Skyが行っているインターン内容とは?参加メリット、選考プロセスを紹介
2024/6/26更新
はじめに
本記事では、Sky株式会社(以下、Sky)のインターンシップや、インターンシップ選考対策のポイントなどを詳細に解説しています。
結論から言うと、Skyでは毎年充実したインターンシッププログラムを実施しており、特に長期インターンシップについては採用優遇となる特典が受けられる場合があります。
短期インターンシップだと採用や内定に有利になる特典はないものの、比較的幅広く参加できる仕組みを用意しているので、興味があれば参加してみることをおすすめします。
特に以下のような就活生に向けて記事を執筆しています。
- Skyや同種の業界への就職を考えている
- Skyのインターンシップの内容を確認したい
- Skyへのインターンシップ参加で内定に有利になるかを知りたい
本記事の内容が、みなさんの就職活動のプラスになることを願っております。
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Sky株式会社の基本情報
出典元:Sky株式会社
社名 | Sky株式会社 |
本社所在地 | 東京都港区・大阪府大阪市 |
主な事業内容 | 自社パッケージ商品の開発・販売、業務系システム開発、組込・制御・アプリケーション開発、ソフトウェア評価・検証、各種コンピュータ・ネットワークのインテグレーション事業、関連機器のシステムインテグレーション事業、その他 |
グループ企業 | 株式会社エッグ(ソフトウェア開発・販売) |
事業エリア | 東京、大阪、札幌、福岡、仙台、横浜、三島、名古屋、神戸、広島、松山、沖縄 |
主なブランド | SKYSEA Client View(クライアント運用管理ソフトウェア)、SKYPCE(営業支援、名刺管理サービス)、SKYMENU(学習活動ソフトウェア) |
Skyは、東京都港区と大阪府大阪市に本社を置く日本のソフトウェア開発・情報サービス企業です(Skyでは東京と大阪の2カ所に本社を持つ企業です)。
Skyは1985年に「スカイ・シンク・システム株式会社」として設立されました。
マイコン機器の組込ソフトウェア請負開発に始まり、2000年代まではコピー機、カーナビゲーションシステム、名刺ソフトウェアや家庭用ゲームソフトウェアと幅広く手がけていました。
1998年に活動学習ソフトウェア「SKY MENU」が登場し、システム管理・運用パッケージのノウハウを積み上げ、2007年にソフトウェア運用管理ソフトウェア「SKYSEA Client View」を発売します。
「SKYSEA Client View」は、組織や会社のパソコンやサーバを管理する「統合エンドポイント管理ツール」としては業界シェア1位を誇り、大企業や政府機関だけではなく中小企業でも幅広い導入実績をもち、2024年5月時点でユーザ数(企業・組織数)21,000以上、述べクライアント数(対象PC・サーバ台数)は1,135万以上といわれています。
本来はBtoB企業であり、一般ユーザとの関わりはそれほどないはずですが、プライム時間帯のTVCMも放送されていることから一般認知度が非常に高く、近年では就活生の就職希望ランキングでも上位に登場するなど、注目度の高い企業となっています。
Skyに必要とされる人材像
Skyは以下の企業理念と経営理念を掲げています。
<企業理念>
青空のごとく大きな考えでシステムを創る
「人」「社会」「技術」をつなぐ製品とサービスを通じて、
幸せとおもしろさあふれる豊かな情報社会の実現を目指します
<経営理念>
最後までやり遂げ、顧客の期待に応えます
最大限に能力が発揮される全員参加の組織を目指します
一歩一歩着実に、社会に必要とされる商売を追究します
粉飾、改ざん、隠蔽、コンプライアンス違反、サービス残業は絶対しません
Sky株式会社はホワイト企業を目指します
企業理念・経営理念 | Sky株式会社 新卒採用
Sky企業は比較的新しい企業であり、ITサービスの提供という時代の流れの最先端に立つ企業と言うこともあり、「今どき」の雰囲気を強く感じる理念を感じ取れます。
