【就職活動】インターンシップに落ちる確率はどれくらい?選考に落ちる原因や対策方法について解説します!
2024/7/7更新
はじめに
本記事では、「インターンシップに落ちる確率」をキーワードに様々なテーマを設けて解説しています。
- インターンシップに落ちる確率はどれくらい?
- インターンシップに落ちる原因は何?
- インターンシップ選考で落ちる確率を下げるための対策方法を教えて!
上記のようなあらゆる悩みを持つ就活生に対して有益な情報をまとめてますので、ぜひ最後まで読んでいってください!
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インターンシップとは
インターンシップとは、本来は企業が学生に自社の特徴や魅力を知ってもらうことを目的に実施されるイベントのような位置づけだったと言われています。
一方で、近年は「採用直結型インターンシップ」という言葉もあるほどインターンシップと本選考を密接に結びつける日系企業が増えています。
また2023年12月には、政府が2025 年度(2026年3月)以降に卒業・修了予定の学生に対して「インターンを通じて高い専門的知識や能力を有すると判断された学生は前年の3月から採用選考活動を可能」とする新たな就活ルールを追加しました。
そのため今の就活市場においてインターンシップは重要な役割を担い、内定者に対するインターンシップに参加した学生の割合は2021年卒の学生以降、徐々に増加しています。
- 21年卒:25.0%
- 22年卒:36.0%
- 23年卒:46.7%
上記のデータを踏まえると、「内定獲得のためにはインターンに参加すべき」という風潮が広まり、実際にインターンシップへの参加が結果に直結していることがわかります。
そして企業が実施するインターンシップは主に期間ごとで2種類に分類され、具体的には以下の内容になります。
短期インターンシップ
半日~1か月未満の期間を目安に行われるインターンシップの総称です。
企業を知ってもらうことを主な目的としつつも、参加者には「優遇ルートへの招待」を行うなど多くの大手企業が就職活動の一環として実施しています。
優遇ルートへの招待とは具体的に、インターンシップ参加者のみを対象とした座談会や特別な選考ルートへの招待などを指します。
また半日~1週間の期間を設けている場合は、職場内で社員と共に就業するというよりは、学生同士でグループを組んで行う「グループディスカッション」などを通して企業理解を深めていく内容がよくみられます。
企業によっては、「インターンシップに参加したほうが内定獲得に有利」という場合もあり、そうでなくてもインターンシップへの参加が企業への志望度の高さをアピールに繋がるため、メリットは多いです。
一方、交通費は自己負担で、インターンシップに参加することで報酬は発生しないケースが大半です。
長期インターンシップ
一カ月以上の期間を設けて行われるインターンシップの総称です。
長期インターンシップを実施する企業はベンチャー企業が多いです。
内定を獲得した学生が、卒業前に「インターンシップ生」として、入社後の準備としてあらかじめ内定先の企業で就業するケースがあります。
大学1年生から長期インターンシップ生を募集している企業もあり、「在学中に将来役立つスキルを獲得したい」と考える学生に適した内容です。
短期インターンシップの場合は報酬や交通費が企業側から出ないケースが多いですが、長期インターンシップは時給制・歩合制などで学生への給与が発生します。
交通費も全額企業側が負担するケースが多いでしょう。
一部の短期インターンシップを除き、大手企業が開催、また長期のインターンシップに参加するには「書類選考」や「面接」を通過していく必要があります。
そのため本選考と同様に、事前対策やインターンシップに詳しい方(就活エージェントなど)から十分な支援を受けることが重要です。
インターンシップにおける「落ちる確率」の実態とは
先ほどはインターンシップの概要や就職活動市場での位置づけについて紹介しました。
採用における新ルールにより、内定獲得のために一段とインターンシップへの参加と優遇ルートへの招待を目指す学生が増えてきているのではないか、と予想できます。
そのためインターンシップの選考に対して「落ちる確率」をはじめとした情報が気になっている学生もいるかと思われるため、ここではインターンシップの実態について紹介します。
インターンシップにおける選考の有無について
第一に、企業が実施するインターンシップについては選考があるものと選考がないものがあります。
就活情報を掲載するサイト「GOODSTORY」では、インターンシップで書類選考を行う企業が全体の「52.9%」で、面接選考を実施する企業が「28.4%」と記載されています。
一般的に面接を実施する企業は、面接に呼ぶ学生を決めるうえで書類選考を実施して絞るため、それを踏まえると「インターンシップの半数は書類選考があり、かつ書類選考を実施する企業の約3割が面接を実施する」ということができます。
またインターンシップで書類選考や面接を実施する企業は一般的に、大企業またはインターンシップ参加者に優遇ルートを招待したい企業が当てはまります。
そして「選考がない」企業の場合は「抽選」や「定員が埋まり次第募集終了」でインターンシップ参加者を募りますが、企業によっては学歴フィルター未満の学生は「定員が埋まっている」と表示させたり、また無条件にインターンシップに落選させるケースがあるとも噂されています。
インターンシップの落ちる確率
就活サイト「就活の教科書」では、インターンシップの書類選考落選率は「約40%」、面接専攻落選率は「約41.9%」と紹介されています。
就活市場全体で見たら上記の数値と言われていますが、相対的にみると下記のような特徴もあると言われています。
- 大学生より大学院生の方がインターンシップ選考に通りやすい
- 文系より理系の方が通りやすい
- 企業によっては学歴フィルターを設けているため、難関大学出身な学生ほどインターンシップ選考に有利な傾向がある
「インターンシップ 落ちる確率」に関する口コミ
上記では、インターンシップの落ちる確率に関する特徴について紹介しました。
実際に数値を用いてインターンシップの落ちる確率を載せているため、それらの数値をもとにインターンシップへの応募社数などを検討してみるのもいいでしょう。
そして次に、現在の就活市場において当事者である就活生は、インターンシップの落ちる確率についてどのような認識を持っているのか、SNSに投稿されている口コミをもとに紹介していきます。
口コミ①大手だと落ちる確率が高い
大手とかだとそもそもインターンシップは落ちる確率高いし、日程被るから日程被ってもひとまず受けて、受かってから考えてた
口コミ②選考で落ちる確率が高い?
