履歴書に書く学歴は在学中?卒業見込み?学歴欄の書き方も合わせて徹底解説

履歴書に書く学歴は在学中?卒業見込み?学歴欄の書き方も合わせて徹底解説

2024/7/23更新

はじめに

履歴書を書くうえで注意すべきポイントは、いくつかあります。

その中でも、学歴欄の書き方に悩んでいる就活生は多いでしょう。

特に最終学歴を書く際に、「在学中」と書くのか「卒業見込み」と書くのかで迷う方がいます。

確かに履歴書には、「在学中」や「卒業見込み」のどちらも書く場合がありますが、それぞれで使える条件が異なるのです。

そこで本記事では、履歴書の学歴欄の書き方について詳しく解説します。

この記事は特に、以下のような疑問を持つ就活生に向けて書かれています。

対象
  • 履歴書の学歴欄に「在学中」と書くべきか「卒業見込み」と書くべきかわからない
  • 学歴欄を書く時は何に気を付けるべきか知りたい
  • 学歴欄の他にも履歴書を書くうえで注意すべきポイントを知りたい

これらの疑問を持つ就活生の皆さんは、ぜひ最後までご覧ください!

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意外な落とし穴!「在学中」と「卒業見込み」の違い

「在学中」と「卒業見込み」の違い

大学に在学している間は、「在学中」と「卒業見込み」のどちらも使えるように思えますが、実際にはそれぞれ使う条件やタイミングがあります。

本項目では、「在学中」や「卒業見込み」、そして「卒業予定」といった表現が、それぞれどのような条件やタイミングで記載できるかを解説します。

「在学中」は大学1~2年生が使う表現

新卒の履歴書において、最終学歴に「在学中」とは書きません。

「在学中」という表現は、大学1年生や2年生がアルバイトやインターンシップなどに応募する際に使用するものです。

というのも、アルバイトやインターンシップは、学生生活と並行して行うものであるため、履歴書でも「在学中」と表現します。

一方で、新卒の履歴書では大学を卒業して企業の一員となり働くので、「在学中」とすると不適切です。

なお、大学1〜2年生ではまだ卒業が確定的でないため、「在学中」という表現が適切です。

新卒の履歴書は「卒業見込み」

新卒の履歴書に最終学歴を書く場合は「卒業見込み」が正しいです。

先ほども述べたように、新卒での就活は大学を卒業したうえで企業の社員となり、働く意思を示す場であるため、「在学中」では不適切です。

履歴書には卒業を予定している年月・大学名・学部学科名の後に、「卒業見込み」と書きましょう。

書き方は以下の通りです。

〇年〇月 〇〇大学〇〇学部〇〇学科 入学

〇年〇月 〇〇大学〇〇学部〇〇学科 卒業見込み

企業は、学生が年度内に卒業し、翌年度に問題なく入社できることを前提に内定を出します。

もし内定者が卒業できずに入社できない場合、それまでの採用活動にかかった費用や労力が無駄になってしまいます。

そのため、卒業が確実でない学生に内定を出すことはありません。

「卒業見込み」とは、大学の定める条件を満たしているということです。

例えば、大学3年までに一定以上の単位数を取得していることなどです。

「卒業見込み」と記載する際には、その意味を理解していないと、意図せず虚偽の記載をする可能性があります。

必ず自分が「卒業見込み」に該当するか確認してから記載しましょう。

「卒業予定」は使わない

「卒業見込み」と似た表現に「卒業予定」がありますが、基本的にこの表現は使いません。

というのも、「卒業予定」という表現は「卒業見込み」に比べて、卒業がやや不確定な印象を与えてしまうからです。

「卒業見込み」との違いはあまりないように見えますが、ちょっとした印象の差が大きく影響する可能性があるため注意しましょう。

「卒業見込み」と書けるのはいつから?

「卒業見込み」と書けるのはいつから?

