家政学部にオススメの就職先はココ!チェックすべき業界も徹底紹介!
2024/6/28更新
はじめに
衣食住に関する知識や技術をオールマイティーに学べる家政学部ですが、卒業してからどんな企業に就職をするか悩んでいる学生は少なくありません。
- 家政学部からどこの就職先に行こうか悩んでいる
- 家政学部が就活すると有利になる職種を知りたい
- 家政学部を募集している職種はどこか調べたい
家政学部に在籍中で就職先に悩んでいる方は、ぜひチェックしてみてください。
就職活動をするときのポイントや、内定率を高めるポイントもあわせて解説します。
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家政学部にオススメの職種や業種、就職先は?
家政学部はさまざまな知識を学ぶからこそ進路に悩む学生が少なくありません。
まずは家政学部の得意、不得意分野から、オススメの職種や業界をチェックしましょう。
家政学部に在籍中の方は、こちらを参考にしてみてください。
保育士や幼稚園教諭
衣食住に関するさまざまな知識を学んだ家政学部だからこそ、成長途上である子ども達を支える保育士や、幼稚園教諭の仕事を選択する学生は少なくありません。
保育士資格など別途資格取得を行いながらにはなりますが、児童と向き合って成長を促す仕事に就きたい方にぴったりの職種といえるでしょう。
管理栄養士や食品メーカー
家政学部の中でも、食物学科などの食の部分に特化した専門知識を学んでいる学生は、管理栄養士職や食品メーカー勤務など、食事に関係する仕事に就く方が増えています。
食事に関する仕事は多数あり、パティシエ職や大手飲食店勤務も就職先として一般的です。
服飾メーカーやデザイン関係
衣に特化した専門的な知識やスキルを学べる被服学科専攻の学生の場合は、デザイナー職や服飾メーカーに就職をする学生も多数います。
専門的な知識と技術を生かすために衣服にまつわる仕事に就くことで、人々の生活を支える選択ができるでしょう。
家庭科教師や食品衛生監視員などの公務員
学んだ知識を生かして教師や食品衛生監視員など、公務員の仕事に就く学生も少なくありません。
特定の企業で働くよりも、公務員としてスキルを発揮したいという学生にとってぴったりの就職先です。
家政学部では他学科同様、中学高校の教員免許を取得できます。
教員として働く場合には、あわせて教員免許を取得する必要があるため、自分の進路希望に沿った資格取得をしましょう。
他業種でも活躍傾向
意外かもしれませんが、結婚式場をはじめとしたブライダル関係、セレモニー関連企業においても家政学部の学生が就職するケースが増えています。
また、バイオサイエンスに関する研究職に就くために大学院に進む学生や、クリーニング業界、百貨店や商社など、ありとあらゆる業種で家政学部の学生は重宝される傾向にあるでしょう。
業種の幅が非常に広いからこそ、自分が就職をしたい方向性をある程度絞り込まないと、就活に苦労する可能性があります。
自分の学んでいる学科から進路を考えることはもちろん、自分が就職をしてからどんなことをやりたいのか、自分の特性なども考えて就職活動先を考えるのがオススメです。
家政学部にオススメの資格・取得できる資格はこちら!
家政学部ではこのようにさまざまな就職先、業種に進める可能性があります。
自分が望む進路に進めるように、いくつか資格を取得するといいでしょう。
ここからは家政学部の方にオススメの資格や、家政学部で取得できる資格について解説します。
家政学部では専攻する科目や学科によって取得できる資格が異なるため、参考にしてみてください。
食物学科は種類が豊富
食物学科では、国家資格の管理栄養士や、飲食物の栄養素などありとあらゆる知識を持つフードスペシャリスト、フードコーディネーターや食育インストラクターなど、さまざまな種類の資格があります。
国家資格、民間資格ともに種類が豊富にありますが、進路にあわせて必要な資格を取得するといいでしょう。
被服学科ならこちらの資格
被服学科の場合は衣料管理士の資格が取得できます。
こちらは社団法人日本衣料管理協会が認定している民間資格で、繊維製品の規格や生産・販売に関する幅広い専門知識を持っている人材であることをアピールできるのが特徴です。
また、被服製作技術検定やきものコンサルタント、繊維製品品質管理士など衣服に関するありとあらゆる資格がありますので、進路希望にあわせて取得を考えてみてください。
住居学科はできるだけ国家資格を取得したい
住居学科の場合は、国家資格である建築士や不動産鑑定士資格をはじめ、住空間の装飾デザインの知識を証明するインテリアデザイナー資格、建築施工管理技士などさまざまな資格が挙げられます。
いずれの国家資格も非常に需要が高く、企業によっては取得必須と応募要項に記載している場合があるため、勉強を進めるに越したことはありません。
