ジョブトライアウトとは?目的やメリット・デメリットを解説

ジョブトライアウトとは?目的やメリット・デメリットを解説

2024/9/28更新

はじめに

ジョブトライアウトとは?目的やメリット・デメリット

「ジョブトライアウトに参加するメリットはある?」

「ジョブトライアウトに参加するとどんな企業に出会えるの?」

上記の疑問を持った就活生は多いでしょう。

本記事では、以下の就活生を対象にジョブトライアウトの目的、参加するメリット・デメリットについて解説しています。

対象の読者
  • 早期に内定を獲得したい
  • ジョブトライアウトの流れが知りたい

ジョブトライアウトに参加することで、一度に多くの企業に出会えます。

なかなか思うように就活が進まない就活生は、本記事を読んで参加を検討してください。

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ジョブトライアウトとは

ジョブトライアウトとは

ジョブトライアウト(以下ジョブトラ)とは、株式会社リアライブが実施している企業と新卒のマッチングイベントです。

年300回以上を超える開催数を誇り、就活生は累計で12万人以上が参加しています。

これまでに参加した企業数は1,100社を超えました。

現在では計8種のイベントが開催され就活の進行状況や、スケジュールに合わせた参加が可能です。

開催場所は、東京と大阪をはじめとし名古屋や京都、福岡、広島、仙台、札幌など全国主要都市で開催されています。

地方で就活している学生にも参加してほしい企業の思いがあるためです。

イベントが始まると、まず企業説明会に参加し企業分析を行います。

その後、就活生同士でチームとなりビジネスワーク(グループワーク)に挑戦する流れです。

最後には企業の人事部と座談会が設けられています。

もし興味のある企業が見つかれば、選考を有利に進められるきっかけになるでしょう。

ジョブトライアウトの目的

ジョブトラの背景が理解できたところで続いて、目的について解説します。

ジョブトラに参加する目的は、以下の2点です。

目的
  • 早期の内定獲得
  • 企業とのミスマッチを減らす

ジョブトラの目的をしっかり理解したうえで参加することで、効果を最大限に得られます。

参加を検討している就活生は、参考にしてください。

早期の内定獲得

目的の1つ目は、早期の内定獲得です。

ジョブトラに参加することで企業説明会や書類選考、適性検査が一気にクリアできます。

さらに、ビジネスワークの成績が良ければ企業から一次選考免除の特典が獲得可能です。

選考ごとに結果を待ったり、面接日程を調整したりする手間が省けるため就活を早く終わらせたい就活生に向いています。

ほかにもジョブトラは開催時期が早いため、ほかの就活生が準備していない段階から就活できるでしょう。

例えば、2026年卒向けのイベントは2024年の5月から開催されています。

2026年卒の就活生であれば、2025年に就活を開始すれば十分に間に合うでしょう。

しかし、ジョブトラは早い段階から開催しているため、ほかの就活生が行動し始める頃には志望する業界や業種が見つかります。

そして企業の人事部と会話する経験もあるため、面接に参加しても緊張せずに自分の魅力をアピールできるでしょう。

就活を早く終わらせ、卒業論文に力を入れたい方や卒業旅行を楽しみたい方は参加を検討してください。

企業とのミスマッチを減らす

目的の2つ目は、企業とのミスマッチを減らすためです。

自分の価値観とマッチした企業に就職することで、やりがいのある仕事ができ早期退職を防止できます。

例えば、事業拡大を目標に掲げ全国に支店を作りたいと考えている企業に、地元に残って仕事がしたい就活生が入社するとどうなるでしょう。

地元に残りたい就活生は、支店ができれば企業から異動を命じられる可能性があります。

その結果、自分が理想とする働き方ができなくなるため不満が募るでしょう。

しかし、ジョブトラに参加することで上記のミスマッチを回避できます。

ビジネスワークを通して自分の価値観に気が付き、企業選びの優先順位が明確になるでしょう。

また、企業説明会や人事部との懇談会と企業理念や文化に触れる機会が多数あります。

自分が大切にしたいと思う考えを持った状態で企業の中身が知れるため、比較検討が可能です。

そのため、企業とのミスマッチを避けたい就活生は参加をおすすめします。

ジョブトライアウトに参加するメリット

ジョブトライアウトに参加するメリット

ジョブトラにしかないメリットは数多くあります。

知らずに参加するのはもったいないので、ぜひ本章を参考にしてください。

ジョブトラに参加するメリットは、以下の4つです。

メリット
  • グループワークの経験が積める
  • 就活意欲の高い学生に出会える
  • さまざまな業界の企業に出会える
  • 企業から直接フィードバックがもらえる

