【面接対策】SCSKの面接の対策法を徹底解説
2024/8/6更新
はじめに
就職活動では必ずといっていいほど選考に面接が設けられます。
SCSK株式会社も同様に面接があり、対策をしていなければ選考を通過して内定を獲得するのは厳しいです。
この記事では、SCSKの面接を突破するための対策法やアピールポイント、実際に面接で質問された内容と回答例まで詳細に解説していきます。
SCSKの就職を目指し、面接に臨もうとしている就活生の方はこの記事を参考に対策を進めてください。
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SCSKの概要
出典元:SCSK株式会社
面接対策の前にSCSKがどういった企業なのかを簡単に紹介します。
SCSKとは
SCSK株式会社は、50年を超える活動の中でシステム開発、ITインフラ構築、ITハード・ソフト販売、BPO、検証サービス、ITマネジメント、コンサルティングなど7つのITサービスを提供してきました。
7つのサービスを駆使することでお客様のあらゆる要望に応えることが可能です。
約8,000社との取引をしてきた経験とノウハウも兼ね備えており、日本と海外合わせて56拠点を置いて幅広い業務展開をしています。
顧客先は製造業、小売業、サービス業、銀行業、建設業など20種類以上の業界・分野を持っており、今後も成長が見込まれるでしょう。
SCSKが求める人材とは?
SCSKが求める人材像は、SCSKの経営理念を理解し、その実現に向けて行動できる人です。
SCSKの経営理念に共感し、経営理念に自分がマッチするのか確認していきましょう。
SCSKの経営理念は複数に細分化されているため、それぞれ下記に紹介します。
また、社員インタビューもあるので合わせてご参照ください。
Mission
SCSKは「夢ある未来を、共に創る」という新しい価値を創造し、未来を切り開くことを経営理念に定めて使命としています。
新しい取り組みができる人材は好まれやすいと言えるでしょう。
自分の過去の経験で何か新しいことに取り組んだことがあれば、面接でアピールしてみましょう。
Promise
Promiseは3つの約束であり、「人を大切にします。」、「確かな技術に基づく最高のサービスを提供します。」、「世界と未来を見つめ、成長をし続けます。」で構成されています。
この3つの約束を守れる人材であるのかを、選考では見てくる可能性があるため、自分の考えや価値観に合うのか確認しておいてください。
人を大切にしますは、個人の個性と価値観を尊重し力を引き出す約束であり、強みや考え方を否定せず、尊重できる人が好まれます。
最高のサービスの提供は情熱を持ち、お客様の喜びと感動に繋がるサービスを提供するという約束です。
お客様のために熱意を持って行動できる人材がSCSKに合っています。
成長し続けますは世界と未来に向けて成長を続けていく約束です。
常に歩みを止めず、成長を続けられる人材が必要とされるでしょう。
Dode of Donduct
こちらは行動指針を指しており、挑戦するChallenge、責任感を持って行動するCommitment、チームワークを発揮するCommunicationの3つに分かれています。
チャレンジ精神、責任感、チームワークを強みに持っていたり、発揮された経験があったりする場合は面接でアピールしていくと企業側に好印象を持たれやすいです。
社員インタビュー
採用サイトに社員インタビューが掲載されています。
採用において役立つ情報ばかりですので、選考を受けるのであれば確認しておくと良いでしょう。
こちらではほんの一部を紹介します。
Q.就活生の皆さんへメッセージをお願いします!
A.心から納得のいく選択をできるように、限られた時間の中でも、とにかく多くの機会に足を運んで生の情報に触れてみてください。皆さんにとっての良い会社に出会えますように!それがSCSKだった時は、どうぞよろしくお願いします。
Q.SCSKの中で優秀だと感じるのはどんな人ですか?また、どんな人と一緒に働きたいですか?
A.好奇心と学習意欲が強い人。知識の引き出しが多い人。
SCSK各社の採用方向性の違いは?
