大企業リストラ時代に就活生が知っておくべきこと|リストラ実施の理由とは?

大企業リストラ時代に就活生が知っておくべきこと|リストラ実施の理由とは?

2020年8月21日更新

はじめに

最近、大手企業がリストラを実施するというニュースをよく聞きませんか?

 

経団連の会長やトヨタ自動車の社長による終身雇用の崩壊宣言で、

大企業のリストラの動きは活発になってきました。

まさに「大企業リストラ時代」です。

 

そこで本記事では、

どのような大企業がリストラを実施しているのか、

大企業がリストラを行う理由はなんなのかを解説し、

大企業リストラ時代において就活生が取るべき戦略まで解説していきます。

 

どんな大企業がどんな理由でリストラを実施するのか知りたい人や、

こんな時代に就活生が取るべき行動を知りたい人は、

自分の身を守るためのリスクヘッジとして、

頭の片隅に入れておくようにしましょう。

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1.最近の大企業のリストラ事例

 

最近の大企業のリストラ事例をみていきましょう。

ここで紹介するのは、

 

・みずほ証券

・キリン

・富士通

です。

 

もちろん、この他にもリストラを実施している、

または実施する予定の企業はたくさんあります。

参考にしていただけると幸いです。

 

1-1.みずほ証券

 

みずほ証券は2019年12月に早期退職者募集が報道されました。

募集対象は50歳から63歳の約1,100人が対象となるそうです。

 

みずほ証券側としては、「リストラ目的での早期退職募集ではない」と発表しているものの、

近年の経営状況を鑑みると、経営の悪化がこのような事態を招いてしまったといえるでしょう。

 

今はネット証券の登場や、AI台頭による業務の変化により、

業界のパワーバランスが変化してきています。

その影響もあると考えることができるでしょう。

 

衰退する金融業界|市場規模と就職人気ランキングにみる業界の現状

【業界研究】金融業界とは?業種から仕組み,代表的な職種まで大解剖!

 

 

1-2.キリン

 

キリンはグループとして3万人以上を抱える大企業ですが、

2019年9月に早期退職募集計画が報道されました。

 

先ほどのみずほ証券は経営悪化がリストラの要因だと考えられるのに対し

キリンの場合は業績が好調であり、

2018年度決算で過去最高益を出しています。

 

すなわち、業績好調でも大企業がリストラを行うという

新しい傾向が見てとれます。

 

経営状況が良くても、

リストラが実施される時代であることを把握する必要があります。

 

 

1-3.富士通

 

富士通でも2019年2月に早期退職を募ると発表がありました。

人数としては2,850人です。

 

クラウド市場など業界が変化する中で、

富士通が今後成長していくための一手という側面が強いと考えられます。

つまり「この業界が安全」という保証はどこにもないのです。

 

グローバル化がITによって加速していく中で

世の中のニーズも変わってきますし、

それに伴っての競争化も激しくなっていきます。

 

グローバルで戦うための戦略としてのリストラなのでしょう。

 

IT業界研究!就活生が理解すべき業界のトレンドとは?

10年後になくなる職業ってなんだ!?新しく生まれる職業って??

2.大企業がリストラを行う理由とは

しかし、大企業はなぜリストラを実施するのでしょうか?

 

みずほ証券のように経営が悪化しているのであればなんとなく理解できるかもしれませんが、業績が好調な時に行うリストラって少し理解に苦しみますよね。

 

結論、大きな理由としては2つほど考えられます。

 

・新陳代謝を図るため

・事業・企業に必要のない人材の放出

 

それぞれ解説します。

 

 

2-1.企業の新陳代謝を図る

 

1つ目の理由は、新陳代謝を図りたいからです。

今の日本では、若手が少なく年配社員が多いという年齢構成になりがちです。

 

特に1986〜1991年のバブル入社組は、

他の世代と比べても社員数がかなり多い傾向にあります。

 

実際、企業の早期退職募集を見ていくと、

条件の中に年齢が入る場合がほとんどなんですよね。

 

逆にいうと、

社員数が少ない30代半ばの中途採用などに力を入れ、

年齢構成のバランスを測ろうとするわけです。

 