自分が求める要素が手に入るか検討したうえで参加してください。

グループワークの経験が積める

メリットの1つ目は、グループワークの経験が積めることです。

グループワークでは、何が重要でどういった立ち回りが求められるか、あらかじめ経験できます。

就活を開始して初めて本格的なグループワークに参加する就活生もいるでしょう。

経験が浅い段階では「何をしていいかわからず話を聞いていたら終わった」や「意見がまとまらず、発表がまとまらなかった」となることもあります。

グループワークを進めるポイントはありますが、一番大きな原因は経験不足です。

ジョブトラでは、本番同様のグループワークに参加できます。

あらかじめ、どういった流れで進めるのか、時間配分や役割分担など必要な要素が経験可能です。

グループワークは、当日初めましての就活生が集められて実施されます。

性格や価値観もバラバラのため難しい印象があるでしょう。

しかし、ジョブトラでの経験を活用すればしっかり対応できます。

グループワークの経験値を積みたい就活生は参加してください。

就活意欲の高い学生に出会える

メリットの2つ目は、就活意欲の高い学生に出会えることです。

就活は行動した分だけ、理想の企業に出会える確率は高くなります。

じっと待っている状態では、納得した企業に就職できません。

そのため、就活意欲が高い学生が身近にいることで、モチベーションアップにつながります。

ジョブトラに来る就活生は、早期内定の獲得や選考の一部免除を期待して参加するため、初めて参加する方は周りの就活意欲の高さに驚くでしょう。

ジョブトラの口コミでも「参加者のレベルが高く、刺激になった」と回答する方もいるほどです。

高い位置に目標を掲げている就活生や、周囲の就活生と切磋琢磨したい方は参加することで良い影響が得られるでしょう。

さまざまな業界の企業に出会える

メリットの3つ目は、さまざまな業界の企業に出会えることです。

一度の参加で7社の企業説明会に参加できます。

就活を初めてすぐは、自分に向いている業界がわからず企業探しに迷うでしょう。

しかし、ジョブトラに参加すれば幅広い企業に出会えます。

海外企業やベンチャー企業など特定の分野に特化しているわけではないため、これから業界を絞っていきたい人にはおすすめです。

就活解禁と同時に行われる大規模な就活イベントでも、多種多様な企業に出会えます。

しかし、参加する就活生が多く人事の方とゆっくり話せなかったり、企業数が多すぎて選べなかったりするでしょう。

その点、ジョブトラであれば定員は約50名程度と限られた人数です。

企業数も比較検討しやすい数のため、選びやすいでしょう。

大勢の人が参加するイベントは避けたいが、たくさんの企業と出会いたい就活生にはピッタリのイベントです。

企業から直接フィードバックがもらえる

メリットの4つ目は、企業から直接フィードバックがもらえることです。

自分の気が付かなかった良い面や改善すればさらに良い人材になれるアドバイスを企業の人事担当者が教えてくれます。

例えば「チームを鼓舞する姿が魅力的に見えたよ」や「周りの意見に耳を傾けた方がより密度の高いコミュニケーションが取れるよ」などです。

企業目線から評価をもらう機会は非常に貴重です。

自己分析で自分のことを深く理解することも大切ですが、プロから見た意見を参考にすることでより成長できます。

落選した理由を教えてくれる企業はほとんどありません。

大抵は、お祈りメールといわれる「慎重に審議を重ねた結果、貴殿の希望にそうことはできませんでした」といった連絡が来るのみで理由は不明のままです。

自分の改善すべき点を理解し、より成長したい就活生はジョブトラの仕組みを最大限活用してください。

ジョブトライアウトに参加するデメリット

ジョブトライアウトに参加するデメリット

ジョブトラにもデメリットがあります。

参加を否定するレベルではありませんが、価値観が合わない可能性があるため事前にご紹介するのでご確認ください。

ジョブトラに参加するデメリットは、以下の4つです。

デメリット
  • イベント時間が長い
  • 参加する企業がランダムである
  • イベントの結果が順位づけされる
  • イベントに複数回参加する必要がある

ジョブトラに参加する前にデメリットについて適切に理解しておきましょう。