もちろん、国家資格のほかにも、福祉住環境コーディネーターといった介護や医療の観点から住環境のアドバイスを行える資格など、住居学科にはさまざまな資格があります。
ご自身の進路希望にあわせた資格を取得して、就職活動を有利に進めましょう。
アピールポイントを知っておきたい!家政学部の強み
ここからは、家政学部が就職活動をする際に内定をもらうにはどんなポイントをアピールするべきか、家政学部の強みやアピールポイントをご紹介します。
狙った企業から内定をもらいたい方は、こちらをチェックしてみてください。
専門的知識が多くアピールしやすい
家政学部では専攻学科のプロフェッショナルになれるよう、専門知識を深く学びます。
ご自身が選択した専門学科の知識をアピールするためには、取得している資格を提示しましょう。
レポートや研究成果、制作物などがあれば、あなたが何をしてきたのかをアピールできるでしょう。
ポートレートを提出することでより専門的な知識をアピールしやすくなるため、企業によっては就職活動が優位に働きます。
職種を選ばず幅広い分野で活躍できる
家政学部で学ぶ衣食住は、人間が生きていく上で欠かすことができない非常に重要な知識です。
それぞれの分野にあわせた専門的な知識を学べることはもちろんですが、学んだ専門知識はどんな職業に対しても応用しやすく、さまざまな形で生かせるのが特徴です。
選択肢が多いからこそ自分が行きたい分野をしっかりと定めて、求める人物像にあわせて自己PRなどをつくると、内定率が高まるでしょう。
できるだけ早い段階で進む方向を決めると、企業分析や自己分析に時間をかけられるのでオススメです。
家政学部出身者が就活内定率を高くするには?
家政学部はこのように、就活においてさまざまな強み・メリットがありますが、同じ家政学部出身同士で就職活動希望先が重なるケースは少なくありません。
自分以外の家政学部出身者と差をつけ、有利に就職活動を進めるにはどうすればいいのでしょうか。
ここからはライバルと差をつけるための、家政学部出身者に向けた就活ポイントをご紹介します。
関連する学部の知識を取り入れる
家政学部出身者は、専門の学部の勉強を行うこととあわせて、関連する学部の知識を取り入れるとより一層内定率を高めることができるでしょう。
例えば、家政学と関わりが深い生活科学をはじめ、経済学、経営学、人間関係学の知識などが求められるケースもあります。
家政学の知識を取り入れて、余裕があれば別学問の学びも深めることで、現在勉強している家政学の学びが深まるとともに、就職活動の面接時にもアピールポイントとして提示しやすいでしょう。
技術をアピールできるポートレートの作成
家政学部で学んでいることをまとめたポートレートを作成すると、自分の記述を就職活動の際にアピールできます。
ポートレートをつくる際には、授業で作成したものをまとめてデータ化すると便利です。
研究職を目指す場合は、特に実績やポートフォリオの提出を求められることもありますので、作成物を写真やデータ化しておくとスムーズに提出できるでしょう。
専門学科は何かをきちんと伝える
同じ家政学部出身者でも、衣料関係の専門分野を学んだのか、食関係の専門分野、住関係の専門分野を学んだのかまで、ありとあらゆる専門学科があるからこそ、分野によってアピールポイントが異なることを頭に入れておいてください。
自身が就職を希望している企業にあわせた専門分野を学んでいればそれが一番ですが、そうではない場合、学んできた専門分野の観点から自分が向かいたい業種はどのように見えるのか、自分が持っている専門知識を企業に対してどのように生かし、どのように貢献できるかまで考えると就活がスムーズです。
自分の専門分野と企業が求める専門人材が異なる場合、企業が求める人材にあわせてアピールポイントを増やす努力をすることも大切です。
これから新しくスキルや知識を磨くのが難しい場合は、自分の得意な専門分野が企業の求める人材とマッチするように、志望動機や自己PRを工夫しましょう。
教員や公務員も選択肢に
家政学部を卒業したあとは企業への進学だけではなく、自身の知識や技術を後世に伝える教員職に就いたり、国家機関などに勤めたりする公務員として働く選択肢もあります。
自分がやりたいことは何かを改めて考えるときに、企業だけが選択肢ではないと頭に入れておくといいでしょう。
ただし、家庭科の教師など教員方面を目指す場合は、教員免許取得のための教育実習への参加をはじめ、教員採用試験対策も行わなければいけないほか、公務員として働く際には、公務員試験を受ける必要がありますので、早めに準備をする必要があります。
研究をしたいのか、技術を用いた仕事をしたいのか選択
就職活動をする際には、これから先自分が何をしたいのかを細かく考えることも大切です。
服飾科の研究職であれば、新しい素材や成分の組み合わせを研究することで汚れにくく丈夫な衣服の開発や、食物学科であればアレルギーが起きにくい食品の開発研究に勤しむなど、自身の興味がある分野をより深く追求することができるでしょう。
