INPEXが行っているインターン内容とは?参加メリットや26卒向け選考対策も紹介
2024/6/21更新
はじめに
本記事ではINPEXのインターンシップや、選考対策のポイントなどを詳細に解説しています。
結論から言うと、INPEXはインターンシップの選考であっても本選考で内定がでるレベルまで対策を進める必要があります。
勿論インターンシップのほうが合格者数の枠も多いですが、非常に人気が高く、エントリーする就活生もレベルが高いです。
確実にインターンに参加したいと考えているのであれば、対策は必須です。
特に以下のような就活生に向けて記事を執筆しています。
- INPEXの選考に参加したいけど、なにから初めていいか分からない
- INPEXの選考対策を知りたい
そんな就活生に向けて執筆しているので、ぜひ最後までご覧ください。
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株式会社INPEXの基本情報
出典元:INPEX
社名 | INPEX株式会社 |
本社所在地 | 東京都港区赤坂五丁目3番1号 赤坂Bizタワー |
主な事業内容 | 石油・天然ガスの調査、探鉱、開発、生産、販売 再生可能エネルギー、水素、CCS/CCUS、カーボンリサイクルなどのネットゼロ分野への取り組み |
主要取引先 | 国内外の石油・ガス会社、電力会社、ガス会社、石油元売会社 |
INPEXは日本を代表する総合エネルギー企業です。
石油・天然ガス分野では国内最大級の埋蔵量と生産量を誇り、日本のエネルギー安全保障に大きく貢献しています。
同時に、2050年のネットゼロカーボン社会実現に向けて、再生可能エネルギーや水素、CCS/CCUSなどの新規事業にも注力しています。
高い技術力と研究開発体制を有し、エネルギートランスフォーメーションのパイオニアを目指しています。
INPEXは政府から出資を受けた企業ですが、東京証券取引所に上場しており、グローバルに事業を展開する公的エネルギー企業として知られています。
産ガス・産油国との緊密な関係や日本政府の支援も強みの一つです。
このように、INPEXは日本のエネルギー安全保障と脱炭素社会の実現の両立を目指す、総合エネルギー企業として重要な役割を担っています。
INPEXの採用に学歴フィルターはあるの?
INPEXには明確な学歴フィルターはないと考えられます。
その理由は採用実績大学が幅広いと考えられるからです。
INPEXの採用実績大学を見ると、以下のように国公私立を問わず、全国の多くの大学から採用されています。
<国公立大学> 東京大学、京都大学、東北大学、名古屋大学、九州大学、筑波大学、横浜国立大学、大阪大学など <私立大学> 早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学、中央大学、法政大学、同志社大学、立命館大学など |
上記のように、難関国公立大学から中堅私立大学まで、幅広い大学から採用実績があります。
INPEXでは文系を問わず採用しており、文系出身者も一定数採用されています。
したがって、INPEXには明確な学歴フィルターはないと考えられます。
ただし、エネルギー業界の第一線で活躍するリーディングカンパニーであり、一定の学力は求められるでしょう。
志望動機や適性、能力を重視した選考が行われていると推測されます。
学歴よりも、自身の強みや熱意をアピールすることが大切です。
INPEXの就職難易度と採用倍率
INPEXは、エネルギー業界のリーディングカンパニーとして就職難易度が非常に高い企業です。
就職難易度
東洋経済新聞の「入社が難しい有名企業ランキング」で、INPEXは427社中16位(就職難易度63.2)にランクインしている
同ランキングでは、1位がマッキンゼー(68.9)、2位がボストンコンサルティンググループ(66.5)、3位が三菱商事(65.1)となっており、INPEXはトップ企業に次ぐ就職難易度の高さがうかがえます。
採用倍率
INPEXの正確な採用倍率は非公開だが、同業のJAPEXの採用倍率(170倍)から推計すると、INPEXの採用倍率は226倍~247倍と極めて高いです。
