アミューズのエントリーシートの対策法を徹底解説

2024/6/25更新

はじめに

この記事では、株式会社アミューズ(以下、アミューズ)への就職を目指している方へ、基本的な会社情報・事業内容を踏まえて、エントリーシートの対策を説明します。

過去にアミューズで行われた採用プロセスの特徴や、エントリーシートの設問に対する記述例や具体的な対処方法を紹介するほか、アミューズに関する基本的な企業情報も紹介していますので、業界研究・企業研究にもお役立てください。

ぜひ最後までお読みいただき、就職活動のお役に立てることができれば幸いです。

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アミューズの概要

アミューズとは

出典元:株式会社アミューズ

 

アミューズがどのような企業なのかをここでは簡単に紹介します。

アミューズとは

アミューズは日本の芸能事務所・音楽映像等の版権の管理・イベント事業の企画運営といったエンターテインメントを事業とした会社です。

本社は、以前は東京都渋谷区でしたが、2021年に山梨県の富士山麓近くにある「アミューズヴィレッジ」に移転しましたが、事業拠点としては渋谷区・新宿など東京都内にも存在します。

1978年に設立されたアミューズは、現在会長を務める大里洋吉氏によって設立され、設立まもなくサザンオールスターズが所属して以来現在もサザンオールスターズの所属事務所として活動をしています。

現在は福山雅治、星野源、神はサイコロを振らないなどの人気アーティストの他、タレント、モデル、声優など約200組のマネジメントを行っています。

なお、アミューズは東証プライムの上場企業となり、同様の業態で上場しているのは、アミューズとエイベックス株式会社の2社しかなく、それ以外の著名な芸能関係の企業の多くが非上場となっています。

アーティストライブや舞台公演などのイベント関連事業が主力となり、所属アーティストやタレントの才能や個性を活かした音楽関連事業、出演・CM事業といった事業の柱をもってアミューズは展開しています。

近年の新型コロナによる外出自粛によって、2021年以降、大きく経営に打撃を受けましたが、現在はその影響も徐々に解消されていくとともに、今後のエンターテインメントの在り方を決めていく非常に大事な時期を迎えているといえます。

 

アミューズの採用難易度

アミューズの採用難易度は比較的難関と考えられます。

学歴フィルターがあるわけではなく、また入社に関しての専攻・学科や経験は不問となっています。

ただし、アミューズは「新卒採用」ではなく「定期採用」というスタンスで、応募要件は年齢が入社時点で18歳〜30歳としています。

定期採用では、大学新卒だけではなく、資格だけでいえば高校生や、社会人も応募が可能です(なお、キャリア採用は定期採用とは別に存在します)。

大手有名企業のように極端に高い倍率となるわけではありませんが、新卒採用の枠に社会人経験者も応募可能な点は、他の新卒採用に比べて独特の難しさがあるかもしれません。

こうした幅広い募集の中、毎年の定期採用人数は10人前後となることからも、採用に至るまでには相応の才能や個性といった部分が求められると考えられます。

アミューズの採用大学

アミューズ社員の主な出身大学は以下の通りとなります。

偏差値の高い大学出身者もいますが、さまざまな大学出身者の採用実績があり、学歴フィルター自体はないと考えられます。

<大学>
東北大学、横浜国立大学、名古屋大学、関西大学、熊本大学、慶応技術大学、早稲田大学、中央大学、青山学院大学、学習院大学、駒澤大学、立命館大学ほか


<専門学校>
経専音楽放送芸術専門学校、東放学園専門大学、文化服装学院ほか

アミューズが求める人材とは?