これまで「卒業見込み」や「在学中」、「卒業予定」といった表現の違いについて解説してきました。

それを踏まえて本項目では「卒業見込み」と記載できる条件について説明します。

履歴書に「卒業見込み」と書ける条件は、以下の通りです。

「卒業見込み」と書ける条件
  • 卒業するために必要な単位を取得できる見込みがあるとき
  • 留年する可能性がないとき
  • 既に卒業に必要な単位を取得しているとき

一つずつ詳しく見ていきましょう。

卒業するために必要な単位を取得できる見込みがあるとき

履歴書に「卒業見込み」と記入できるのは、卒業に必要な全ての単位を現在の学期までに確実に取得している時です。

もしくは、卒業までに取得する計画がしっかりと立っている場合です。

特に大学の最終学年になって、必要な単位を確実に取得できる見通しが立っているなら、履歴書に自信を持って「卒業見込み」と記載できます。

ただし、単位がギリギリで留年の可能性がある場合や、まだ確実ではない場合は注意が必要です。

こうした不確実性がある場合には、「卒業予定」と表現する方が無難です。

必要に応じて、面接で具体的な状況を正直に説明することが求められるでしょう。

また、大学3年生であっても、今後の学期で必要な単位を計画的に取得できる見込みがあれば、「卒業見込み」と記載することが可能です。

ただし、大学の規定を事前に確認し、単位取得の計画が現実的であることが条件です。

留年する可能性がないとき

履歴書に「卒業見込み」と記入する際は、卒業に必要な単位を既に確保しており、留年のリスクが一切ないことが前提です。

留年の可能性がまったくなく、必要な単位を全部取得済みであり、これまでの学業成績が安定している場合に、履歴書に「卒業見込み」と記入できます。

一方で、必要単位数に達していない、あるいは必修科目の単位が不足しているなど、卒業が不確実な状況の場合は留年のリスクが考えられるでしょう。

特に、大学の最終年度で必修科目の単位を落とした場合は、留年がほぼ確実となるため、その場合には「卒業見込み」と記入するべきではありません。

また、応募時は留年が確定していない状況でも、後に留年が決定した場合はすぐに企業の採用担当者へ連絡して状況を報告することが重要です。

履歴書を作成する際は自分の学業状況を冷静に分析し、留年のリスクがないことを確認した上で「卒業見込み」と記載しましょう。

すでに卒業に必要な単位を取得しているとき

すでに卒業に必要な単位を確保している場合、履歴書には自信を持って「卒業見込み」と記載して構いません。

就活をスムーズに進めるためにも、できる限り早めに卒業に必要な単位を取得しておきましょう。

履歴書の学歴欄の書き方

履歴書の学歴欄の書き方

履歴書の学歴欄を書く際は、「卒業見込み」と記載する以外にも気を付けるべきポイントがいくつかあります。

本項目では、学歴欄を書くときに気を付けたい点を解説していきます。

西暦・和暦はどちらでも良い

履歴書を作成する際に、日付の表記は西暦でも和暦でも問題ありませんが、大切なのは履歴書全体で統一することです。

日付表記が一貫していると、採用担当者は情報をスムーズに理解でき、あなたの経歴を正確に把握しやすくなります。

例えば、履歴書の右上に記入する日付、生年月日、資格や免許の取得日など、履歴書上のすべての日付表記を、西暦または和暦のどちらか一方で統一しましょう。

和暦を使う場合は、元号の変更にも注意が必要です。

2019年は特に注意が必要で、4月までは「平成31年」と表記し、5月からは「令和元年」が正しいです。

和暦の略称使用については、例えば「平成」を「H」、「令和」を「R」と省略することは避けましょう。

というのも、履歴書は公式なビジネス文書として扱われるため、正式な表記を用いることがマナーとされているからです。

中学校卒業から書く

履歴書の学歴欄を記入する際、中学校卒業からの情報を書き始めるのが一般的です。

これは、中学校までが義務教育であり、その後の教育過程が人によって違うからです。

高校、専門学校、大学など、それぞれの進学経路が個別に異なるため、中学校卒業を基点として記述すると整理しやすくなります。

例えば、小学校から高校までが一貫教育の付属校に通っていた場合でも、履歴書においては中学校卒業以降の学歴を記入してください。

