楽天グループのエントリーシート対策完全ガイド|設問例・志望動機・ガクチカの書き方

2026/07/06更新

楽天グループの新卒選考では、エントリーシート(ES)の段階から非常に高い水準が求められます。楽天市場を中心に据えたEC事業、フィンテック、モバイルにまたがるグローバル企業として、毎年数多くの就活生が挑戦する企業ですが、設問への表面的な回答では選考を突破するのが難しい現実があります。楽天グループが掲げる「楽天主義」への深い理解と、「自走できる人材」像との接続を意識してESを書けるかどうかが、合否を分ける大きな分岐点です。

この記事では、楽天グループのESに登場する代表的な設問の特徴、志望動機とガクチカの書き方の型、選考フローの全体像、そして就活ハンドブックに寄せられた実際に楽天グループの選考を経験した学生の一次情報を踏まえた具体的な対策を詳述しています。楽天グループへのエントリーを目指している就活生、ESをすでに書き始めたものの差別化のポイントが掴めずに悩んでいる方、選考フローを網羅的に把握してから準備を始めたい方に向けた内容です。

選考の“リアルな基準”を先に知る

企業研究は進んでも、
実際の選考で何が評価されるのかまでは見えにくいものです。

  • どんな質問が出たのか
  • どこを深掘りされたのか
  • 何が決め手になったのか

それを知らずに対策するのは不安が残ります。

そこで活用したいのが、
内定者1万人以上への徹底取材から作成された選考対策資料です。

楽天グループを知らずしてES対策はできない

楽天グループ株式会社とは

出典元:楽天HP

楽天グループのESで最も重視されるのが、企業理念「楽天主義」への深い理解と、自社の事業構造を俯瞰できているかどうかです。ESの各設問に向き合う前に、楽天という企業が何を大切にし、どのような人材を採用しようとしているかを正確に把握しておくことが、対策のすべての前提になります。企業研究が浅い状態で書かれたESは、どれだけ表現を磨いても採用担当者には伝わりません。楽天グループの事業・理念・求める人物像を立体的に理解したうえで、設問ごとの回答を組み立てる順序で進めることが基本戦略です。

楽天主義に込められた企業理念

楽天グループの企業行動指針「楽天主義」は、「常に改善、常に前進(Improvement, Always)」を核とした哲学です。仕事の本質・礼節・改善・プロフェッショナリズム・チームワークといった複数の柱で構成されており、全社員が業務における判断の拠り所とする行動基準として機能しています。

1997年に三木谷浩史代表が創業して以来、この哲学はプロダクト開発から採用判断まで一貫して適用される実践的な指針として位置づけられています。ESの選考で楽天主義に言及する際に問われるのは、その言葉を知っているかどうかではありません。「自身のこれまでの経験と楽天主義のどの価値観が重なっているか」を自分の言葉で説明できるかどうかです。楽天主義を体現してきた経験があると採用担当者に感じさせることが、ES突破の条件のひとつになっています。

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楽天グループの3大事業領域

楽天グループは、インターネットサービス事業・フィンテック事業・モバイル事業の3分野を事業の柱としています。楽天市場に代表されるEコマース・楽天トラベルなどのインターネットサービスのほか、楽天カード・楽天銀行・楽天証券を中心とした金融サービス、そして楽天モバイルによる通信事業まで、生活インフラとして機能する幅広いサービス群を一体的に展開しています。

各事業は「楽天エコシステム」と呼ばれる相互連携の仕組みの中で機能しており、楽天ポイントが各サービスをつなぐ共通インフラになっています。ビジネス総合コースに応募する場合は、複数の事業領域を横断的に理解したうえで「自分が特に貢献したい領域と、その理由」を明確にしておくことが求められます。「楽天全体が好き」という総論的な志望動機より、特定の事業への具体的な関心と自分の強みとの接続が評価されます。

グローバル展開と英語要件

楽天グループは30以上の国と地域でサービスを展開しており、社内公用語は英語です。公式採用ページによると、入社前にTOEIC 800点以上の取得が必須と見られています(参考:楽天グループ株式会社「新卒採用(ビジネス職)」、2026年版)。出願時点でスコアが800点未満の場合、選考過程でTOEIC受験を案内されるケースがあります。