参加してから、自分には合わないと感じでしまうと時間や交通費を損した気分になります。

自分にとってデメリットの方が大きいのか、メリットの方が大きいのか比較するためにも本章を参考にしてください。

イベント時間が長い

デメリットの1つ目は、イベント時間が長いことです。

ジョブトラは、イベントだけで5時間かかるスケジュールになります。

そのため1dayインターンシップに近いイメージです。

手短に参加して企業説明だけ聞きたい就活生には合わないでしょう。

また、一例になりますが午前の部は9時30分〜14時30分に開催されます。

午後の部は15時〜20時です。

イベントの前後で別の予定を入れにくいと感じる就活生は、積極的に利用しようと思わないでしょう。

ホームページにあらかじめ日時の記載があるため、余裕のある日に予約するようにしてください。

参加する企業がランダムである

デメリットの2つ目は、参加する企業がランダムであることです。

ジョブトラは参加当日に企業名が判明します。

そのため、ホームページに記載されている有名企業や志望している企業に必ず会えるとは限りません。

ある程度業界や業種を絞っている就活生であれば、お目当ての企業がないことでモチベーションが下がる可能性があります。

ほかには、参加経験のある就活生は出会う企業が重複する可能性もあるため、あらかじめ理解しておきましょう。

企業説明会後には、座談会に進みたい企業を選択して提出するため、二度目の企業は順位を下げて提出すれば問題ありません。

同じ企業と出会うことで、損した気分になるのは理解できます。

しかし、良い機会なのでポジティブに捉えましょう。

一度説明を受けることでより深く知るきっかけになったり、イベントを経験したことで新しい一面に気が付くこともあります。

どの企業と出会えるかはランダムですが、自分の捉え方によってはプラスになることもあるでしょう。

イベントの結果が順位づけされる

デメリットの3つ目は、イベントの結果が順位付けされることです。

競争が苦手な方や自分の力がうまく発揮できなかった人にとっては、つらい時間になります。

人によっては「周りと競争しながらイベントに挑戦するのは緊張する」、「周りの就活生の勢いに圧倒されて実力が出せなかった」など苦い経験になるでしょう。

上記のような経験も、就活ではプラスに捉えて改善していけば問題ありません。

しかし、事前に順位付けされることに納得したうえで参加しないと就活の自信を失う結果になるでしょう。

イベントに複数回参加する必要がある

デメリットの4つ目は、イベントに複数回参加する必要があることです。

ジョブトラは、難易度や目的別に8種類に分かれて開催されます。

以下の種類を参考にしてください。

種類

  1. 自己分析編
  2. ES(エントリーシート)攻略編
  3. 企業研究編
  4. 業界・職種研究編
  5. 営業職種理解
  6. IT職種理解
  7. 社風解明編
  8. 内定獲得編

 

上記は就活の流れごとに区切られています。

分野ごとに集中して学習できるでしょう。

しかし、就活は1つ対策したからといって終わりではありません。

自己分析が終われば、エントリーシートの対策が必要です。

就活準備を総合的にするのであれば1から順番に参加する必要があるでしょう。

アルバイトや大学の講義、サークル活動など多忙な就活生にとって全て参加するのは困難です。

遠方にお住まいの就活生であればお金もかかります。

まずは、自己分析する中で一番気になるイベントはどれか検討してください。

必ずしも最初から順番に参加する必要はないため安心してください。

より多くのイベントに参加した方がよりジョブトラの効果を得られることは理解しておきましょう。

ジョブトライアウトに参加した就活生の大学実績

ジョブトライアウトに参加した就活生の大学実績

ジョブトラに参加した大学生の学歴は、以下の通りです。

2024年6月時点での実績になります。

参加大学

日本大学、早稲田大学、慶應義塾大学、中央大学、立教大学、関西大学、青山学院大学、近畿大学、同志社大学、駒澤大学、東京大学、京都大学、神奈川大学、名古屋大学、九州大学、大阪大学、北海道大学、東北大学、甲南大学、武蔵野大学、東京工業大学、そのほか741団体

