キヤノンが行っているインターンシップの内容とは?参加メリットや選考対策も紹介

キヤノンが行っているインターンシップの内容とは?参加メリットや選考対策も紹介

2024/6/27更新

はじめに

本記事ではキヤノンのインターンシップや、選考対策のポイントなどを詳細に解説しています。

結論からいうと、キヤノンはインターンシップの選考であっても十分な対策を行う必要があります。

キヤノンのインターンシップ(特に技術系)では、一部の学生に本選考の優遇が与えられる上、募集人数がかなり少なく絞られています。

そのため、対策をしっかりと実施しているかどうかでインターンシップへの参加が左右されてしまうでしょう。

確実にインターンシップに参加したいと考えている場合や、キヤノンへの入社を検討している場合、対策は必須です。

特に以下のような就活生に向けて記事を執筆しています。

対象
  • キヤノンの選考に参加したいけれど、何からはじめていいかわからない
  • キヤノンの選考対策を知りたい

上記のような就活生に向けた記事になりますので、ぜひ最後までお読みください。

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キヤノンの基本情報

キヤノンとは

出典元:キヤノン | キヤノンについて | キヤノンロゴ

社名キヤノン
本社所在地東京都大田区
主な事業内容プリンティング、メディカル、イメージング、インダストリアル、その他
主要拠点日本、アメリカ合衆国、ヨーロッパ、アジア・オセアニア

 

キヤノンは日本をはじめ、アメリカ合衆国やヨーロッパ、アジア・オセアニア地域で商品を提供しており、売上高の8割弱を海外で稼いでいるグローバル企業です。「共生」を企業理念に掲げ、「文化、習慣、言語、民族などの違いを問わず、すべての人類が末永く共に生き、共に働き、幸せに暮らしていける社会」を目指すと公表しています。
カメラ・複合機の最大手ですが、最近では半導体露光装置や医療機器も展開しており、企業のDNAは引き継ぎつつも時代の流れに沿って、さまざまなサービスを提供しています。
多岐にわたる職種で採用を実施しており、技術職だけでなく事務職の採用も行われているため、幅広い就活生にとって非常に魅力的な企業です。

 

キヤノンに必要とされる人材像

必要とされる人材像
  • 豊かな創造力・発想力
  • 忍耐力
  • 向上心

キヤノンは採用ホームページで「必要なもの、それは、豊かなイマジネーションで新しいものを創造し、困難に直面しても何度も粘り強く挑戦し続ける姿勢」、「われわれはこのようなマインドを兼ね備えた方と共に、ブランドに対する誇りを胸に、知恵を絞り、汗をかき、キヤノンの未来を一歩一歩築いていきたい」と示しています。

ここから、キヤノンが求める人材像は「豊かな創造力・発想力」と「忍耐力」、「向上心」であるといえるでしょう。

同社は「戦略的大転換」と掲げ、4つの新規事業(商業印刷・メディカル・ネットワークカメラ・産業機器)を軸足とした事業ポートフォリオへの転換を目指しています。

新たなビジネスを創造するためには豊かな創造力や発想力が不可欠です。

また、ビジネス創出の過程には困難が付き物ですから、物事に最後まで真剣に取り組む忍耐力や向上心が必要です。

同社の選考に参加する際には、ご自身の過去のエピソードで上記の求める人材像に当てはまる話を中心に組み立てると良いでしょう。。

 

キヤノンのインターンに参加するメリット

企業理解を深めることができる

キヤノンのインターンシップは、同社のリソースを活用したビジネスを体験できるプログラム内容となっています。

企業ホームページの閲覧やOB訪問等でも企業理解を深めることはできるはずですが、見聞きした情報だけではキヤノンの実務内容への理解を深めることはなかなか難しいでしょう。

そこで、インターンシップに参加してキヤノンのビジネスを体験し、企業理解を深めることが大事です。

本選考を有利に進めることができることはもちろん、入社後のイメージも鮮明になるでしょう。

実務内容を体感できる

本記事で紹介している「法務知財インターンシップ」や「キヤノンデザインワークショップ」など、キヤノンのインターンシップは実務内容を体感できるコースが非常に多く用意されています。

特に技術職での入社を希望している場合は、入社後のイメージも得やすい内容になっています。

一例を挙げると、法務知財インターンシップでは、契約書案の検討を行ったり、米国弁護士と会議を行ったりと、非常に専門的で実務に沿った内容を体験することができるはずです。

ほかのインターンシップでも、専門的な内容を体験できるプログラムが実施されているため、入社前の段階で実務内容を知っておきたい就活生にとって、インターンシップへの参加は大きなメリットになります。

本選考を有利に進めることができる

キヤノンのインターンシップ参加者の一部は、本選考の一次選考が免除されたり、特別なイベントに招待されたり、早期選考への参加など、優遇を受けることができるようです。

同社は高い人気を誇っており、選考倍率も非常に高いため、本選考の優遇を受けることは大きなアドバンテージになります。

何かしらの優遇を狙っている就活生は、実施日数が長かったり、専門的な内容だったり、選考フローが比較的長めのインターンシップに参加すると良いでしょう。

 