これにより履歴書がすっきりとし、読み手にとっても情報が把握しやすくなります。

小中一貫教育を受けた場合でも、例えば「〇〇大学付属〇〇小中一貫校」などと、学校名を正確に記載してください。

高校は「高等学校」と書く

履歴書を書く際に高校の名称を記入するときは、略称を使わず「高等学校」という正式な形式を用いることが重要です。

「〇〇高校」と略すのではなく、「〇〇県立〇〇高等学校」と完全な学校名を記載してください。

学校名に自信がない場合は、高校の公式ホームページや、手元にある卒業アルバムを参照して、間違いのないよう正確な学校名を確認しましょう。

大学は学部・学科・専攻名を正しく書く

履歴書における学歴欄の記入方法では、特に大学名については学部や学科、さらには専攻名まで正式名称を用いる必要があります。

「〇〇大学〇〇学部〇〇学科〇〇専攻」という形で、具体的に詳細を記載しましょう。

正式名称を記載することで、企業は就活生が学んできた学問分野を正確に把握できます。

大学名が長かったとしても、公的文書としての履歴書では省略せず、場合によっては2行に分けて記入するなどして、読みやすく整理する工夫が必要です。

このとき、行を変える位置や文字の大きさなど、視覚的にも分かりやすい配置を心がけると良いでしょう。

「卒業見込み」であることを証明する書類

「卒業見込み」であることを証明する書類

就活ではエントリーする際、履歴書やエントリーシートとともに、「卒業見込み証明書」や「成績証明書」の提出を求められることがあります。

卒業見込み証明書や成績証明書は、大学で発行してもらうことで入手可能です。

卒業見込み証明書

「卒業見込み証明書」は、大学が学生の卒業可能性を証明する重要な書類です。

この証明書がないと、企業は学生が卒業できるかどうかの判断が難しくなり、内定が出にくくなってしまいます。

そのため、学生はこの証明書を早めに取得し、就職活動に備える必要があるでしょう。

大学側も卒業見込み証明書の発行には慎重であり、証明書を発行する際に厳格な基準を設けています。

成績証明書

成績証明書は、大学での学業成績や取得単位、履修した講義の内容を詳細に記した書類です。

この証明書は、企業が新卒採用の際に就活生の学業状況を評価するために重要な役割を果たします。

卒業見込み証明書とは異なり、成績証明書は単位数の確認や、卒業が問題なく行えるかどうかの具体的な判断材料です。

また、面接時に学生が述べた学業への取り組みや、専攻した内容との一致を確認するためにも用いられます。

さらに、成績証明書を通じて学生がどの分野に熱心であったかを把握し、その情報を面接の話題や人材評価にも活用します。

履歴書を書くうえでの注意点

これまで、履歴書の学歴欄を書くときのポイントを解説してきましたが、履歴書には学歴欄以外にも注意すべき点がいくつかあります。

本項目では、履歴書を書くうえで注意すべき点の概要を解説します。

1.印鑑は押したか

履歴書を作成する際に最も気を付けるべきことの一つは、印鑑の押印を忘れないようにすることです。

特に手書きで履歴書を作成する場合は、最初に印鑑を押すことがおすすめです。

なぜかというと、もし押印を間違えたり印がにじんだりした場合、書き直しが必要だからです。

そんな手間を避けるためにも、履歴書の最初のほうで押印を済ませましょう。

最後に押すよりも押印忘れが防げることからも、履歴書を書く前に印鑑を押すことが賢明です。

2.正しい日付が記入してあるか

履歴書に記入する日付は、その書類を提出する日に合わせる必要があります。

提出方法によってどの日付を書くかが異なるので、しっかりと理解しておくことが大切です。

日付の記入ルールは以下の通りです。

日付の記入ルール
  • メールでの提出:
    送信する日を日付に書きます。
    メールに添付して送る場合もその日を記載します。
  • 郵送の場合:
    郵便局に持ち込む日やポストに投函する日が、履歴書の日付です。
    履歴書を封筒に入れる直前に日付を記入すると良いでしょう。
  • 直接手渡しの場合:
    面接や面談で履歴書を手渡す日が日付になります。
    面接日が変更になった場合でも、事前に通知されている変更なら新たに書き直す必要はありません。

