【就職活動】企業の絞り方はには答えがある!オススメの方法5選や就活軸の考え方などを徹底解説しています!
2024/7/15更新
はじめに
本記事では、就活をする上で多くの学生の悩みの原因となる「志望企業の絞り方」について複数のテーマを設けて解説しています。
- 企業の絞り方が重要な理由は何?
- 企業の絞り方を具体的に教えてほしい!
- 自分一人で企業を絞れない場合はどうすればいい?
上記のようなあらゆる悩みを持つ就活生に対して有益な情報をまとめてますので、ぜひ最後まで読んでいってください!
上京を志す地方学生ならジョーカツ!
あなたのキャリアを加速させるチャンス!
無料で利用できる快適な個室シェアハウス、
東京までの交通費サポート付き
首都圏の注目企業への就活ならジョーカツ
首都圏の学生ならスタキャリ!
理想のキャリアを実現へと導く第一歩!
あなたにピッタリのキャリアアドバイザーを選び、
自分にマッチする優良企業をご紹介
首都圏企業のES添削から面接対策まで、就活ならスタキャリ
「企業 絞り方」に関する口コミ
就職活動においては「自己分析」を通して自身の就活軸を複数考え、それらの内容をもとに志望業界・職種、そして最終的に「企業」を志望度順にピックアップしていくのが一般的です。
一方で学生によっては、特定の企業に対する強いあこがれを持つことから志望企業がすぐ決まることもあり、企業の絞り方は学生によって様々だといえます。
そんな中、就活をはじめる段階では「アルバイト」のみの経験しかないような学生が大半のため「志望企業なんて今から絞れないよ…」とネガティブな感情が生まれることも少なくないでしょう。
そこでまずは、SNSの口コミをもとに「企業 絞り方」について大衆がどのような認識を持っているのかを確認していきます。
口コミ①トップの企業を選んでいくべき
僕は将来の決め方に迷う人に、
「人生いつの時期に一度頂点を目指すか?」を決めるといいよと伝えます。
野球で頑張る少年なら、多分高校野球で甲子園に近い高校に行くために中学で活躍する等。
僕は定年前後でビジネス書出せたらと思って、
とりま新卒で大企業。
そのため偏差値+部活で大学選んだ。
口コミ②「この人と働きたい」で決めるのは危ない?
新卒で入る会社を選ぶ際の一番の悪手は「この人と一緒に働きたいから」という決め方だ。
就職は結婚ではない。
むしろその企業にどういう “利用価値” があるかを重視すべきだ。ゆるく働きプライベートを充実させたいのか、バリバリ働き高年収を得たいのか。
口コミ③「こうしたい」を叶えられる会社に入社してほしい!
新卒で入社した会社を3年以内に退職する人は3人に1人と言われている。
その原因は就活時の決め方が大きい。
・人事の人に魅かれた
・教育制度が充実している
・福利厚生などが充実している
・企業の大きさや知名度
・妥協して入社した
「こうしたい」「これがしたい」と思える会社に入社してほしい!