キヤノンが行っているインターンシップ内容

キヤノンで実施されている4つのインターンシップについて、概要をご紹介します。同社は例年、職種別のものも含めて多くのインターンシップを開催していますが、本記事では一部のインターンシップをご紹介します。
以下のインターンシップ以外にも、キヤノンでは専門性を体験できるインターンシップが数多く開催されています。

インターン内容
  • Fitting Canon Online(技術系)
  • Fitting Canon Online ~グローバルビジネスプランニングを体験しよう~
  • 法務知財インターンシップ
  • キヤノンデザインワークショップ

一つずつ、詳しく見ていきましょう。

Fitting Canon Online(技術系)

インターンシップ「Fitting Canon Online(技術系)」の概要は以下の通りです。

開催時期7~8月にかけて、複数回実施(2024年度は7回実施予定)
実施日数3時間
場所オンライン
人数各回50~100人未満
選考方法エントリーシート・WEB適性検査
報酬なし
交通費・宿泊費なし

 

「キヤノンの最先端技術を活用しながら、 『どの市場で、どういったお客様に、何の価値を創出するのか』といった社会課題の解決を目指す新規事業立案ワークに挑戦」するという内容で、技術職を志望している就活生に向けたインターンシップです。
選考は実施されますが、各回50人以上が参加する内容が複数回開催されるため、参加のハードルはそこまで高くないと考えられます。
ただし、7回開催された2024年度でも総参加人数は350~700人程度であり、キヤノンの人気度からすれば少なめの人数といえますので、十分に対策をした上で臨みましょう。

 

Fitting Canon Online ~グローバルビジネスプランニングを体験しよう~

インターンシップ「Fitting Canon Online ~グローバルビジネスプランニングを体験しよう~」の概要は以下の通りです。

開催時期8月に複数回実施(2024年度は4回実施予定)
実施日数2日
場所オンライン
人数各回60名程度
選考方法エントリーシート・WEB適性検査
報酬なし
交通費・宿泊費なし

 

「新規事業立案や事業企画といった業務をオンラインで体験」できる内容で、グループワークに加え、社員との交流の時間も設けられているインターンシップです。
2日間実施されるプログラムなので、半日や1日間などのプログラムよりも企業理解を深めることができるはずです。
参加人数も60人と多めで、総参加人数も240人なので、しっかりと対策を実施して参加することができれば、企業理解を深めることで本選考を有利に進めることができるでしょう。

 

法務知財インターンシップ

インターンシップ「法務知財インターンシップ」の概要は以下の通りです。

開催時期9月頃
実施日数4日
場所キヤノン 本社
(状況によりオンラインでの実施)
コース「法務コース」と「知的財産法務コース」
人数各回6~10名
選考方法エントリーシート→WEB適性検査→面接
報酬なし
交通費・宿泊費交通費は実費支給。認められた場合、宿泊施設を用意。

 

「法務コース」と「知的財産法務コース」の2コースが用意されており、いずれかのコースを選択して参加します。
法務コースは「契約・渉外案件関連業務、コーポレートガバナンス関連業務(株式業務等)、コンプライアンス関連業務(社内啓発業務等)、リスクマネジメント関連業務などの業務」という内容です。
知的財産法務コースは「知的財産にかかわる契約書の作成・検討、特許ライセンス、特許訴訟、商標、意匠や模倣品対策などの業務」という内容です。
どちらのコースも専門的な内容となっており、また募集人数も限られているため、選考突破は困難だと考えられます。
ただし、本社で開催されるため社内の雰囲気を感じることができること、少人数での開催のため大きく成長できることなどから、参加することができれば本選考を有利に進めることができるでしょう。

 

キヤノンデザインワークショップ

インターンシップ「キヤノンデザインワークショップ」の概要は以下の通りです。

開催時期8月頃
実施日数6日間
場所キヤノン 本社(2日間)、オンライン(4日間)
対象大学:学部3年生、修士1年生
専門学校:4年制の3年生、または、4年制大学既卒者の方で、3年制の2年生及び2年制の1年生
デザインの基礎教育を受けている方(プロダクトデザイン/ユーザーエクスペリエンスデザイン/コミュニケーションデザイン(グラフィック)/CG・空間デザイン/デザインリサーチ)
選考方法ポートフォリオ提出
報酬なし
交通費・宿泊費交通費支給・認められた場合、宿泊費を支給。

 

「プロダクトデザイン、ユーザーエクスペリエンスデザイン、コミュニケーションデザイン(グラフィック)、CG・空間デザイン、デザインリサーチ、の5分野で混合チームを編成し、グループワークで課題に取り組む」という内容のワークショップです。
就職に向けて就職活動を主に行っている学年の学生を対象にしており、ほかのインターンシップよりも専門性の高い内容です。
ポートフォリオを提出する必要があり応募のハードルは高いですが、参加することでご自身の専門スキルを向上させる良い機会です。
また、専門性の高いインターンシップには本選考での優遇特典が用意されているケースも多いため、参加する価値は高いといえます。

