管理職になるにはどんな行動をすればいい?就活生に向けて解説

2024/6/25更新

はじめに

管理職になるには

就活生の皆さんの中には、これから先のキャリアも考えながら目標に向けて動いている人もいるのではないでしょうか。

専門職を目指すのか、現場の一線で働き続けるのか。

中には管理職を目指そうとしている人もいるでしょう。

管理職になるためには、一般社員よりも多くの能力を求められます。

実際に就職してから知るよりも、事前に管理職に関する知識をつけておくことで、管理職への道は近づきますよ。

これからこの記事を読んで、管理職になるためにこれから自分には何が必要でどのような行動をとっていくべきかを理解いただければ幸いです。

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管理職について解説

管理職と言うと、部署やチームをまとめる立場だということは浮かぶけれど具体的にどの様な業務内容があるのかまではわからない人も多いでしょう。

管理職について詳しく解説します。

管理職とは

管理職は一般的に以下の役職の人を指します。

管理職の役職
  • 部長
  • 課長
  • 係長
  • マネージャー

役職名は企業によって異なります。

管理職は、企業が掲げた目標の達成に向けて、社員をまとめあげる職業です。

一般職との大きな違いは「責任の重さと業務量の広さ」です。

一般職の場合は自身の業務に取り組むだけで大丈夫ですが、管理職はその名の通り社員を管理する業務になります。

部下のミスや失敗を共に背負う必要が出てくる場合も出てきます。

社員をまとめるためには、よりレベルの高い業務についてのスキルや知識、経験が必要です。

このように管理職は一般社員よりも責任や業務量のウェイトが重くなるため、将来的に目指す場合にはよりスキルを磨くための努力や行動が必要です。

社員やチームを育成・管理する

管理職は、社員や社内のチームの育成や管理をする役目があります。

社員一人ひとりの強い部分を見極め、適切な業務を振り分けて業務を進めていきます。

チームの場合でも、チーム全体を見るのではなくその中の社員の様子を見てコミュニケーションをとったり、社員同士のコミュニケーションがうまくいっているかを確認したり、時には叱咤激励を行って社員の士気を高める必要があります。

