【linkedin】新卒採用で使われている!学生のメリットも
2024/9/28更新
はじめに
LinkedInとは、2006年にサービスが開始されたソーシャルネットワーキングサービスで、あの「X(旧Twitter)」よりも、歴史がありますが、詳しく知らない就活生も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、LinkedInの概要や就活で利用するメリットを中心に紹介していきます。
- LinkedInの概要
- LinkedInを就活で利用するメリット
- LinkedInだからこそできること
- LinkedInを利用する際の注意点
- LinkedInを利用するなら知っておきたい用語
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LinkedIn(リンクトイン)とは
LinkedInとは、ビジネスに特化したソーシャルネットワーキングサービスです。
2006年にサービスが開始されたSNSで、世界200ヵ国以上で使用されています。
実はあの「X(旧Twitter)」よりも、歴史があるSNSなんです。
Facebookと同じく、実名登録制となっているため、Facebookのビジネス版とも呼ばれています。
Facebookが日常の内容を発信するのに対し、LinkedInはビジネスに特化した内容を発信するSNSであるため、プライベートに干渉せず就活に専念できるのが特徴です。
LinkedInのBasicアカウント(無料アカウント)でできること
無料でLinkedInを利用できる「Basicアカウント」でできる内容を紹介していきます。
LinkedInのBasicアカウントでできることは下表の通りです。
できること | 特徴 |
プロフィール作成 | 学歴(職歴)、スキル、業績、自己PRなどを含むプロフィールを作成でき、企業へアピールできる。 プロフィールに写真を載せることで視覚的にアピールできる。 |
人脈作り&情報収集 | アカウント作成時に登録した自分の趣味や職種に関連性のある他のLinkedInユーザーをフォローすることができる。 また、お互いにフォローし合うことで、メッセージを通して情報交換ができ、業界仲間ができる。 親密な関係になれれば、仕事をもらうこともできる。 |
求人検索&求人応募 | さまざまな求人情報の中から、希望する職種や勤務地を絞って検索でき、オンライン上で求人応募が完結する。 |
コンテンツの共有とフォロー | 投稿によって自分の情報や意見を共有できる。 フォローしているユーザー(企業や個人)の投稿や、業界ニュースなどがフィードに表示される。 興味のある業界の企業や、個人をフォローして最新情報をゲットできる。 |
プロフィール閲覧 | 無料アカウントでは、自分のプロフィールを見たユーザーの一部を知ることができる。 |
情報のカスタマイズ | 業界に関するニュースやトレンド情報などを、自分のフィードに表示されるようにカスタマイズできる。 |
LinkedInだからこそ出来ること
ここでは、LinkedInだからこそできることを下記の項目に分けて紹介していきます。
- 志望企業・職種に勤める社会人とつながれる
- 海外企業や外国人とつながれる
- LinkedInラーニングでスキルが身につく
それぞれを解説していきます。
志望企業・職種に勤める社会人とつながれる
LinkedInだから出来ること1つ目は、「志望業界・職種に勤める社会人とつながれる」ことです。
希望の企業や職種で実際に働いている人から、直接リアルな話が聞けるチャンスです。
特に、海外の企業や海外で働いている人に連絡する手段は限られていますが、LinkedInであれば気軽に探してつながることができます。
連絡するのは勇気のいることですが、一歩踏み出せられれば大きなメリットが得られる可能性があります。
海外企業や外国人とつながれる
LinkedInだから出来ること2つ目は、「海外企業や外国人とつながれる」ことです。
LinkedInは海外発祥のSNSのため、海外企業や外国人の利用者が多いです。
そのため、日本の就活生でも気軽に海外企業や外国人とつながりが持て、将来グローバルに活躍したいと考えている人には特におすすめできます。
ここで得られたつながりが就活で活きたり、就活を終えて社会人になったときにもビジネスとして利用できるでしょう。
LinkedInラーニングでスキルが身につく
LinkedInだから出来ること3つ目は、「LinkedInラーニングでスキルが身につく」ことです。
LinkedInラーニングとはオンライン学習プラットフォームのことで、登録ユーザーであれば誰でも利用できます。
講師に各分野のエキスパートを迎え、オリジナルの学習プログラムを提供しているのが特徴です。
