【就職活動】志望業界の決め方が分からない学生必見!業界の決め方3選や注意事項などを解説しています!
2024/7/12更新
はじめに
本記事では、特に就職活動を始めたばかりの学生が悩む「志望業界の決め方」について、様々なテーマを設けて解説していきます。
- なぜ志望業界の決め方を正しく把握する必要がある?
- 志望業界の決め方を教えて!
- 志望業界の決め方に則って絞り込みを行う際の注意事項は?
上記のようなあらゆる悩みを持つ就活生に対して有益な情報をまとめてますので、ぜひ最後まで読んでいってください!
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「業界 決め方」に関する口コミ
就職活動をしていくうえで、まず最初に優先して決めないといけないのが「志望業界」です。
志望する業界が決まらないと、具体的にどの企業を志望していくかという目星をつけるのも難しいとされる一方で、多くの学生が「志望業界の決め方が分からない」と悩んでいる現状があります。
一方で志望業界を決める場合もただ決めるのではなく、しっかりと自身の中の「就活の軸」に沿って一貫性を持った業界選びをするべきと言われることもあり、ますますハードルが高く感じる学生もいることでしょう。
そのため、まず学生が「業界 決め方」についてどのような認識を持っているかをSNSで確認し、業界を決める際のヒントになる情報を探します。
口コミ①業界決めるには志望動機が重要
【志望業界の決め方、広げ方】
夏のインターンは基本的に絞るのはだめです。
絶対に。
ただどのように行きたい業界を広げていいか分からないですよね
自己分析をして自分が行きたい企業、業界を見つけていきましょう
【志望業界の決め方】志望業界決めで重要なのは自己分析
口コミ②やりたいことを優先すべき?
業界の決め方とかどうすればいいんや…
自分のやりたいなを優先すべきなのかな。
口コミ③やり方を教えてほしい
とはいえ現地は連休なので旅行に出かけてしまうのですが……
旅行中に就活の軸の決め方と業界絞らない就活のやり方を教えてくれる人いたら泣いて喜びます(就活やる気あるんか?)
口コミ④恋人基準で業界を決める?
就活は早く手を付ければ早く終わる可能性が高くなるので就活始めてるってだけで重く感じる必要はないと思いますが、これが「本当は全国転勤もあるあの業界の総合職を狙いたいけど、恋人に合わせて東京か東京近郊にしか勤務しない業界探そ……」とかになってくるとおいおいそんな決め方でいいのかとなる
口コミ⑤どのように業界決めたか教えてほしい
志望業界の決め方 どうやって志望業界決めればいいんだろう? もし、今の段階で志望業界が決まっている人いたら、どうやって決めたか教えてください。
#就活 #24卒 #25卒 #助けてください
口コミ⑥職種より業界を決める方が重要!
将来の職業の決め方は難しいが、「職種」と「業界」では「業界」の方が圧倒的に重要。
「営業」「販売員」ではなく、「住宅に関わりたい」「大好きな服に囲まれていたい」など興味のある業界を定めて歩んでる人の方が、関わり方に幅がある分、幸せな人が多い気がする。
#受験 #就活 #転職 #キャリア
なぜ業界の正しい決め方を把握しないといけない?
上記では、X(旧:Twitter)に投稿されている「業界 決め方」に関する口コミを紹介しました。
当事者である就活生たちは「業界の決め方を教えてほしい」というような口コミが多い中、就活エージェントなど就活を教える側の方々は「業界の決め方」を実際にレクチャーする口コミが多くみられました。
本記事でも業界の決め方を下記で紹介する中、ここでは先にそもそもなぜ志望業界の正しい決め方を把握したうえで進めるべきか、またなぜ志望業界を先に決めないといけないのかといった「理由」について解説していきます。
ターゲットを絞って志望企業を考える必要があるため
業界の正しい決め方を把握しないといけない理由の1つ目は、「ターゲットを絞って志望企業を考える必要があるため」です。
総務省と経済産業省の発表によると、国内には約178万社もの法人企業があると発表されています。
また新卒就活に特化した大手サイト「リクナビ」に絞った場合でも、掲載企業数は1万5,000社もの企業が掲載。
これらの数値を踏まえると、志望企業を考える際にはどうしても自身でターゲットを絞っていかないと効率的に就職活動を進めることができません。
そのため、ターゲットの企業を絞る最も有効な手段の1つとして「業界で絞る」という方法があり、その決め方が重要になると考えます。
就職活動では「一貫性」が評価されるから
業界の正しい決め方を把握しないといけない理由の2つ目は、「就職活動では一貫性が評価されるから」です。