TOEIC 800点は選考の合否に直結する条件ではありませんが、入社前には必ず満たす必要があります。ES準備と並行して英語スコアの取得に着手しておくと、入社後の準備を余裕を持って進められます。楽天グループで働く上での英語力は「スコアを持っている」だけでなく、実際のビジネス場面でのコミュニケーション能力として発揮されることが期待されています。

楽天グループが求める人物像

楽天グループが求める人材像として、公式採用情報からは「自走できる」「起業家精神のある」「向上心を持って自発的に行動し続ける」といった特性が一貫して挙げられています。受け身の姿勢ではなく、自分で課題を発見して解決策を動かす主体性が強く求められます。

ESでもこの人物像との整合性が問われます。志望動機やガクチカでは「言われてやった」経験より「自分から課題を見つけて動いた」経験を中心に据えること、そして行動の動機とプロセスを丁寧に言語化することが、楽天グループのES通過における基本戦略です。この人物像は楽天主義の価値観とも直接連動しており、ES全体を通じて一貫したメッセージを持たせることが求められます。

ここまで読んで「具体的にどう対策すればいいのか」と感じた方もいるかもしれません。内定者1万人以上への直接取材から作られた以下の資料が参考になります。

楽天グループのESで問われる設問と選考の全体像

楽天グループのESは設問数こそシンプルですが、各設問で求められる文章量と内容の深さは高水準です。文字数制限の範囲内で「具体性」「楽天主義との接続」「論理の一貫性」を同時に満たす必要があります。設問の形式と選考フローを事前に把握しておくことで、対策に割くリソースを適切に配分できます。

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ESの設問構成と文字数制限

楽天グループのESには、代表的な設問として以下のものが挙げられます。年度や職種によって内容は変わる場合がありますが、ガクチカと志望動機がセットで問われる構成は変わりません。

設問例
  • 学生時代に力を入れた取り組み(600文字以内):役職や実績も含めて具体的に記載するよう求められるケースがある
  • 楽天を志望する理由・興味のある事業・配属希望(300文字前後)
  • 困難や挫折を乗り越えた経験(400文字以内)

文字数が制限されているため、情報の優先順位を整理してから書き始めることが求められます。「書きたいことを全部詰め込む」のではなく「採用担当者に最も伝えるべきことは何か」を起点に内容を組み立てると、限られた文字数の中でも密度の高いESに仕上がります。

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選考フローの全体像

楽天グループの本選考フローは、以下のステップで構成されています。

  1. エントリーシート提出
  2. Webテスト受験(eF-1G)
  3. 一次面接(グループ面接または個人面接)
  4. 二次面接(個人面接)
  5. 最終面接(役員面接)

 

インターンシップ経由の選考では一部ステップが短縮または変更される場合があります。就活ハンドブックに寄せられた学生の声によると、面接では各段階で「なぜその選択をしたのか」「他にどのような手段を試みたのか」まで細かく聞かれる傾向があります。ESに書いた内容を起点に経験の細部まで言語化しておくことが、面接対策においても求められます。

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Webテスト(eF-1G)の特徴

楽天グループのWebテストには「eF-1G(Energy Finesse)」と呼ばれる適性検査が採用されています。eF-1Gは一般的なSPIとは性質が異なり、価値観や行動特性を測る性格系の設問が中心です。論理的思考力を数値で測るよりも、楽天が重視する「自発性」「改善し続ける意志」「チームへの貢献姿勢」といった行動傾向を測定することに特徴があります。

「楽天が好む回答」を探そうとするより、自分の行動様式を正直に伝えるアプローチのほうが、面接との整合性も保ちやすくなります。普段の自分の判断や行動の傾向を事前に振り返り、回答に一貫性を持たせることが基本的な向き合い方です。

志望企業を絞り込む前に、自分がどんな環境で力を発揮できるタイプなのかを知っておくと、企業選びの軸がぶれにくくなります。

 

