人気の高いデザイン仕事ランキングを徹底解説!
2024/7/23更新
デザインの仕事とは?
自分たちが日々触れている物やサービスの中に必ず含まれているデザイン。
デザイン(design)とは、日本語で「設計」「図案」「意匠」を意味します。 制作物に必要な機能や特性を考慮し、構成や形・色・配置などの装飾を加えることと考えられます。
「デザイン」=「アート」と考えている人が多くいらっしゃいますが、自己表現を豊かに描くアートとは違い、デザインはユーザーの求める物や目的達成のための手段です。
デザインの仕事に関わるためには、制作物の本質や目的を的確に捉え、それに合わせたデザインを施すスキルが必須となります。
多くの人に人気のあるデザイナーは、多くの種類があり、平均年収や仕事内容は大きく異なります。
今回は、以下の人に向けた情報を発信しています。
- デザインの仕事に興味がある。
- デザインの仕事の平均年収が知りたい。
- デザインの仕事に必要な資格や向いている人を知りたい。
以上の人に向けた情報を徹底解説していますので、ぜひご覧ください。
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デザインの仕事の種類はなにがある?
数多くあるデザインの仕事の中で、具体的な仕事内容や平均年収など押さえておくべきポイントが多くあります。
以下では、デザインの仕事を大きく5つに分け、具体的な内容をご紹介しています。
①Webやゲームに関するデザイン
インターネットが普及し、SNSやオンラインなどの拡大により、Web上でのデザインの需要が高まっています。
以下にWebデザインの仕事などを表で記載していますので、ぜひご覧ください。
職種 | Webクリエイター、ホームページデザイナー |
仕事内容 | 企画、UI(ユーザーインターフェイス)/UX(ユーザーエクスペリエンス)の設計制作、Webサイトのメインビジュアル、ロゴ、画像制作、プログラミング |
平均年収 | 352万円 |
おすすめな資格・スキル | [スキル] プログラミングスキル、グラフィックソフトのスキル、デザインの知識 [資格] Webデザイン技能検定、Webクリエイター能力認定試験、HTML5プロフェッショナル認定資格 |
向いている人 | デザインに関する知識が豊富、様々な業界に興味がある、自分のスキルやアイデアを形にしたい人 |
私たちの身近にあるゲームは、日々グラフィックや企画・設計など進化し続けています。
以下にゲームデザインの仕事内容などを表で記載していますので、ぜひご覧ください。
職種 | ゲームプランナー、CGデザイナー |
仕事内容 | ゲームの基本設計、企画立案、画面・操作設計、デザイン仕様書、サウンド指示書の作成、ビジュアル設計、キャラクターデザイン、演出設定、プログラミング |
平均年収 | 350万〜800万円 |
おすすめな資格・スキル | [スキル] 企画・プレゼンスキル、コミュニケーションスキル、情報収集力、論理的思考、CG・プログラミングスキル [資格] CGクリエイター検定、マルチメディア検定、Illustratorクリエイター能力検定試験、Photoshopクリエイター能力検定試験 |
向いている人 | 多くの人に楽しんでもらいたい方、デザインに関する知識が豊富、表現力が豊か |
②ファッションに関するデザイン
華やかな印象があるファッションデザイナー。憧れを持つ人も多くいらっしゃる事でしょう。
ファッションデザイナーは自らの手で商品を生み出し、実力が求められる業種です。
ファッションデザイナーは、デザイン以外にもマーケティングスキルが必要とされています。
いくら高度なデザインを施したとしても、マーケティングについて無知であっては、流行を作ることはできません。
以下にファッションデザイナーの仕事内容などを表で表していますので、ぜひご覧ください。
職種 | ファッションデザイナー |
仕事内容 | デザイン・企画立案、パターン制作、生地の選定、商品化、生産ラインの確保、販売戦略立案、マーケティング |
平均年収 | 509万円 |
おすすめな資格・スキル | [スキル] 企画力、デザイン力、コミュニケーションスキル、情報収集力、ファッションに関する知識 [資格] ファッション色彩能力検定、カラーコーディネーター認定試験、パターンメイキング技術試験、ファッションビジネス能力検定 |
向いている人 | ファッションセンスがある、多くの人に楽しんでもらいたい、デザインに関する知識が豊富、ニーズやトレンドに敏感、ものづくりが好き |
③インテリア・家具・雑貨に関するデザイン
インテリアデザイナー
インテリアデザイナーは、建物や乗り物の内装の家具・インテリア雑貨などの空間を総合的に設計する仕事です。
依頼者や建築業者と話し合いながら、快適な空間を作り出すことを目的としています。 インテリアデザイナーは、家具や照明器具の設計やそれらの配置や室内の構成も行っています。
以下にインテリアデザイナーの仕事内容などを表で記載しているので、ぜひご覧ください。
職種 | インテリアデザイナー |
仕事内容 | スペースデザインの企画設計、図面制作、見積もり制作、素材の選定、施工スケジュール管理、マーケティング |
平均年収 | 300〜800万円 |