 

キヤノンのインターンシップ選考対策

キヤノンのインターンシップ選考対策

概要

キヤノンはインターンシップが内定に直結する可能性があるため、各インターンシップに応募するまでにある程度選考の対策を進めておくことで、就職活動を有利に進めることができるはずです。

なかには比較的容易に参加できるインターンシップもありますが、面接などの選考が設けられているインターンシップには入念に準備をしなければ参加することができません。

本記事でもご紹介しましたが、キヤノンのインターンシップ、特に技術系のインターンシップは、参加者数をある程度絞って開催するものが多いです。

例えば「法務知財インターンシップ」には各回6~10名しか参加することができません。

インターンシップに参加することで、早期選考など内定に直結する採用に参加することができるだけでなく、本選考に向けて企業理解を深めることもできるはずです。

少しでもキヤノンへの入社を考えている場合は、しっかりと対策を行いましょう。

選考フローごとの選考対策

自己分析

各選考フローごとの対策を始める前に、まずはしっかりと自己分析をすることが重要です。

自己分析には、自分の長所や短所を把握し言語化しておくことで、選考における受け答えをスムーズに行えるようにする役割があります。

ほかにも、「自分が従事したい仕事は何か、入社したい会社はどこか」ということを深く考える機会にもなります。

おすすめの自己分析の手法は、過去の経験から自分が大事にしている価値観を導き出す方法です。

具体的な選考対策を行う前に、ぜひ自分を深く理解する時間を十分に取ることをおすすめします。

業界分析・企業分析

自己分析に加えて、業界分析と企業分析も各選考フローごとの対策を始める前に行う必要があります。

業界分析と企業分析を両方行うことで「なぜ他社ではなくキヤノンが良いのか」の理由を明確にすることができるはずです。

多くの企業はエントリーシートや面接で「志望動機」を設問項目として設けています。

志望動機を答える際にただ「キヤノンが良い理由」を答えるだけでなく、「他社よりもキヤノンが良い理由」を答えることができるようにしましょう。

そうすれば企業に良い印象を与えることができるだけでなく、周りの就活生との差別化も図ることができるはずです。

業界分析・企業分析は志望動機以外の設問項目にも有用なので、しっかりと行いましょう。

エントリーシート

自己分析や業界分析・企業分析を十分行ったら、エントリーシートの対策を始めましょう。

就職活動の体験談を投稿するサイトを確認すれば、各インターンシップのエントリーシートの設問とその解答例を確認することができるはずです。

筆者が実際に確認したところ、以下のような質問がありました。

質問事項
  • キヤノンを志望する理由を踏まえた、技術者として将来実現したいこと(志望動機・将来の目標)
  • 学業で力を入れたこと
  • 学生時代の挑戦について
  • 学業、ゼミ、研究室など、現在熱中している取り組みについて
  • 人生において「創造性」を発揮して成し遂げた経験について

全体的に、王道な質問が多い印象です。

王道な質問は答えやすい一方で、差別化を図ることが難しいという側面があります。

自己分析や業界分析・企業分析の結果を基に、オリジナルの回答を作成することが選考通過に有効です。

また、本記事内の「キヤノンに必要とされる人材像」で紹介したとおり、同社は「創造力」を求めていると考えられます。

上記「人生において「創造性」を発揮して成し遂げた経験について」の設問は、同社の求める人材像に適している人材かどうかを見極める項目だと考えられるため、しっかりと練った回答が求められます。

適性検査

適性検査の対策は、参考書や参考ウェブサイトを活用して進めましょう。

業界や企業によって合格ラインは異なりますが、7割以上を得点することができれば選考を通過する可能性は高いでしょう。

ぜひ7割以上を目標に対策を進め、苦手な分野などは本選考が始まるまでに克服しておいてください。

面接

キヤノンの一部のインターンシップ選考では面接が実施されます。

ほかの学生との差別化を図るために、面接には自己分析・企業研究をしっかりと行った上で臨みましょう。

また、志望している企業の「求める人材像」に合わせた回答も効果的です。

本記事も参考にしつつ、対策を進めてください。

キヤノンのインターンシップ選考の流れ

キヤノンの主なインターンシップ選考の流れは以下のとおりです。

応募するインターンシップによって内容は異なるため、詳しくは公式採用ホームページを参考に対策を進めましょう。

  1. プレエントリー
  2. エントリーシート提出
  3. WEB適性検査
  4. 面接(一部)
  5. インターンシップ合否通知

さいごに

近年、就職活動は年々早期化しており、またインターンシップを早期選考の場とする企業数も増えている中で、インターンシップの重要性は高まってきています。
もともとインターンシップは「職業体験の場」として位置づけられていましたが、近年は就職活動の1ステップとして行われている場合も多いです。

「しょせん、インターンシップ」という軽い気持ちで臨むのではなく、本選考さながらの姿勢でしっかりと準備を行うことが重要です。

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