【保存版】理系大学で偏差値低いけどイイ大学7選|学費・就職率・進学率を徹底比較

2025/8/28更新

はじめに

「理系大学は偏差値がすべて」――そう思っていませんか?

 実は、偏差値が低めでも“良い大学”と呼ばれる大学は数多く存在します。

就職率や大学院進学率が高い大学、最新の研究設備が整った大学、さらには国公立ならではの学費の安さや、少人数教育の手厚さで評価される大学もあります。

偏差値だけを基準にしてしまうと、こうした魅力ある進学先を見落とすかもしれません。

本記事では、偏差値以外で大学を選ぶ基準や、実績とコスパに優れた理系大学の事例を紹介します。

読めば「自分に本当に合った大学」を見極めるヒントが得られるはずです。

偏差値が低くても“良い理系大学”とは

大学を選ぶ際に偏差値を基準にする人は多いですが、実際には偏差値だけで「良い大学かどうか」を判断するのは危険です。

なぜなら、大学の価値は就職率や研究環境、学費、教育方針など、偏差値では測れない部分に大きく表れるからです。

たとえば、偏差値50前後でも大学院進学率が80%を超える国公立の理系大学が存在し、就職実績も高いケースは少なくありません。

つまり「偏差値が低い=ダメな大学」という思い込みは誤りであり、自分にとって学びやすく将来につながる大学こそが“良い大学”と言えるのです。

偏差値だけで大学を選ぶ危うさ

大学選びで偏差値ばかりを重視すると、本当に自分に合った進路を見失う危険があります。

偏差値は「その大学に入る難易度」を示す指標にすぎず、教育の質や学生の成長を保証するものではありません。

実際、理系では研究設備の充実度や教授陣の専門性が大きく影響します。

偏差値が低くても実験施設が整っていたり、教授の研究分野が社会的に注目されていたりする大学もあります。

受験生にとって重要なのは「自分が何を学び、将来どう活かすか」です。

その視点を持たずに偏差値だけで判断すると、せっかくの学びのチャンスを逃してしまいます。

評価基準の整理:就職率・大学院進学率・研究設備・コスパ

良い大学を見極めるには、偏差値以外の基準を整理して考えることが大切です。

まず、卒業後の進路に直結する「就職率」や「大学院進学率」を確認しましょう。

さらに、研究設備や実験環境が整っているかどうかも理系では重要な評価ポイントです。

加えて、国公立か私立かによる学費の違いや奨学金制度の有無も見逃せません。

偏差値はあくまで一つの目安にすぎませんが、これらの要素を組み合わせて判断することで、自分にとって本当に価値のある大学が見えてきます。

結果的に、偏差値が低くても「行って良かった」と思える大学に出会えるのです。

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実は、偏差値に関係なく就職に強い大学には、“キャリア支援の充実度”や“企業との連携力”などの共通点があります。