就職活動でよく言われる「就活軸」がありますが、その軸に合致している業界、企業を選んでいく必要があります。
また軸に沿って企業を決めていく場合は、まず第一に就活軸に合致する業界を選定し、そのうえで軸に合致した業界内の企業を選んでいく流れが一般的です。
その点でいうと、まずは業界を正しく決めていかないと自分にとって志望すべき企業も見つけられないといえ、志望業界を正しく把握することが重要になると考えます。
入社後の社会人生活を充実させるため
業界の正しい決め方を把握しないといけない理由の3つ目は、「入社後の社会人生活を充実させるため」です。
上記の2点は就職活動の戦い方に関する内容でしたが、大前提として就職活動は大学卒業後の「社会人以降」の生活をより豊かにすることを目標に実施されるべきものです。
そのため自身に適した風土を持ち、商材を扱う業界を選ぶべきといえ、実際に自身がどんな風土・商材に適しているかを正しく分析し、かつ正しく志望業界を判別していくと良いと考えます。
業界の種類一覧
先ほどはなぜ志望業界を正しく選別していく必要があるのか、その理由について3点紹介しました。
近年では「企業と学生のミスマッチ」が問題視され、特に「退職代行サービス」を用いて入社間もなくで退職してしまう学生も散見される状態です。
社員が誇れるキャリアを形成できずに、早期で社員が退職することは企業・社員の双方に大きなデメリットをもたらすため、就職活動期間でいかに自己分析を徹底して、志望業界や企業を適切に選別できるかがとても重要になります。
また自身に適した業界を決めていくには、大前提として各々の業界の概要を知っていく必要があるため、下記では各業界の特徴を簡単に紹介していきます。
メーカー
メーカーとは「モノづくり」を行う業界を指し、具体的にさらに3つに分類することができます。
- 素材メーカー(タイヤの原料を作る)
- 加工メーカー(素材メーカーから調達し、タイヤを作る)
- 完成品メーカー(完成したタイヤを使って、自動車を完成させる)
メーカーと呼ばれるのには上記で挙げた「自動車メーカー」に加えて、「医薬品」「化粧品」「鉄鋼」「精密機器」「電子機器」をはじめとして多岐に渡ります。
商社
商社の主な役割は「卸売りを行う」ことで、モノを売りたい企業とモノを買いたい企業を結び付ける、いわば仲介業のような立ち位置です。
例えば上記で記した自動車の完成品メーカーが製造した自動車と、完成した自動車の販売を営む「小売店」とを繋げることも従来の商社の仕事の1つです。
また長きにわたってビジネスモデルを変えてきたのが商社が生き残る理由の1つとなり、現在総合商社ではトレーディングに加えて「事業投資」「事業運営」も主な事業として扱われています。
小売
先ほども記した通り、メーカーが製造したモノを商社から仕入れ、実際に消費者に販売する役割を担います。
具体的には「スーパー」「コンビニ」「百貨店」「電気屋(ヤマダ電機など)」「ドラッグストア」などが挙げられます。
金融
金融機関とは「お金」を商材として利益を挙げる業界で、具体的にはさらに下記4業種に分類できます。
- 銀行、信託銀行
- 証券
- 保険(生命保険、損害保険、がん保険など)
- 信販会社 など
近年は上記業種の垣根を超えて「ワンストップ」で総合的に金融サービスを提供できる仕組みを構築する企業も増えています。(例:みずほフィナンシャルグループなど)
インフラ・サービス
主に「形のないものを売る業界」と位置付けられています。
ホテル業・飲食業に加え「航空」「鉄道」「不動産」「ガス・電気」業界などもサービス業に含まれ、その数は多岐に渡ります。
広告・出版・放送
「情報を伝達する」業界の総称で、具体的には下記の企業が代表的です。
- 広告:電通、博報堂、ADK
- 出版:講談社、新潮社、集英社、kADOKAWA
- 放送:TBS、日本テレビ、フジテレビ、テレビ朝日
IT
「Information Technology」の2単語の頭文字をとった造語で、「情報の伝達や処理などにかかわるサービスを展開する」業界の総称です。
- 通信:NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク、楽天
- ソフトウェア:マイクロソフト、富士通、NEC
- インターネット:NTT東日本・西日本、KDDI
官公庁・公社・団体
いわゆる「公務員」などが該当し、上記で挙げた民間企業のような営利目的で事業を行うのではなく、国民のために公共性の高い事業を積極的に行う業種です。
具体的には「国家公務員」「地方公務員」「公益社団法人」「独立行政法人」などが代表的です。
志望業界の決め方とは?
