ロート製薬が行っているインターン内容とは?参加メリットや26卒向け選考対策も紹介
2024/6/25更新
はじめに
本記事では、ロート製薬のインターンシップや、選考対策のポイントなどを詳細に解説していきます。
結論としては、インターンに参加することが早期選考や優遇につながるとは考えにくいです。
それでも、ロート製薬の業務内容や雰囲気を肌で感じることができる貴重な機会であることは間違いないでしょう。
また、社員からのフィードバックや座談会の機会もあるため、ロート製薬を志望する就活生は、是非参加してください。
ロート製薬のインターンシップに参加する就活生はレベルが高いため、確実にインターンに参加したい就活生は対策が必須です。
この記事は特に以下のような就活生に向けて書かれています。
- ロート製薬の選考に参加したいけど、なにから初めていいか分からない
- ロート製薬の選考対策を知りたい
これらの疑問を持つ就活生の皆さんは、ぜひ最後までご覧ください!
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ロート製薬の基本情報
出典元:ロート製薬
社名 | ロート製薬株式会社 |
本社所在地 | 大阪市生野区巽西1-8-1 |
主な事業内容 | 医薬品・化粧品・機能性食品等の製造販売 |
主要取引先 | 消費者、医療機関、薬品会社など |
ロート製薬株式会社は1899年に創業し、1949年に設立された日本の老舗製薬企業です。
同社は「豊かで幸せな生活を送るための心身の健康に貢献することがロートの最大の責務」を経営理念としています。
この理念のもと、ロート製薬は世界中の健康を向上させるため、革新的な商品やサービスを提供しているのです。
ロート製薬の取り組みは、企業文化と行動規範である「7つの宣誓」に反映されており、社員は常に学び、協力し合い、高い理想と熱意をもって行動することが求められるでしょう。
事業面では、OTC医薬品やスキンケア事業を中核に展開しつつ、機能性食品、医療用眼科、再生医療、開発製造受託(CDMO)など、幅広い分野で革新を進めています。
特に機能性食品事業は、2030年の重要な事業領域として位置づけられており、積極的な成長が期待されているのです。
グローバル市場では、110か国以上に製品を供給し、各国の文化やニーズに合わせた製品開発を行っています。
この国際的なネットワークを利用して、ロート製薬は世界中の健康とウェルビーイングに貢献し、持続可能な社会の実現を目指しているのです。
企業活動では、製品供給のみならず、社会との対話と協働を重視しています。
これにより、社員が使命感を持って創造的かつ情熱的に働くことが可能です。
企業スローガンである「ロートは、ハートだ。」はこの精神を象徴しており、顧客と社会全体への前向きな影響を目指しています。
ロート製薬に必要とされる人材像
ロート製薬で活躍するためには、自分自身で考え、積極的に行動を起こせる能力が求められるでしょう。
同社は、多岐にわたる職種で幅広いバックグラウンドを持つ人材を募集しています。
それぞれの職種に応じた特定のスキルセットや学歴が必要ですが、ビジネス企画職やSCM(サプライチェーンマネジメント)職へは全学部・全学科からの応募が可能です。
ビジネス企画職では多様な学問領域からの就活生を歓迎しており、広い視野を持ち、戦略的思考ができる人材が求められています。
ビジネスの全般的な企画立案に関わるため、多角的な視点を持つことが重要です。
SCM(サプライチェーンマネジメント)職では、数字を扱う能力が特に重要視されます。
理系出身である必要はなく、数字に対する強さが求められるため、分析的な思考ができる人材が適しているでしょう。
研究開発職は、理系の大学院(修士・博士)修了見込み者や6年制学部(薬学部・獣医学部など)の学生が対象です。
専門的な知識とともに、革新的な製品開発を推進できる研究心が求められます。
製剤技術開発職は、理系出身で化学系のバックグラウンドを持つ人が応募可能です。
製品の開発において重要な役割を担い、科学的なアプローチで問題解決を行う能力が求められるでしょう。
品質マネジメント職では、理系のバックグラウンドを活かし、製品の品質保証や品質管理を行います。
細部にわたる注意深さと、高い品質基準を維持する責任感が重要です。