また、東洋経済新聞の調査では、競争倍率の高い企業で66倍以上の倍率となっており、INPEXはその水準を大きく上回っています。
INPEXの就職難易度と採用倍率は国内トップクラスの高さであり、内定を獲得するには徹底した選考対策が必須となります。
業界理解、自己分析、ES対策、面接対策などを入念に行い、同社が求める人材像とのマッチングを図ることが重要です。
INPEXに必要とされる人材像
INPEXが求める人材像は、次のような特徴を持っていると考えられます。
持続可能な社会の実現に強い情熱を持つ人材
INPEXは、エネルギー業界のリーディングカンパニーとして、持続可能な社会の実現に大きな責任を負っています。
そのため、環境問題や脱炭素化に高い関心と熱意を持ち、その実現に真摯に取り組む人材を求めています。
再生可能エネルギー、水素、CCS/CCUSなどの新技術に対する興味や知識も重要です。
これらの技術を活用し、革新的なソリューションを生み出せる人材が求められているのです。
さらに、ESG経営への深い理解と実践意欲も不可欠です。
環境・社会・ガバナンスの観点から企業活動を捉え、持続可能な成長を追求する姿勢が求められています。
変革を恐れず、チャレンジングな仕事に果敢に取り組む人材
エネルギー業界は今、大きな変革期を迎えています。
INPEXには、この変革をリードし、新しい価値を創造していく人材が必要不可欠です。
そのため、未知の分野や困難な課題にも臆することなく挑戦し、イノベーションを生み出せる人材を求めています。
変化を恐れず、新しいことにチャレンジする意欲と行動力が重視されているのです。
また、多様な考え方を受け入れる柔軟性も大切です。
異なる意見や価値観を尊重し、それらを融合させながら新しいアイデアを生み出せる人材が求められています。
高い専門性と技術力を兼ね備えた人材
エネルギー業界は高度に専門化された分野です。
INPEXでは、エネルギー分野の深い専門知識と高い技術力を持つ人材を必要としています。
特に、デジタル技術の活用力は今後ますます重要になってくるでしょう。
AIやビッグデータ、IoTなどのデジタル技術を駆使し、業務の効率化や新たなビジネスモデルの創出ができる人材が求められています。
加えて、研究開発への意欲と能力も不可欠です。
新技術の開発や既存技術の高度化に積極的に取り組み、イノベーションを推進できる人材が期待されているのです。
グローバルな視野と多様性を尊重する人材
INPEXのビジネスはグローバルに展開されています。
そのため、世界を舞台に活躍できる、グローバルな視野を持った人材が求められています。
異文化への深い理解と尊重の姿勢は必須です。
多様な文化的背景を持つ人々とコミュニケーションを取り、協働していく能力が問われるでしょう。
そのための語学力と国際感覚も重要な要素と言えます。
また、ダイバーシティ(多様性)への寛容さも不可欠です。
性別、年齢、国籍などに関わらず、多様な人材が活躍できる環境づくりに尽力する人材が求められているのです。
INPEXは、エネルギー業界のパイオニアとして、持続可能な社会の実現に大きな使命を担っています。
この noble missionに共感し、情熱を持って取り組める人材を求めているのです。 変革をリードするチャレンジ精神、高い専門性と技術力、グローバルな視野と多様性の尊重などがあります。
そうした資質を兼ね備え、INPEXの理念に共感できる人材は、同社で大いに活躍できるでしょう。
ぜひ、挑戦してみてはいかがでしょうか。
INPEXのインターンに参加するメリット
INPEXのインターンシップに参加することには、以下のような多くのメリットがあります。
実践的なスキルが身につく
INPEXのインターンシップでは、実際のプロジェクトに携わる機会が与えられます。
これにより、大学の講義だけでは得られない実践的なスキルを身につけることが可能です。
例えば、データ分析、プレゼンテーション、プロジェクト管理などのスキルは、将来のキャリアに大いに役立ちます。
また、エネルギー業界特有の知識やノウハウも吸収できるでしょう。
社員との交流で視野が広がる
インターンシップ中は、様々な部署の社員と交流する機会があります。
