スポーツ関連の就職先10選!どのような職業があるのか紹介
2024/6/22更新
はじめに
スポーツが大好きで、スポーツを楽しむだけでなくスポーツを仕事にしたいと考えている就活生は多いのではないでしょうか。
本記事では以下のような就活生を対象に、スポーツに関する職業について紹介します。
- スポーツ業界に属する企業の業務内容が知りたい
- スポーツに関わる仕事を目指すときに必要な資格はあるのか知りたい
- スポーツ業界の選考に臨むに際し、どのような選考対策をすればいいのか知りたい
その他の業界については以下の記事でまとめているので、ぜひご覧ください。
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スポーツに関わる仕事はどんな種類がある?
スポーツに関する仕事について、大きく分けると以下の5つに分類されます。
種類 | 内容 | 主な就職先など |
プロスポーツ関係 | ・プロ選手として競技する ・プロチームのスタッフ ・球団職員など | ・プロ野球チーム ・Jリーグ、Bリーグ、Vリーグなどのチーム |
スポーツ指導関係 | ・スポーツジムや水泳、ダンス、ボクシングなどの施設で指導を行う。 | ・トレーニングジム ・フィットネスクラブ ・スポーツ関連施設(水泳、ボクシング、ゴルフなど) |
スポーツ医療関係 | ・スポーツドクターや理学療法士、トレーナーとして選手のケアを行う | ・プロチーム ・病院など |
スポーツ用品関係 | スポーツ用品の開発・生産・販売など | 各スポーツメーカー |
スポーツメディア関係 | スポーツニュースを専門で取り扱う記者、ライター、カメラマンなど | 各報道機関など |
さらに細かい仕事については、のちほど解説しますのでぜひご覧ください。
スポーツ業界に向いている人はどんな人?
下記のような人物がスポーツ業界に向いていると思われます。
- スポーツ経験がある人
- スポーツに興味がある人
- 選手をサポートすることが好きな人
- 人とコミュニケーションをとることが好きな人
なにより大切なのは、スポーツ経験があり、スポーツに興味があることでしょう。
これは競技者の気持ちがわかることで、さまざまなアドバイスやケアが可能になるからです。
プロの選手として活躍できる人は、経験者のなかからたった数%の割合です。
スポーツに関する職業に就こうとしたとき、多くの人は選手をサポートする側にまわります。
選手とコミュニケーションをとり、献身的に選手をサポートできる人物が重宝されるでしょう。
スポーツ関連の就職先10選!
ここからは、スポーツに関する仕事について紹介していきます。
スポーツに関する仕事といっても、働き方は多岐にわたりますので、それぞれの仕事の特徴や内容、主な就職先、必要な資格などについて理解しておきましょう。
①プロスポーツ選手
プロのスポーツ選手として自らがプレーすることにより報酬を得ます。
野球でいうとNPBや独立リーグ、サッカーはJリーグ、バスケットボールはBリーグなどの団体に所属し、競技を行ったり、テニスやゴルフのように個人で大会に参加したりして、報酬や賞金を得ることで生計を立てていくこととなります。
プロスポーツ選手の主な就職先は?
主な就職先としては、プロ野球であればNPBに所属している球団、サッカーであればJリーグに加盟しているチームなどが挙げられます。
また、ゴルフやテニスなどの個人競技の場合は、スポンサー企業とプロ契約を結ぶ方法があります。
プロスポーツ選手になるために必要な資格は?
モータースポーツやボクシングなどは、プロライセンスの取得が必要です。
各スポーツによって条件が異なりますので、事前に確認しておきましょう。
②スポーツチームのスタッフ
野球・サッカー・バスケ・バレーなど、プロリーグに所属しているチームは多数存在します。
さまざまな立場から、スポーツチームの運営に携わるのがスポーツチームのスタッフとしての仕事です。
職種としては監督・コーチ・トレーナーなどはもちろんのこと、広報や営業などさまざまな職種が存在するのが特徴です。
自分がどのような立場からチーム運営に携わりたいかを明確にしておきましょう。
スポーツチームのスタッフの主な就職先は?
主な就職先としては、プロ野球であればNPB、バスケはBリーグ、バレーのVリーグなどプロチームとして活動しているチームが就職先の候補として挙げられます。
スポーツチームに就職するために必要な資格は?
どのような立場でチームに携わるかによって、必要な資格等は異なります。
トレーナーやチームドクターとしてチームに携わる場合は、資格が必要ですので事前に確認しましょう。
③スポーツトレーナー
スポーツトレーナーは、チームの監督やコーチ、スポーツドクターと連携・協力し、試合などに出場する選手がベストな状態で競技できるよう、健康管理やコンディション調整を行うことがメインの仕事です。
スポーツトレーナーの主な就職先は?
主な就職先としては、プロチームや実業団、部活動に力を入れている大学や高校などが挙げられます。
また、フィットネスクラブやスポーツジムなども就職先の候補となるでしょう。
スポーツトレーナーに必要な資格は?