プラントエンジニア職には、機械・電気・電子情報などの工学系の知識を持つ人が適しています。
製造設備の設計、運用、保守に関わるため、技術的なスキルとともに、実際の問題解決能力が求められるでしょう。
ロート製薬では、これらの職種において社会貢献を志向し、企業理念に共感できる人材を積極的に採用しているのです。
ロート製薬のインターンに参加するメリット
業務内容や職場環境を詳細に知ることができる
ロート製薬のインターンでは、マーケティング、商品開発、プロジェクト管理など、実際の業務に関連したプロジェクトに取り組むことになります。
例えば、ペルソナ分析を用いたマーケティング戦略の策定や、新商品の企画立案など、具体的な課題が与えられ、それをグループで解決していく過程で実務の流れを体験できるでしょう。
これにより、参加者は理論だけでなく、実際の業務遂行に必要なスキルや思考プロセスを習得できるのです。
また、インターン中はロート製薬の社員と直接交流する機会も多く設けられています。
特に社員座談会では、日常の業務や職場の雰囲気、チームワークの重要性など、実際の職場環境についての生の声を聞くことが可能です。
これにより学生は企業文化や働く環境を肌で感じることができ、将来どのような職場で働きたいかのイメージを具体的に描けるようになるでしょう。
社内の雰囲気を感じることができる
ロート製薬のインターンシップは、ただ実務経験を積む場に留まらず、企業文化や社内の雰囲気を直接体感できるチャンスです。
インターンシップ中に設けられる社員座談会は、ロート製薬の社内の雰囲気を深く理解するための重要なプログラムと言えるでしょう。
ここでは、異なる部署の社員が登壇し、彼らの日常の業務や職場での経験、チームでの協働の様子などを詳しく語ってくれます。
参加者はこれを通じて、社員一人ひとりがどのようにして企業のビジョンと目標に貢献しているかを、具体的に聞くことができるのです。
また、グループプロジェクトの中でも、チームメンバーや指導を担当する社員とのコミュニケーションを通じて、企業文化を肌で感じることができます。
実際にチームで協力しながら課題を解決していくプロセスは、ロート製薬の働く環境がいかに協力的で、創造的なアイデアを重んじているかを感じとるきっかけになるでしょう。
インターンシップにおいては、実際の業務を体験する中で、社員間の交流の仕方や、職場で必要な倫理観や専門性についての理解も深めることができます。
これにより、ロート製薬がどのような価値を大切にしているかが明確になり、自身の価値観と企業のそれとを照らし合わせることができるのです。
ロート製薬が行っているインターン内容
ロート製薬で過去に実施されたインターンについて、概要を説明します。
- プロジェクト型インターン
- バイオ系専攻向けインターン
- マーケティングインターン
一つずつ詳しく見ていきましょう!
プロジェクト型インターン
開催時期 | 5/9-8/8 各木曜日 (計7回開催) |
開催時間 | 14:00-18:00 |
場所 | 大阪本社 |
人数 | 12~15名 |
報酬 | なし |
交通費・宿泊費 | 支給なし |
このインターンシップは、実際の商品開発プロセスに密接に関わりながら、実践的なマーケティングと商品企画の経験を積めるプロジェクト型インターンシップです。
このインターンシップのプログラムは、5月から8月までの4か月間にわたり、総計7回のセッションで構成されています。
過去のインターンシップでは、「ヘアケア」「スキンケア」「サプリメント」のいずれかに焦点を当てた新ブランドの企画・立案が行われました。
プログラムで参加者はチームごとに分かれてプロジェクトに取り組み、最終的には事業責任者へ直接プレゼンテーションするチャンスが与えられます。
プロジェクトが事業部の期待に応えれば、実際の商品化につながる可能性があるのも魅力でしょう。
インターン中は、ロート製薬独自の「顧客第一」のアプローチを学ぶことができます。
つまり、参加者はインターンを通して、市場調査やアンケートに頼らない直感と、洞察に基づいたペルソナ分析を実践し、新しい商品コンセプトの「よろこびっくり」な要素をどのように盛り込むかを考えるのです。
インターンシップは大阪市北区にあるグランフロント大阪のオフィスで行われ、全日程の対面参加が必須です。
