【就職活動】26卒は早期化しているのは本当?早期化していると言われる理由や早期で就活に取り組むメリットなどを解説しています。
2024/6/29更新
はじめに
本記事では、26卒の就活界隈で噂される「26卒の就活は早期化している」という内容について、様々なテーマを設けて解説します。
- 26卒の就活が早期化していると言われている理由は何?
- 26卒の学生が早期で就活に取り組むメリットを教えて!
- 26卒の就活生が早期で就活に取り組むうえで行うべきこととは?
上記のようなあらゆる悩みを持つ就活生に対して有益な情報をまとめてますので、ぜひ最後まで読んでいってください!
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「26卒 早期化」に関する世間の口コミ
インターネット上でたびたび話題となる「就活の早期化」。
新型コロナウイルスの感染拡大以降の、2022年卒の学生が行う就職活動以降で「早期化」について各所で話題になっていますが、26卒の就活市場においては「早期化」についてどのような認識があるのでしょうか。
そこでここでは第一に、SNSなどに投稿されている「26卒 早期化」に関する口コミを紹介していきます。
口コミ①25卒より早期化が進んでいる?
未来の就活生のためにも就活解禁という概念は無くした方がいいわな。24卒でさえ早期化が進んでたのに25卒でさらに1ヶ月前倒しでしょ?
インターンの申込日とかみると、26卒はその25卒より早くなりそうだしさ。。
少なくとも3/1までにはある程度完成された状態を作っとかなきゃいかん。
口コミ②企業側も早期化に焦っている
就活生目線も早期化してるけど、企業側も優秀な学生を早く取らなきゃって気持ちが伝わる
口コミ③夏インターンの重要性が上がっている
各社サマーインターンの募集はじまってる
就活早期化により、26卒はサマーインターンが最も大事と言っても過言ではないと思う
みんな頑張ろう!
口コミ④25卒より1か月くらい早い?
26卒既に早期化の傾向が見えるから、25卒のスケジュールを1ヶ月前倒しぐらいで考えるのがいいと思う
口コミ⑤企業側からも「早期化」の情報あり!
兄が人事課の会社
25卒より更に26卒の就活が早期化との事
兄に会社は6月に求人票を各大学に配布だと。
最速で3年11月には内定第一号らしい。
企業は母集団獲得に必死。
口コミ⑥年内内定の動きは必然!?
【26卒】最近の早期化の傾向は今年も継続し、年内内定、夏秋冬インターンからの囲い込みの流れはより強まると思ってます。なので、イメージとして夏秋インターン=1次募集、冬インターン=2次募集、本選考=3次募集みたいに考えてもいいかもしれません。早め早めの行動が鍵です!
#26卒
口コミ⑦公式の就活スケジュールは度外視されている
新卒採用の早期化について
近年の新卒採用は時期が早まっている傾向にあります。リクルートの調査によると、2月時点(3年)で23.9%の人が内定を獲得しているそうです。就活のスケジュールは、政府や大学側が議論して決められているようだが、早期化は止まりません。大学生準備が必要です。#26卒
26卒の就活が早期化していると言われる理由はなに?
先ほどは、X(旧:Twitter)で投稿されている「26卒 早期化」に関する口コミを紹介しました。
26卒の前年度で就職活動を実施していた「25卒」の学生ですら、夏インターンへの応募を積極的に実施する26卒の就活生をみて「25卒からかなり早期化している」と驚くツイートも複数確認できたため、26卒は直近の就活と比べても早期化していることが予想。
一方ここまで就活の早期化について懸念を示す口コミが多い中、実際に何が理由で就活が早期化しているという判断に至っているのでしょうか。
ここでは、早期化しているという認識を持つに至る理由について解説していきます。
インターンシップに関する新ルールの追加
26卒の就活が早期化していると言われている理由の1つ目は、「インターンシップに関する新ルールの追加」です。
具体的には、政府が2025 年度(2026年3月)以降に卒業・修了予定の学生に対して「インターンを通じて高い専門的知識や能力を有すると判断された学生は前年の3月から採用選考活動を可能」とする新たな就活ルールを追加しました。
この新ルールの施行は「2023年12月」からで、26卒の就活市場から適用が可能です。
そのため、26卒の就活市場ではインターンシップを通じた早期選考を実施する企業が増えるに至り、企業の動きに倣って学生の就活開始時期も早くなっていると考えられます。
一方で上記の新ルールが追加されたことが変更点で、下記で記載した「一般社団法人 日本経済団体連合会」が定める従来の就活のルールに変更点はありません。
【採用選考活動開始時期】
学生が本分である学業に専念する十分な時間を確保するため、採用選考活動については、以下で示す開始時期より早期に行うことは厳に慎む。
広報活動:卒業・修了年度に入る直前の3月1日以降
選考活動:卒業・修了年度の6月1日以降なお、活動にあたっては、学生の事情に配慮して行うように努める。
【採用内定日の遵守】
正式な内定日は、卒業・修了年度の10月1日以降とする。
新型コロナウイルスの感染拡大による経済市場の悪化
26卒の就活が早期化していると言われている理由の2つ目は、「新型コロナウイルスの感染拡大による経済市場の悪化」です。
新型コロナウイルスの感染拡大が発生したのは2020年ですが、航空・ホテル業をはじめとして数年たった現在においても業績が戻っていない企業もあると言われています。
業績が悪いと新卒採用で設ける採用枠を減らさざるを得なくなり、それ故「はやめに就活しないと内定枠が埋まってしまう」という心理が生まれ、学生側の就活に置ける動きが早期化していると考えられます。
一方で先ほど挙げた航空業界・ホテル業界は2022年以降業績が上がっているため、今後採用枠はさらに増えていくでしょう。
26卒の学生が早期で就活に取り組むメリット3選
上記では、26卒の就活が早期化していると言われている理由について考察しました。