アミューズでは、毎年採用に関してのコンセプトを採用ページ等で広く公表しています。

毎年キャッチフレーズを掲げて採用活動を行うのは、エンターテインメント企業らしい発想といえるでしょう。

キーワードには複数の捉え方ができるようなものがあり、どういった観点でそのキーワードを捉えるかも重要なポイントとなりそうです。

その年のコンセプトは、最終選考のテーマとなり、そのコンセプトに対する自己PRを行うことが通例となっています。

参考までに、2022~2024年の採用コンセプトを紹介します。

もし自分がその年の新卒採用だった場合、そのコンセプトに対してどのように応えられるかをシミュレーションしてみると良いかもしれません。

2022年 「SHINKA」

進化、真価、深化など、いくつかの同音異義語が存在する単語です。

2022年は、新型コロナによる外出自粛による影響が強く出ていた時期でもあり、従来のライフスタイルやビジネスモデルが通用しないことを広く認識させた年でもありました。

一方で、新たな働き方やエンターテインメントの在り方、人それぞれの生き方についても見直され、発見が多く生まれた時期でもありました。

こうした時期に、どのようなSHINKAであなたをアピールすることができるかを問われているように考えられます。

2023年「the STORY」

エンターテインメントを含め、目まぐるしく変わる世の中でストーリーをどのようにとらえるかという点と、エンターテインメントを受け取る人に対する人生のストーリーや、エンターテインメントを発信するアーティストにとってのストーリーなど、このコンセプトから捉えられる角度が様々に存在しそうです。

自分の人生がどのようなストーリーを描こうとしているか、もしくは自分自身がどのようなストーリーに関わろうとしているかといった観点に、それぞれの個性や志が出てくるのではないでしょうか。

2024年「想+造」

物作りに必要とされる「想像力」と「創造力」がキーワードとなっているとのことです。

想像は「常に変化する未来へのイメージ」、創造は「想いが伝わるようにカタチにして届けること」としていますが、これらのキーワードから、あなたはどのような役割を果たし、エンターテインメントの世界に貢献できると考えるでしょうか。

ここまでに、色々な意味で大きな変化の真っただ中にいたといえるアミューズに対し、どのような想像と創造が出来るかをイメージし、どのようにアピールできるかをぜひ考えてみてください。

 

アミューズの採用方向性の違いは?

アミューズでは、さまざまな事業がありますが、新卒(定期採用)の募集については総合職のみの採用となり、特定の事業向けや専門職としての新卒採用は行っていません。

以下のような業務への従事となります。

アミューズの主な業務領域
  • アーティストマネージメント
  • グッズ企画開発
  • ファンクラブ企画運営
  • デジタルビジネスの運営・ディレクション
  • 営業
  • 舞台企画・製作・キャスティング
  • ライツマネージメント

エントリーシートで企業がチェックしているポイント

エントリーシートで企業がチェックしているポイント

この章では実際にアミューズのエントリーシートについて、過去に実際に出題された内容を踏まえて傾向や対策を考えていきます。

エントリーシートを書くにあたっての基本ポイント

エンターテインメントへの就職となれば、エントリーシートも何か斬新な内容を要求されるように思うかもしれませんが、基本的な考え方は他の会社と大きく変わりません。

もちろん、アミューズで活かせるような独特な経験や知見を持っているのであればしっかりとアピールしたほうがよいですが、あえて奇抜なことをする必要はなく、伝えたいことをシンプルにわかりやすく伝えることがエントリーシートでは求められます。

応募をしたきっかけやアミューズを知るきっかけが、所属するアーティストやタレントが好きだから等の理由となること自体に問題はありませんが、志望動機を考えた時に、そのきっかけのままでいることには注意が必要です。

就職活動は、ファンの集まりやサークル活動などではなく、作り手の立場となり、ビジネスとして成果を出すことへの責任を伴う活動となります。

アーティストや作品が好きであること以上に、あなた自身が何ができるか(これまで何をしてきたか)についての分析と、それを実現する場所が、なぜアミューズでなければいけないかという点についてしっかり追求しましょう。

