【職種紹介】本好きな方におすすめの仕事14選!就職先の選定に役立つ情報を徹底解説!

【職種紹介】本好きな方におすすめの仕事14選!就職先の選定に役立つ情報を徹底解説!

2024/7/23更新

はじめに

「本が好きだけれど、どんな仕事が合うんだろう」と悩んでいる人もいるでしょう。

そのような方のために、本好きな方におすすめの仕事を紹介しながら、出版業界の将来性や必要な資格、よくある質問などをお伝えしていきます。

この記事は、以下のような点を知りたい就活生が対象です。

対象
  • 本好きな人におすすめの仕事は?
  • 出版業界の現状や年収は?
  • 本好きな人に向いてる仕事に活かせる資格やスキルは?
  • 本好きな人が就活を成功させるには?

出版業界に興味がある方は、ぜひ最後までご覧ください。

また、出版業界やそれ以外の業界についても、以下の記事で概観しているので、ぜひご覧ください。

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この記事の結論

本好きな方におすすめの仕事

「本が好き」といっても、「本の何が好きなのか」によって、適した仕事は異なります。

本や文章を実際に書く仕事から、本を制作していく仕事や現場で販売をしていく仕事まで、様々な形の関わり方があります。

それぞれの仕事の特徴や必要な資格などを事前に把握し、自分に合った仕事や働き方を見つけましょう。

これから、本好きの方におすすめの仕事や、出版業界の特徴・就活する際のポイントについて具体的に解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