口コミ④志望企業を絞れないのは悪いことではない
志望業界や志望企業がなかなか絞れない…焦る…という声がありますが、私はその状況にむしろ賛成します。
新卒は全業界が学生に門戸を開く特殊かつ選択肢に満ちた世界。絞るよりも柔軟に可能性を広げておいた方が良い。
大切なのは先入観で興味がないと決め付けている対象もまずは知ることだと思います。
口コミ⑤社風で企業を絞っていくべき
覚えておいて。
企業選びで大事なのは、年収でも福利厚生でもありません。
1番大事なのは「社風」です。
社風が合わないと同僚と性格が合わず、ひとりで悩みを抱えがち。
下手したらパワハラや職場いじめのターゲットになるかも。
ソースは、新卒で社風と性格が合わない企業に入り、うつ病で休職した僕。
企業の絞り方が重要な理由
先ほどは、X(旧:Twitter)における「企業 絞り方」に関する口コミを紹介しました。
学生が企業の絞り方が分からず苦戦している口コミもありましたが、最も確認できたのは就活を終えた社会人の方々が、自身の社会人経験に基づいて企業の絞り方をレクチャーする口コミでした。
またそれらの口コミを投稿する方々の中には、自身の所属している企業に満足していない方も一定数存在するような印象を抱きました。
就職活動は辛いと感じる出来事が多いため、どうしても「企業からの内定を獲得すること」がゴールになってしまいがちですが、大事なのは入社した後ということを忘れてはいけません。
そこでここでは、「企業の絞り方が重要な理由」をさらに細分化して紹介していきます。
就職活動では「一貫性のある主張」が評価されるから
企業の絞り方が重要な理由の1つ目は、「就職活動では一貫性のある主張が評価されるから」です。
就職活動でよく言われる「就活軸」がありますが、その軸にしっかりと合致している業界・企業を選んでいくと「一貫性がある」と評価され、逆に軸に添えていない主張だと面接官にマイナス印象を与えてしまいます。
また軸に沿って企業を決めていく場合は、まず第一に就活軸に合致する業界を選定し、そのうえで軸に合致した業界内の企業を選んでいく流れが一般的です。
面接官が違和感を感じると学生が答えづらいような「鋭い質問」が飛んでくることも少なくないため、その違和感を感じさせないためにも「一貫性のある企業の絞り方」は重要です。
企業とのミスマッチを防ぐため
企業の絞り方が重要な理由の1つ目は、「企業とのミスマッチを防ぐため」です。
「自分はどんな会社に就職しても根性でどうにかする!」と考える学生もいるかもしれませんが、自身に合わない企業に就職することは想像以上に辛い思いをする可能性が高いです。
事実、厚生労働省によると、大学生の採用における「新卒3年以内離職率」は令和3年度で「31.2%」と言われていて、約3名に1名の大卒社員が3年以内に辞めています。
31.2%の内訳
1年目社員の退職:11.6%
2年目社員の退職:11.3%
3年目社員の退職:8.3%
また新卒の社会人が早期退職を決意する理由は「人間関係」「職場の雰囲気」「配属先」など、企業によって良し悪しが異なる内容が原因になっていることがとても多い現状があります。
転職市場では「早期退職」をプラスに捉えてくれる企業は決して多くないため、企業とのミスマッチをなくすために「企業の絞り方」は非常に重要です。
オススメの企業の絞り方5選
上記では、企業の絞り方が重要な理由を紹介しました。
企業と学生のミスマッチにも言及しましたが、自身の性格に合致し、かつ目標を叶えられるような職場がベストだと考えられるため、まずは自身に適している企業はどのような企業なのかを徹底的に考えましょう。
そしてここでは、自身に適した企業を探すための代表的な絞り方について紹介していくため、ぜひ参考にしてみてください。
年収が高い
オススメの企業の絞り方の1つ目は、「年収か高い」という点です。
自己実現をテーマに仕事をする社会人が一定数いるものの、大抵の社会人は「生活していくためのお金を手に入れる」ために働くでしょう。
またお金があるほど贅沢ができ、より豊かな生活ができることにも繋がるため、実際に大金を稼げるということは働く上でモチベーションの源泉の1つになるのです。
実際に所得が増えることで「幸福度」も増加すると研究で証明されており、所得が800万円に到達するまでは、多く稼ぐほど生活するうえでの幸福度は上がり続けると言われています。
一方で企業が年収を高くする理由の1つに「退職者が多く、社員の定着率が悪い」というケースも存在します。
そのため年収が高いだけで志望企業にするのではなく、しっかり「職場環境」など他の要素と掛け合わせて「総合的」に企業の良し悪しを判別していくようにしましょう。