志望動機の書き方|「楽天でなければならない理由」を言語化する

志望動機は楽天グループのESで最も差がつきやすいパートです。どの企業にも通用するような表現では選考を通過できません。採用担当者が見ているのは、楽天の事業構造を理解したうえで、自分の強みやキャリアプランと接続できているかどうかです。「楽天でなければならない理由」を具体的に言語化できているESとそうでないESとでは、通過率に大きな差が生じます。

採用担当者が志望動機で見ているポイント

楽天グループの志望動機設問で採用担当者が評価するポイントは主に3点です。

第一に、楽天グループの事業のどの領域に、どのような理由で関心を持っているかの具体性です。「ECビジネスに興味がある」という表現より、「楽天市場と楽天カードが連携することで生まれる〇〇の価値に着目している」という事業の接続点まで踏み込んだ理解が評価されます。

第二に、その事業を通じて自分が実現したい価値が明確かどうかです。「成長させてほしい」「学びたい」という受け身の表現ではなく、「自分がこの事業に貢献することで何を実現できるか」という能動的な記述が求められます。

第三に、楽天主義の価値観と応募者のこれまでの行動・判断が一致しているかどうかです。志望動機の中で自分の過去の経験(特にガクチカ)と接続させると、ESとしての一貫性が生まれます。

就活ハンドブックに寄せられた学生の声によると、楽天グループの選考を受けた学生の中には、楽天グループの多岐にわたるITプロダクトを活用しながら若手社員が大きく成長できる環境への共感と、フィンテック領域でのグローバルな挑戦機会を志望動機の軸として表現した事例があります。

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差別化できる志望動機の3要素

楽天グループのESで通過しやすい志望動機には、次の3要素が含まれています。

1. 特定事業への深い関心と根拠

「楽天全体が好きだから」ではなく、「楽天グループの中でも特に〇〇事業に関心がある、なぜなら〜」という形で特定の事業への関心とその根拠をセットで示すことが有効です。複数の事業間の連携構造(楽天エコシステム)まで理解していることを示せると、より深い企業研究として評価されます。

2. 自身の経験との接続

ガクチカで示した主体的な行動経験と、楽天が求める「自走できる人材」像とを接続させます。「〇〇の経験で培った課題発見力を、楽天グループの〇〇事業で活かしたい」という構成にすると、志望動機とガクチカが一体化した説得力のあるESになります。

3. 入社後のキャリアビジョン

楽天グループには複数の採用コース(ビジネス総合・フィンテック・デザイン・マーケティング)があります(参考:楽天グループ株式会社「新卒採用(ビジネス職)」、2026年版)。希望するコースでどのようなキャリアを歩みたいかまで示すことで、採用担当者に具体的なイメージを持ってもらいやすくなります。

やりがちな志望動機の落とし穴

楽天グループのES選考で突破できない志望動機の典型として、「成長できる環境だから」「グローバルに活躍したい」「多様な事業を経験したい」という表現が挙げられます。これらはどの企業にも通用する受け身の表現であり、楽天グループでなければならない理由が伝わりません。

また、楽天市場しか把握していない状態でESを書くことは致命的です。楽天グループは楽天モバイル・楽天銀行・楽天トラベルなど生活インフラに関わるサービスを幅広く展開しています。志望するコースや職種と関連する事業を最低2〜3つ把握し、それらが楽天エコシステムの中でどのような役割を担っているかまで理解したうえで志望動機を組み立てることが求められます。

さらに、楽天主義という言葉を使いながら「常に改善という理念に共感しているから」と述べるだけでは不十分です。自分がどのような場面で「改善・前進」を実践してきたかをガクチカや困難経験と接続させることで、楽天主義への共感が実体を持ったものとして伝わります。

ガクチカの書き方|実績より課題解決のプロセスで差をつける

楽天グループのES設問のなかで、文字数・配分ともに最も大きいのがガクチカ(学生時代に力を入れた取り組み)です。600文字という文字数は、表面的なエピソード紹介に留まらず、課題の発見から解決に至るプロセスを丁寧に書ける余白があります。この余白を活かして「自走できる人材」像との接続を明確に示すことが、ガクチカ設問攻略の核心です。