ビジネス・クリエイティブ・テクノロジーの中から自分の好きな動画を選んで学習でき、11か国語で2万コース以上のうち、日本語のコースは16,000件以上あります。
また、LinkedInラーニングはプレミアムプランを契約していれば、無料で利用できます。
プレミアムプランではない場合も、1か月の無料トライアルで利用が可能です。
就活生がLinkedInを利用するメリット5選
就活生がLinkedInを利用することで得られるメリットを、下記の5つに分けて紹介していきます。
- 国内にライバルが少なく選考を有利に進めやすい
- LimkedInだけの求人・インターン募集がある
- 外資系企業からスカウトが届く
- 大学のOB・OGを見つけやすい
- 就活のロールモデルを探せる
それぞれのメリットについて解説していきます。
国内にライバルが少なく選考を有利に進めやすい
LinkedInを利用するメリットの1つ目は、「国内にライバルが少なく選考を有利に進めやすい」ことです。
就活生の多くは、リクナビやマイナビといった新卒採用サイトをメインに利用しています。
そのため、それらの新卒採用サイトを利用して就活した場合、必然的にライバルの数も多くなるというわけです。
人気企業の説明会を例に挙げると、募集開始からものの数分で定員オーバーになってしまうこともあり、選考に挑むことすら難しい場合もあります。
その一方でLinkedInであれば、大学生の利用者数が少ないため、大手の新卒採用サイトよりも有利に選考に進めるというメリットがあります。
LimkedInだけの求人・インターン募集がある
LinkedInを利用するメリットの2つ目は、「LimkedInだけの求人・インターン募集がある」ことです。
企業によっては求人募集を掲載する媒体を限定していることがあるため、就活生はさまざまな新卒採用サイトに登録したり、セミナーに参加したりしています。
LinkedInでも、他媒体では掲載していない求人やインターン募集があるので、就活生にとっても利用するメリットが大きいです。
特に海外の企業や外資系企業に就職したい就活生は、海外に強いLinkedInを利用するのがおすすめです。
外資系企業からスカウトが届く
LinkedInを利用するメリットの3つ目は、「外資系企業からスカウトが届く」ことです。
LinkedInでは自分の学歴や強みなどをプロフィールに記載することで、国内外問わず、興味を持った企業からスカウトが届くこともあります。
外資系のスタートアップ企業や、世界的に有名な外資系企業からスカウトが届くこともあり、外資系企業や海外で働きたい就活生には大きなメリットです。
大学のOB・OGを見つけやすい
LinkedInを利用するメリットの4つ目は、「大学のOB・OGを見つけやすい」ことです。
就活を有利に進める手段として、OB・OG訪問を行う就活生も多いでしょう。
実際、志望企業で働く社員に、職場に関する情報や就活のアドバイスをもらえることは、大きなメリットとなります。
しかし、自力でOB・OGを見つけてアポイントを取るのはなかなか難しく、見つからないことも珍しくありません。
その点LinkedInでは、ユーザープロフィールの登録情報から、企業名と卒業した学校を絞って検索できるため、OB・OGを探してアポイントを取るのも容易です。
就活のロールモデルを探せる
LinkedInを利用するメリットの5つ目は、「就活のロールモデルを探せる」ことです。
LinkedInのユーザーは世界中で9億人います。
そのため、多くのユーザーの中から自分の専攻や興味・関心にマッチしたロールモデルを探すことが可能です。
自分の歩みたいキャリアのお手本となる人物が見つかれば、その人をフォローして話を聞いたりすることで、将来的なキャリアパスに関するイメージや視野を広げられます。
LinkedInを利用する際の注意点
メリットを中心に紹介してきましたが、ここではLinkedInの注意点について解説します。
LinkedInはアメリカで誕生したSNSのため、日本の公式サイトがなかったり、ヘルプページが英語版を日本語訳しただけのものであったりと使いにくい点もあります。
LinkedInを利用する際は、以下のような注意点もあります。
- 足跡機能がある
- 解約手続きが難しい
- 海外アカウントからの申請
- 自動課金に注意
以下では、それぞれの注意点について詳しくご紹介します。
足跡機能がある
LinkedInは、プロフィールを見たことが本人に伝わる「足跡機能」があります。
デフォルトの設定では、この足跡機能がオンになっているため、他のユーザーのプロフィールを観覧した時点で相手に通知されます。
足跡をきっかけに他のユーザーと知り合えるというメリットもありますが、こっそりプロフィールを観覧したい場合は、「匿名モード」などを利用しましょう。