上記では、実際の主な業界8種の概要について紹介しました。
消費者に向けたサービスを積極的に行っている業界の場合は学生がもともと知っていることが考えられ、一方で法人向けにサービスを行う業界や企業は就職活動を通して初めて知るケースもあることでしょう。
そして今度は、自身の適性や特徴から「どのように志望業界を決めていくべきか」を考えていきます。
自己分析・企業研究
志望業界の決め方の1つ目は、「自己分析・企業分析」で、就活生は必ず行うべき内容といえるため具体的な方法や効果を下記で紹介します。
自己分析をすることで、自身の長所・短所、または自身の価値観を客観的に把握でき、企業に自身のどんな点をアピールすべきかが明確になります。
そして自己分析で見つけた「自身ならではの特徴」を踏まえて、志望企業の求める人物像にできる限り合致する内容で自身をアピールできるよう対策していきましょう。
また業界研究や企業分析をする目的は、「業界内での志望企業の立ち位置や、競合他社との相違点を把握するため」です。
そして志望企業が所属する業界以外の気になる業界・企業も調べることは、より志望企業を客観的に分析できることに繋がります。
「競合他社ではなくなぜ志望企業なのか」という点を自身の経験や価値観を踏まえて明確に説明できるよう、時間をかけて考えていきましょう。
自己分析・志望動機を考える際の方法として、自身が行ったのは主に下記3点のため参考にしてみてください。
- 前田裕二著「メモの魔力」の1000の質問に対して、ノートに回答を書く
- OB訪問や座談会で自身の作成した仮の志望動機やガクチカを添削してもらい、また社員の方がなぜ企業を志望したかを聞き、自身と一致する部分があれば内容を模倣する
- 転職口コミサイトを徹底的に閲覧し、企業の良いところと悪いところを考察するなど
優先事項や譲れない条件を洗い出す
志望業界の決め方の2つ目は、「優先事項や譲れない条件を洗い出す」です。
自己分析と通ずるところがありますが、自身の過去を振り返って「この条件を成し遂げていない企業は入らない!」と思う内容を深掘りしていきましょう。
ここでいう条件とは、「福利厚生」「年収」「残業時間」「転勤の有無」「給料」などが挙げられます。
また「自身の過去と結び付けて条件を考える」と、例えば下記のようなケースが挙げられるため参考にしてみてください。
- 転勤族で、小中学校で転校を何度も経験して苦い思いをしたから、将来の我が子にはそういう思いはさせたくない
→大きな異動が伴う転勤がないまたは少ない業界
→「公務員」やリモートワークが発達する「IT」企業(NTTデータなど)を志望 - 「東日本大震災」で被災した経験から、情報が滞って現地まで伝わらない怖さを知った
→「情報を提供」を通して生活の安心を作る仕事がしたい
→情報を伝達するための「通信」を扱う「IT」や報道を行う「マスコミ」系を志望
キャリアビジョンから逆算する
志望業界の決め方の3つ目は、「キャリアビジョンから逆算する」です。
キャリアビジョンとは具体的に「海外で働きたい」「様々な業種に携わりたい(ジェネラリスト志望)」「何かの専門家になりたい」など将来のなりたい姿を指します。
業界・企業によって歩めるキャリアは様々なため、自身の理想のキャリアを歩めるかどうか確認したい場合はネットで調べることに加えて、「OBOG訪問」「座談会の参加」などを通して実際に働く社員にキャリアについて質問することをおすすめします。
業界の決め方には落とし穴がある?決める際の注意点について
上記では、実際の志望業界の決め方について3点紹介しました。
志望業界を決めるには大前提として「自己分析」を通して自身がどのような人物像を持ち、どのような価値観を重視するかなどを自分なりに分析する必要があるため、紹介した方法などで時間をかけて行ってみてください!
そして最後に、ここでは就活生が志望業界を決めていく時に注意していくべき事項を紹介していきます。
志望業界は3つ程度に絞るのがベスト
就活生が志望業界を決める際の注意事項の1つ目は、「志望業界は3つ程度に絞るのがベスト」という点です。
志望する業界があまりにも多すぎると、細かい企業分析などを行う時間が無くなることも想定されるため、志望業界は最終的に3つ程度に絞るといいでしょう。
またあくまで「最終的」に志望業界を3つに絞るという話のため、初歩段階では業界を絞らずに色んなインターンシップや就活イベントに参加して、様々な視点でより多くの業界を知り、業界を分析する分には全然問題ないと考えます。
他者の意見を鵜呑みにしすぎない
就活生が志望業界を決める際の注意事項の2つ目は、「他者の意見を鵜呑みにしすぎない」ことです。
これは業界を決める場合だけでなく、面接練習やエントリーシートの添削時など「就職活動全般」に通ずる内容といえます。
業界を絞る際には自己分析をしていくほか、就活エージェント・大学のキャリアセンターの活用、また自身の先輩や友人と相談して決めていくケースが想定されます。
その中で他者に助言を求めれば求めるほど、様々な意見をもらうことに繋がると考えられるため、場合によっては情報過多になるかもしれません。
そのため、あくまで他者からもらった助言は「他者の考える正攻法」ということを忘れずに、必ず「自身にとっては正攻法になりうる助言か」という点も必ず自身で考える時間を設け、情報を取捨選択していくことをおすすめします。
また自身に適した情報を拾う精度を上げていくためには、実際に助言をもとにしてエントリーシートを提出、面接を受けるなどの「経験」を多く積んでいくことが最適だと考えます。
そのため、良い結果を残せるようにとにかく行動を継続してみてください。
まとめ
本記事では、【就職活動】志望業界の決め方が分からない学生必見!業界の決め方3選や注意事項などを解説しています!というテーマで、就活生に役立つ情報を紹介しました。
特に業界、企業選びはより多くの情報を持つことでよりよい選択ができるともいえるため、各々の業界の情報や自己分析などを継続して行うことでよりよい選択ができる能力が身につくと考えます。
社会人生活を充実させるためにも、とにかく地道に就職活動に取り組んでみてください!