代表的な資格として、日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナーの資格が挙げられます。
資格がなければ就職できないということはありませんが、自分の実力をアピールするポイントになりますので、興味のある方はぜひ挑戦してみてください。
④スポーツドクター
スポーツドクターは、通常の医学に加え、スポーツ医学の専門知識をもとに、患者(選手)と相談しながら、スポーツの継続に支障が少ないように治療を行います。また、理学療法士などと協力し、回復を早める効果的なリハビリ方法を提案します。
選手が将来的に長くスポーツを続けられるような視点での診療も必要です。
スポーツドクターの主な就職先は?
クリニックや病院で勤務する場合と、帯同ドクターとして大会や合宿のサポートを行う場合があります。
プロスポーツチームや学校などと専属契約を結ぶ場合もあります。
スポーツドクターに必要な資格は?
スポーツドクターになるためには「医師免許」が必要です。
医師免許を取得するには医学部に進学し、国家試験への合格が求められます。
⑤柔道整復師
柔道整復師は、骨折・ねんざ・脱臼・挫傷などのケガを負った選手に対し、回復をサポートすることがメインの業務です。
世間では、接骨院や整骨院の先生として認知されています。
整骨院や接骨院では、ケガの予防についても知識を与えることが大きなミッションです。
柔道整復師の主な就職先は?
柔道整復師の主な就職先として、フィットネスジム、プロスポーツチーム、整形外科で勤務することや、整骨院、接骨院などを開業することも可能です。
日本社会の高齢化が進み、柔道整復師の需要が高まっていますので、柔道整復師の専門学校に講師として就職することも可能でしょう。
柔道整復師に必要な資格は?
柔道整復師になるには、国家試験に合格する必要があります。
柔道整復師国家試験を受験するには、国が認可している専門学校等を卒業しなければなりません。
柔道整復師を目指している方は、どのような学校があるかチェックしてみてください。
⑥スポーツメーカー(営業)
スポーツメーカーの営業職では、通常の営業活動に加え、マーケティング活動が非常に重要です。
スポーツイベントでの宣伝活動や、有名スポーツ選手、プロチームなどと直接契約し、商品を使ってもらうことで商品をPRします。
有名選手と契約できた際の経済効果は大きいので、非常にやりがいがある仕事といえるでしょう。
メジャースポーツの担当を志望する社員は多く、どの分野を担当したいのかを就職活動の段階から伝えるようにするのが大事です。
スポーツメーカー営業職の主な就職先は?
国内外のスポーツメーカーが主な就職先として挙げられます。
人気企業を例に出すと、「株式会社アシックス」「ミズノ株式会社」「株式会社デサント」。
海外のスポーツメーカーでは「NIKE」「adidas」などが挙げられます。
スポーツごとにそのスポーツに特化したメーカーがありますので、入社を目指す際は業界研究を徹底しておきましょう。
スポーツメーカーの営業職に必要な資格は?
スポーツメーカーへの就職を目指すにあたって、必須となる資格は特にありません。
ですが、日本商工会議所が認定している、リテールマーケティング検定などを取得しておくと、就職活動の際にアピールできる要素になるのではないでしょうか。
また、資格とは異なりますが、自身にスポーツ経験がある場合は、より専門性の高い内容を話すことができますので有利になるでしょう。
⑦スポーツメーカー(開発)
新素材の開発などの基礎研究から、アスリートのパフォーマンスを解析する応用研究まで内容は多岐にわたります。
学生時代に研究していたことを活かせる部署に配属される確率が高いでしょう。
自己分析を改めて行い、自身の研究内容が入社後どのように活かすことができるかを確認しておきましょう。
スポーツメーカー開発職の主な就職先は?
スポーツメーカーの営業職と同様に、国内外のスポーツメーカーが主な就職先として挙げられます。
先ほど例に出した企業に加え、アンダーウェアを開発している「株式会社ワコール」もスポーツに関する研究を行っています。
ワコールのように、本業から技術を応用して、スポーツ分野の事業を行っているケースもあるので、しっかりと企業分析を行うようにしてください。
スポーツメーカー開発職に必要な資格?
スポーツメーカーの開発職を目指す場合、必要な資格は特にありません。
ただし、募集要項に「大学時代に理系分野の学部を卒業していること」といった条件が付されている場合があるので注意が必要です。
⑧スポーツライター
スポーツライターはスポーツ専門誌やスポーツ新聞、ウェブメディアなどに掲載する記事を執筆することがメインの仕事です。
記事を作成する工程は「取材」と「ライティング」に分類されます。
試合会場や練習場所に足を運び、取材を行い、その内容を基にライティングへと移ります。
旬な情報を届けるのが使命であるため、正確さと速さが求められるでしょう。
スポーツの見どころを伝えることで、スポーツの魅力を引き出すことができる職業です。
スポーツライターの主な就職先は?