プロジェクトを通じて先輩社員から直接指導を受けられるほか、ランチミーティングや懇親会など、インフォーマルな場でも社員との対話が可能です。 先輩社員には、仕事だけでなくキャリア形成についても相談できるでしょう。
多様なバックグラウンドを持つ社員との交流を通じ、エネルギー業界や仕事への理解が深まり、視野を大きく広げられます。
就職活動で大きなアドバンテージになる
INPEXのインターンシップは就職活動でも大きな武器になります。
まず、インターンシップ参加自体が志望度の高さを示すため、採用担当者へのアピールになります。
また、インターンシップで得られた業界や企業への理解は、エントリーシートや面接での強みになるでしょう。
「なぜINPEXで働きたいのか」という質問にも、説得力を持って答えられるはずです。
さらに、優秀なインターン生には内定が出ることもあります。
実力次第では特別選考のチャンスが得られるかもしれません。
自己成長につながる
何より、インターンシップは自分自身を大きく成長させる機会です。
社会人としてのマナーや仕事への取り組み方を学べるのはもちろん、自分の適性を見極めることにもつながります。
与えられたミッションに取り組む中で、強みや弱みが明確になってくるでしょう。
同時に、どのような仕事にやりがいを感じるのかも分かってきます。
将来のキャリア設計を考える上で、インターンシップは非常に貴重な経験となるはずです。
以上のように、INPEXのインターンシップには実践的なスキル習得、視野の拡大、就活での有利性、自己成長など、多岐にわたるメリットがあります。
将来の選択肢を広げ、有意義な学生生活を送るためにも、ぜひインターンシップにチャレンジしてみてください。
きっと、かけがえのない経験になるはずです。
INPEXが行っているインターン内容
INPEXで過去に実施されていた4つのインターンについて、概要を紹介します。
応募締切はすべて2024年6月9日(日)24時となっています。
- 【対面】国内A/Bコース
- 【対面】海外コース
- 【対面】就業型コース
- 【オンライン】1dayコース
一つずつ、詳しく見ていきましょう。
【対面】国内A/Bコース
2週間の対面式インターンシップです。
初日にガイダンスと現場見学会、その後各技術部門(ジオサイエンス、サブサーフェス、エネルギートランスフォーメーション)に分かれて実習を行います。
最終日にグループごとの成果発表する流れです。
開催時期 | Aコース 7月29日(月)~8月9日(金) Bコース 8月26日(月)~9月6日(金) |
開催時間 | 9〜18時 |
場所 | INPEX本社(東京)または新潟県内の事業所 |
人数 | 各コース数名程度 |
報酬 | なし |
交通費・宿泊費 | 宿泊費: 遠方者には往復交通費の一部負担、首都圏在住者には定額交通費支給 |
当日は以下の内容を行います。
ジオサイエンス: 坑井データレビュー、地質・震探解釈、埋蔵量計算など
サブサーフェス: 坑井・掘削・仕上げデザイン、CCSシミュレーション、生産検討など
エネルギートランスフォーメーション: プロセスシミュレーション、施設設計検討など
【対面】海外コース
約2週間の海外インターンシップです。
ジオサイエンスまたはサブサーフェスの実習を海外事務所で行います。
開催時期 | 8月9日~8月25日 |
開催時間 | 9〜18時 |
場所 | アブダビ事務所、パース事務所 |
人数 | コースごとに数名程度 |
報酬 | なし |
交通費・宿泊費 | 支給なし |
当日は以下の内容を行います。
ジオサイエンス: 坑井対比、地質・震探解釈、コントラクター施設見学など
サブサーフェス: 掘削坑井デザイン、リグ見学など。
【対面】就業型コース
最大8週間の長期インターンシップです。
週2日以上出社し、実際の業務に従事します。
開催時期 | 7月~12月の間で最大8週間 |
開催時間 | 週2日以上の出社 |
場所 | INPEX本社または技術研究所 |
人数 | 不明 |
報酬 | 時給1,500円 |
交通費・宿泊費 | 支給なし |
当日は物理探査、ジオメカニクス、化学工学など各部署の実務を体験します。
【オンライン】専門別3日間コース