エントリーシートの位置づけ、対策方法

アミューズのエントリーシートについて、特徴的と思われる「自己PR動画」部分についての対策方法について簡単に説明します。

自己PR動画への対策

アミューズのエントリーシートの要綱の一つに「自己PR動画」の提出が求められる場合があります。

動画がエントリー「シート」なのかどうかはさておき、動画を作成するということに技術面でむやみにとらわれる必要はありません。

エントリーシートで「自己PRをしてください」という内容が、動画に置き換わっただけで、知りたいことは、あなたの口からあなたの言葉で自己をPRすることです。

動画作成技術があったことに越したことはありませんが、逆に演出に凝りすぎて、伝えたいことを見失わないように注意しましょう。

 

スマホでOK

撮影機材があれば色々なことができるかもしれませんが、現代のスマートフォンのカメラは中途半端な専用機材よりも十分な機能を持っていて、標準で動画編集できる機能もありますし、無料のアプリで簡単な編集機能を持つアプリもあります。

自己PR動画を取るためだけに新たな機材を用意する必要もなく、スマホを上手に使いましょう。

 

ただ注意すべき点は「画面に動きをつける」

少しでも見栄えのある自己PR動画にするために注意するただ1点は、画面に動きをつけるようにしましょう。

ただ発言者がまっすぐにカメラ目線で自己PRをするだけでは、せっかくの動画の意味がありません。

スマホで撮影するときに、もしスマホを固定するスタンドなどがあればうまく活用しながら、身振り手振りも踏まえて話をしましょう。

極端に大げさにする必要はありませんが、意識しないと実際に動画で見た時に自分が思っていたほど画面に動きがないケースがあります。

スタンドがなければ、手持ち・自撮りでの撮影でもよいでしょう。

近年は有名人がインスタグラムの自撮りで短いメッセージ動画を出していることがありますが、そのようなイメージでも十分です。

自撮りで撮影するとき、あまりにも画面がブレすぎると、見ているほうも集中できないので、目線や顔の向き、スマホを持っていないほうの手を使った身振りで表現してみましょう。

 

動画だからできるイメージ図や画像などの小道具も工夫次第で活用

文字のエントリーシートと違い、動画であれば、図に示したり、写真などの画像も活用していきましょう(ただし応募要綱で禁止されている行為や、著作権含む自分以外の肖像権を侵害する画像や映像に注意)。

動画上に字幕を入れるような高度なことをするまでもなく、ホワイトボードを使う、紙芝居のようにあらかじめプリントアウトした紙を使うなどでも良いですので、映像でアピールできることを存分に生かしてみてください。

ただし、何度もお伝えしている通り、映像技術や見栄え・ウケ狙いではなく、あなたのPRをすることが重要なので、その目的だけは見失わずに作成をしましょう。

過去のエントリーシートの質問内容と記載例

過去のエントリーシートの質問内容と記載例

ここからは、実際にエントリーシートで過去出題された質問内容と、その回答に対するアドバイスや記述例を紹介していきます。

『好きなタレント・アーティストは?(300字)』

【記載例】

好きなタレントは大泉洋です。

彼のことは地方のバラエティ番組の出演で知りました。

彼のトークセンスは「自分はテレビっ子だった」と発言している通り、独特に見える数々の言葉選びも、元をたどると様々なバラエティ番組や映画などから引用してきたものに、彼らしいアレンジが加えられ、多くの人を喜ばせていると考えています。

こうした彼の活躍を見ていて、無からアイディアを生み出すことは才能かもしれませんが、多くの知見を踏まえて自分なりのアレンジができるということはたゆまぬ努力と経験で補えると感じ、私も日ごろから人の話をよく聞き、そこから知見を得て、多くの引き出しを持てる人間になりたいと考えています。(291文字)

ポイント

エンターテインメント業界のため、こういった傾向の出題は多いかもしれません。

その他、一般向けに広くサービスを提供している場合は「自社のサービスを利用したことがあるか」「販売製品についてどう思うか」といった質問が出る場合があります。

ここで注意したいのは、文字通り「好きなタレントは誰か」「サービスを利用した感想」の内容そのままを答えるのではなく、そこに対してあなた自身がどう思うか、どういった影響を受けてきたかが問われています。