特に、経営理念は、社員一人一人に対する行動方針に近い明確な記述をされており、非常にわかりやすいのではないでしょうか。
さらにSkyでは、これらの企業理念、経営理念を実現するための具体的な施策について、さらに詳細に説明をしています。
いくつかの事例を紹介します。
太陽社風
Skyの企業施策の一つに「太陽社風」と呼ばれるものがあります。
イソップ寓話「北風と太陽」にちなみ、お互いに「暖かな日差しのような気持ちを送り合える」という意味合いで「太陽社風」と名づけられているそうです。
具体的な施策としては、社内には役職者や役員などの肩書を持つ人であっても、役職名ではなく「〇〇さん」と呼びかけることで、立場による障壁や堅苦しさを取り除き、どのような立場からであってもコミュニケーションの取りやすい環境を作っています。
社内SNS「Skyなう」は全社員がつぶやきを投稿できるコミュニケーションを備えており、日々の業務の疑問点をだれかがつぶやくと、部署や所属に関係なく知見のある人からの助けを得たり、アイディアを募ることで活発な意見交換やクリエイティブな発想につながる効果があるといわれています。
改善変更
改善活動はどの組織でも重要な施策で、どの企業でも経営者や経営企画者が苦心しながら業務の改善を進めています。
Skyでは事業単位・プロジェクト単位ではもちろん、もっと細かな「一人一人毎日の仕事の中」で改善変更を意識しながら働いていると言われています。
よく言われているPDCAサイクル(計画→実行→評価→対策)を個人単位で、細かなレベルで一人一人の日々の業務で意識することで、それがより大きなプロジェクトやイベント、事業そのものをより良くしていくという働きを勧めています。
他にも、さまざまな具体的な施策が、新卒採用ページに数多く紹介されていますので、ぜひ下記参考ページ先の内容を確認することがおすすめです。
Skyで働くにあたって、どのようなことを考えて仕事をするのか、かなりイメージしやすくまとまっており、非常に参考になると考えられます。
Skyのインターンに参加するメリット
Skyでは、新卒向けのインターンシップを数多く企画しています。
インターンシッププログラムの中には、採用優遇となるコースもあるため、Skyへの就職を強く希望している場合は、積極的に参加するようにしましょう。
ただし、一度に参加できるインターンシップには制限がある場合や専攻・基礎知識などの参加条件が提示されている場合もありますので、自分が特に参加したいインターンシップのコースが何か、よく考えて選択するようにしてください。
また、インターンシップに参加することで採用優遇する場合があるものの、インターンシップの応募や参加が内定に必須というわけではありません。
もしインターンシップに参加できなかったとしても、Skyへの志望を諦めず、本採用のプロセスにむけてしっかりと取り組んでいきましょう。
最先端のITサービスに従事する人の声が聴ける、働きぶりを知る
インターンシップに参加する最大のメリットは、その会社で働いている人たちの実際の声を聴き、その働きぶりを知ることができることです。
インターンを担当する社員は、次期リーダー候補の優秀な若手社員であることが多く、短い期間のインターンシップであっても、彼らの実力を垣間見ることができるでしょう。
その方が、あなたの数年後の未来の姿だと思った時に、その人たちが今どのように働き、どのような考えをもって行動しているかを知ることは、仮にSkyへ入社できなかったとしても、あなたのこれからの社会人としての経験に大きくプラスになることが期待されます。
インターンのカリキュラムの中には、実際に先輩社員との座談会や交流可能な場所も用意されていますので、参加したからには、ぜひ多くのことを吸収し、今後の就職活動に活かせるようにしましょう。
Skyが行っているインターン内容
Skyでは、インターンシップを年間で複数回実施しています。
ただし、全てのインターンシップに参加できるわけではありませんので、どのインターンシップに参加すべきかについては実施内容をしっかりと確認しておきましょう。
なお、ここで紹介するのは2024年実施予定のインターンシップのため、実施内容が変更となる可能性がありますので、必ず最新情報を確認するようにしてください。