SCSKのグループ企業は20社ほどありますが、すべての企業でSCSKの経営理念を共通して事業の取り組みを進めています。
グループ企業の選考を受ける場合でも、SCSKの経営理念は把握しておきましょう。
ただし、SCSKのグループ企業は別途目標や将来像を定めているので、経営理念以外にも企業ごとに重視しているものを調べておいてください。
SCSKの公式ページに事業紹介を含めたグループ企業一覧があります。
どのグループ企業がどんな事業を手掛けているか一目で分かるので活用していきましょう。
こちらでも一部のグループ企業について紹介しますので、参考にしてください。
SCSKサービスウェア株式会社
SCSKサービスウェアはバックオフィスやヘルプデスクなどデスク業務を中心にBPOサービスを提供している企業です。
「業務ナレッジ」、「IT」、「人財」の3つを強みに事業に取り組んでいます。
SCSKサービスウェアでは自分自身で視野を広げ、意欲を持って学ぼうとする姿勢を持った社員、周囲と協調しながら積極性を持って働く社員、スピード感を持って課題に取り組む社員が活躍しています。
活躍している社員の特徴を調べ、自分の強みや考え方にマッチするか確認してみると良いでしょう。
株式会社Skeed
株式会社Skeedは自律分散アーキテクチャというIoTデータ流通基盤を手掛けている企業であり、ファイルの最新技術や転送の開発、販売、保守を行っています。
求める人材像に社会貢献を行う理念に共感できる人、様々な仮説を立案して実現できる人、顧客の声を聞いてモノづくりに喜べる人、プログラマからプロダクトマネージャやフルスタックエンジニアへ進化したい人を掲げています。
エンジニア職を募集していることもあり、何かを作ることに情熱を持てる人は向いていると言えるでしょう。
SCSKの採用フロー
SCSKの採用フローの流れを下記に載せました。
採用フローを確認し、それぞれ対策を立てていきましょう。
- エントリー:
SCSKの採用サイトからエントリー - 会社説明会:
エントリー後、マイページから会社説明会についての情報を確認。会社説明会に参加しないと選考資格はなし - エントリーシート:
エントリーシートを提出し書類選考 - 適性検査:
TG-WEBを実施 - 1次面接:
1次面接は集団面接。オンライン上で実施 - 適性検査:
SCSKでは適性検査が複数回ある。こちらではクレペリン検査のような企業オリジナルの検査を実施 - 2次面接:
2次面接は個人面接となり、人事が担当。オンライン上で実施 - 最終面接:
役員または採用責任者が担当。オンライン上で実施 - 内定:
最終面接を通過すれば内定
SCSKの面接のポイント
SCSKの面接は3回あり、集団面接と人事面接、役員面接に分かれます。
それぞれ面接の内容も違いがあるため、各ポイントを解説していきます。
集団面接
SCSKの1次面接は集団面接となっており、オンライン上で行われます。
1分で自己紹介を行い、学生時代に力をいれたこと(ガクチカ)や学業面で力を入れたこと、志望動機などが聞かれます。
集団面接ということもあり、質問自体の数はそこまで多くないです。
質問され回答した内容について深掘りの質問がされる可能性があります。
質問されても詰まらず答えられるように掘り下げておきましょう。
集団面接なので周囲の学生が答えている合間に回答をまとめておくことが可能です。
自分の番でなくても集中力を切らさず、自分の番が来た時に円滑に回答できるように準備していきましょう。
2次面接
2次面接は個人面接になり、人事が担当します。
1次面接から引き続きオンラインでの面接となります。
1分ほどの自己紹介から始まり、ガクチカ、志望動機を1次面接より詳しく聞かれることが多いです。
その他、強みや入社後に取り組みたいこと、IT業界を選んだ理由、他社の選考状況などが聞かれます。
自己分析をして強みを知ることに加え、なぜIT業界を選んだのかも考えていきましょう。
自分の強みが発揮できるのがIT業界だから、こういう経験をしたことでIT業界を希望している、など理由を探してください。