 

東京大学や京都大学をはじめ日本トップクラスの大学から、有名私立大学や地方国公立出身の就活生が多く参加しています。

参加する就活生の学歴が非常に高いことを理解しておきましょう。

ジョブトライアウトに参加した就活生の採用実績

ジョブトライアウトに参加した就活生の採用実績

ジョブトラに参加した就活生の中で実際に内定を獲得した実績は、以下の通りです。

2024年3月時点での実績になります。

内定実績

伊藤忠商事、三菱商事、味の素、トヨタ自動車、パナソニック、花王、損害保険ジャパン、ファーストリテイリング、日清食品、キリンビール、電通、博報堂、グーグル、楽天グループ、KDDI、NTTドコモ、三井住友銀行、野村證券 ほか人気企業多数

 

就活生であれば、一度は耳にしたことがある企業ばかりでしょう。

ジョブトラでは実際に有名企業に就職が決まった方がいます。

自分が志望する企業がある就活生は挑戦してみる価値はあるでしょう。

ジョブトライアウトの流れ

ジョブトライアウトの流れ

ジョブトラに参加した日の流れを解説します。

初めて参加する方は、大まかなスケジュールを理解しておきましょう。

資料の受け取り

会場に到着すると資料を受け取り着席します。

開始時間に間に合うように余裕を持って向かいましょう。

企業によるプレゼン

開始時間になると、参加企業から企業説明が行われます。

就活生は選考に進みたいと思うかどうかで企業を評価するため、真剣に聞いておきましょう。

参加希望企業への投票

ビジネスワークに参加するにあたって、企業を1〜7位まで順位付けします。

上位に順位付けした企業が優先してビジネスワークを評価してくれるため、興味のある企業に投票してください。

ビジネスゲームに参加

チームで協力しながらビジネスゲームに参加します。

実際に企業が行う営業活動を擬似体験可能です。

事前の対策はできない仕様なので注意してください。

さまざまなルールや条件があるため、いかに早く理解して行動できるかが重要になります。

さらに途中でイレギュラーな案件も発生するので落ち着いて対応してください。

結果発表

ビジネスゲームが終了すると結果発表です。

選考に進みたいと思う企業から、一人ひとりにフィードバックをもらいます。

思考力やコミュニケーション能力などさまざまな観点からアドバイスがもらえるでしょう。

企業との座談会

就活生と企業の両方がつけた評価をもとに座談会が開催されます。

マッチ度が高い順で組まれるため興味のある企業と話せる機会になるでしょう。

ジョブトライアウト参加者の口コミ

本章では、ジョブトラに参加した方の口コミをまとめました。

良かった点と悪かった点の2つに分けてご紹介します。

参加者側の声も確認しておくことで、より納得した状態で参加できるでしょう。

良かった点
  • イベント終了後には成長が実感できた
  • イベントの難易度が高く真剣に取り組めた
悪かった点
  • 興味のない企業ばかりだった
  • 評価が低くてショックだった

 

さいごに

ジョブトライアウトとは?目的やメリット・デメリットのまとめ

本記事では、株式会社リアライブが主催するジョブトライアウトについて解説しました。

ジョブトラは、早期内定獲得や企業のミスマッチを減らす目的があります。

さらに、グループワークの経験が積めたり、選考の一部が免除になったりするメリットが就活生には魅力になるでしょう。

一方で、イベントの開催時間が長く、参加する企業がランダムであり思うように就活できない可能性があるため注意してください。

早い段階から就活準備したい方や、さまざまな業界の企業に出会いたい方は積極的に参加してみましょう。

個別のフィードバックがもらえるため、改善箇所が明確になり就活が有利に進みます。

自分が志望する企業に納得した状態で就職するためにも、本記事を参考にジョブトラについて理解しておきましょう。

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