大事なのは、“大学名”ではなく“自分が何をしてきたか”。

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実績とコスパに優れた理系大学事例を紹介

理系大学を選ぶ際に重視すべきなのは「実績」と「コストパフォーマンス」です。

就職率や大学院進学率が高い大学は、学んだ知識を社会で活かしやすく、学費や生活費の負担が軽ければ将来の選択肢も広がります。

例えば、豊橋技術科学大学や長岡技術科学大学は、偏差値が50前後で入学しやすい一方、大学院進学率は80%を超えており、国公立ならではの学費の安さも魅力です。

つまり「入りやすく成果を出しやすい大学」を選ぶことが、理系進学で失敗しない大切なポイントだと言えるでしょう。

技術科学大学(豊橋・長岡):大学院進学率80%超、国公立でコスパ◎

この2校は、理系志望者にとって隠れた実力校です。

豊橋技術科学大学の大学院進学率は87%、長岡技術科学大学では85.1%と非常に高い水準を誇ります。

学費は国公立のため年間約54万円と私立理系の半額程度に抑えられ、経済的な負担が小さいのも特徴です。

さらに研究室配属が早く、実践的な学びを重視する教育方針も学生から高く評価されています。

偏差値だけでは目立たないかもしれませんが、実績とコスパを兼ね備えた理想的な大学といえるでしょう。

大学名偏差値
目安
就職率
進学率
学費
(年間)
強み注意点
豊橋技術科学大学(国立)42.5 – 45.0大学院進学率87%、院卒就職率87.9%約54万円大学院進学率が高い/研究環境が充実首都圏での知名度はやや弱め
長岡技術科学大学(国立)37.5 – 40.0大学院進学率85.1%、院卒就職率89.6%約54万円実績とコスパ両立/実践的カリキュラム全国的な知名度が低い

参照:

豊橋技術科学大学 | 偏差値(ボーダーライン) | 河合塾Kei-Net大学検索システム

令和6年度(2024年度)卒業・修了者の進路状況 

入学料・授業料・経済的支援(免除・奨学金) | 豊橋技術科学大学

長岡技術科学大学 | 偏差値(ボーダーライン) | 河合塾Kei-Net大学検索システム

就職状況 | 長岡技術科学大学

入学料・授業料等 | 長岡技術科学大学

室蘭工業大学・北見工業大学:地域密着で就職実績が高い

北海道にある室蘭工業大学と北見工業大学は、全国的な知名度こそ高くありませんが、就職率の高さで評価されています。

特に地元のインフラ関連や製造業との結びつきが強く、安定した就職先を確保しやすい点が魅力です。

学費は国公立なので比較的安く、研究設備も一定水準以上が整っています。

偏差値は40程度と入りやすい部類に入りますが、地域に根ざした教育を受けながら将来のキャリアに直結できることが強みです。

「堅実に学び、安定した進路を築きたい」という受験生には特におすすめの大学です。

大学名偏差値
目安
就職率
進学率
学費
(年間)
強み注意点
室蘭工業大学(国立)35.0~37.5学部就職率93.3%、院卒就職率96.1%約54万円地元企業との結びつきが強く安定就職全国的なブランド力は弱い
北見工業大学(国立)35.0就職率55%、進学率41.2%、院卒就職率90.8%約54万円地域密着型教育/研究設備も一定水準首都圏での就職に不利な場面あり

参照:

室蘭工業大学 | 偏差値(ボーダーライン) | 河合塾Kei-Net大学検索システム

就職状況 | 室工大受験生サイト

授業料の納入 | 国立大学法人 室蘭工業大学

北見工業大学 | 偏差値(ボーダーライン) | 河合塾Kei-Net大学検索システム

就職・進路データ | 北見工業大学

入学料・授業料 | 北見工業大学

地域別に見るおすすめ理系大学

理系大学は地域ごとに特色があり、「偏差値は低めでも実力を伸ばせる大学」が全国に存在します。

地方や私立大学には、地域産業や実践教育と強く結びついたカリキュラムが多く、学生にとって学びやすい環境が整っているのが特徴です。

例えば、関東では神奈川工科大学やものつくり大学、関西では大阪工業大学や京都産業大学などが代表例です。

これらの大学は大規模校に比べて学生と教員の距離が近く、手厚い教育を受けられるという利点もあります。

つまり、地域に目を向けることで「偏差値にとらわれない大学選び」が可能になるのです。

関東の注目校:神奈川工科大/ものつくり大/東京工科大

関東でおすすめなのは、実学に強い私立理系大学です。

神奈川工科大学はITや機械分野に強く、地元企業との連携やインターンシップ制度が充実しています。

ものつくり大学は名前の通り「実習中心」の教育で、現場で役立つ技術を身につけたい学生に人気があります。

東京工科大学は偏差値は低めですが、就職率が高く、教育とキャリア支援が整っている点が評価されています。

いずれも「入りやすさ」と「就職につながる実力」を兼ね備えた大学です。

大学名偏差値
目安
就職率
進学率
学費
(年間)
強み注意点
神奈川工科大学(私立)42~47(学部による)就職率98.6%約150万円IT・機械系に強い/企業連携・インターン充実学費が高め/課題は厳しめ
ものつくり大学(私立)42~43就職率94%約150万円実習中心で実務スキルが身につく学費が高め/知名度が限定的
東京工科大学(私立)45~61(学部による)就職率98.1%約160万円就職支援が充実/キャリア教育に強い学費が高め/大学ブランドは控えめ

