【面接対策】アウトソーシングテクノロジーの面接の対策法を徹底解説
2024/8/6更新
はじめに
株式会社アウトソーシングテクノロジーでは、エンジニア派遣やSES、受託開発などの事業をおこなっています。
アウトソーシングテクノロジーの担う事業は、表舞台に出る仕事ではないため、イメージが湧きづらいことや専門性の高さから、面接の対策に悩んでいる就活生も多いのではないでしょうか。
この記事では、アウトソーシングテクノロジーへの就職を検討している就活生に向けて、アウトソーシングテクノロジーの企業概要や求める人物像、面接で押さえるべきポイントについて紹介します。
自信をもって面接に臨むためには、業界や企業への理解を深めたり過去の傾向を確認したりするなど、事前準備をしっかりおこなうことが大切です。
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アウトソーシングテクノロジーの概要
まず初めに、アウトソーシングテクノロジーとはどんな企業なのかについて紹介します。
選考に臨むにあたって企業への理解を深めることは、必要不可欠です。
アウトソーシングテクノロジーでは、新卒採用サイトだけでなく、Wantedlyやnote, InstagramなどのSNSなど多くの媒体を活用して情報発信を行っているため、一通り目を通すことをおすすめします。
アウトソーシングテクノロジーとは
株式会社アウトソーシングテクノロジーは、2004年に設立された企業です。
エンジニア派遣による技術支援をおこなう人材サービス業であり、技術アウトソーシング業界に属しています。
技術アウトソーシング業界は、官公庁や企業が必要とする技術を提供する役目を担い、新機能搭載製品の作成や複数分野の知識が必要なプロジェクトの進行などの課題に対して、ひととテクノロジーの力で解決に導きます。
アウトソーシングテクノロジーが展開する事業は、人材派遣、SES、構内開発、受託開発とイノベーション支援の2つです。
上記事業について、それぞれ詳しく紹介します。
【人材派遣・SES・構内派遣・受託開発】
人材派遣・SES・構内派遣・受託開発事業では、エンジニア派遣、設計補助派遣、マニュアル作成サービスなど7つのサービスを提供しています。
機械設計やIT・化学やバイオなど豊富な技術領域を持った人材が全国各地で活躍しています。
【イノベーション支援】
イノベーション支援事業では、主にDX人材開発、先端技術導入支援の2つを中心として支援を行っています。
様々な業界で問題となってる人手不足や労働環境課題に対して「人」と「テクノロジー」の力での解決を目指しています。
戦略立案〜改善支援までをワンストップで担い、顧客に合せた先端技術を提供できるのは、現場を知り尽くしているアウトソーシングテクノロジーの強みがあるからです。
アウトソーシングテクノロジーが求める人材とは?
アウトソーシングテクノロジーでは、求める人材が定められていません。
新卒採用サイトの採用情報ページのトップ画面では「WORK LIFE DIVERSITY」という文字が目に飛び込んできます。
現代のワークライフは多様であり、独立してフリーになりたい、安定した職場で働きたいなど、それぞれ大切にしている価値観が異なります。
アウトソーシングテクノロジーでは、そんな社員のやりたいことを尊重し、自由にキャリアを描くことを推奨しています。
ここからはアウトソーシングテクノロジーの採用担当者などが情報発信をおこなっているnoteやWantedlyより採用担当者個人が見ているポイントや採用に対する考え方についてご紹介します。
やはりモノづくりに情熱を持っている人ですね。
当社にはKENスクールという教育施設があるので、必要な知識はその都度インプットできます。ただ、いくら知識を付けても「モノづくり」への興味がなければ、仕事への情熱は生まれません。だから、「何かを作りたい」という強い気持ちを持っている人に来て欲しいです。
また、コミュニケーションがしっかり取れる人も欲しいですね。
エンジニアはチームで働く仕事なので、周りとのコミュニケーションは必須。いろいろな人と協力しながら1つのことを成し遂げる、そういうコミュニケーションの取り方ができる人は来てほしいです。
弊社の働き方は、弊社の社員として取引先企業様に行っていただくことがメインとなります。取引先企業様は業界問わず多種多様。だからこそ、業務が多岐に渡ることも多くあります。どのような業務でも「誰かのために」という気持ちと、好奇心をもって仕事に取り組めることが、皆さんの仕事を楽しくさせます。楽しく仕事ができる=人のサポートが好きで、人のために頑張れる方と、私たちは考えております。
アウトソーシングとアウトソーシングテクノロジーの採用方向性の違いは?
