やねずみ講への誘導、無理に入社を強要したり興味のない求人をしつこく勧められたりする場合は、はっきり断りましょう。
最終的に応募する企業を決めるのは就活をしている本人なので、求人を勧められたからといって、その企業を絶対に応募しなければいけないということはありません。
実際に利用をしてみて、少しでも怪しいと感じたらすぐに利用をやめるようにしてください。
就活エージェントを利用する際は「不信感があれば利用を停止する」ことが注意点です。
信頼できる大手の就活エージェントを選べばこのような心配はいりません。
おすすめの就活エージェント10選
おすすめの就活エージェントを10個ほど紹介していきます。
各エージェントの特徴や違いを理解して、自分に合ったひとつを見つけてみてください。
ジョーカツ
出典:ジョーカツ
- 無料で泊まれる個室完備の就活シェアハウス
- 東京までの交通費15,000円を補助
- 首都圏成長企業の採用担当者と直接会える
- 地方学生のためのオンライン就活
「上京して、自分の力を試したい。」地方に散らばる挑戦者たちを全力で応援する新しい就活支援サービスがジョーカツです。
地方から上京して就活をしたい学生に向けた就活サービスのため、都内に在籍する学生には向いていません。
その分、地方学生にとっては、魅力的な特典も豊富にありますので、ぜひチェックしてみましょう。
リクナビ就職エージェント
出典:リクナビ就職エージェント
- 面接アドバイスや履歴書添削が無制限
- 履歴書1枚で手間を省ける
- 内定後の相談もしっかりサポート
リクナビ就職エージェントはリクナビを提供する企業、株式会社リクルートが運営するエージェントです。
オリコン顧客度満足度ランキングでは、「登録のしやすさ」「相談のしやすさ」「対応力」「紹介企業」の部門で1位を獲得しています。
リクナビ就職エージェントでは、文系学生向け・理系学生向け・体育会学生の3パターンに分類されており、自分に合うサポートを受けやすいでしょう。
国内大手企業、外資系企業、優良ベンチャー企業などを含む非公開求人情報も紹介される点が特徴です。
LHH就活エージェント
出典:LHH就活エージェント
- 入社後のキャリアを見据えたサポート
- オンリーワンのES添削・面接対策
- 一人ひとりに合った厳選求人の紹介
LHH就活エージェント(旧:Spring就活エージェント)は、オリコン顧客度満足度ランキングの「紹介企業」の項目で2位を獲得しています。
内定獲得だけではなく、今後のキャリアを見据えてサポートするため、明確なキャリアがある方や入社後の目標を重視したい方におすすめの就活エージェントです。
ES対策、面接対策では、自分らしさと応募企業に合う自己PRや志望動機を一緒に考えてくれるため、書類選考や面接で自信をもって臨めるでしょう。
ホワイトマッチ
出典:ホワイトマッチ
- 紹介求人はホワイト企業のみ
- LINEから簡単に登録可能
- ホワイト企業認定は500社以上
「ホワイトマッチ」は、ホワイト企業の求人をご紹介する国内唯一のエージェントサービスです。
一般財団法人日本次世代企業普及機構が発行する「ホワイト企業認定」を取得した企業のみが求人を登録しています。
ホワイト企業認定は、『家族や友人に入社をおすすめしたい企業』および『次世代に残していきたい企業』を対象に認定を発行しています。
ミーツカンパニー就活サポート
- 社長や人事と話すことができる合同説明会も開催
- 即日で内定を獲得するチャンスあり
- プロの就活アドバイザーが内定まで徹底サポート
株式会社DYMが提供するエージェントサービスです。
ミーツカンパニーは座談会型合同説明会のイメージを持つ人も多いですが、就職エージェントのサービスも行っています。
Web面談や電話・LINEでの相談、企業紹介、キャリアカウンセリングも実施しており住んでいるエリアが面談会場まで遠い場合も、親身なサポートを受けることができます。
レバッテクルーキー
出典:レバッテクルーキー
- ITエンジニア就活のプロに相談できる
- IT業界の豊富な人脈/ノウハウがある
- 8,000社以上の企業情報から希望に合った企業のみを紹介
レバテックルーキーは、ITエンジニア就活に特化した就職エージェントサービスです。
就活生は、業界屈指の専門性を持つアドバイザーにファーストキャリアを幅広く提案してもらえます。
DiG UP CAREER
- サポートが手厚く満足度90%、友人紹介率60%
- 企業から選考フィードバックがもらえる
- 他社ナビにはない非公開求人がある
DiG UP CAREERの特徴は、新卒就活生一人一人に対するサポートが手厚いことです。
具体例として、最低3回の面談(多い人では7回以上)、キャリアアドバイザーが自己分析からサポートしてくれます。