他社の選考状況ではSCSKを第一志望と答えましょう。
もし第一志望でなくても、選考段階では第一志望であると答えることで熱意を伝えられます。
最終面接
最終面接もオンラインで行われ、役員か採用担当者が担当します。
1次面接・2次面接で聞かれたことの確認がされるケースが多いです。
今一度自分の考え方や過去のエピソードを再確認しておきましょう。
最終面接では入社後に自分がSCSKで何をしたいのか伝えるのが重要です。
自分はこういう体験をした、そしてこういう能力を発揮した、こんなことを学んだ、この経験で得たものを活かせるのはIT企業でありSCSKだと考えた、入社後は私の能力を活かして貴社でこんなことがしたい、など一環した回答ができるように組み立てる練習をしておくと企業側にも響くでしょう。
面接で聞かれるよくある質問
面接で頻出される質問について紹介します。
面接対策の参考にしてください。
基本となる質問
就職活動の面接でほぼ間違いなく聞かれる質問とその回答例について解説します。
ガクチカについて
企業側がガクチカを聞く意図は、学生の能力や考え方を最も知りやすいためです。
取り組んだものは自然と壁にぶつかったり、課題が生じたりします。
その際にどのような能力や強みを発揮して乗り越えたのかが分かるため、学生の能力を把握しやすいです。
ガクチカの回答では、何をどのように頑張ったのか、頑張った結果どのような学びを得たのかなどを答え、企業側に自身の能力と考え方を伝えていきましょう。
・学生時代に力を入れたことはなんですか?
【回答例】
私が学生時代に力を入れたことは、配達のアルバイトです。
最初は配達物を落としそうになることが多く、時間もかかっていました。そこで荷物を固定するための電動リフト機を作成することにしました。作成にあたり、リフト機の模範となるフォークリフトの設計図を工場から拝借し、構造を理解するとともに持ち運びできる用に取っ手を取りつけるフォームに改造しました。改良点を見つける能力を発揮し、述べ10カ所以上を改造して持ち運びのできる電動リフト機を作成できました。この電動リフト機を使った結果、配達物を安全に運ぶことができるようになり、30分以上の配達時間の短縮に繋がりました。
この経験で改善点を見つけだし、問題を解決する能力が身に付きました。貴社に入社したら、この改善発見能力と問題解決能力を活かしてお客様により良いサービスの提供をしていきます。
ポイント
力を入れたことを伝えたら、どのような課題があったのかを話すと興味を持ってもらいやすくなります。
また、課題を乗り越えた時に学生の強みや成長が見られるため、ぶつかった壁は話すようにしましょう。
課題を話したらどのように乗り越えたのかを伝え、自分の能力や強みを話してください。
学生の能力・強みなどを知るために質問していますので、ここが抜けてしまうと企業側に良い印象を与えられません。
乗り越えた部分は忘れずに伝えましょう。
面接の終わりに聞かれる質問
面接の終わりに聞かれる質問が存在します。
そのような質問の回答例について解説していきます。
逆質問
面接では最後に企業側に質問がないか聞かれることが多いです。
これは逆質問といい、学生が企業側に質問できる時間が設けられます。
逆質問は咄嗟に聞かれても何を質問していいのか分からなくなることが多いです。
逆質問がされる想定をしておき、予めどのような質問をするのか考えておきましょう。
また、逆質問をする際には注意点があります。
給料についてや有給はちゃんと取得できるかなど待遇面や金額のことばかり質問するのは、仕事に対する熱意が薄いと見なされ印象が悪くなりがちです。
調べれば分かることを聞くのも企業研究不足だと思われてしまうため、調べて分からなかったことを聞くのが良いでしょう。
・最後に何か質問はありますか?
【回答例】
私は入社したら地域密着型のプロジェクトをやりたいと考えています。プロジェクトを行うにあたって必要な知識や準備しておいた方がいいことはありますか?