解約手続きが難しい
LinkedInを解約するときは、ホーム画面にある自分のアイコンを選択して「設定・プライバシー」に進みます。
「設定・プライバシー」の中にある「アカウント管理」の項目を選択し、解約することができます。
しかし、「解約する」の項目がないため、手続きが分かりづらいという人もいるようです。
また、LinkedInを解約する方法は、「解約」「休止」「有料プランの解約」の3通りあるため注意が必要です。
解約した場合、プロフィールなど自分の登録した内容が全て削除されるため、登録内容は残しておきたいけど一時的に使用を辞めたい場合は、「休止」がおすすめです。
海外アカウントからの申請
LinkedInは海外利用者が多いので、外国人からのつながり申請が届くことも多いです。
その中でも注意したいのがロマンス詐欺です。
中華系の美女アカウントや、フランクにメッセージを送ってくる外国人は怪しい場合が多いので注意してください。
LinkedInにはブロック機能もあるので、怪しいと思ったユーザーをブロックすることもできます。
見知らぬ外国人からのメッセージにテンションが上がってしまうこともあるかもしれませんが、まずは相手がどういった内容のメッセージを送ってきているのかを確認し、慎重に相手を判断することが大切です。
自動課金に注意
LinkedInはサブスクリプションモデルなので、一度課金をすると毎月自動的に更新されます。
月間契約の場合、登録した日から1か月ごとに更新されるため、更新したくない場合は次の支払日が来る前にキャンセルしましょう。
職種や業界によっては不向き
LinkedInは就活に活用できる強力なツールですが、職種や業界によって向き・不向きがあります。
誰もが必ずしもLinkedInを就活に利用できるわけではありません。
LinkedInに向いている職種・業界と、向いていない職種・業界を下表にまとめました。
LinkedInに向いている職種や業界 | ・IT・テクノロジー ・金融・コンサルティング ・営業・ビジネス開発 ・マーケティング・広告 ・人事・採用 ・B2B企業やスタートアップ |
LinkedInに向いていない職種や業界 | ・サービス業 ・ブルーカラー職 ・小売業 ・小売チェーン、スーパーマーケット多くの中小企業 ・エントリーレベルの非専門職 |
LinkedInを利用するなら知っておきたい用語
LinkedInを初めて利用する人の中には、X(旧Twitter)やFacebookとの用語の違いに戸惑ってしまう方もいるでしょう。
LinkedInを使いこなすために知っておきたい用語を下記の4つに分けて紹介していきます。
- つながり
- フォロー
- DM
- InMail
それぞれの用語について解説していきます。
つながり
LinkedInユーザーに対して「つながり」申請を行うと、相手が繋がり申請に承認することでお互いにDMを送れるようになります。
X(旧Twitter)でいう「相互フォロー」、Facebookでいう「フレンド」のような関係性です。
フォロー
気になるLinkedInユーザーを「フォロー」することで、一方的に相手の投稿をタイムラインに表示させることができます。
「つながり」では相手の承認を得る必要がありますが、「フォロー」では相手の承認をもらう必要がありません。
X(旧Twitter)でいう「フォロー」と同じ状態です。
DM
「DM」とは、ダイレクトメッセージの略で、「つながっている」相手に対して直接メッセージを送ることをいいます。
一方的にフォローしているだけではDMを送ることはできないので、必ず双方の承認が必要です。
InMail
「InMail」は有料機能の一つで、「つながっていない」相手でもメッセージを送ることができます。
DMとは違って、お金がかかってしまうデメリットはありますが、大企業の社長など普段話すことがない人にメッセージを送れる点が魅力です。
さいごに
LinkedInを利用して新卒採用に関する情報を得たい就活生に向けて、LinkedInの活用方法やメリット、注意点などをメインに紹介していきました。
LinkedInは海外発祥のSNSのため、海外企業や外国人の利用者が多く、外資系企業や海外で働きたい就活生や、将来グローバルに活躍したいと考えている人には特におすすめできます。
LinkedInを利用して就活すると下記のようなさまざまなメリットがあります。
- ライバルが少ないため就活を有利に進められる
- LinkedInだけの求人やインターン情報に触れられる
- 大学のOB・OGを見つけやすい
- 就活のロールモデルを探せる
その他の注意点や、知っておきたい用語についても確認することで、LinkedInを上手に活用していきましょう。
LinkedInの有料契約を検討する場合は、まず1ヶ月の無料 Premiumをおすすめします。