- 短期インターンシップ(1日間)
- 短期インターンシップ(開発職、3~5日間)
- 長期インターンシップ(2週間):報酬型、優秀者は選考優遇あり
- ジョブ型長期インターンシップ:報酬型、優秀者は選考優遇あり
以下に、カリキュラムの概要を紹介します。
短期インターンシップ(1日間)
ITスキルは一切不要で、Skyの歴史を学び、業務の雰囲気を感じ取れる体感型のワークショップ、ロールプレイングで業務を疑似体験できる半日~1日間で終わる短期型のインターンシップです。
開催は東京・大阪・名古屋・福岡などの都市圏で実施され、オンラインによる開催もあります。
参加資格の制限はなく、選考もないため、応募すればかなりの確率で参加可能なインターンシップと言えるでしょう。
短期インターンシップ(開発職、3~5日間)
主に技術系のインターンシップで、3~5日間、半日ほどをかけて、システム開発のワークショップを実施するインターンシップとなり、東京・大阪・名古屋で開催されます。
実際にskyで研修を行うキャリアアップサポート部が実施し、技術的な知見の習得よりも、チームで業務を行うことや、実際の業務に近いテーマを経験することができるでしょう。
このインターンシップでは書類選考が行われます。
そこで問われるのは必要な基礎技術を習得しているかどうか、それらがどの程度のレベルかについての確認となり、希望者が多い場合は抽選となる可能性があります。
長期インターンシップ(2週間):報酬型、優秀者は選考優遇あり
8月または9月の、約2週間をかけた長期のインターンシップとなり、東京・大阪のそれぞれでの実地での作業となります(リモート開催なし)。
実際にWeb開発を実施することで、プログラミングの技術向上だけではなく、開発現場や業務を経験することで、コミュニケーションやSky社員とのやり取りを通じた会社の雰囲気を把握することもできると考えられます。
このインターンシップは、報酬型となっており、参加することで時給が付与されます。
なお、インターンシップの参加はエントリーの後、書類選考とweb面接が行われます。
インターンシップに参加した時の特典として、新卒採用について早期の案内が受けられるため、もしSkyへの入社を考えているのであれば積極的に応募しましょう。
さらに優秀な成績を納めた場合「ジョブ型長期インターンシップ」の参加権利を得ることや、新卒採用における選考優遇もあるようです。
ジョブ型長期インターンシップ:報酬型、優秀者は選考優遇あり
このインターンシップは期間の定めなく、学業に無理のない範囲での長期的なインターンシップとなり、主にSky社内のDX(デジタルトランスフォーメーション)プロジェクトへの従事や、必要なプログラミング研修、ある程度のスキルに達すればインターンシップ生の中でもリーダー業務や進捗管理といった役割を経験することも可能です。
週2日以上・1日3時間以上、東京または大阪の本社で出社勤務できる事が条件となっています。
エントリーシートの提出、書類選考・適性試験・面接を経て、合格することで参加という、ほぼ選考のプロセスに近い採用手続きとなるようです。
採用選考直結インターンシップとなりますので、新卒採用の優遇を受けられる可能性があります。
Skyのインターン選考対策
概要
ここでは、Skyのインターンシップの中でも、特に選考が行われる長期インターンシップについての選考対策を紹介します。
長期インターンシップは技術職(プログラミング)向けのため、ある程度のスキルがある前提で、それ以外の応募や書類についての留意点についていくつか説明をします。
Skyの登録(Sky株式会社インターンシッププログラム、マイナビでも可)
Skyeのインターンシップに参加するためには、事前にインターンシッププログラムへの登録が必要です。
全ての案内や手続きはマイページ上で行われるので、必ず登録をしましょう。
なお、このインターンシッププログラムは「マイナビ」に登録していると連携することができますので、既にマイナビを登録済みであれば手続きが簡略化可能です。
もしSkyのインターンシップを行いつつ、その他会社に関する情報収集を行いたいのであれば、先にマイナビのほうへ登録しておくと良いかもしれません。