特に「インターンシップに関する就活ルール改正」によりインターンシップへの重要度が高まり、企業側が早期的に優秀な学生を囲い込むべくインターンシップを積極的に実施し、学生の多くが内定獲得のためにインターンシップへの参加を志していくでしょう。
一方で、SNSでは就活が早期化されていくことに対してネガティブに感じている口コミが多数確認できました。
ネガティブになる理由の1つとしては、早めに行動する学生に比べて自身がまだ就活を十分にできていないことに起因する「就活に対する焦り」が挙げられます。
しかし就活が早期化することはデメリットだけではなく、早期化の流れに準じて実際に早めに就活を行うことで得られるメリットもあるでしょう。
そのため下記では26卒の学生が就活に早期で取り組むメリットについて解説します。
就活後で自由に過ごせる時間が増える
26卒の学生が就活に早期で取り組むメリットの1つ目は、「就活後で自由に過ごせる時間が増える」点です。
就活を早く始めれば、その分内定をもらえるタイミングも早まり、就活後に自由に過ごせる時間が増える可能性が高まります。
この数カ月単位にわたる「自由に過ごせる時間」は、社会人になって企業に勤める以上は実現することができない有意義な時間といえます。
人生単位で考えてとても貴重な時間を少しでも多く手に入れることができることに繋がり、就活を早く始めるメリットになるでしょう。
本選考に比べ採用されやすいケースがある
26卒の学生が就活に早期で取り組むメリットの2つ目は、「本選考に比べて採用されやすいケースがある」という点です。
早期で就活をする場合、例えばインターンシップへの参加が挙げられますが、インターンシップを通じて早期選考に招待する企業が数多く存在します。
また企業の採用方針について、例えば大手総合商社の一角を担う三井物産の場合は「あらかじめ設けていた枠が埋まればその後に応募した学生は無条件に採用は行わない」方針があると噂されていますが、そのように採用枠は選考の時期が早いほど多く残り、遅いほど少なくなっていくものです。
そのため、早期で選考に参加することで「採用枠がもうないから、実力は認めるけど落選」というパターンを回避することに繋がります。
※26卒の場合の「本選考」→2025年6月以降に行われる選考を指します
人物像のアピールに繋がる
26卒の学生が就活に早期で取り組むメリットの3つ目は、「人物像のアピールに繋がる」点です。
早くから就職活動に着手していると、企業側から「物事に対して本気で取り組める人材」「やらなければいけないことを後回しにせず、前倒しで対処できる人材」などの好印象を与えることに繋がります。
組織で責任が伴う仕事をしていく場合、先に挙げた要素は必要不可欠になるため早く就活に着手することに超したことはありません。
26卒学生が早期化する就活ですべきこと
上記では、26卒の学生が就活を早期で取り組むメリットについて紹介しました。
就活に限らず、物事は「早く着手することに越したことはない」と言われ、また早期で就活に着手して無事就活を終えられれば「自分はやればできる人材」だと自己肯定感の向上にも繋がります。
またメリットが複数あるため、本記事を読んだ学生は「就活が早期化してることだし、自分も就活始めようかな…」と考える学生もいるかもしれません。
そのため、ここでは26卒学生が早期化する就活ですべきことについて紹介していきます。
自己分析・企業研究
26卒学生が早期化する就活ですべきことの1つ目は、「自己分析・企業分析」です。
自己分析をすることで、自身の長所・短所、または自身の価値観を客観的に把握でき、企業に自身のどんな点をアピールすべきかが明確になります。
そして自己分析で見つけた「自身ならではの特徴」を踏まえて、志望企業の求める人物像にできる限り合致する内容で自身をアピールできるよう対策していきましょう。
また業界研究や企業分析をする目的は、「業界内での志望企業の立ち位置や、競合他社との相違点を把握するため」です。
そして志望企業が所属する業界以外の気になる業界・企業も調べることは、より志望企業を客観的に分析できることに繋がります。
「競合他社ではなくなぜ志望企業なのか」という点を自身の経験や価値観を踏まえて明確に説明できるよう、時間をかけて考えていきましょう。
自己分析・志望動機を考える際の方法として、自身が行ったのは主に下記3点のため参考にしてみてください。
- 前田裕二著「メモの魔力」の1000の質問に対して、ノートに回答を書く
- OB訪問や座談会で自身の作成した仮の志望動機やガクチカを添削してもらい、また社員の方がなぜ企業を志望したかを聞き、自身と一致する部分があれば内容を模倣する
- 転職口コミサイトを徹底的に閲覧し、企業の良いところと悪いところを考察するなど
インターンシップへの参加
26卒学生が早期化する就活ですべきことの2つ目は、「インターンシップへの参加」です。
先ほども紹介した通り、インターンシップの新ルールが追加され、インターンシップに参加することは学生に多くのメリットをもたらすため、学生はぜひ積極的に参加すべきといえます。
インターンシップに参加することによる具体的なメリットについては、以下の通りです。
- 内定獲得の上で有利になるようなイベントや選考会に呼ばれる場合がある
- 本選考の予行演習になる
- (例外:東京海上日動火災保険はインターン選考に落ちると本選考にも呼ばれない可能性が高いため、注意が必要です)
- 自身に適した職業・社風かどうかを判断できる
OB、OG訪問・座談会の参加
26卒学生が早期化する就活ですべきことの3つ目は、「OB、OG訪問・座談会の参加」です。
要するに企業に属している社員の方と直接会って話す機会を積極的に作るべき、ということになります。
そしてその中で「自身の作成したガクチカ・志望動機の添削依頼」や、企業で歩めるキャリアなどを確認するようにしましょう。
それにより、下調べをもとに自身で立てた「仮説」と「実際」の企業の働き方のギャップを埋め、面接時により的確な内容を話す準備ができると考えます。
26卒の学生必見!早期化する就活で行うべき「インターンシップ」「OBOG訪問」を重視する企業とは?