アウトソーシングテクノロジーはアウトソーシンググループに所属しています。
アウトソーシンググループは、アネブル、モバイルコミュニケーションズ、アウトソーシングコミュニケーションズなどを含む多様な企業からなるグループです。
アウトソーシンググループは、人材サービス業を中心として、不動産事業や介護事業など幅広い領域の事業を展開しているため、各社で異なる採用の方向性を持っています。
ここでは、アウトソーシングとアウトソーシングテクノロジーの採用方向性の違いについて紹介します。
株式会社アウトソーシング
アウトソーシングは、PLUS BIZ思考で顧客のニーズの変化を正確に捉えた具体的計画を提供します。
採用のターゲットは、総合職や専門職です。
総合職においては、主体性や協調性が求められ、専門職では専門的な知識やチームでの仕事が多いことからコミュニケーション力も重視されています。
株式会社アウトソーシングテクノロジー
アウトソーシングテクノロジーは、人材派遣・SES・構内派遣・受託開発とイノベーション支援の2つの事業を展開しています。
採用ターゲットは、ITエンジニアやインフラエンジニアなどの専門人材です。
専門職での募集が主となるため、専門的な知識や向上心、柔軟性などが重要視されています。
戦略立案〜改善支援までをワンストップでおこなえる豊富な経験や、エンジニア在籍数の多さなどの特徴が幅広い業務支援を可能にしています。
アウトソーシングテクノロジーの採用フロー
アウトソーシングテクノロジーの採用フローは、下記のとおりの流れです。
- エントリー
- 会社説明会
説明会は対面/WEBにて実施 - 適性検査
- キャリアマッチング面談(1次選考)
- フォロー面談(2次選考)
- 幹部面談(最終選考)
- 内々定
アウトソーシングテクノロジーの面接のポイント
アウトソーシングテクノロジーの面接は、キャリアマッチング面談、フォロー面談、幹部面談の3回です。アウトソーシングテクノロジーでは、キャリアマッチング面談と呼ばれる独自の面談を設けています。この面談は、キャリアについてそれぞれの思いを尊重し、社員が望むキャリアプランを自由に描くことを推奨しているアウトソーシングの方針が如実に表れていると言えるでしょう。
キャリアマッチング面談(1次選考)
キャリアマッチング面談は、就活生と企業の求める人材像を双方で確認することを目的とした、カジュアルな面談です。
一般的な面接でおこなわれるような形式的な質問はなく、過去の経験などをもとに採用担当者とキャリアについて考えます。
キャリアマッチング面談は、双方の理解を深めて確認する機会であるため、入社後のミスマッチを防ぐためにも等身大の自分で臨みましょう。
フォロー面談(2次選考)
2次選考に当たるフォロー面談では、双方の理解を深めることを目的としています。
キャリアマッチ面談とは異なり、志望動機や自己PR、逆質問など形式的な質問が中心となります。
基本的に企業側から質問される項目の方が多いため、質問に答えることにばかり意識が活きがちですが、就活生自身がアウトソーシングテクノロジーについて直接理解を深める場であることを忘れず、積極的に質問しましょう。
幹部面談(最終選考)
アウトソーシングテクノロジーの最終選考に当たる幹部面接は、就活生のキャリアや企業理念とのマッチングを確認しています。
2次面接の内容をふまえ、これまでの経験や価値観などについても再確認をされるため、最終面接前には、前回の内容の振り返りをしておくことも重要です。
企業は同じ方向を向いて企業と共に成長できる人材を求めているため、企業サイトなどで企業の掲げる理念やビジョンについての理解を深め、自分なりの考察を持っておくとよいでしょう。
面接で聞かれるよくある質問
この章では、面接で良く聞かれる志望動機とガクチカの回答例を紹介します。
志望動機やガクチカは、自身の想いだけを記載するのではなく、企業の価値観や考え方と自身の経験・考え方をリンクさせて記載するのがポイントです。
・当社を志望した理由は何ですか?
【回答例】
私が御社を志望する理由は大きく2つあります。
一つ目は、社員の成長をサポートする教育体制や支援体制が整っていることです。私は以前に独学でプログラミング学習をおこないましたが、理解が追いつかず挫折した経験があります。この経験から土台とある基礎がしっかり定着していないと実務としておこなうことが難しいと学び、企業選択において教育環境の重要性を感じているからです。
二つ目は、一人ひとりのやりたいことを尊重し、自らが臨むキャリアプランを自由に描くことを推奨する考え方です。
貴社では、常駐先のプロジェクト終了時には必ず面談を実施し、業務を通じて変化する価値観や将来のキャリアに耳を傾けてくれるため、成長に対し得て積極的に取り組んでいけると感じております。
貴社でなら、仕事としてスキルを身に着けるだけでなく、自分自身と向き合いながらキャリアアップを目指すことができると感じ志望いたしました。
・学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)を教えてください
【回答例】
私が学生時代に力を入れて取り組んだのが、ゼミ活動の一環として行ったプロモーションビデオ作成です。
初めのうちは、撮影担当や編集担当などと役割分担を行って活動していましたが、有志メンバーのみでの活動であったため、担当メンバー内でスケジュール調整がうまくいかないなどの課題に直面しました。
その課題を解決するため、担当制を廃止し、誰が担当しても同じ様に作業ができるように共有のファイルを作成してそれぞれの持っている情報やスキルを集約することです。