アルバイト経験を活かしたガクチカの書き方を詳しく見る

楽天のガクチカ設問の特徴

楽天グループのガクチカ設問には「役職や実績も含めて具体的に記載してください」という文言が付記されているケースがあります。実績を明示するよう求められているため、数値や定量的な表現が使えるエピソードを選ぶと有利です。ただし、数値を使う場合は実態に即した内容のみを記載し、誇張しないことが大前提です。

「チームで協力して達成した」という表現だけに終始するのも避けるべきです。チームの力を借りた経験でも、「自分がどのような課題を発見し、どのような判断で行動したか」という主体性を前面に出した構成が求められます。楽天が評価するのは「自分ごととして動けるかどうか」という意識の高さです。

ガクチカに選ぶエピソードの基準

楽天グループのESで評価されやすいガクチカのエピソードには、以下の要素が含まれています。

ガクチカのエピソード要素
  • 主体性の明確さ:「言われたからやった」ではなく「自分で問題を見つけて解決策を実行した」という経緯が明示できる経験を選ぶことが基本です。
  • 継続と改善のプロセス:一度の成功体験より、繰り返し改善を重ねた経験のほうが楽天主義の「常に改善」との接続がしやすくなります。
  • チームや外部への影響:自分ひとりで完結した経験より、周囲に影響を与えた経験のほうが規模感と組織貢献の観点で評価されます。
  • 定量的な成果:来場者数・売上・チームメンバー数・順位などの数値を記載することで、エピソードの信頼性と説得力が高まります。

経験の種類はサークル・部活・ゼミ・アルバイト・インターンシップのいずれでも問われません。自分が最も熱量を注いだ経験で、かつ楽天が求める人物像との接続が明快に示せる経験を選ぶことが求められます。

実際に選考を受けた学生のガクチカ例

就活ハンドブックに寄せられた学生の声によると、楽天グループの選考を受けた26年卒の学生(慶應義塾大学)は、大学のダンスサークルでの振付師活動をガクチカとして使用しました。「50名のダンサーの得意分野を活かし、楽しむことで唯一無二の作品を届ける」という方針を自ら設定し、個別指導やフィードバックを通じてメンバーとのコミュニケーションを重ねた結果、イベント当日の来場者人気投票で1位を獲得した経験が記述されています。

この事例のポイントは、「50名」という組織規模の明示・「来場者人気投票1位」という定量的な成果・「自分が方針を設定してチームを動かした」という主体性の明確さ・「個別指導とフィードバックの継続」という改善プロセスの4点がセットになっている点です。楽天主義の「常に改善・前進」との接続が自然な形で表現されている事例といえます。

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監修者からのアドバイス

監修者からのアドバイス
三好 達也(キャリアアドバイザー)

上記のガクチカ事例が説得力を持つのは、定量的な成果と「主体的に方針を立てて動いた経緯」が一体化して表現されているからです。楽天グループの選考では「自走性」が繰り返し問われますが、自分の経験の中からどのエピソードが楽天主義と最も接続しやすいかを客観的に判断するのは容易ではありません。エピソード選びに迷っている方は、キャリアアドバイザーへの相談を通じて、第三者の視点を取り入れることも選択肢のひとつです。

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適職診断

困難・挫折経験の書き方|楽天が見る「変化への対応力」

困難や挫折を乗り越えた経験を問うES設問では、「どれだけ大変だったか」ではなく「どのように考え、どのように行動を変えたか」が評価されます。楽天グループが採用で重視する「改善・前進する姿勢」は、この設問でも問われています。困難経験の設問は、志望動機やガクチカとは異なるアングルから応募者の本質的な資質を測るものとして機能しています。

困難経験として有効なエピソードの選び方

困難経験の設問で評価されるためには、「外部要因で困った」経験ではなく「自分の判断や行動が試された局面」を起点とするエピソードを選ぶことが前提です。天候や他者の失敗をきっかけとした困難より、自分の意思決定や行動変容が求められた場面のほうが説得力を持ちます。