参加条件は大学または大学院を卒業見込みの学生で、プロジェクトの全日程に参加可能で、かつ商品開発に興味があることが求められます。
このインターンシップを通じて、参加者は顧客目線での課題発見力、商品開発に関する深い知識、企画提案やプレゼンテーションのスキルを磨けるでしょう。
バイオ系専攻向けインターン
開催時期 | 9月 |
開催時間 | 1日間 |
場所 | オンライン |
人数 | 40人程度 |
報酬 | なし |
交通費・宿泊費 | 支給なし |
バイオ専攻向けインターンは、理系学生の中でもバイオ系専攻を対象としたインターンシップです。
このインターンシップは2時間半のプログラムから構成されており、その大部分がグループワークに割り当てられています。
参加者は4〜5人のグループを作り、過去にはロート製薬の主力商品「メンソレータム」の若年層市場への拡大策を話し合いました。
具体的には、商品の改良案を考え、最終的には全員の前でその提案を発表するのです。
社員が時折参加してアドバイスを提供することで、実際の職場の環境を再現し、有意義なフィードバックを得ることができます。
さらに、プログラムの初めには会社概要や研究職についての説明があり、業務内容や企業文化についての理解を深められるのも魅力の一つです。
インターンの締めくくりには座談会が設けられ、学生は直接社員に質問ができます。
研究職の社員だけでなく人事の担当者も参加しているため、採用選考に関する疑問やキャリア形成に関する質問も自由にできるでしょう。
マーケティングインターン
開催時期 | 9月 |
開催時間 | 1日間 |
場所 | オンライン |
人数 | 40人程度 |
報酬 | なし |
交通費・宿泊費 | 支給なし |
マーケティングインターンは、全学部生がロート製薬のマーケティングを体験できるインターンシップです。
このインターンシップは一日限りのプログラムで、過去には14:00から16:30までの約2時間半にわたって行われました。
参加学生は、約4人グループに分かれて活動します。
過去のインターンシップにおけるグループワークのテーマは、「ペルソナ分析によるマーケティング体験」でした。
ロート製薬の製品を例に取り、ターゲット顧客の日常生活や抱える悩みを想像しながら、そのニーズに応えるマーケティング戦略を考案するといった内容です。
プログラムはまず会社概要と職種に関する詳細な説明から始まり、学生はロート製薬の事業内容や製品について深く理解できます。
続いてグループワークが行われ、参加者は実際の業務で使用される技術を学びながら、チームでの協力やアイデアの発想を試みることが可能です。
最後には社員座談会が設けられ、海外駐在経験者やマーケティング担当者など、異なる職種の社員が登壇します。
リアルな仕事内容や職場での経験談を共有し、学生からの質問に答えることで、より具体的な業務理解を深める機会となるでしょう。
ロート製薬のインターン選考対策
概要
ロート製薬のインターンシップはグループワークが中心であり、しっかりと準備しておかなければ、一言も話すことなくインターンが終わってしまう可能性があります。
また、ロート製薬のインターンに参加する学生はレベルが高く、入念に対策してくる就活生が多いのも事実です。
業界理解や企業分析を十分に行ったうえで、グループワークでしっかり評価されるようにアピールしていきましょう。
ロート製薬のインターンシップ選考は、基本的にエントリーシートのみで面接がないため、よりエントリーシートの内容が重要です。
選考フローごとの選考対策
自己分析
自己分析を通じて、自分の長所や短所、思考の傾向や大事にしている価値観を把握してください。
自分が何を求めているのか、何ができるのかを理解したうえで、ロート製薬の求める人物像に合致するようにアピールすることを意識しましょう。
自己分析をもとに、基本的な志望動機やガクチカだけでなく、「なぜロート製薬で働きたいのか」をしっかりと考えてください。
業界研究・企業分析
業界研究をする中で重要なのは、ロート製薬が製薬業界の中でどのような立ち位置を占めており、競合他社とどのように差別化しているのかを確認することです。
また、製薬業界が現在置かれている状況についても分析することで、なぜ自分がIT業界を志望するのかを明確にできます。