 

2-2.事業・企業に必要ない人材の放出

 

次の大企業がリストラを行う理由は、

事業・企業に必要ない人材を放出したいからです。

 

よくあるケースとして、

主力事業から新規事業など、事業構造を変革したい場合、

能力的にその変化に対応できない人

仕事内容の変化に消極的な人が発生します。

 

このような人をターゲットにしてリストラを行います。

 

過去に、

不必要な人材を社外に放出することを目的としたリストラを

実施した企業も少なくありませんが、

近年は業績が良いタイミングでリストラを実施する企業も増加しています。

 

まさに先ほど紹介したキリンなどは

「医と食をつなぐ事業」を中核事業に据える改革を実施しているので、

今回のリストラは不必要な人材の放出を目的としているのかもしれませんね。

3.大企業リストラ時代に就活生が取るべき戦略とは?

 

3-1.大企業リストラ時代では市場価値を高めよう

 

では、就活生は大企業リストラ時代において、

どのような戦略を取ることのが適切だといえるのでしょうか?

 

結論からいうと、自分の市場価値を高めて企業から求められる人材になるようなキャリアを描くことです。

 

確かに「市場価値」というと月並みのように感じるかもしれませんが、

「今自分が働いている企業」だけでなく、

社外でも自分が通用する人材であるかどうかを考えることや、

そのような人材になろうと努力することは非常に大切です。

 

例えば、自分の市場価値さえ高い状態であれば、

今の企業の業績が悪くなっても転職できますし、

社内での仕事もきちんとこなせているはずなので、

リストラや早期退職に該当するようなこともないでしょう。

 

 

3-2.就活生が考えるべき市場価値の上げ方

 

では、どのような行動をして

就活生は市場価値を上げていくべきなのでしょうか?

 

注目すべきポイントは4つです。

 

・技術

・人脈

・業界の生産性

・業界の成長性

 

以下で簡単に説明していきます。

 

・技術

市場価値を上げるために技術を磨くことは想像しやすいのでないでしょうか?

もちろん、ここでいう技術は専門性や経験から得られるものです。

 

・人脈

市場価値を高めるためには人脈も重要です。

すなわち、人脈を築けるほどのヒューマンスキルも必要になってくるともいえるでしょう。

 

 

・業界の生産性

業界の生産性は少し理解しずらいかもしれません。

端的にいうと、一人当たりの粗利です。

つまり、「自分の時間あたりどの程度の価値を生み出せているのか」を

理解して、仕事に取り組む必要があります。

 

 

・業界の成長性

市場価値を上げるためには、業界の成長性も重要です。

ぶっちゃけ、就活生にとっては1番大事な要素かもしれません。

 

というのも、就職活動を通して、

自分が生涯働ける業界の幅が、ある程度決まってしまうからです。

 

もちろん、転職とかもあるかと思いますが、

しばらくは自分が選んだ業界で頑張ることになるでしょう。

だからこそ就活では後悔のないようにやりきることが、

改めて重要になってくると言えるでしょう。

 

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まとめ

本記事では、

どのような大企業がリストラを実施しているのか、

大企業がリストラを行う理由はなんなのかを解説し、

この大企業リストラ時代において就活生が取るべき戦略について示しました。

 

終身雇用制は崩壊し、大企業のリストラが活発になってきているとはいえ、

きちんと企業の戦力になっていれば問題がないことを

理解していただけたのではないでしょうか?

 

逆にいうと、大企業で活躍できなければ、

リストラの対象になってしまうのかもしれません。

 

つまり、就活では

自分がどこで活躍したいかをきちんと考えなくてはなりません。

 

「大企業入ったら一生安泰だから、とりあえず大手いっとこ」

みたいな考えは、あまりにも安直で危険なのは間違いありませんよね。

 

それを知った上で就職活動をすると、

多少は就活の結果が変わってくる人もいるかもしれません。

 

どんな大企業がどんな理由でリストラを実施するのか知りたい人や、

こんな時代に就活生が取るべき行動を知りたい人の参考になれば幸いです。

 

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