技術職の場合は、現場で技術を使うことでダイレクトにユーザーにサービスや商品を届けますが、研究職の場合は、技術者がより便利に使える技術を提供するための研究をするという違いがあります。
どちらがいいというとはありませんが、自分が長く続けたいと思える仕事を選択することは、早期退職を防げるとともに、ほかの学生よりも深くその分野に精通しているからこそアピールポイントも多く、内定率が高くなるでしょう。
家政学部を卒業後の就職先を決めるポイント
転職活動に悩んだときに、就職先を決めるポイントがいくつかあります。
自分と相性のいい企業に就職できるように、このようなポイントをチェックしてみてください。
メーカーや学校など希望する勤務先を選択
家政学部を卒業したあと、どんな勤務先で働きたいのかを考えるのも就職先を決める一つの手です。
メーカーなどの企業で働きたいのか、学校や役所などの公共機関で働きたいのかによって、就職対策方法など準備することがまったく異なります。
雇用形態や勤務時間なども勤務先によって形態が大きく変わりますので、自分がどんなジャンルの勤務先で働きたいのかを考えましょう。
どんな業務を行うのか知った上で就活をする
家政学部出身者が卒業後に進む道は多種多様だからこそ、企業によってもまったく考え方が異なります。
企業分析に時間をかけて自分の考え方とマッチしているかを判断した上で就職活動をしましょう。
ホームページなどで企業理念や実際に働いている人のコメントなどを見るのもいいですが、できれば企業説明会やインターンなど、企業が開催しているイベントに積極的に参加するようにして、実際に働く人達の雰囲気を確認することが大切です。
家政学部の就活はこんなことに注意!
家政学部の就職活動はスムーズに行えるかと思いきや、いくつか注意しておきたいことがあります。
就職活動の際には、下記のようなことに気を付けましょう。
自分の専門知識を生かせる職場がベスト
家政学部は幅広い専門分野があるからこそ、できれば自分が学んでいる専門分野と関連した就職先で就活を進めたほうがスムーズです。
関係する別の専門分野に進む場合は、なぜ別の専門分野に進もうと考えたのか、自己PRなどに明確に記す必要があります。
説明がないと企業の人事担当者からは「なぜまったく関係ない分野なのに応募してきたのか、ちゃんと応募概要を見ていないのか」など、不必要な不信感が生まれるタネとなります。
専門分野とは別の分野を学んでいたことをきちんと提示した上で、○○な理由で別分野を目指したいと感じた、という説明を自己PRに盛り込むことをオススメします。
家政学部ならではの資格取得を目指す
家政学部では専門的な勉強を幅広い分野で行えるため、取得できる資格も豊富にあります。
例えば住居学科であれば、インテリアプランナーや建築士資格が一般的です。
住居学科の場合は卒業後に、インテリアをデザインする方面か、建築物全体をデザインする方面かが異なりますので、自身の希望に合わせた方面の資格取得をするといいでしょう。
食物学科の場合は管理栄養士にフードスペシャリスト、被服学科であれば衣料管理士資格、児童学科であれば保育士資格、認定ベビーシッターなど、国家資格から民間資格までそれぞれの学科でありとあらゆる資格が取得できます。
このように家政学部ならではの資格取得を目指すことで、就職活動を有利に進められるでしょう。
選択肢を広い視野で考える
家政学部はどんな職種、業種でも進みやすい学部だからこそ、できるだけ視野を広く持って就職活動先を選ぶことが大切です。
大手企業や国家機関のみを選択肢として考える学生もいますが、一度固定観念を捨てて、本当に自分がやりたいことは何かを客観的に考え、広い視野で物事を見ることで、就職後のミスマッチをなくせるでしょう。
現在通っている学校によっては、企業の就活の際に書類選考などをパスできるなどの優遇を受けられる特別選考枠を設けています。
就職活動をスムーズに行いたい学生さんは、自分が通っている就職相談窓口などで、特別推薦枠がないか確認してみるのもオススメです。
まとめ
衣食住に関して幅広い専門分野を用意している家政学部は、専門分野に特化した知識とスキルを学べます。
人間の生活のベースとなる衣食住の部分ですので、就職活動時も選択肢が非常に幅広く、自分の希望に合わせて企業を選ぶ必要があるでしょう。
自分が就職活動時に何を優先するのか、自分が進みたい方向はどんな職種なのかを客観的に考えた上で、就職活動を行うことが大切です。
ただし、大手企業ばかりを狙って就職活動をすると、就職難易度が非常に高くなり内定をもらえなくなる可能性があります。
選択肢が多いとはいえども自分のレベルと合っているかどうか、本当に自分のやりたいことが大手企業でできるのかどうかなどトータルで判断した上で、就職活動先を決めることを忘れてはいけません。
自分が望んだ企業から内定をもらえるように、関係する資格の取得やポートレート作成、自己PRポイントなどを考えて就職活動に励みましょう。