インターンシップ選考(エントリーシート、面接)
長期インターンシップでは書類選考(エントリーシート)と面接、ジョブ型長期インターンシップの場合は適性試験が存在します。
ここではエントリーシートで過去に出された設問を例に取り上げます。
Skyにおけるインターンシップのエントリーシートの設問は毎年具体的な設問については変化しているようですので、ここで紹介するのと全く同じ設問は出ない可能性が高いです。
ただし、エントリーシートで確認したい基本的な事項とは、概ね以下の通りです。
- なぜインターンシップに応募しようと思ったか(知った経緯と動機)
- その会社にどのようなイメージを持っているか
- 自己PR
- インターンシップを通じて何を学びたいか、何をしたいか
上記に答えられるようにするには、ある程度の自己分析と、業界研究は必須となりますので、まだインターンシップのエントリーをする前で本記事を読んでいただいているようでしたら、ぜひ今から、上記についてじっくり考えておくと良いです。
以下は、実際過去に出題された設問と、回答の方針について解説します。
自己PRをしてください(300文字)
300文字の自己PRは分量としては比較的少なめで、実際に書いていくと概ね文字数をオーバーしてしまうのではないでしょうか。
ポイントとしては、以下の通りです。
- 最初にPRすべきポイントを1つに絞る(キャッチコピー的)
- 自己PRを裏付ける、大学在学中のエピソード(簡潔に)
- 上記エピソードの中で、自分が実際にどのような行動をしたか(具体的に)
文字数的に難しいかもしれませんが、Skyの企業方針・経営方針の部分も含めて、自分の長所と共通するところがあるなどといった流れにもちこめると、よりアピールが印象的になります。
志望動機(300文字)
インターンシップのエントリーシートでは、珍しく志望動機を確認する場合もあるようです。
長期インターンシップは採用優遇の可能性もありますので、すでにある程度の入社意志があるのであれば、しっかりとアピールしましょう。
志望動機を書くにあたっては、ある程度の業界研究と企業研究、そして自己分析が出来ている必要があります。
「色々調べた結果、こういった点が他社にはなく独自性がある」「自分のこういった特性が、御社で役に立つと考えている」といった、ただ有名だから、人気だからという都合ではない、自分とSkyとの適切なマッチングを示すことが必要となります。
IT業界の面白さとは何か(400字)
業界研究と企業研究がどれほどできているかが問われる内容です。
業界がどのような状況であるかは、上場している同業他社の有価証券報告書の前半「企業の概況」「事業の状況」を一通り目を通せば、概ね流れが見えてくるのではないでしょうか。
ただし、ここで求められているのは、「今のIT業界に、あなたがどうかかわりたいか」というあなた独自の視点が重要となるので、そこに自己分析で見つけた自分の強みや個性を交えて、だから自分はIT業界は興味がある、働いてみたいといった流れに持って行きましょう。
さいごに
Skyの基本的な会社情報、インターンシップの開催内容、選考内容についてご紹介しました。
BtoBのソフトウェア企業としては異例ともいえる知名度と人気を誇り、インターンシップも積極的に開催されています。
参加するインターンシップによっては、その後の新卒採用で優遇できるケースもありますので、入社を希望している場合は、参加するインターンのカリキュラムに注意して、積極的に応募してみることをおすすめします。
かなり長期間にわたるインターンシッププログラムも存在し、Skyに入社できればもちろんですが、別の企業へ就職することとなっても、このインターンで得られた経験はきっとあなたにとって貴重な経験となる事でしょう。
なお、インターンシップの参加は優遇措置はあるものの、内定に必須というわけではありませんので、もしインターンシップに参加できなかったとしても、通常通りの採用プロセスで選考に挑んでみましょう。
期間に余裕をもって時間をかけて取り組み、選考を乗り越えるようにしましょう。
みなさまの就職活動がより良いものになることを願っております。