参照:

神奈川工科大学/偏差値・共通テスト得点率(入試難易度)

就職のKAIT | 学生生活 | 神奈川工科大学

学費(納付金)|学生生活|神奈川工科大学

ものつくり大学/偏差値・共通テスト得点率(入試難易度)

学部、学科、学生基礎データ | ものつくり大学

東京工科大学/偏差値・共通テスト得点率(入試難易度)

就職状況 | 就職・キャリア支援 | 東京工科大学

関西の注目校:大阪工業大/大阪電通大/京都産業大

関西で注目されるのは、専門分野に強みを持つ私立理系大学です。

大阪工業大学は工学・情報系に強く、就職支援が手厚い点が特徴です。

大阪電気通信大学は研究施設が充実しており、実験中心の学びを希望する学生に適しています。

京都産業大学は理系分野全般のバランスが良く、特にAIや宇宙分野の研究に力を入れており、就職率も95%以上と高水準を維持しています。

これらの大学は「偏差値は控えめでも、専門性と実績で強みを発揮している大学」と言えるでしょう。

大学名偏差値
目安
就職率
進学率
学費
(年間)
強み注意点
大阪工業大学(私立)47~60(学部による

就職率95%前後、院卒就職率95%以上約150万円工学・情報分野に強み/就職サポート充実学費が高め/一部学科の偏差値は低め
大阪電気通信大学(私立)42~53(学部による)就職率99%約160万円研究設備が充実/実験重視の教育学費が高め/全国的な知名度は限定的
京都産業大学(私立)37.5~52.5(学部による)就職率98.2%約150万円AI・宇宙分野など先端研究に注力課題が多く厳しい面も

参照:

大阪工業大学/偏差値・共通テスト得点率(入試難易度)

情報公開・データ | 大阪工業大学

大阪電気通信大学/偏差値・共通テスト得点率(入試難易度)