どうせインターンシップ応募しても選考で落ちる確率高いわけだし興味薄い企業も申し込んでいくべきなんか?
口コミ③インターンシップの倍率が高い!
インターンシップの時点でエントリーシートとか面接の倍率高いとか言われたんやけど……
6月後半とか7月とかまでコスプレ楽しい!!って浮かれてたらお、落ちるかな…
口コミ④大手行きたいならインターンシップには参加すべし
このアカウントに発信力はゼロだが
大学生の諸君、大手JTCメーカーに入りたいならインターンシップはやっておけ
マジでこれ意味あるから
「選考に関係ありません」とか表向きなだけだからね?わかるよね
でもそもそもある程度の学歴ないとインターンシップ選考で落ちるけど
次回の人生に期待だ!
口コミ⑤落ちる前提でインターンシップに申し込んでる
インターンシップ、期間が被っているが
落ちる可能性の方が高いし大丈夫でしょ
口コミ⑥逆にインターンシップに通り過ぎた…
インターンシップの1次選考、めちゃくちゃ落ちるって聞いたので無作為にバカみたいに応募してバカみたいにES書いたら9割方通って草
口コミ⑦能力重視で選考が進む?
【サマーインターンの裏側】
■志望度より能力
→インターンシップの目的は「採用」ではなく「能力チェック」と「優秀層の囲い込み」
■質より量
→倍率が非常に高いので、会心の出来で落ちる。量を打たないと選考ありのインターンは難しい
■優秀層は何個も受かる
#22卒
#22卒と繋がりたい
インターンシップ選考に落ちる確率を上げている?落選する原因とは
先ほどは、X(旧:Twitter)に投稿されている「インターンシップ 落ちる確率」に関する口コミを紹介しました。
インターンシップは落ちる前提で申し込みしている学生が多く、特に開催スケジュールが被っている複数のインターンシップに重複して申し込み、「片方のインターンシップに参加できればラッキー」という考えのもとで多くのインターンシップに応募している学生が複数見られました。
また口コミの中で「優秀な学生はインターンシップに何個も受かる」という口コミもありましたが、インターンシップ選考で落ちる原因を認識することでインターンシップの通過率を上げることができるかもしれません。
そこでここでは、インターンシップに落ちる場合に考えられる主な原因を5つ紹介していきます。
志望動機が浅はか
インターンシップ選考に落ちる主な原因の1つ目は、「志望動機が浅はか」なためです。
志望動機が浅はかだと企業側から判断されてしまうと、「志望度が低い」「熱意に欠ける」という印象に繋がってしまうことが想定されます。
インターンシップは本選考とは異なり「内定を獲得」できるイベントではないため、本選考に比べて時間をかけずに志望動機を作成してしまう学生がいるのも事実です。
自己分析が不十分
インターンシップ選考に落ちる主な原因の2つ目は、「自己分析が不十分」なためです。
自己分析が不十分だと就活で重視する軸がぶれてしまい、エントリーシートは通ることがあっても面接時に軸が一致しない回答をし、マイナス印象を与えてしまうことでしょう。
面接中に受けるあらゆる質問に対して一貫性を持って回答することが高い評価に繋がり、そのためには徹底した自己分析が必要不可欠です。
ガクチカや自己PRにオリジナリティがない
インターンシップ選考に落ちる主な原因の3つ目は、「ガクチカや自己PRにオリジナリティがない」ためです。
インターンシップに参加する学生を絞るために選考を行う企業の中には、「参加枠を少ししか設けていない」ケースがあります。
その場合、学生の中でも一目置かれるようなエピソードやキャッチフレーズなどをエントリーシートに記載していると人事部の目に留まる可能性が高まります。
そのため、「文字での表現の仕方」に凝ってエントリーシートなどを作成することをおすすめします。
面接に慣れていない
インターンシップ選考に落ちる主な原因の4つ目は、「面接に慣れていない」ためです。
インターンシップに応募する学生の多くは、本選考を受けたことがない学生だと考えられます。
そのため、「結論ファーストで話す」「会話のキャッチボールを意識する」など就活の面接で評価される振る舞いができずに選考に落ちてしまうこともあるといえます。
また上記の内容が頭に入っていても、場数を踏めていないことから本番で実力を発揮できずに落選してしまう学生もいるでしょう。