IT求人ナビ新卒
出典:IT求人ナビ新卒
- IT業界専門の求人・案件情報サイト
- 札幌, 仙台, 関東,愛知, 関西, 広島, 福岡に拠点あり
- 就業成功率は最高水準
「IT求人ナビ新卒」は、IT業界専門の求人・案件情報サイトで、キャリアコンサルティングと求人案件紹介の2つのサービスがあります。
エンジニアとして働きたい方をサポートしており、入社後に講師がついてしっかりと教育を受けることができる企業を紹介してくれます。
全国7拠点ありますが、無料のオンラインカウンセリングも受けられるので、ぜひ見てみてください。
キャリセン就活エージェント
- 最短1日で内定を獲得可能
- ベンチャーから大手まで豊富な企業を紹介
- 個別の選考攻略ポイントを教えてくれる
約6万人の学生が利用する就活支援サービスです。
自分の希望や適性を踏まえて、ホワイト企業や成長企業を紹介してくれます。
紹介だけでなく、企業ごとの対策ポイントを伝えてくれるので、面接が苦手という方でも安心です。
kimete
出典:kimete
- 新卒採用の満足度95%以上
- 利用者のリピート率は100%
- 紹介企業からの離職率が0%
kimeteは、全国の優良中小企業専門の学生向け就職支援・応援サービスです。
専任のエージェントが就活をサポートする就活カウンセリング、イベントを紹介してくれる就活イベント、無料オンライン就職講座が受けられる就活カレッジの3つのサービスが受けられます。
講座は、就活対策に役立つものから、社会人スキルが身につくものまで幅広くあります。
紹介企業の社員教育費が平均と比べてかなり高く、教育や働く環境が優れている優良企業を多く紹介してくれます。
よくある質問
ここでは、就活エージェントに関するよくある質問について紹介していきます。
就活エージェントは複数利用すべきか?
結論、複数のエージェントを利用することをおすすめします。
就活エージェントによって保有求人や対応の質が全く異なるので、いくつか登録して、比較するようにしてください。
就活の途中でも退会できるか?
就活エージェントは、内定が出る前でも退会できます。
利用しはじめると内定が出るまで辞められないというわけではないので、安心してください。
退会する場合、キャリアアドバイザーに直接伝える方法が一般的です。キャリアアドバイザーとやり取りをしているメールやLINEなどから、退会したいことを伝えてください。
選考状況を確認したうえで、退会処理を進めてくれます。
いつ登録すべきなのか?
登録すべき理想的な時期としては、3年生の春休み中やインターンシップに参加を始める時期とされています。
早い時期から登録しておくことで、自己分析をする時間を確保できるだけでなく、同時進行で就活エージェントのサポートを受けることも可能です。
早くから準備を進めたい方は、大学3年生の5月~もおすすめします。
一つ上の学年の就活が落ち着き、キャリアアドバイザーのスケジュールに余裕が出るタイミングといえます。
必ず選考に進まないとダメなのか?
就活エージェントに登録したからといって、必ず選考をうけないといけない決まりはありません。
最終的な判断は自分自身にあるため、あくまでも就活エージェントはサポート的な立場であることを認識しておきましょう。
例えば、紹介された企業が自分に合わないと感じたら、遠慮なく担当者にそのことを伝えるようにしましょう。
就活エージェントが無理に進めることは基本的にないので、自分のペースで進めていくことが大切です。
無料の就活エージェントは有料のサービスより劣る?
一概に劣るとは言えません。
前提として、無料の就活エージェントと有料のサービスでは、対応している領域に差があります。
例えば、就活エージェントでは求人を紹介してくれますが、有料サービスは選考対策がメインのため基本的に企業とのつながりがありません。
しかし、有料サービスのなかには内定をもらえるまでサポートしてくれる保証がついたものもあります。
そのため、無料の就活エージェントを利用し、物足りないと感じた方が有料サービスも利用するというスタイルが多いといえるでしょう。
さいごに
就活エージェントの料金体系や選定方法、人気のコンサルタントについて解説してきました。
就活エージェントは費用が一切かからず、無料で活用できます。
就職活動を効率的に進めるためには、複数のサービスを比較検討し、最適なサービスを見つけることが大切です。
専門家によるキャリアカウンセリングや企業紹介など、サービスを利用することで効果的な就職活動が実現できます。
基本的に料金が無料のため、通信料と交通費以外の費用負担はほとんどありません。
就活エージェントのサポートを受けながらも、自分で積極的に企業研究や説明会への参加を検討することもおすすめします。