スポーツライターの主な就職先としては、新聞社や出版社が挙げられます。
新聞社、出版社等の就職試験に合格し入社した場合、スポーツジャーナリストとしてのキャリアがスタートしますが、必ずしも自分の興味のあるスポーツを担当するとは限りませんので注意が必要です。
また、近年ではフリーランスで活躍する人も多いため、ウェブライターからスタートするなどして独立を考えるのも選択肢の一つとなるでしょう。
スポーツライターに必要な資格は?
スポーツライターを目指すにあたって、必要となる資格は特にありません。
フリーランスで活動している方も多く、一定の文章スキルとスポーツに関する知識があれば執筆することは可能でしょう。
ただし、新聞、雑誌、ウェブメディアに掲載される記事を書くには、取材や執筆スキルに加え、取材を行うスポーツ分野について精通しておく必要があるので注意しましょう。
⑨スポーツカメラマン
スポーツカメラマンは、新聞、雑誌、テレビ放送などに使用する写真や映像を撮影するのが主な業務です。
スポーツカメラマンの主な就職先は?
スポーツライターと同じく、新聞社や出版社が挙げられます。
就職した場合は、アシスタントを務めるケースが多いようです。
また、フリーランスで活躍している方も多くいるので、独立を目指してもいいですし、個人事務所を持っているカメラマンに雇ってもらい、スキルアップを目指すのもいいかもしれません。
スポーツカメラマンになるために必要な資格は?
写真や映像を仕事にする人向けの資格として、「フォトマスター検定」が挙げられます。
最上位難度の「フォトマスターEX(エキスパート)」に合格するには、それなりの知識と経験が求められます。
自分の実力チェックにもなりますし、興味のある方は挑戦してみましょう。
⑩スポーツ審判員
プロのスポーツであれば、審判を職業にすることも可能です。
審判員とは、スポーツの試合などにおいて、競技のルールと自身の立場、役割を理解して「公平・公正」に判定を行う人のことを指します。
スポーツは選手同士の真剣勝負で成り立っています。
ときにはトラブルやイレギュラーな事柄に見舞われることもあるでしょう。
試合を仕切る審判員として、臨機応変に判断を下す瞬発力と判断力が求められます。
スポーツ関係の審判の主な就職先は?
プロ協会やリーグ運営元と専属での契約を交わしたり、兼業をしたりとさまざまな働き方があります。
審判を専業にする場合は、ライセンスの取得や、豊富な経験が必要となりますので覚えておいてください。
特に、人気スポーツの野球やサッカーなどは、審判のレベルも非常に高いため、専業契約にたどり着くのは難関なので注意しましょう。
審判員になるために必要な資格など
スポーツ審判員になるためには、 スポーツに応じてライセンスが必要です。
例えばサッカーでは、市区郡町村で行われる審判を担当することができる4級からJFAが主催するサッカー競技の審判を担当できる1級ライセンスなど、審判のレベルによってライセンスが分類されています。
当然、報酬をもらおうと思うと、豊富な知識や経験が求められます。
それぞれのスポーツでライセンス取得の条件がありますので確認してみましょう。
【スポーツ業界】ES作成のポイント
ここからはスポーツ業界への就職を考えている就活生を対象にエントリーシートの書き方のポイントについて解説します。
企業がエントリーシートでチェックしているポイント
エントリーシートでは、就活生が企業とマッチしているかを重点的にチェックしています。
「スポーツが好きだから」という理由だけでなく、「自分の経験をどのように活かせるか」特にチームでの経験や、困難を乗り越えた経験など、スポーツを通して得た経験について記入するようにしましょう。
あわせて「なぜほかの企業ではなくその企業を志望したのか」という点も明確に示す必要があることを覚えておきましょう。
選考を通過しやすいエントリーシートの書き方について
エントリーシートは結論から書き始めるということを徹底してください。
結論を述べないまま、文章を書いてしまうとダラダラした印象になってしまいます。
最悪の場合、採用担当者にしっかりと読んでもらえない可能性のあるので注意が必要です。
記載の際は、以下の順番を意識すると良いでしょう。
- 結論を提示
- 結論に至った理由を記載
- 理由を強調するために具体例を用いる
- 最後に再び結論を強調する
この順番を意識することで、述べたい点が明確になり、論理的な構成になりますのでおすすめです。
エントリーシートを作成したら、提出する前に何度も確認してから提出しましょう。
この確認作業を「推敲」といいます。
エントリーシートの提出期限に余裕がある場合は、翌日に再チェックを行う方法がおすすめです。
翌日に推敲することで、リフレッシュした気分で自分の文章を見ることができ、しっかりと修正できるからです。
さいごに
この記事では、スポーツ業界に対して興味がある学生に対し、スポーツに関する仕事を紹介しました。
スポーツに関する仕事は多岐にわたります。
自らプレーする仕事、サポートする仕事、スポーツの魅力を伝える仕事などさまざまです。
ご自身の経験やキャリアプランから、どのような仕事に就きたいのかを考えてみましょう。
この記事が、スポーツ業界への内定に一歩近づくための参考になることを願っています。