楽天グループは「失敗を失敗のまま終わらせない」文化を重視しています。エピソードの結末が成功で終わる必要はありませんが、失敗や困難から何を学び、その後の行動にどう活かしたかが明確に伝わることが求められます。「壁にぶつかった→乗り越えた」という単純な構成より、「壁にぶつかった→原因を分析した→手段を変えた→新たな結果を得た→その学びを次に活かした」という改善サイクルの記述が、楽天主義との接続という観点からも評価されます。

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挫折体験の記述で避けるべきパターン

困難・挫折経験の設問で評価されにくい記述パターンがいくつかあります。

避けるべきパターン①:「チームで協力して乗り越えました」だけで終わる

自分の主体的な行動が見えなくなります。チームの協力を得た場合でも、「自分がどのような判断や働きかけをしたか」を具体的に記述することが必要です。

避けるべきパターン②:困難の辛さの描写だけで終わる

困難がいかに辛かったかを詳述しても、そこから何を学んだかが書かれていなければ、自己成長の証拠として機能しません。困難の描写は設問全体の3〜4割に留め、残りを「行動の変化・学び・その後への活用」で構成するバランスが効果的です。

避けるべきパターン③:スポーツの試合での敗北をそのまま書く

スポーツ経験を題材にすること自体は問題ありませんが、「試合に負けた」という事実だけでは差別化になりません。なぜ負けたかの分析プロセス・そこから変えた練習内容や戦略・改善後に得られた成果という一連の流れを記述することで、スポーツ経験でも十分な説得力が生まれます。

楽天グループの選考を受けた学生の声を読む

一次面接と最終面接では聞かれる内容がまったく違います。各段階で頻出する質問と、評価された回答のポイントを押さえておくと安心です。

面接質問集

採用難易度と採用大学から見る突破戦略

楽天グループは就活生から高い人気を誇る企業のひとつです。ESの段階から競争は始まっており、書類選考を通過できる割合は限られています。選考の難易度の実態を把握したうえで適切な対策を立てることが、準備の精度を高める上での出発点です。

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楽天グループの選考難易度の実態

楽天グループへの応募者数は年間数万人規模にのぼります。楽天グループは採用倍率を正式に公表していないため、具体的な数値は確認できません。ただし、リクナビ2026のプレエントリー候補リスト登録人数は87,477人(2025年12月時点、参考:リクナビ2026 楽天グループ株式会社)と報告されており、採用人数との乖離からも競争の厳しさが推測されます。

書類選考で落とされる就活生に共通するのは、設問への表面的な回答にとどまっており、楽天主義との接続が薄い内容になっているという点です。ESの段階から「楽天が何を求めているか」を意識した構成にすることが、書類選考突破の最優先課題です。

採用大学の傾向と学歴フィルターの有無

楽天グループは学歴フィルターを公式には設けておらず、MARCH・関関同立レベルの大学から多くの採用実績がある一方、有名国公立・早慶出身者も相当数います。選考の軸は学歴ではなく「楽天主義と合致した自走できる人材であるかどうか」を示せるかどうかにあります。

ESと面接での自己表現が選考結果を左右します。自分の経験を丁寧に言語化する力と、楽天グループの事業・理念への深い理解が、学歴差を埋める最も実効性のある手段です。

内定に向けた総合的な対策ポイント

楽天グループの本選考で内定レベルに達するための対策を段階別に示します。

ES段階

楽天主義への理解をベースにした志望動機・主体性と成果が伝わるガクチカ・困難への対処プロセスを3点セットで磨くことが基本です。各設問を単独で完成させるのではなく、ES全体を通じて一貫したメッセージが伝わる構成にすることが求められます。

Webテスト段階

eF-1Gは性格系の適性検査のため、一般的な数学・言語のSPI対策とは異なります。楽天が求める「自発的に改善し続ける」姿勢と一貫した回答を意識することで、面接との整合性も保ちやすくなります。

面接段階

就活ハンドブックに寄せられた楽天グループの選考を受けた先輩の声によると、面接では「行動の細かい経緯や判断の理由まで突っ込んで聞かれる」傾向があります。エピソードの表面だけでなく、背景・判断理由・結果・学びのすべてを言語化しておく準備が、面接突破の条件です。