3日間のオンラインコースです。
各専門技術職(ジオサイエンス、サブサーフェス、エネルギートランスフォーメーション)の業務内容を講義と演習で学びます。
開催時期 | ジオサイエンス、サブサーフェス 8月21日(月)~8月23日(水) エネルギートランスフォーメーション 8月21日(月)~8月22日(火) |
開催時間 | 不明 |
場所 | Zoomなどを用いたオンライン |
人数 | 数十名程度 |
報酬 | なし |
交通費・宿泊費 | オンライン支給のため、支給なし |
当日は物理探査、ジオメカニクス、化学工学など各部署の実務を体験します。
【オンライン】石油・天然ガス開発と再エネ・新エネ総合3日間コース
3日間の総合コースです。
各専門技術職と再生可能エネルギー・新エネルギー分野の概要を学びます。
開催時期 | 8月23日(水)~8月25日(金) |
開催時間 | 不明 |
場所 | Zoomなどを用いたオンライン |
人数 | 不明 |
報酬 | なし |
交通費・宿泊費 | 支給なし |
当日は以下の内容を行います。
ジオサイエンス: 坑井対比、地質・震探解釈、コントラクター施設見学など
サブサーフェス: 掘削坑井デザイン、リグ見学などを行います。
INPEXのインターン選考対策
INPEXのインターンシップは、内定に直結する可能性が高いため、事前の準備が重要です。
単なる業界研究や企業理解にとどまらず、インターン当日に早期選考ルートに乗れるようアピールする必要があります。
一般的なインターンシップとは異なり、INPEXのインターンでは熾烈な競争が予想されます。
多くの学生がインターン合格を目指して徹底した対策を行っています。
そのため、大学2年生の冬頃から、じっくりと準備を始めることがおすすめです。
選考フローごとの選考対策
業界理解・企業研究
エネルギー業界の現状と課題、INPEXの事業領域や強みなどを熟知しておくことが重要です。
同業他社との違いや競争力の源泉を把握しましょう。
自己分析
INPEXが求める人物像を理解し、自身の長所や経験とマッチングさせましょう。
志望動機を明確化し、具体的な理由を用意してください。
ES対策
過去のESを入手し、志望動機や自己PRの書き方を研究してください。
第三者にレビューしてもらい、分かりにくい表現を修正します。
グループディスカッション対策
エネルギー問題などに関する議論の練習を行いましょう。
リーダーシップと協調性のバランスが重要です。
面接対策
質疑応答を想定した模擬面接の練習が不可欠です。
業界知識に加え、自身の強みや熱意を適切にアピールできるよう準備しておきましょう。
INPEXのインターン選考は非常に厳しいものの、事前の徹底した準備を行えば突破できる可能性は高まります。
自身の長所を最大限にアピールし、熱意とポテンシャルを示すことが重要です。
INPEXのインターン選考の流れ
INPEXのインターン選考の流れは以下の通りです。
エントリー
エントリーシートと履修履歴データの提出が必要
適性検査
WEBテストが実施される
数学、国語、言語、非言語、英語などの科目がある
WEB面接
オンラインでの面接が行われる
インターンシップ参加
対面コース(2週間)、海外コース(約2週間)、オンラインコース(3日間)などがある
グループワーク、プレゼンテーション、現場見学などが含まれる
インターンシップ合否通知
インターン期間中の活躍次第で、本選考の早期選考ルートに乗れる可能性がある
本選考
面接、グループディスカッションなどが実施される
インターン参加者は選考で有利になる可能性がある
インターン選考を通して、INPEXの事業内容や企業文化を理解し、自身の適性を確認することができます。インターン期間中に熱意とポテンシャルを示せば、本選考でも有利になるでしょう。
さいごに
近年、インターンシップの重要性が高まっており、企業側も採用選考のためのツールとして活用することが一般的になってきています。
学生は「所詮インターン」という軽い気持ちではなく、本番さながらの臨戦態勢で臨む必要があります。
INPEXのインターンシップでは、熱意とポテンシャルを発揮し、早期選考ルートに乗れるよう全力を尽くすことが求められます。