本に関わる仕事に向いている人の特徴

「本が好き」といった時、本のジャンルや書籍名を思い浮かべる方も多いでしょう。

しかし、向いている仕事を探す際には、以下のようなポイントを考えるのがおすすめです。

「本を通して何をしている時が楽しかったのか?」

「本に関して何をするのが好きだったか?」

「何をしているときが好きだったのか?」

という観点で考えると、本質的に好きなことと繋がり、ヒントになるでしょう。

例えば、ここでは以下の3つに分けてご紹介していきます。

特徴
  • 本(文章)を「書く」ことが好きな人
  • 本を「作る」ことが好きな人
  • 本を通して「人と関わる」ことが好きな人

本好きな人におすすめの仕事14選

本好きな人におすすめの仕事14選

具体的にどんな仕事があるのかを、項目ごとに分けてご紹介していきます。

1、本(文章)を「書く」ことが好きな人におすすめの仕事5選

小説家

小説家は、自身の考えたオリジナルな物語を執筆する仕事です。

ジャンルは様々で、純文学から推理モノ、SF小説、ミステリーなど多岐に渡ります。

ストーリー構成のアイデアはもちろん、物語の展開や情景描写などあらゆる状況を文字だけで表現していく必要があります。

そのため、非常に高い難易度が求められる職業です。

実際に本を出版することになれば、収入は印税という形で受け取ることになります。

印税の割合は知名度やキャリアなどによって変動しますが、8~12%が一般的です。

雑誌や新聞に定期的に掲載する連載小説を書くことになれば、印税以外にも、文字数に応じた原稿料をもらうことができます。

エッセイスト

エッセイストとは、筆者の体験談や感じていることをまとめて文章(エッセイ)を執筆する仕事です。

想像上の物語を書く小説とは異なるジャンルとして認知されています。

最初からエッセイだけで収入を得ることは難しく、年収は100〜300万円程度です。

多くのエッセイストは、コンクールなどで受賞してから本を出版したり、文章を書く依頼を受けたりと、仕事の幅を広げて収入を上げていきます。

ライター

ライターは、依頼を受けた記事を実際に執筆する仕事です。

雑誌などのオフラインメディアはもちろん、最近ではWebサイトや記事ページなどの文章を依頼されることも増えています。

実際に文章を書くことがメインの仕事になるため、本が好き・文字が好きな人にとっては取り組みやすいでしょう。

文章のレベルには差はありますが、日本語が書ける人であれば誰でも始められるため、副業としてチャレンジする人も増えています。

翻訳家

翻訳家は、海外の書籍を日本語に翻訳する職業です。

最近では、多言語化していくことが主流となってきています。

そのため、英語だけでなく、スペイン語やフランス語、中国語や韓国語など、本の言語に応じて求められる言語が増えてくるでしょう。

語学力があることはもちろん、国ごとの表現方法や価値観の違いを理解し、読みやすい翻訳ができるスキルが必要です。

翻訳家の多くはフリーランスとして働いています。

そのため、翻訳の技術だけでなく、仕事を進めるスピードや、自身を売り込む営業力も大切です。

レビュアー

レビュアーとは、出版されている本を読み、感想やレビューを投稿する仕事です。

主に自身のブログでレビュー記事を執筆し、記事に張ったリンクから本を買ってもらうことで、売上の一部が入ってきます。

専業で稼げるほど収入は大きくないため、副業として取り組む方が多いです。

時間に縛られることはないので、自身のライフスタイルに合わせられます。

 

2、本を「作る」ことが好きな人におすすめの仕事6選

編集者

編集者は本を制作するにあたって、作家とコミュニケーションをとりながら、原稿のブラッシュアップや進行管理を行います。

時代の流れも汲み取りながら提案していく必要があるため、今どんな本が人気なのかというトレンドを理解していなければなりません。

編集の業務を把握し、レベルアップするには、まず出版社に入社し、編集の経験を積むことがおすすめです。

校正

校正は、でき上がった原稿を読み、誤字脱字・修正がないかをチェックしたり、文法や言葉遣いにミスがないかを確認したりする仕事です。

作家と編集者によってブラッシュアップされた原稿が、校正担当に届きます。

正しい日本語の知識はもちろん、間違いを見逃さない集中力が必須です。

出版社の社員として働くことも多いですが、フリーランスという働き方もできるのが特徴です。

出版される前の作品を読むことができるので、本に関わっている実感が持てるのが魅力です。

出版社ビジネス系職

本の企画や営業・マーケティングなど、本を作った後を担う仕事です。

どんな本をどのように売り出していくかを企画する仕事のため、時代の流れを読む力も必要です。

本をビジネスとして捉える仕事になるため、単に本が好きというだけでは採用されないケースもあります。

本が好きなことに加え、どうしたら本がたくさんの読者の手に届き、会社の売り上げに繋げていくか考えられる人が求められます。

デザイナー

本に関わるデザイナーは、ブックカバーや表紙、帯など本全体のデザインだけでなく、文中の挿絵やイメージ図の作成も行います。

昨今では、文字だけという本のほうが少なく、読みやすいようグラフや表、図などを入れる場合がほとんどです。

どれだけ作品の中身が良くても、読者に手に取ってもらえるデザインにすることが必要不可欠です。

出版作業スタッフ

出版作業スタッフは、主に工場などで本を印刷する仕事です。

業務としては、マニュアル上決められた作業を進めていくことが基本となるので、特別なスキルを求められることはありません。

そのため未経験からでも応募できる求人が多く、「本に関わってみたい」と考える人にとって、初めの一歩となるでしょう。

出版取次

出版取次は、でき上がった本を各書店へ卸す部数を決めたり、売れなかった本の回収や出版社への返品を行ったりする仕事です。

販売促進のための企画や提案を行ったり、本がもっと売れるように情報を出版社や書店に提供したりすることもあります。

本の制作に直接関わる仕事ではありませんが、出版社と書店の間をつなぐ重要な存在です。

 