おすすめな資格・スキル | [スキル] 企画力、デザイン力、コミュニケーションスキル、情報収集力、インテリアに関する知識 [資格] インテリアデザイナー認定試験、インテリアアドバイザー認定試験、インテリアプランナー試験、カラーコーディネーター試験、CAD利用技術者試験 |
向いている人 | センスがある、好奇心旺盛、探究力がある、設計力がある、デザインに関する知識が豊富、ニーズやトレンドに敏感、ものづくりが好き |
家具デザイナー
家具デザイナーは自ら家具を作ることもあれば、職人の手により制作される場合があります。
間取りや部屋の雰囲気をイメージして、企画立案や図面を仕上げていきます。
快適さ、耐久性、スタイルなどを考慮して、提案、制作していく仕事です。
以下に家具デザイナーの仕事内容などを表で記載しているので、ぜひご覧ください。
職種 | 家具デザイナー |
仕事内容 | デザイン・企画立案、トレンド調査、設計図の寸法取り、パターン制作、材料の選定、商品化、生産ラインの確保、販売戦略立案、マーケティング、顧客対応 |
平均年収 | 400万円 |
おすすめな資格・スキル | [スキル] 企画力、デザイン力、コミュニケーションスキル、情報収集力、家具に関する知識 |
向いている人 | 細かいこだわりがある、デザインに関する知識が豊富、ニーズやトレンドに敏感、ものづくりが好き |
雑貨デザイナー
雑貨デザイナーとは、インテリア雑貨やキッチン用品、文房具などの生活雑貨をデザインする仕事です。
デザインのセンスに加えて、消費者のニーズを把握する力が求められます。
日常生活で使用する生活雑貨は、機能性、安全性、原価等のコストバランスを考慮する必要があります。
自分のデザインした商品が店頭に並んだり、商品を購入されることで、商品が顧客の手に渡る喜びを実感できます。
以下に雑貨デザイナーの仕事内容を表で記載しているので、ぜひご覧ください。
職種 | 雑貨デザイナー |
仕事内容 | 打ち合わせ、類似商品のリサーチ、デザイン・企画立案、トレンド調査、パターン制作、材料の選定、商品化、生産ラインの確保、販売戦略立案、マーケティング |
平均年収 | 573万円 |
おすすめな資格・スキル | [スキル] 企画力、分析力、デザイン力、コミュニケーションスキル、情報収集力、雑貨に関する知識、語学力 [資格] 商品装飾展示技能検定、Photoshopクリエイター能力検定試験、Illustratorクリエイター能力検定試験、3次元CAD利用技術者試験 |
向いている人 | 細かいこだわりがある、デザインに関する知識が豊富、ニーズやトレンドに敏感、ものづくりが好き |
④書籍に関するデザイン
書店でずらりと並んでいる書籍の中で最も重要な表紙やカバーのデザイン。
表紙やカバーだけでなく、紙質や活字や文字の大きさなど外観的な部分を担う魅力的な仕事です。
電子書籍の普及に伴い、デザイナーの需要が年々高まっています。
以下に書籍に関するデザイナーの仕事内容などを表に記載しているので、ぜひご覧ください。
職種 | ブックデザイナー |
仕事内容 | 構成刷り、設計書制作、デザイン・企画立案、パターン制作、紙の素材の選定、商品化 |
平均年収 | 350〜800万円 |
おすすめな資格・スキル | [スキル] 企画力、デザイン力、コミュニケーションスキル、読解力、情報収集力、書籍に関する知識、印刷や製本の知識 [資格] Photoshopクリエイター能力検定試験、Illustratorクリエイター能力検定試験 |
向いている人 | 色彩感覚に優れている、著者の意図を汲み取ることができる、デザインに関する知識が豊富、書籍が好き、魅力を伝えるのが上手い |
⑤環境に関するデザイン
環境デザインとは、人・物や空間といった環境が共に存続する上で、互いに最適な関係になるように調整し、成り立たせるデザインです。
私たちの生活の中で気にしていない草木などの自然は、地球環境と人間のバランスを取るために、人の手によってデザインされているのです。
以下に環境に関するデザイナーの仕事内容などを表に記載しているので、ぜひ参考にしてみてください。
職種 | 環境デザイナー |
仕事内容 | 都市計画、建築、造園、公園の開発、緑地化計画、地域整備、デザイン・企画立案 |
平均年収 | 350〜800万円 |
おすすめな資格・スキル | [スキル] 企画力、デザイン力、コミュニケーションスキル、デッサンスキル、情報収集力、自然・環境に関する知識 [資格] 建築士、造園施工管理技士 |
向いている人 | 未来に残せるものを作りたい、自然・環境、デザインに関する知識が豊富、設計意図を汲み取るのが上手い |
人気のあるデザインの仕事ランキング
ここからはデザインに関する仕事をランキング形式でご紹介していきます。
- ファッションデザイナー
- Webデザイナー
- CGデザイナー
- インテリアデザイナー
- イラストレーター
1位:ファッションデザイナー
ファッションデザイナーは、デザイナーの中で特に人気も高い職種です。
ファッションデザイナーの主な仕事として服や靴、バッグ、ジュエリーなど、ファッションに関するデザインを企画・制作する仕事です。
時代の流行や変化を読み、人々の要望に応えられるような制作物をデザインしていきます。
デザインから縫製までを一貫して手がける場合や、製造と販売を結ぶコーディネーターの役割をする場合もあります。