ワークライフバランスが充実
オススメの企業の絞り方の2つ目は、「ワークライフバランスが充実」している点です。
先ほどは年収の高さが幸せな生活を送る1つの要因になる一方で、年収が高い企業は「退職者が多い」ケースもあることに言及しました。
退職者が多い原因の1つに「激務」が挙げられますが、激務自体は悪いことではなく、ハードワークを通してやりがいを感じる方もいます。
しかし職に就く主な理由は「生活する」ための場合が多く、お金を多くもらえていても仕事のせいで私生活に支障をきたしていては本末転倒です。
「仕事とプライベートのバランス」がしっかりとれている企業は就活生、そして従業員の両者から良い評判を得ている傾向にあるため、企業の絞り方の1つとして参考にしてみてください。
福利厚生が充実
オススメの企業の絞り方の3つ目は、「福利厚生が充実」している点です。
福利厚生とは具体的に下記の内容が代表的です。
- 家賃補助
- 資格手当
- 家族手当
- 社宅、寮
- 交通費
- 各種休暇
福利厚生が充実していると、「生活費の削減」や「ワークライフバランスの充実」に繋がるため注目が集まります。
そもそも福利厚生に多くのお金を掛けられる企業は「経営が安定」していることが前提です。
福利厚生が手厚い企業は、俗にいう「ホワイト企業」と言い換えることができ、従業員満足度が高い企業が多いです。
平均勤続年数が長いかどうか
オススメの企業の絞り方の4つ目は、「平均勤続年数が長いかどうか」という点です。
多くの従業員が働きやすいと感じていれば平均勤続年数が伸び、逆にそうでない場合は平均勤続年数が下がると考えられるため、新卒で入社した企業で長く続けたい学生は参考にすべき数値です。
一方で平均年収と同様に、平均勤続年数だけで企業を絞っていくことが必ずしも正しいといえません。
理由は、創業間もない企業は平均勤続年数が必ず低くなるためです。
例えば創業2年の企業は、創業後社員が1人も辞めていない場合でも平均勤続年数が2年となります。
そのため、従業員数や創業後年数、そしてベンチャー企業かどうかという点も含めて企業を判断していく必要があります。
経営が安定しているかどうか
オススメの企業の絞り方の5つ目は、「経営が安定しているかどうか」という点です。
先ほども紹介した通り、従業員満足度が高い企業の多くは福利厚生が充実し、また福利厚生と経営を安定させることは密接に関係しています。
もし経営が安定していない企業の場合、会社の財政に余裕がないため福利厚生にお金を充てる事ができず、企業の財政を安定させることを第一にお金を投じるしか手段がないでしょう。
一方経営が安定していれば財政面において将来的な予測も立てやすく、社員へお金を使うことができるようになるため、経営の安定は福利厚生そしてワークライフバランスの充実の要因として考えることができるでしょう。
また経営の安定を図るうえでの指標の1つとなるのが、「営業利益率」になります。
売上高と利益のバランスを見極め、会社のお金を稼ぐ力を表すための数値で、営業利益率の目安は、「0%未満」が危険、「0%以上~5%未満」が一般的、「5%以上」は優良企業とされます。
企業の決算は各企業HPや「みんかぶ」(みんかぶ – 資産形成のための情報メディア・株価予想・ニュース・SNS(旧みんなの株式) (minkabu.jp))などで調べられるため、経営の安定性を確認する際はぜひ営業利益率を参考にしてみてください。
企業の絞り方の指標になる「就活軸」を探すための方法
先ほどは、オススメの企業の絞り方について5つ紹介しました。
これらはいわゆる「就活軸」とも言い換えることができますが、学生ごとでどの指標を重要視していくべきかが異なります。
また就活軸については面接時に直接的に質問されることも少なくなく、「なぜ~業界を志望する」「~の企業が第一志望になる?」という問いに対しても自身が考える就活軸を踏まえて回答していくためとても重要です。
そこでここでは、企業の絞り方の指標になる「就活軸」を探すための具体的方法について紹介していきます。
自己分析を徹底する
企業の絞り方の指標になる「就活軸」を探す方法の1つ目は、「自己分析を徹底する」です。
自己分析とは「自身を知ること」を言いますが、具体的には自身の過去を細かく振り返ることで下記の内容などを分析することを指します。
- 自身の価値観が醸成された経験は何か
- 自身のモチベーションが上がる場面はどんなときか
- 集団行動が得意か、単独行動が得意か
- 組織の中でどのポジションが得意だったか
- 他者と比べてどのような「違い」があったか など