3、本を通して「人と関わる」ことが好きな人におすすめの仕事3選

書店員

書店員は、書店で働くスタッフです。

主にレジ打ちや書籍の仕入れ、接客を行う仕事であり、常に本と共に業務を行うのが特徴です。

書店員は書籍の陳列を考え、新書が出版された時は、手に取ってもらえるようにポップを作って設置することもあります。

本の特徴を分かりやすく伝える必要があるので、本を読むことも大切な業務の一部です。

正社員として書店員になる場合は、店舗運営にも携わることになります。

財務計算や店舗の清掃、アルバイトの管理など、店舗経営に必要な知識を習得できるため、将来自分の書店を持つきっかけになる可能性もあります。

図書館司書

図書館司書は、図書館の蔵書を管理したり、受付や貸し出し業務を行ったりする仕事です。

その他、図書館で行うイベントを企画したり、問い合わせに対応したりと、図書館を運営する業務も行います。

仕事を行うためには図書館司書の資格が必須です。

資格を取るためには、一定の学歴や3年以上の司書補としての勤務経験が必要など、仕事に就くまでのハードルが高いのが懸念点です。

大学教授

大学教授は、自身の研究を進めて論文を提出したり学会で発表したり、大学内で学生向けの授業を担当したりします。

自分の研究や授業の準備のために、本や学術書・論文を読む機会が非常に多いです。

大学教授の中には、自分の研究結果や思想を本にまとめて出版する人もいますので、本に関わる仕事ができるでしょう。

 

出版業界の現状や年収は?

出版業界の現状や年収は?

出版業界の売上推移

出版業界の売上は、1996年以降減少傾向にあります。

特に雑誌の売上は、少子高齢化に加え、インターネットやスマートフォンの普及などから需要が大きく減っているのです。

一方、電子出版(雑誌・コミック・書籍含む)の市場は大きく拡大しており、中でも電子コミックが成長しています。

2019年以降、新型コロナウイルス感染拡大に伴う巣ごもりによる需要が後押しし、出版業界の売上の約3割が電子コミックとなりました。

出版業界の平均年収

出版業界の中でも上場している9社の平均年収を計算すると、686.6万円となります。

※有価証券記載の出版社9社(KADOKAWA、学研HD、文溪堂、中央経済社HD、アルファポリス、ゼンリン、昭文社、インプレスHDとSEHI)の平均年収から計算

職種ごとの平均年収もまとめてみました。

平均年収
  • 編集者…342万円
  • ライター(Web)…339万円
  • 翻訳家…440万円
  • 図書館司書…397万円
  • 校正…407万円
  • 書店員…353万円

民間給与実態統計調査のデータによると、全業界の平均年収は433.1万円なので、出版業界の平均年収は一般的と言えます。

会社や職種によって大きく変わるので、事前に調べてから就活に進んでいきましょう。

 

本好きな人に向いてる仕事に活かせる資格やスキル

図書館司書

資格がなくても図書館で働くことは可能です。

しかし、図書館司書の資格を持っていたほうが応募できる求人が増えるため、資格取得することをおすすめします。

司書の資格を取得するには、下記3つの方法があります。

資格を取得する方法
  • 大学・短大または高等専門学校卒業生が司書講習を修了する
  • 大学・短大で司書資格取得に必要な科目を履修する
  • 3年以上司書補として勤務し、かつ司書講習を修了する

パソコンスキル

電子書籍の需要が高まっていることに加え、通常の本や雑誌についても、パソコンを用いて作成することがほとんどです。

そのため、就職をする上ではパソコンスキルが高いことが求められるでしょう。

企業によって使用するソフトは異なりますが、Word、Excel、PowerPointなど、一般的なオフィス系のソフトは使えると有利です。

書店員や図書館司書など現場に立つ仕事でも、パソコンを使って管理することが多いため、どの職種でもほぼ必須と考えておきましょう。

ライティングスキル・文章力

本を実際に書くライターや小説家はもちろん、ほかの仕事でも”文章で伝える”ことが基本になるため、ライティングスキルが必要です。

ただ書くのではなく、相手にとって読みやすく理解しやすい文章が書けると、職場内でのコミュニケーションもスムーズになります。

スキルを伸ばすには、実際に文章を書くことが一番の練習になります。

SNSの発信やブログの執筆など、自分のできる範囲で”書く”という動作を習慣にしましょう。

本好きな人に向いてる仕事によくある疑問

本好きな人に向いてる仕事によくある疑問

未経験でも就職・転職はできますか?