仕事というものは、上司が変わるだけで社員のモチベーションが変わる場合があります。

社員から慕われたり、一目置かれるような人間力も重要な要素です。

社員やチームを評価する

一般的に会社員は年に数回、業務に関するフィードバックと評価を受けます。

その際に評価を行うのが管理職の仕事です。

フィードバックと評価だけでなく、社員ごとに必要な声がけもする必要があります。

良い結果を出した社員にはもっと結果を出してもらえるような内容に、結果が思わしくなかった社員には、今後どのように良い結果を出していくのか寄り添う必要が出てきます。

評価を出すためには、常に社員またはチームの様子を気にかける必要があります。

社員やチームの業務の管理を行う

管理職は社員やチームに業務を適切に割り振り、進捗状況の確認や分析を行うなどをして管理します。

適切に業務を振り分けるためには、対応可能な仕事量を把握したり、社員がチームがどの程度の能力を持っているかを知っていることが必要です。

これらを実現するために、やはり日頃からの社員とのコミュニケーションが重要になります。

経営陣と社員の架け橋になる

管理職は経営陣が事業をどの様な意思のもとに行っているのかを社員に伝えていく必要があります。

そのために、経営陣ともコミュニケーションをとり、掲げている課題や目標などを認識しておくことが必要です。

しかし、経営陣側の目線になりすぎず、社員側の目線も持っておかなければなりません。

企業全体を見る目と、社員一人ひとりを見る目の両方を持ち、経営陣と社員の架け橋となる能力が管理職には求められます。

管理職になるメリット

管理職になるメリット

管理職には一般職よりも求められるものが多いため、大変な職業でもあります。

しかしその一方でメリットも多いため、大変そうだからと諦めるのは勿体無いです。

管理職になるメリットを4点ご紹介しますね。

仕事のやりがいが増える

管理職になると、仕事の裁量権を得ることができます。

そのため、社員に仕事を振ることができる様になり自分で業務をコントロールしながら仕事をすることが可能です。

自分がプロジェクトを動かしているという事実は、とても大きなやりがいにつながるでしょう。

経営陣との距離も近くなることで、企業についてより多くの重要な情報を知ることができるでしょう。

社員やチームをまとめるために必要なスキルや知識もレベルアップするため、自分の能力をさらに高めていく必要も出てきます。

このように社員の頃よりも仕事に対するやりがいが増えるため、それがモチベーションとなり、もっと自分を向上させていきたいという気持ちにつながるでしょう。

給与が増える

管理職は、社員の頃よりも給与が増えます。

基本給はもちろん、管理職の手当がつく場合や、他の手当の金額が増える可能性もあります。

企業によりますが、退職金も一般の社員よりも金額が高くなるかもしれません。

このご時世、将来的に老後の生活が厳しくなると予測されることから、収入が増えるのはとても助かりますよね。

また、自分のチームや部下が企業が掲げる目標を達成できた場合は、多くの報酬を得られるでしょう。

給与がアップすることは生活に直結することでもあるため、管理職になる大きなメリットのひとつと言えるでしょう。

経営側に回れる可能性がある

管理職として実績や結果を出すことができれば、将来は経営側に回れる可能性が出てきます。

経営側は管理職よりも企業を動かす力が大きくなり責任も増しますが、上昇志向がある人にとっては収入ややりがいが増えます。

将来的に管理職よりも上を目指したい人は、経営側に回れるように業務でどんどん成果を出していきましょう。

転職がしやすい

転職がしやすいことも、キャリアを広げたい人にとって管理職になるメリットです。

管理職の業務で得たリーダーシップや社員の管理能力は、様々な企業で求められるスキルになります。

転職は、管理職になって結果を出してから検討しましょう。

管理職は仕事の引き継ぎにも時間を要するため、計画的に次の管理職候補を育成しておくことも大切です。

管理職になるデメリット

給与ややりがいが増えるなどメリットが大きい管理職ですが、デメリットもあります。

メリットと合わせて確認して、自分が管理職に向いているのかを考慮することがおすすめです。

責任が重大になる

管理職は裁量権が大きくなる一方で、のしかかる責任も重大となります。

良い業績を残せた場合は全てが自分にプラスになりますが、業績が思わしくない状況になった場合は責任をとる必要があるのです。

管理職からの降格や部署異動を求められる状況も出てくる可能性もあります。

また社員がミスや結果を出せない場合も、管理職が責任を取らなければなりません。

部下と共に関係者に謝罪をしなければならない状況もあるでしょう。

このように、管理職は常にミスは許されず、結果を出し続けなければならないというプレッシャーにおかれるポジションでもあります。

残業代がなくなる可能性がある

一般的に管理職は時間外手当が支給されません。

理由は、労働基準法において「管理監督者」に該当するためです。

その結果、社員の頃に残業代が多く支給されていた人は特に、給与面で影響する可能性があります。

しかし、企業によって管理職が「管理監督者」に該当しなく残業代が支給される場合もあるため、管理職を目標とする場合はその企業の規定などを確認しておきましょう。

人間関係の板挟みになる可能性がある

管理職は経営陣と社員の橋渡しの役目があるため、上と下の両方の気持ちや状況を理解する必要があります。

経営陣からは、早く成果をあげるように言われているけれど、社員のモチベーションが上がらない、反発する人もいるなど、自分ではコントロールをしにくい板挟みの状態に置かれることも多いです。