また、楽天グループでは入社前にTOEIC 800点以上の取得が求められます(参考:楽天グループ株式会社「FAQ」、2026年版)。選考対策と並行して英語スコアの準備を進めておくことも、入社後を見越した行動のひとつです。

ES通過率の実態と改善策を詳しく読む

楽天グループの選考を受けた学生の声を読む

適性検査は対策をしているかどうかで結果が大きく変わります。以下の問題集で言語・非言語・英語の頻出パターンを一通りさらっておくと、本番で焦らずに済みます。

SPI対策集

ESを仕上げる前の最終チェックリスト

エントリーシートは提出後の修正が原則できないため、送信前に内容と形式の両面で丁寧に確認する作業が、減点を防ぐうえでの必須の手順です。他の企業のESと並行して作成している場合は特に、楽天グループ専用の内容になっているかを改めて見直すことが求められます。

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ESの内容確認

提出前に確認すべき内容面のチェック項目です。

内容チェック
  • ガクチカに「自分が主体的に動いた」経緯が明示されているか
  • 志望動機に楽天ならではの具体的な根拠が含まれているか(どの企業にも通用する表現になっていないか)
  • 楽天主義との接続が自然な形で表現されているか(楽天主義という言葉を使っているだけになっていないか)
  • 数値・実績を使っている場合、誇張がなく事実に即した内容か
  • 困難経験の設問で、自分の行動変容と学びまで書けているか
  • 志望動機・ガクチカ・困難経験の3設問を通じてES全体の一貫性があるか

就活ハンドブックに寄せられた先輩の選考体験によると、面接ではESに記載した内容を起点にさらに深掘りされるケースが大半です。ESに書いたことはすべて自分の言葉で詳しく説明できる状態にしておくことが、面接本番での対応力を支えます。

楽天グループの選考を受けた学生の声を読む

提出前の形式確認

内容が整っていても、形式の不備があると採用担当者の印象を損ねます。提出前に以下の形式チェックを行ってください。

形式チェック
  • 指定文字数の範囲内に収まっているか(目安として制限字数の90〜100%を使い切ること)
  • 誤字・脱字がないか(音読しながら確認すると発見しやすい)
  • 設問に対して正面から回答できているか(設問からずれた内容になっていないか)
  • です・ます調の敬体で統一されているか(だ・である調との混在は禁物)
  • 他社向けに書いたESの使い回しになっていないか(企業名の取り違いは致命的)

第三者にレビューしてもらうことで、自分では気づきにくいロジックの飛びや表現の曖昧さを発見できます。大学のキャリアセンターや就活支援サービスを活用して、提出前に客観的なフィードバックを受けることも対策のひとつです。

実体験ベースで対策を仕上げる

ここまで読んだあなたは、企業理解の土台はできています。
次に必要なのは、“評価基準に沿った準備”です。

この資料では、

✔ ES〜最終面接までの流れ
✔ 面接官の構成
✔ 各段階の評価ポイント
✔ 大手20社の横断比較

を、すべて一次情報から整理。

対策の優先順位が明確になります。

まとめ

楽天グループのエントリーシート対策の核心は、「楽天主義の理解」と「自走できる人材像との接続」に集約されます。ガクチカでは主体性と課題解決プロセスを丁寧に言語化し、志望動機では「楽天でなければならない理由」を具体的な事業と自分の強みを結びつけて表現することが求められます。困難経験の設問では、困難の描写より行動変容と学びの記述に重点を置いた構成が評価されます。

採用倍率は正式に公表されていませんが、年間数万人規模の応募者と競う選考であることは事実です。差別化の鍵は派手なエピソードを探すことではなく、自分の経験を楽天主義の価値観と接続する言語化力にあります。また、入社前にTOEIC 800点以上の取得が求められるため、選考対策と並行して英語スコアの準備を進めておくことも、入社後を見据えた行動のひとつです。

ESの完成後は、論理の一貫性と楽天への志望理由の具体性を第三者の視点で確認してから提出することが、選考通過への近道です。就活ハンドブックでは楽天グループの選考を実際に経験した学生の体験情報を掲載しているので、ES対策の参考としてぜひ活用してください。

楽天グループの選考を受けた学生のES回答例を読む

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