余裕があれば他の業界についても調べましょう。
製薬業界に対する客観的な視点を確立することで、エントリーシートや面接における志望動機や自己PRなどをより深いものにできます。
エントリーシートの作成
自己分析や企業分析を一定の段階まで進めた後は、過去に出題されたエントリーシートの設問を参考にすることが重要です。
エントリーシートはWebサイトで探せるでしょう。
実際に自分でエントリーシートを書いてみて、その内容をOB・OGや周りの社会人に見てもらうことをおすすめします。
フィードバックは非常に貴重で、自分では気づかないような細かなミスや、理解しにくい表現などを指摘してもらえます。
他人の目を通して自分の書いた内容を評価してもらうことは、自己分析を深めるのにも役立つでしょう。
このプロセスを通じて自分の長所や短所、改善点などが明確になり、より効果的な自己PRができるのです。
過去にロート製薬のインターンシップ選考で質問されたエントリーシートの内容は、次の通りです。
- 今回インターンシップに参加しようと思った理由を教えてください(500文字以内)。
- ご自身が学んでいることやこれまでの経験を通じて 、将来的に挑戦をしていきたい仕事や実現したいことを教えてください(500字以内)
以上の設問に答えるうえで、以下のポイントに注意しましょう。
1. 「今回インターンシップに参加しようと思った理由を教えてください(500文字以内)
- 具体性
インターンシップに興味を持った具体的な理由を明確に述べてください。
例えば、ロート製薬の特定の製品、企業文化、またはプロジェクト型インターンの内容など、具体的な要素に触れることが重要です。 - 関連性
自分の学びや目指しているキャリアパスとインターンシップの関連性を示すことで、選考担当者に対して自分の意図と動機が明確であることを伝えられます。 - 熱意と意欲
ロート製薬でのインターンシップを通じて何を学びたいのか、どのように自己成長を図りたいかの熱意を伝えることがポイントです。
2. 「ご自身が学んでいることやこれまでの経験を通じて、将来的に挑戦をしていきたい仕事や実現したいことを教えてください(500字以内)」
- 個人の成長と学び
大学や研究、趣味やアルバイトなど、さまざまな場面での学びや経験を具体的に記述し、それがどのように自分の将来の目標や夢につながっているかを述べてください。 - 具体的な目標
将来に向けて挑戦したい具体的な仕事や実現したいことを具体的に記述し、そのためにはどのようなスキルや経験が必要だと考えているかを織り交ぜましょう。 - ロート製薬での役割
ロート製薬で学ぶことが、どのように自分の将来の目標達成に役立つかをリンクさせることで、自分がロート製薬を通じて社会にどのような貢献ができるかを示すことができます。
ロート製薬のインターン選考の流れ
ロート製薬のインターンシップ選考の流れは、以下の通りです。
コースによって選考内容が変更される可能性もあるため、参加したいコースの選考フローを事前に確認しておきましょう。
- ロート製薬のマイページに登録
- エントリーシートを提出
- インターンシップ合否通知
ロート製薬のインターンシップ選考においては、面接がありません。
そのため、エントリーシートの限られた文字数の中で自分の魅力を十分に伝える必要があります。
自己分析と業界研究、企業分析をしっかりと行い、論理的かつ人柄がわかるような文章が書けるように心がけましょう。
さいごに
近年の傾向として、早い時期から就職活動を積極的に行う学生が増えており、早期選考にチャレンジできる機会としてインターンシップの重要性は特に高まっています。
企業側としても、優秀な学生を競合に他社に奪われたくないため、インターンシップの中で学生の適性を把握しようと努めているのです。
そのため、インターンシップとは本来、企業理解や業界理解の場としての役割を担っていましたが、もはやインターンシップが選考の一部として組み込まれているのが現状です。
お試し感覚でインターンシップに挑むことは必ずしも悪くはないですが、特に大企業への就職を目指している就活生は、本選考さながらの準備と心構えで参加することが重要になるでしょう。
ぜひこの記事を参考にして、ロート製薬のインターンシップに挑戦してみてください!