また、履歴書に日付を書く際は和暦(例:令和)または西暦(例:2020年)のどちらを使用しても構いませんが、履歴書全体で統一することが重要です。

日付は算用数字で記入し、自分が書きやすい形式を選ぶと良いでしょう。

3.写真を正しく貼り付けたか

履歴書に証明写真を貼る際は、その正確な位置と方法に注意が必要です。

証明写真はあなたの第一印象を形作る重要な要素であり、適切な写真の選択と貼り付けは、採用担当者に与える影響が大きくなります。

証明写真は、撮影から3ヶ月以内のものを使用することが一般的です。

サイズは縦4cm×横3cmが適切で、背景色は白かグレー、ブルーが望ましいです。

良い印象の写真のほうが良いため、可能であれば写真館で撮影することをおすすめします。

写真を履歴書に貼る際は、両面テープを使用して端正に固定してください。

履歴書の指定された位置に、写真の端が曲がらないように注意しながら貼り付けましょう。

写真の裏面には念のため名前を記入しておくと、写真が外れてしまった場合でも、どの履歴書のものか特定しやすくなります。

証明写真で特に意識したいのは、「元気そう」「真面目そう」などのポジティブな印象を与えることです。

これには表情が大切で、自然な笑顔や凛とした表情が求められます。

服装はジャケットやシャツを着用し、男性はネクタイも忘れないようにしてください。

前髪が目にかからないように整え、撮影は正面から行いましょう。

4.住所は省略せず書いてあるか

履歴書の住所欄は、あなたの丁寧さを示す部分です。

採用担当者はここを見て、就活生がどれだけ真剣に仕事に取り組むかも判断します。

そのため、住所は省略せずにきちんと全部書くことが大切です。

まず郵便番号を書き、次に市区町村、町名と続けます。

「2-3-4」と略さず、「2丁目3番地4号」と詳しく書くことがポイントです。

マンション名も正式な名称で書きましょう。

住所が長くなる場合は2行に分けても構いませんが、ふりがなは通常1行で書くのが普通です。

もし連絡先が現住所と同じであれば、「同上」と書いて省略できます。

スペースを有効に使うとともに、すっきりとした見映えにできるでしょう。

5.電話番号やメールアドレスに間違いはないか

履歴書の連絡先欄には、日中連絡が取れる電話番号を記載します。

もし自宅に固定電話がない場合は、携帯電話の番号だけを書いて大丈夫です。

重要なのは、書類選考を通過しても連絡がつかない事態を避けるため、番号の記入ミスがないようにすることです。

メールアドレスについても注意が必要です。

大学のメールアドレスや、社会人としてふさわしい形式のメールアドレスを選んでください。

まとめ

履歴書を書くうえで学歴欄の記入は、企業側が最も重視する項目の一つであるため、特に細部にわたる配慮が必要です。

本記事では、最終学歴のあとに「卒業見込み」と正しく記載することに加えて、以下のような注意点を挙げました。

注意点
  • 和暦か西暦かを統一する:
    履歴書を書くときは和暦でも西暦でも良いですが、どちらかに統一して記載する必要があります。
  • 学歴は中学校卒業から書く:
    学歴は中学校卒業から書くことが一般的です。
    高校、専門学校、大学など、それぞれの進学経路が個別に異なるためです。中学校卒業を基点として記述すると、採用担当者も学生のバックボーンを理解しやすくなります。
  • 高校は「高等学校」と書く:
    履歴書を書く際は「〇〇高校」と略すのではなく、「〇〇県立〇〇高等学校」と完全な学校名を記載してください。
  • 大学は学部・学科・専攻名を正しく書く:
    高校を高等学校と書くのと同様に、大学についても学部・学科・専攻名まで正式名称を記載してください。

これらを守ることで、採用担当者は学歴欄から学生のバックボーンを正しく把握できるため、内定までの道のりがスムーズになります。

ぜひこの記事を参考にして履歴書を作成してください!

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