実際に熱心なファンであれば語りたいことはたくさん出てくるかもしれませんが、就職活動に用いる文書として、どう自分へのアピールや人となりを表現できるかに重点を置きましょう。

『自由記述』:考え方

過去のエントリーシートでは、一切のテーマや文字数制限はなく「自由記述」という設問が出されたことがあるようです。

シンプル過ぎる設問に、途方に暮れてしまう人もいるかもしれませんが、どのようなエントリーシートの設問であろうと、企業が知りたいのは以下の点です。

エントリーシートで企業が知りたいこと
  • 自己PR
  • 大学時代に何をしてきたか
  • 志望動機

一方で、エントリーシートで「訊かれていない」点も注意しましょう。

エントリーシートで訊いていないこと
  • あなたがアーティスト・タレントの熱烈なファンであること
  • 芸能界に対する深い知識
  • アーティスティックな才能(タレント・モデル志望)

あなた自身が何者であり、どのようなことを強みにしていているかを選ぶための情報を、企業は選考にあたり必要としている情報です。

エントリーシートの大前提をしっかり踏まえたうえで、あなたらしさを前面に出せる構成を考えてみましょう。

アピールしたいエピソードがたくさんあるかもしれませんが、自由記述であっても、出来るだけエピソード自体は少なくし(理想は1つに絞る)、そのエピソードを具体的に深掘りする内容のほうが、独自性が出やすいです。

思うように内容に厚みが出せないと思ったら、まずはメモ書きで、書きたい事象に対して「なぜそう思うか(行動したか)?」を重ねてみるのも効果的です。

『自由記述』:基本的なルール

完全に自由な記述となっているので「何文字以上書かなければならない」と言うことはありませんが、エントリーシートとしての体裁を保つには、最低でも400文字、多くて800文字程度の分量を想定すると良いでしょう。

どのようなボリュームで書くとしても、以下の書き方を心がけることで、読みやすい文書となります。

書き方
  • 先に結論を書く
  • 自分が主体となった、大学在学中のエピソードを用いる
  • 他人や組織の批評・批判によって自分をアピールする手法は厳禁

どのようなことを書くにしても、先に結論を書きましょう。

結論を先に書くのが苦手な人は一通り書き終えてから、最後に、最初の1文目を書くとよいかもしれません。

要求文字数が多い場合は特に、サークル活動の内容や大学の研究テーマを箇条書きのように書くケースがありますが、それだと「あなた」が何をしたかが不明瞭です。

客観的事実は簡潔にまとめたうえで、あなた自身が、具体的にどのような行動をしたか、それによって何をもたらしたかを重点的に記載してください。

また、たまに中学・高校時代、もしくはそれ以前のエピソードを用いるケースがありますが、求められているのは直近数年間、つまり大学生活での出来事です。

新卒活動で大学時代のエピソードが一切ないと「逆にあなたは直近何をしていたのか?」と普通に疑問に思われてしまいます。

3番目は例えば以下のようなものです。

良くない自己アピールの例
  • 「教授は常日頃から自分をバカにしていたが、あの研究発表によって見返すことができた」
  • 「チームの中で誰も良くしようと考えていなかった点を、自分が自ら率先して変えた」

自分以外の何かを下げることで自分を高めるようなアピール方法は意外とよく見られるケースで、事実、そうなのかもしれませんが、エントリーシートのような限られた情報では、読み手に前向きな印象を持たれることは少ないので注意しましょう。

まとめ

この記事では、アミューズの会社概要やエントリーシートの書き方について解説しました。

華やかなエンターテインメント分野の中でも、長年上場企業として活躍する会社ですので、タレントやアーティストの活動からアミューズを知った方も多いでしょう。

エントリーシートでは自己PR動画を使うなど、業界らしい応募も特徴的ですが、ファンの立場ではなく、これからのエンターテインメントを支え作り上げる立場として、自分に出来ることは何か、自分の強みは何かをしっかりとらえたうえでエントリーシートや自己PRに臨みましょう。

この記事が皆さんの就職活動の手助けになれば幸いです。

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