私は前田裕二著「メモの魔力」の1000の質問に対してノートに回答を書くことを通して自己分析を実践しましたが、他にも自己分析ツールを用いるなど様々な方法があるため、多くの手法を用いて徹底的に行うことをおすすめします。
キャリアビジョンから逆算する
企業の絞り方の指標になる「就活軸」を探す方法の2つ目は、「キャリアビジョンから逆算する」です。
自身が選ぶキャリアビジョンを明確にしたうえで、ビジョンから逆算するという手法で、例えば「30歳までに年収1,000万円以上を達成したい」や「起業を考えているため、ワークライフバランス重視というよりは若手から経験を積みたい」という内容から企業を絞っていくのも1つの手段です。
抽象的なビジョンで構わないため、将来自分がどういう生活をしたいかを考えてみるようにしましょう。
インターンシップに参加する
企業の絞り方の指標になる「就活軸」を探す方法の3つ目は、「インターンシップに参加する」です。
インターンシップは具体的に「短期インターンシップ」と「長期インターンシップ」で分類でき、特に長期インターンシップに参加すると下記の経験ができて就活軸が明確になるためおすすめです。
- 自身の職務適性を実体験をもとに把握する
- 社会人で役立つスキルの取得
- 企業・業界や職種の理解
また短期のインターンシップにおいても企業の普段の業務をもとにした「ワークショップ」を経験できることが多いです。
就活生の中には「社会人経験がないのに、企業の絞り方なんて分かるわけがない…」と悩む方も少なくないため、そのような学生は就活に使える時間に合わせて短期・長期を選んだ上でインターンシップへの参加を検討してみてください。
企業の絞り方がどうしても上手くできない学生の最終手段とは?
上記では、企業の絞り方(就活軸)を探す方法について紹介しました。
特に自己分析に関しては就活を通して長期的に行う必要があり、就職活動で様々な経験をすることで「実は自分はこの価値観に影響されているんだ!」など新しい気付きも多くなるため、常に柔軟な思考を忘れずに就職活動に取り組むことが重要です。
一方で、就職活動を頑張っていると情報過多になり「自身の適性に沿った企業の絞り方が分からなくなった」など、自分1人で解決することが難しく感じる学生もいることでしょう。
そのため、最後に企業の絞り方が上手くできない学生の最終手段を2つ紹介します。
就活エージェントに相談する
企業の絞り方が上手くできない学生の最終手段の1つ目は「就活エージェントに相談する」です。
就活エージェントとは、「キャリアアドバイザー」と呼ばれる経験豊富な担当者が専属で学生に就き、就職活動中の学生に対して面接練習・エントリーシートの添削といった「就職活動全般」を支援していくサービスです。
そのため自己分析や企業の絞り方についても相談の上、適切なアドバイスももらうことができるでしょう。
無料で利用できるサービスが多いため、利用に迷っている学生は一度登録することをおすすめします。
- キャリアパーク就活
- キャリアチケット
- DYM就活
- 就活AGENTneo
- キャリアスタート
- マイナビ卒新卒紹介
- リクナビ就活エージェント など
大学のキャリアセンターを活用する
企業の絞り方が上手くできない学生の最終手段の2つ目は「大学のキャリアセンターを活用する」です。
キャリアセンターは大学職員で構成された組織で、その大学に属している学生は就活エージェントのサービスと同様に、以下に記載したような幅広いサービスを無料で受けることができるでしょう。
- 学内・企業主催で行う「就活イベント」
- 大学紹介のインターンシップ
- OGOB訪問先の紹介
- 個別相談 など
キャリアセンター経由で就活イベントやOBOG訪問などを行い、就活に関する様々な方と対話できれば新しい発見、また思考の整理などにも繋がる可能性があります。
就活にまつわる様々なきっかけをもたらしてくれるサービスでもあるため、就活に迷いがある学生は一度足を運んでみるべきだと考えます。
まとめ
本記事では、【就職活動】企業の絞り方はには答えがある!おすすめの方法5選や就活軸の考え方などを徹底解説しています!というテーマで、就活生に役立つ情報を紹介しました。
「志望した企業から内定をもらう」など就職活動で立てた目標を達成することも大事ですが、それと同じだけ「いかに自身に適した企業を選定できるか」も重要です。
そのため企業の絞り方については時間をかけて考え、かつエージェントに相談するなど他者との対話なども積極的に行うことで「自身にとっての最適解」を見つけ出せるよう努めましょう。