企業のデザイナーは、大量生産が可能なデザインを目的として制作を行なっていきます。
個人でブランドを持っている人は、オートクチュールデザイナーと呼ばれ、自由な表現を活かしたデザインを創作することができるでしょう。
必須とされる資格や免許は特にありませんが、多くの人はアパレル関係の専門学校で基礎知識・技術を習得し、卒業後にアパレルメーカーに就職したり、デザイナーの助手として技術を身に付けていくケースが多いようです。
流行に敏感になり、市場の変動を的確に捉えて、新たな流行を作るための地道なリサーチが必要不可欠となります。
アイデアだけでなく、顧客のニーズを分析する能力ももとめられる仕事といえるでしょう。
2位:Webデザイナー
Webデザイナーは、Webサイトや広告を制作する仕事です。
Webサイトは、企業やブランドのイメージを大きく左右する大きな役割を担っています。
サイト全体のデザインを担当し、企業やブランドのイメージに合ったフォント・配色、使いやすさを試行錯誤していきます。
場合によってはコーディングまで行うこともあります。
近年では、インターネットの普及により、需要の高まりが加速しています。
そのため、Webデザインで求められるレベルも向上しています。
デザインに関するトレンドを押さえつつ、スキルを磨いていくことが重要であると言えるでしょう。
Webデザイナーは、比較的初心者でも幅広く活躍できることが見込まれており、経験と知識を蓄えていくことで、フリーランスとして活躍できる可能性も高いです。
まずは副業として活動を行い、自分に合っている職種なのか把握するのもいい手段と言えます。
3位:CGデザイナー
CGデザイナーとは、Computer Graphics(コンピュータ・グラフィックス)の略称で、図形や画像をデザインし、Webや広告、テレビなど幅広い場面で使用されています。
CGデザイナーとは、2次元・3次元の図形や画像をデザインする仕事で、映画、ゲーム、広告、教育、医療など幅広い業界で求められはじめているため、将来性のある職種と言えます。
有名な会社に就職することで、人気ゲームや人気アニメの3D映像の制作に携わることができる可能性があります。
CGデザイナーは、高い専門性が求められるため、CGデザイナーになるには、基礎知識・技術やコミュニケーション能力などの必要なスキルを身につける必要があります。
2次元のCGはロゴのデザイン等で使用され、3次元のCGは建物やゲームキャラクターを3次元モデルで制作したり、アニメーションや映像作品などにも汎用されています。
初心者には少し難易度が高い職種と言えるので、専門学校や資格を取得するなどして、基礎的な知識・技術を身につけていきましょう。
4位:インテリアデザイナー
インテリアデザイナーは、インテリアと呼ばれる建物内部や外部の装飾・空間構成、家具や照明器具など住空間の全体の室内演出・デザインや建物全体の構成などを手掛ける職業です。
インテリアデザイナーは家具そのもののデザインをすると思っている人もいるかもしれませんが、主に壁紙や床、照明器具など空間の雰囲気にかかわるすべてのデザインを指します。
居住空間を総合的にデザインするうえで、色彩に対する鋭い感性や造形能力が求められています。
また、人々が生活しやすい空間や使いやすいものを作るために、人間の行動や習慣について知る必要があり、心理学、建築、美術など幅広い知識が必要とされています。
居住空間の全体のバランスを見ながら、細かい部分にも気を配って調整していける人は、インテリアデザイナーに向いているといえるでしょう。
5位:イラストレーター
イラストレーターは、顧客のニーズに合わせて雑誌やポスター、Webデザインなどに使用されるイラストを制作する仕事です。
挿絵、表紙、絵本、広告、パッケージ、ポスターなど、幅広く活動範囲があります。
キャラクターデザインとの違いは、基本的に指示通りにイラストを制作するという点にあります。
キャラクターデザインはゼロからキャラクターを生み出すこともありますが、イラストレーターは顧客やディレクターから指示を受けて、決められた仕様で制作をします。
顧客の注文に的確に応じる必要性があるため、イラストレーターには画力やセンスのみならず、理解力や専門知識も求められます。
イラストレーターになるためには、デッサン、色彩構成といった紙を用いた基本的技術を身につけることも必要なスキルではありますが、現代では、パソコンでのイラスト制作も主流になっているのでPCスキルも必要になります。
イラストレーターは初心者でも始めやすく、さまざまな業界で需要があるので、フリーランスとして活躍する人も多くいます。
デザインでフリーランスを目指したい人は、副業から始めてみるのもいいかもしれません。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
デザインに関する仕事には様々な種類の仕事内容が存在しています。
自らの手でゼロから作り上げていく面白さがある反面、どの業種も忙しさを伴います。
自分が何のデザインの仕事が向いているのか、どんな仕事に携わりたいのかをしっかりとまとめた上で、自分に合ったデザインの仕事にチャレンジしていきましょう。
他にも色々な種類の仕事や就活生に向けたサイトをご紹介しているので、是非参考にしてみてください。