その結果、スケジュールの進捗に遅れがなくなるだけでなく、メンバー全員が積極的に活動に参加できるようになりました。。
また、それぞれのスキル共有が今まで無かったスキルを身に着けることにも繋がったと感じています。
貴社では教育体制も整っており、学ぶ機会がたくさんあるので自分の仕事のスキルだけにこだわらず、色んな分野について積極的にチャレンジしていきたいと考えています。
過去のエントリーシートの質問内容と記載例
アウトソーシングテクノロジーの選考において、エントリーシートで問われたことがある質問と記載例を紹介します。
面接でもエントリーシートをベースにして質問されることも多いので、把握しておきましょう。
・どんなエンジニア、社会人になりたいですか
【記載例】
私が目指す社会人像は、積極的に挑戦し、楽しむことを忘れないことです。
1年目は、新しい環境に必死であり日々挑戦の毎日ですが、キャリアが長くなるに連れ、自ら新しい環境に身を置くこと自体がなくなると感じています。
挑戦はリスクもありますが、仕事を楽しくする方法でもあると考えています。
だからこそ、私はできる仕事を繰り返すのではなく積極的に新しいことを取り入れ、挑戦する楽しさを持ち続けたいと思っています。
・現在学んでいる分野で興味のあることや、研究内容・ゼミ活動について教えてください。(150字以上200字以内)
【記載例】
私は、ライティングを学んでいます。
ライティングを始めたきっかけは2つあります。
1つ目は、本を読むことが好きであり、本から新しい知識や考え方に出会う瞬間の楽しさを伝えたり、まだ知られていない商品やサービスの魅力を多くの人に伝えたいと考えたからです。
2つ目は、文章を作成することは日常生活のどの場面にも活かせるスキルだと考えたからです。
一方で、ライティングに挑戦してみて伝える難しさも痛感しています。
アウトソーシングテクノロジーに関するQ&A
最後に、アウトソーシングテクノロジーに関するQ&Aについて紹介します。
HPに記載のある質問についてはしっかり目を通し、面接の際に重複して質問することの内容に気をつけましょう。
応募・選考について
・面接にはどのような特徴がありますか?
アウトソーシングの面談最大の特徴は、キャリアマッチング面談です。
キャリアマッチング面談では、就活生の人となりを知り、共にキャリアについて考えることを目的としています。
1次選考でありながら、通常の面接のような形式的な質問や緊張感漂う雰囲気はありません。
・分離によってエントリーできる職種に制限はありますか?
大学や専門学校での所属学部や学科によって、応募が制限されることはありません。
誰でも自らの興味に沿った職種へご応募することが可能です。
仕事について
・アウトソーシングテクノロジーはどんな社風ですか?
アウトソーシングテクノロジーの特徴は、自由で柔軟性があることです。
これまでの枠にとらわれず、それぞれの個性を重視しています。
上司や先輩社員との距離も近く、仕事もプライベートも相談しやすい環境です。
仕事面ではやりたいことを尊重し、自らが臨むキャリアプランを自由に描くことを推奨しています。
・配属先はどのように決まりますか?
入社後すぐの配属は、大学や専門学校創業時の学部・学科などをもとに、本人の適性を見ながら配属先を提案します。
すぐに配属先が決定するのではなく、職場見学や常駐先担当者との面談を経て正式に配属先決定となります。
担当業務終了時には再度面談をおこない、後続のプロジェクト先を検討するため、自らのキャリアプランを実現できるような仕組みとなっています。
福利厚生・制度について
・どのような研修がありますか?
入社時には、内定者研修、分野別技術基礎研修、配属先研修、社会陣マナー研修などの研修を実施予定です。
研修内容については、基本的な内容からスタートするため、スキルに自信がなくても問題ありません。
研修は入社時だけでなく、入社後にも研修センターを利用した自己啓発研修やツール研修なども受けられます。
また、独自に力を入れているTOEIC取得中心の語学研修やヒューマンスキル研修など、豊富な研修が用意されています。
・どんな手当がありますか?
アウトソーシングテクノロジーでは、社員のスキルアップ支援に力を入れて取り組んでいるため、資格取得の報奨金制度を導入しています。
また、合格した際には受験料が企業負担になる資格があります。
(※資格の難易度によって金額変動あり)
まとめ
この記事では、アウトソーシングテクノロジーの会社概要や面接のポイントについて解説しました。
アウトソーシングテクノロジーは、日常的な「はたらく」という行動を革新することをミッションとして掲げています。
ミッションを体現するように、アウトソーシングテクノロジーでは、それぞれのやりたいことを尊重し、自らが臨むキャリアを自由に描くことを推奨しています。
アウトソーシングテクノロジーでは、採用活動を行う企業としてはめずらしく、求める人材像を設定していません。
一見、不誠実な様にも感じますが、採用情報に触れてみると就活生の悩みや不安に寄り添い、様々な可能性を提案したり、共に考えてくれる親切な企業であることが分かります。
業界的にも馴染みの薄い企業ではありますが、選考の進み方や親得るべきポイントに大きな差はありません。
また、アウトソーシングテクノロジー独自のキャリアマッチング面談など、企業が準備している機会を有効に活用し、自身のキャリアについて一緒に考えてみるのも良いかもしれません。