ポイント
回答例は入社後に自分のやりたいことを伝えつつ、仕事に対する熱意をアピールした質問になっています。
自分なりに聞きたいことを探し、面接の場で聞いていきましょう。
過去のエントリーシートの質問内容と記載例
こちらではSCSKのエントリーシート選考で聞かれたことのある質問と記載例を紹介します。
エントリーシートをベースに面接も進むことが多いため、エントリーシートの質問も把握しておきましょう。
長所・短所・趣味
エントリーシートでは長所と短所、趣味などが聞かれます。
特徴として文字数が20文字以内とかなり制限された中で回答しなければなりません。
詳細に記載することは不可能なので、簡潔に答えるよう意識しましょう。
・あなたの長所を教えてください。(20文字以下)
【記載例】
私の長所は周りの意見を汲み取ることです。
・あなたの短所を教えてください。(20文字以下)
【記載例】
私の短所は計画性がなく行動することです。
・あなたの趣味を教えてください。(20文字以下)
【記載例】
私の趣味はアプリケーション開発です。
エントリーシートの時点では詳細を書くことはないですが、面接でこの質問について深掘りされる可能性があります。
記載例でいうならば、なぜ自分の長所が意見を汲み取ることなのかを面接の場で説明できなければなりません。
エントリーシートに記載した内容について深掘りされたり、詳細を聞かれたりしても答えられるように回答の準備をしておくと良いでしょう。
SCSKの新卒採用や選考に関するQ&A
SCSKの採用に関するQ&Aが公式サイトに載っており、就職活動や選考において役立つ情報もあります。
特に「新入社員に聞く!就活Q&A」ではSCSKの選考についてのアドバイスや準備・対策が掲載されていますので、選考に臨む前に必ず確認しましょう。
選考について
Q.プログラミング未経験ですが技術職を志望しています。大丈夫でしょうか?
A.ITへの興味関心と学ぶ意欲があれば、学生時代の専攻分野に問わず多くの分野でご活躍いただけます。当社の新卒採用では、例年『情報系』『情報系以外の理系』『文系』の方がほぼ同じ割合で入社しています。もちろん専攻時点での有利・不利もありません。充実した教育研修制度を用意しており、基礎から学ぶことができますのでご安心ください。
社員訪問・会社案内について
Q.社員訪問をしたいのですが、紹介してもらえますか?
A.大変申し訳ございませんが、個別の社員紹介(OB/OG訪問を含む)については控えさせていただきます。選考を通じて多数の社員と接する機会を設けておりますので、ぜひ積極的にご参加ください。
選考対策について
Q.SCSKの選考はどのような内容でしたか?
A1.適性検査は、言語数理や性格を聞かれる検査と、ひたすら足し算をするような検査の2種類がありました。前者は対策本で3回くらい準備しました。後者は特に対策せずに臨みましたね。
A2.集団面接では、大学で力を入れたことやIT業界を志望する理由など、一般的な質問がほとんどでした。複数の学生が一緒に面接を受けているので、端的に話すことを心掛けました。
選考の印象について
Q.SCSKの選考に対する印象は?
A1.面接は優しい雰囲気でしたが、論理的にきちんと説明することも求められていると思いました。丁寧に質問していただき、私の言いたいことがしっかりと伝わるように話を聞いてくださったのが印象的でした。
A2.集団面接では少し緊張感がありましたが、個人面接はリラックスした雰囲気でした。面接官の方が私の話を聞いた上で、良いところと改善点のフィードバックをしてくださり、最終面接に向けて背中を押してもらえた気がしました。
まとめ
今回はSCSK株式会社の選考フローや面接対策におけるポイントなどについて解説しました。
SCSKは設立50年以上を誇るIT企業で7つのITサービスを手掛け、8,000社以上と取引をする企業です。
取引先には製造業や金融業など多くの業界や企業があり、ITを通して企業や人々に貢献しています。
そのようなSCSKでは経営理念を重視しており、理念を理解し、共感できる人材が求められています。
経営理念に記されている内容から向上心、チャレンジ精神、責任感、チームワークなどがある学生は好まれやすいと推測できるので、自己分析で当てはまる点がないか確認してみてください。
面接に臨む際は、企業の価値観や求める人材像を意識して受け答えすると企業側にも響きやすくなるでしょう。
また、自分の考え方や軸をしっかりと持ち、意見や感想を堂々と述べていきましょう。
この記事がSCSKの内定のお役に立てれば幸いです。