上記では、26卒の学生が早期で就活を実施する際に積極的に行うべきことを紹介しました。
インターンシップへの参加やOBOG訪問については、参加することで「競合他社との違いを把握でき、志望理由を話しやすくなる」「会社への志望度を伝えやすい」など内定獲得の上で有利になることが多いですが、企業によっては内定獲得の上で「インターンシップ」の参加や「OBOG訪問」の実施を重要視している企業があります。
そこで最後に、インターンシップやOBOG訪問を重視する具体的企業を紹介します。
東京海上日動火災保険株式会社
日系の大手金融機関の多くは、採用人数が他業界の企業に比べて多いことも影響し、インターンシップへの参加有無を問わず優秀な学生を多く採用しているのが特徴です。
一方で、東京海上日動の場合は内定者の約8割はインターンシップ参加者と言われるほど、インターンシップへの参加を重要視しているのです。
またインターンに参加するために行われる選考は本選考と同様で「複数回の面接」を実施します。
またインターンシップの面接で落ちてしまった学生は、大学4年の6月に実施される本選考のエントリーシートには通らず、面接に呼んでもらえないケースが多数確認されています。
つまり、内定獲得のチャンスが一度きりの企業なのです。
双日株式会社
双日株式会社は、国内の「7大商社」の一角を担う大手企業で、毎年学生から人気を得ています。
大学4年生の6月時に実施される本選考の段階では、すでにインターンシップ経由でその年の内定者の「約6割」がすでに決まっています。
双日は、2003年に「ニチメン」と「日商岩井」が合併してできた比較的新しい企業で、総合商社業界内での順位も現在7位と、下位に位置します。
その事実が就職活動でも影響し、他の総合商社から内定を獲得した場合は双日の内定を辞退される可能性が考えられます。
そのリスクをできる限り軽減すべく、双日はインターンシップ経由で早期選考を実施し、優秀な学生を囲い込む狙いもあるのでしょう。
伊藤忠商事株式会社
伊藤忠商事も双日と同様に「7大商社」の一角を担い、就活人気ランキングでは毎年TOP10入りの常連となるほど高い任期を得ています。
そんな中、伊藤忠商事の場合はエントリーシートを通過するのに「OBOG訪問の実施」かつ「OBOGから一定以上の評価を得ていること」が条件になると言われています。
事実、「面接は内定獲得までに3度あるが、1次面接と最終面接で①OBOG訪問した方の名前と所属カンパニー②どういう感想を持ったか、について聞かれた」という経験をした学生もいます。
そのため、もし伊藤忠商事を第一志望に掲げる場合はOBOG訪問を行うようにしましょう。
外資系金融・外資系コンサル企業
最大手の外資系金融・コンサル企業の多くは、「ジョブ型インターンシップ」を開催しています。
そこで優秀な成果を出した学生が内定をもらえる仕組みです。
- ボストンコンサルティング
- マッキンゼーアンドカンパニー
- JPモルガン
- ゴールドマンサックス
まとめ
本記事では、【就職活動】26卒は早期化しているのは本当?早期化していると言われる理由や早期で就活に取り組むメリットなどを解説していますというテーマで就活生に役立つ情報を紹介しました。
新型コロナウイルスの感染拡大以降、毎年就活が早期化していると言われていますが、26卒の場合はインターンシップにおける新ルールが追加されたこともあり、就活が早期化していることは間違いないでしょう。
志望企業から内定をもらうためには、インターンシップの参加やOBOG訪問を行うなど、とにかく早期で就活を開始するのが一番いいと考えるため、時間のある学生から積極的に行動していくことをおすすめします。