このような状況を、つらく思う管理職も中にはいるでしょう。

管理職になるには何が必要か

管理職になるために必要なスキルについて解説します。

将来は管理職へのキャリアアップを視野に入れている人は、これらの力も磨いていきましょう。

管理職になるために必要な能力

管理職になるためには社員よりも多くの能力を求められます。

以下に紹介する能力を伸ばしていけるように努力をしましょう。

リーダーシップを持つこと

管理職は社員の上に立つため、リーダーシップが必要です。

リーダーシップといっても、ただみんなを引っ張っていくだけでなく社員が納得して着いて来てくれるような人間性も持ち合わせていることが重要です。

リーダーシップをとる過程で、社員が良い結果を出せていない状況である場合はフォローをしたり、逆にあまり気を使いすぎると社員に足元を見られてしまうかもしれないため目標に向かう強い姿勢を出したりなどど、状況によって自分の見せ方を臨機応変に変えていくことも大切になります。

前向きに成長していく意欲

管理職として、社員にやる気のない姿勢を見せることは良くありません。

どんな状況下であっても、業務に前向きに取り組み、成長していこうとする姿勢でいましょう。

管理職が常に向上心を持って業務を進めている様子を見て、社員たちも良い影響を受けるはずです。

社員一同ポジティブに仕事に取り組むことで、結果として社員やチームのスキルも向上し、企業として良い成果を出すことができるでしょう。

責任感を持つこと

社員と違い、管理職は部下の仕事にも責任を持つ必要があります。

例えば社員が仕事でミスをしてしまい、取引先に迷惑をかけてしまった場合は、管理職も一緒に責任を持って謝罪するなどの行動を取らなければなりません。

その際には、部下のフォローもしっかり行い、信頼回復のためにどのような対応をするかなどを話し合います。

このように部下を適切に管理しながら、責任を持って業務をすることが管理職に求められます。

コミュニケーション能力

管理職は高度なコミュニケーション能力が必要です。

部下への日頃からの声がけが大切になります。

上司の声がけひとつで、士気が上がる可能性があるためです。

経営陣とも交流し、経営目標を把握しておくことが大切です。

社内外でも、取引先や他部署と商談や協力をするために交渉する場面も多く出てきます。

仕事で成果をだすために、管理職は人間関係を円滑にまわすための高度なコミュニケーションスキルが求められます。

ストレスに負けない力

管理職は、経営陣と社員の橋渡し役になるため、多方面に気を使う必要が出ています。

経営陣からの目標や情報を社員に伝えるときには、みんなにわかりやすく、やる気を持ってもらえるように話す内容を調整しなければなりません。

経営陣は自分よりも上の立場であるため、話を聞く時は常に寄り添って聞く姿勢でいる必要があります。

社員からの要望などがある場合は経営陣にそのまま伝えるのではなく、自分で解決策を探して提案しながら良い方向へ進めていかなければいけません。

管理職は、経営陣と社員との板挟みの状態になることが多いです。

想像以上のストレスがかかるため、うまく気分転換やストレス解消法を見つけてやり過ごしましょう。

 

管理職を目指すために良い資格

管理職は実務での経験が1番重要になりますが、資格があるともっとキャリアプランを広げることができます。

参考までに管理職を目指すための資格を4つご紹介しますね。

ビジネスマネジャー検定

管理職に必要とされるマネジメントに関する知識があることを示すためには、ビジネスマネージャー検定を受けることをおすすめします。

部下に経営のビジョンを浸透させることや、人材の育成、事業戦略の遂行などの重要な役割を担う管理職の土台づくりをサポートしてくれる資格になり得ます。

メンタルヘルス・マネジメント検定

仕事においてメンタルヘルスを良好に保つことは、とても重要になります。

心の不調は仕事にも影響する可能性があるためです。

メンタルヘルス・マネジメント検定では、働く人の心の健康管理のために、メンタルヘルスケアや予防方法を学びます。

社員の心の不調を未然に防止して、みんなが活き活きとした職場づくりをしていきましょう。

MBA

資格とは違い、学位となり大学院に通学する必要のあるMBAですが、経営に必要な人間力、物、お金、情報を深く学ぶことができます。

将来的に経営者まで目指したいと考えている人はぜひ挑戦したいですね。

他にも転職に有利になったり、ブランディングになる、給与がアップするなど様々な面で有利になります。

簿記検定2級

企業を経営・管理するにはお金の流れを把握しておくことが重要です。

簿記検定は、実際に実務に活かせるもの2級以上を取得することをおすすめします。

2級では、より高いレベルの商業簿記と工業簿記を修得します。

財務表などの数字から、経営内容を理解できるレベルだと示すことが可能です。

 