就職に強い大学 | 大阪電気通信大学

京都産業大学 | 偏差値(ボーダーライン) | 河合塾Kei-Net大学検索システム

全学部 就職状況 | 進路・就職支援 | 京都産業大学

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偏差値が低い理系大学を選ぶメリット・デメリット

偏差値が低い理系大学を選ぶことには、良い面と注意すべき面の両方があります。

メリットとデメリットを理解したうえで「自分に合う大学かどうか」を見極めることが大切です。

偏差値が低い3つのメリット

偏差値が低い理系大学を選ぶメリットは以下の通りです。

3つのメリット
  • 入学難易度が低い
  • 指導が手厚い
  • コスパが良い

これらのメリットを活かすことができれば、大学生活は充実し、将来への展望が大きく開けるでしょう。

入学難易度が低い

偏差値が低い大学は、入学のハードルが比較的低いため、受験勉強にかかる精神的・時間的負担を軽減できます。

その分、自分の興味分野の学習や資格取得の準備に時間を充てられるのも大きな魅力です。

さらに、入試で競争が激しくないことで「入れたことがゴール」になりにくく、入学後に学びに集中しやすい環境を得られます。

努力次第で大きく成長できる余地がある点は、受験生にとって見逃せないメリットです。

指導が手厚い

学生数が少ない傾向があるため、教授や指導教員との距離が近く、手厚いサポートを受けやすいのが魅力です。

授業や研究で疑問があれば直接相談でき、進路やキャリアの相談にも対応してもらえる環境があります。

大規模大学では埋もれてしまう学生も、小規模校なら個別に目をかけてもらえることが多く、自分のペースで成長を実感できます。

学びに真剣に取り組む学生にとって、安心して過ごせる環境が整っているといえるでしょう。

コスパが良い

特に国公立大学では学費が私立の半分以下に設定されており、年間約54万円程度で通える点は大きな魅力です。

加えて、奨学金制度や授業料免除などの支援も整っているため、経済的な負担を大きく抑えられます。

学費が安い分、教材や資格取得、留学や研究活動に資金を回せることも強みです。

コストを抑えながら質の高い教育を受けられることは、長期的に見て大きなメリットといえるでしょう。

偏差値が低い2つのデメリット

偏差値が低い理系大学を選ぶデメリットは以下の通りです。

2つのデメリット
  • 知名度やブランド力が弱い
  • 就活で不利の可能性

デメリットを理解した上で、どう行動していくかが自身の未来を切り開くポイントになるでしょう。

知名度やブランド力が弱い

偏差値が低めの大学は、有名大学に比べて世間的な知名度やブランド力が弱い傾向があります。

そのため、同じ能力を持っていても「大学名」で評価されにくい場面があるかもしれません。

特に首都圏や大都市圏での就職活動では、大学名の印象が第一印象に影響するケースも少なくありません。

ただし、資格取得やインターンシップなどで自分の強みを証明すれば、大学名の弱さを補うことは十分に可能です。

就活で不利の可能性

一部の大手企業や人気業界では、採用において大学名を重視する傾向が残っています。

そのため、偏差値が低い大学出身者は、書類選考や採用試験で不利に感じることがあるでしょう。

また、OB・OGの数が少ない大学では、就職活動での情報や人脈を得にくいことも課題です。

しかし、近年は実力重視の採用が増えており、研究実績やインターン経験を積むことで十分に評価されます。

積極的に行動することでデメリットを打ち消せる可能性は高いのです。

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偏差値以外の指標で大学を選ぶ方法

大学選びは偏差値だけでは不十分です。就職率や大学院進学率、研究設備、学費など複数の基準を総合的に判断することが重要です。

進学先を選ぶ際は「偏差値+α」という視点を持つことが、将来の成功につながるのです。

就職率・大学院進学率をチェック

理系大学を検討する際、もっとも参考にすべきは「卒業後の進路データ」です。

就職率はその大学の教育が社会から評価されているかを測る具体的な指標であり、学生の満足度にも直結します。

特に理系では、研究職や技術職への就職実績が豊富かどうかを確認することが欠かせません。

また、大学院進学率が高い大学は、研究志向の学生が多く集まり、学問的にもレベルの高い環境が整っている傾向があります。

偏差値が低めでも、こうした進路実績を持つ大学であれば、将来に直結する学びが得られるでしょう。

学費・奨学金・研究設備を比較

学費や奨学金制度も大学を選ぶうえで大きな判断材料です。

国公立大学は年間約54万円程度と私立の半分以下に抑えられており、経済的な負担を軽くできます。

さらに奨学金や授業料免除制度を活用すれば、安心して学びに専念できる環境が整います。

加えて理系では、研究設備の充実度が学びの質を左右します。

最新の実験機器や産学連携による研究プロジェクトがある大学は、偏差値が高くなくても高い教育効果を期待できます。

費用面と環境面を同時に比較することで、将来に納得できる選択につながるのです。

さいごに

理系大学を選ぶ際に偏差値だけにとらわれると、大切な選択肢を見落とす危険があります。

大学の価値は「学びの質」や「卒業後の進路」で決まり、豊橋技術科学大や長岡技術科学大のように偏差値は高くなくても進学率や就職率で評価される大学は多く存在します。

私立でも地域と連携した実践教育を行う学校は信頼が厚いです。

偏差値に加え「就職実績」「研究環境」「学費」など多角的に判断し、オープンキャンパスや資料比較で自分に合う進学先を見極めましょう。

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