職種によっては、未経験でも可能です。

例えば、本屋の書店員などは現場で経験を積んでいけばいいので、未経験でも問題ありません。

一方、編集者やブックデザイナーなどは、経験者のほうが仕事がスムーズに進むため、優遇されるでしょう。

未経験から目指す際は、アシスタントとして経験を積み、別の部署で働きながら業界のことを勉強すると良いです。

本に関わる仕事では、実際に本を読めますか?

結論としては、本を読める仕事もあれば読めない仕事もあります。

例えば、編集者や校正の仕事であれば、仕事の中で本を読むことが可能です。

一方、書店員や図書館司書の場合は、本の販売や管理がメインなので、仕事中に本を読むことはほとんどありません。

事前に仕事内容を調べ、本を読める仕事かどうかを判断する必要があります。

また、本が読める仕事であっても、自分が好きな本を読めない場合もあるでしょう。

もし好きな本だけを読みたいなら、仕事ではなく趣味として本と向き合ったほうが良いです。

本好きな人が就活を成功させるためには

本好きな人が就活を成功させるためには

「好き」をできる限り具体化していく

好きなことを仕事にするためには、「何が好きなのか」を具体的に深堀することが重要です。

単純に「好きなことを仕事にできたら楽しそう」という考えだけで仕事を選ぶと、理想と現実のギャップに苦しむリスクがあります。

就活を進める上では以下の3つのステップを参考に、自己分析をしていきましょう。

就活の3つのステップ
  • ステップ①
    自分が「何を」したときに喜びを感じたのか振り返る
  • ステップ②
    自分が本当に好きなことを”具体的”に絞り込む
  • ステップ③
    好きなことを「どこで」「誰と」したいのか明確にする

スキルを磨いたり、経験を積む

「好きなこと」の中で「できること」が多いほど、仕事で提供できる価値が高まります。

実際に就職をする前に、必要なスキルを磨き、実際に経験を積んでおくことがおすすめです。

「好き」と「できる」は必ずしも一致しません。

勉強や現場体験をしていく中で、自分には合っていないと感じることもあります。

必ず「好き」を仕事にしなければならないわけではないため、無理に進める必要はないでしょう。

逆に、経験をしたことで「やっぱり好き」「このまま仕事にしていきたい」と、さらに想いが強くなることもあります。

就活対策を入念に行う

どんな仕事・企業を選ぶにしても、エントリーシートや面接などに向けた対策・準備は必要です。

基本的に聞かれやすい「なぜこの職種なのか」「なぜこの業界なのか」「この会社で何をしていきたいのか」については、事前に用意しておきましょう。

一般的な面接対策を紹介している記事もありますので、是非参考にしてみてください。

業界ごとによく聞かれる質問などもありますので、事前に調べて対策しておくと安心です。

まとめ

本記事では本が好きな人におすすめの仕事について解説しました。

本に関して、「書く」ことが好き、「作る」ことが好き、本を通して「人と関わる」ことが好きという3つの軸に分けて、具体的な仕事を紹介しました。

出版業界は大手企業であれば平均年収は高いですが、売上が伸びているジャンルが大きく分かれています。

働く会社や職種によっても年収は大きく変わってくるので、就職する際にはどのジャンル・どの職種で働くのかをしっかりと選び、事前に調査をしておくのがおすすめです。

実際に、働く前でも獲得できるスキルはあるので、日々少しずつでもレベルアップしていくことが大切です。

自分の好きなことやスキル・資格などを踏まえて、最適な仕事を選択していきましょう。

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