新卒で幹部候補採用がある企業に入社する

新卒で幹部候補採用がある企業に入社する方法

管理職は時間をかけてなるものだというイメージがありますが、幹部候補として新卒で採用される方法もあります。

幹部候補採用について解説しますね。

幹部候補採用とは

幹部候補採用は将来的にその企業の幹部に就任することを前提として新卒生を採用することです。

幹部候補として採用された新卒生は、幹部として育っていくためのキャリアを進めていきます。

幹部候補採用のメリット

企業が新卒生を幹部候補として採用する理由は以下のメリットがあるためです。

メリット
  • 企業の経営戦略に合わせて育成ができる
  • 定年まで働いてもらえる可能性が増える
  • 人材不足に悩む必要がなくなる

新卒生の幹部候補採用は、近年の管理職不足を解決する新たな道としても注目されています。

 

幹部候補採用されるためには

幹部候補採用をされるためには、以下の2点が大切になります。

専門の知識がある

近年は企業のIT化、DX化が進んでおり、今まで行なっていなかった企業も導入を始めています。
そのため、ITに関する専門の知識を持った人材を求めている企業は多いです。

起業家の精神を持っている

幹部候補は将来会社を経営していくことを想定しているため、自分が会社をマネジメントして事業を動かしていくという起業家の精神が求められます。
一般の社員とは違い、指示を待つだけではなく自分から動き、自ら仕事を作り業績を出していくという気持ちを持って挑むことが大切です。

 

幹部候補採用がある企業

幹部候補採用を実施している企業を紹介します。

UTグループ

製造業・設計・建設・開発などの分野の人材サービスを提供している企業です。
「圧倒的密度」の3年間のキャリアを新卒生に用意して、20代で幹部を目指してもらいます。

リジョブ

美容とヘルスケア業界向けの求人サイトサービスを展開している企業です。
内定時に職種は決めずに、入社後に適性を考えて配属を決めます。
その後も一人ひとりに合わせた経営幹部候補を含めた人事異動を行います。

SBC湘南美容クリニック

美容医療を展開するSBC湘南美容クリニックは、医療業界のトップを目指すために、2025年より「コーポレート部門」にて新卒幹部候補の募集を始めました。

株式会社メディクルード

美容クリニック、歯科クリニック、介護福祉サービス事業を展開している企業です。
入社後の2年間、独自の育成プログラムによって幹部候補のスキルやマインドを磨く助走期間としています。

リプラハイム

介護をはじめとする、シニアを支える事業を展開している企業です。
入社3〜5年目で施設管理者を目指す育成カリキュラムが用意されています。

おわりに

管理職になるために必要なものについて解説しました。

管理職は、経営者に近い場所で働くことができ、社員をまとめ上げてリーダーシップをとっていく、とてもやりがいのある職業です。

給与もアップしますし、自身のキャリアアップになり、将来の選択肢も広がるでしょう。

一方で、経営陣と社員の架け橋の役割も担っているため、板挟みのポジションとなり精神的に辛い状況も出てくるかもしれません。

うまく管理職の仕事をこなすために、社員とこまめなコミュニケーションをとりながら、前向きに仕事に取り組む姿を見せて業務に邁進していきましょう。

管理職に必要な資格も紹介したので、参考にして見てくださいね。

管理職のなり方は、社内で時間をかけてなったり、転職をして他の企業でなるイメージがありますが、最近は新卒の「幹部候補採用」というものがあります。

管理職を目指す場合には、こちらも近道かもしれません。

将来管理職を目指す場合は、この記事の内容を心がけていただければ幸いです。

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