
オープンESとは?メリット・デメリットから書き方まで徹底解説!
1.オープンESとは?リクナビの新サービス
まずオープンESとはどんなサービスなのかを解説していきたいと思います。
オープンESとはリクナビ(リクルートが提供する就活生向けのメディア)が新しく開発したサービスになります。
そしてオープンESとは結論から簡単にいうとネット上で作成したエントリーシートをサイトを経由することで様々な企業に提出できるという非常に革新的な、みんなが欲しいと思っていたサービスになります。
1-1.オープンESを使うことのメリットは?
ではオープンESを使うことのメリットをまず解説していきます。
メリットとしては下記の二つが考えられます。
① 毎回ESを書く手間が減る
まず1つめとしてはこれまであれば各企業ごとでESを書く必要があったのですが、オープンESの場合は1つ完成させてしまうとそれを他の企業にも転用することができるという点です。
なのでいちいちその企業のフォーマットに合わせて書く必要もありませんし、締め切りに追われる心配もなくなります。
そのためその時間を他の事、例えば面接の練習などに当てることができるようになるので、これまでよりもより効率的に就職活動を進めることができます。
② ベストなESを作成することができる
オープンESの2つ目のメリットとしては一回ベースを作ってしまえば、それについて毎回考えて、修正したり、言葉を変えたりすることができるのでいいESを作り込むことができる点にあります。
やはり今までのESの形式だと前のESを面倒臭いので参考にせず、また一から考えて作成するということがあったと思うのですが、オープンESの場合は一度ベースを作ってしまえば、何か自己分析などで新しい発見があった場合にその箇所を変えるだけでどんどんとアップデートができます。
1-2.オープンESを使うことのデメリットは?
ではオープンESを使うことのデメリットはどこにあるのでしょうか?物事にはメリットともあればデメリットもあるのでまずは把握しておくことが大切です。
デメリットも以下二つがあります。
① 企業に合わせて書くことができない
まず1つ目のデメリットとしてはオープンESの場合は各企業毎に追加での記入項目はあるものの、基本的な記入項目はどこの企業も一緒です。なので自分が作った基本情報をどの企業にも送付することになります。
例えば、場合によっては「行動力がある人材が欲しい」と思っているAという企業と「論理的な思考がある人材が欲しい」と考えているBという企業に「私は直感に優れた人間です」という強みの書いたESを送ってしまうことになりかねません。
これまでであれば各企業の欲している人材に合わせて自分の側面を推し進めることができていましたが、オープンESの場合はそれができません。
② 自己分析をする機会が減ってしまう
今までであれば各企業毎でESを作成していたと思いますが、オープンESを使うことになるとESを作成する手間が減ります。そのデメリットとしてESを作成する際に今までやっていた追加の自己分析をする機会がなくなってしまうということがあります。
今回2つのデメリットをあげさせていただきましたが、もちろんこのデメリットは対策もできます。
①に関してはいくつか内容の違うオープンESを用意しておき、その企業が求めている人物像にあっているようなものを選択して送ることで克服することが可能です。
また、②に関しては自己分析の機会をしっかりと自分で意識的に設けておくことでそれを防ぐことができます。
2.オープンESの記入項目は?各項目でのポイントは?
では次にオープンES上でどんな項目を記入する必要があるのかを確認していきましょう。
基本的に入力する項目は下記のような感じになっています。
・基本情報
・資格、スキル情報
・自己紹介
それぞれで詳しくみていきましょう。
2-1.基本情報
基礎情報に関してはその名の通りで生年月日や所属大学、性別など一般的に必要となるような情報を記入することになります。
記入自体は難しいモノではありませんが、あなた自身を証明するものになります。絶対に間違えないようにしましょう。
ここを疎かにすると評価にも繋がりかねません。
2-2.資格、スキル情報
資格スキルは
-保有資格、スキル
-趣味・特技(120文字以内)
これらは特に意識して書く必要はなく事実をそのまま記入することが大切です。
注意したいポイントとしては嘘を書かないことです。
嘘を書いてしまうとそのことに関して質問された時にたどたどしくなってしまいます。嘘を書いていいことはないので真実をそのまま書くことが大切でしょう。
2-3.自己紹介情報
自己紹介情報は最も大切な部分になります。構成としては
-学業、ゼミ、研究室などで取り組んだ内容(250字以内)
-自己PR(400字以内)
-学生時代に最も打ち込んだこと(400字以内)
という内容になっております。
ここがオープンESの醍醐味となるでしょう。具体的にどんなことを意識して書いた方がいいのかを解説しておきます。
① 文字数が限られているので大切な要素を端的に
まず大切なことはオープンESに関しては文字数が限られています。なのでなるべく必要な要素を抽出して、文字をしっかりと選んで使うことが求められます。
② 自分の考えを盛り込む
オープンESが今後普及していくことによってたくさんの人が多くの企業の選考に進むことが考えられます。すると人事の人も膨大な量のESを目にすることとなります。
皆が書いているようなことを書いてしまうと「同じようなもの」として落とされてしまいます。自分色をしっかりと出して書くことが求められます。
③ 数字を使ってわかりやすく
これはどんなESを書く時にも大切なのですが数字でかけるところは数字を使って書くことが大切です。
例えば学生時代に頑張ったことでアルバイトの売り上げを増やしたことだとします。
そこで「お客様のたくさん増やしました」だと非常にわかりにくくなってしまうので「お客様を通常1日100名だったのが私の施策によって120人にまで増えました」と書いてあげると人事の人もすんなりと論理的に魅力を受け取ることができます。
④ 他の人が書いたESを参考に
オープンESを書く時にはもちろん自分で構成や言葉を考えて、選んでいくという方法もあるのですが、インターネット上に落ちているすでに内定が出ているESを参考にして自分のESを作成することも効率的にESを書く方法になります。
グーグルなどで「ES 例」みたいな感じで調べるとすでに多くのESを見ることができますのでそれらを参考にして書いてみるのも非常に良いと思います。
3.オープンESを使って効率的な就活を使用
今回はオープンESとはということや具体的なポイントを解説させていただきました。
確かに今までの就活は非常に非効率な部分も数多く、その一つが各企業毎で求められるESをそれぞれの企業に対応して書かなければならないことでした。
しかし、リクナビが提供しているオープンESという新しいサービスを使うことで今まで無駄だった時間を最小限に抑えることができるようになります。
いま就活をしている就活生の方や、これから就活を控えている方は今回の記事を参考にオープンESを使って効率的な就活をしてみてください。
では皆様が納得のいく就活で終えることを願っております。