適性検査の点数が足りていない
インターンシップ選考に落ちる主な原因の5つ目は、「適性検査の点数が足りていない」ためです。
適性検査とは、「SPI」「玉手箱」「TG-Web」等を指しますが、いずれも時間をかけて対策しないと一定以上の点数を撮るのが難しいとされています。
そんな中、インターンシップ選考を通過するためには適性検査対策のほかにも「エントリーシート作成」「面接対策」を並行して行う必要があり、結果的に適性検査の対策に充てた時間が足りなくなってしまうケースも多くあります。
インターンシップに落ちないための対策方法とは
上記ではインターンシップ選考に落ちる主な原因を紹介しました。
「インターンシップの選考は本選考で内定獲得するより難しい」とされる企業もあろほど、インターンシップ選考のために時間をかけて十分な対策をすることは重要です。
一方で、就活生の中には各選考フローごとでどのように対策をするべきか迷っている学生もいるのではないでしょうか。
そのためここでは、インターンシップ選考で想定される各選考フローごとの対策ポイントを紹介していきます。
自己分析・企業研究
自己分析をすることで、自身の長所・短所、または自身の価値観を客観的に把握でき、企業に自身のどんな点をアピールすべきかが明確になります。
そして自己分析で見つけた「自身ならではの特徴」を踏まえて、志望企業の求める人物像にできる限り合致する内容で自身をアピールできるよう対策していきましょう。
また業界研究や企業分析をする目的は、「業界内での志望企業の立ち位置や、競合他社との相違点を把握するため」です。
そして志望企業が所属する業界以外の気になる業界・企業も調べることは、より志望企業を客観的に分析できることに繋がります。
「競合他社ではなくなぜ志望企業なのか」という点を自身の経験や価値観を踏まえて明確に説明できるよう、時間をかけて考えていきましょう。
自己分析・志望動機を考える際の方法として、自身が行ったのは主に下記3点のため参考にしてみてください。
- 前田裕二著「メモの魔力」の1000の質問に対して、ノートに回答を書く
- OB訪問や座談会で自身の作成した仮の志望動機やガクチカを添削してもらい、また社員の方がなぜ企業を志望したかを聞き、自身と一致する部分があれば内容を模倣する
- 転職口コミサイトを徹底的に閲覧し、企業の良いところと悪いところを考察するなど
エントリーシート作成
上記で紹介した自己分析や業界・企業研究の内容を踏まえてエントリーシートを作成していきます。
過去にエントリーシートで出題された内容については「就活会議」「ワンキャリア」などの就活サイトで「選考体験記」という項目で紹介されているため、ぜひ確認してみてください。
また自身で作成した後は、必ず友人や先輩、志望企業ののOB・OGの方に添削をしてもらい、客観的に見ても優れているエントリーシートになっているか提出前に確認するようにしましょう。
面接・グループディスカッション対策
エントリーシートを突破したら次に面接やグループディスカッションが行なわれるため、その対策も入念に行いましょう。
面接に関してはエントリーシートに記載した内容をもとに質問をしていくため、「面接官との会話のキャッチボール」を意識して、簡潔かつ理論的に回答していけるように事前に面接の練習をしておくことがおすすめです。
またグループディスカッションに関しては、リーダー・タイムキーパー・調整役などグループ内での「自身の役割」を全うし、高い評価を得ていく必要があります。
そのため「グループディスカッション」が経験できるイベントに参加し、自身が最も適している役割を事前に把握しておくと良いでしょう。
まとめ
本記事では、【就職活動】インターンシップに落ちる確率はどれくらい?選考に落ちる原因や対策方法について解説します!というテーマで、就活生に役立つ情報を紹介しました。
インターンシップ選考は企業によってかなり難易度が高いものとなる一方で、参加できれば優遇ルートへの招待も受けることができる可能性が高いため、選考対策のために時間を使う価値は十分にあると考えられます。
そのため志望企業のインターンシップへの応募を検討している学生は、ぜひ本気ぞを参考にして対策を進めてみてください。