自己分析のやり方ってどうやるの?
キャリアアドバイザーが徹底解説
自己分析を始めてみたものの、「上手く活用できない」「時間がかかりすぎて終わらない」といった不安を抱く就活生は多いのではないでしょうか?
自己分析は正解がないため、自分に合ったやり方で進めていくことが一番です。
本記事では、「自己分析ってどうやって進めるのか分からない」と悩む人に向けて、就活のプロが自己分析のノウハウを伝授します。
自己分析のやり方をマスターして、エントリーシートや自己PRに活かしましょう。
自己分析のやり方3選
簡単な自己分析の進め方が分かれば、次は具体的にどのようなツールを使って自己分析すればいいのか、やり方を紹介します。
自分史・マインドマップ・自己分析サービスなどがありますが、自分に合ったやり方で自己分析を進めることがポイントです。
自分史
自分史とは、自分の過去から現在までの経験を年表でまとめたものです。具体的には以下の表のように項目ごとに分けて、書きだします。
喜怒哀楽に分けることで、自分の得意分野や苦手分野が分かりやすくなります。
自分史が完成すれば、家族や友達など自分以外の人に見てもらいましょう。
客観的に見てもらうことで、正しく作れていたか確かめられます。
自分のモチベーションの変化を折れ線グラフで用いた「モチベーショングラフ」も加えると、自分の適性や特性が分かるのでおすすめです!
マインドマップ
マインドマップは、連想ゲームのように自分に関連するキーワードを書き出し、具現化する方法です。具体的には下の図のようなものです。
テーマは自己分析で深堀したい内容を選択します。上記の参考例では「性格」「好きなこと」「頑張ったこと」の3点にしていますが、何個書いても構いません。
ただし、テーマを増やしすぎると見えにくくなるので注意しましょう。
マインドマップの作り方としては、項目ごとに「なぜ?」と問うことです。
例えば、以下のように進めていきます。
→「TOEICで満点を目指しているから」なぜ?
→「就職活動に必要になるから」なぜ?
→「外資系企業に就職したいから」
ワンポイントアドバイスとしては、「なぜ?」と深堀するときは、端的にまとめるのがポイントです。文章で書いてしまうと、長くなり分かりにくくなってしまいます
自己分析サービスを使用する
自己分析サービスは、いくつかの質問に答えるだけで自己分析を客観的に教えてくれるサービスです。
一人で自己分析を進めていると、自分では気が付かない部分もありますよね。自分では「〇〇と思っていた」としても客観的に見れば、違う場合もあります。
自己分析を深めていくためには、他人の意見を取り入れることが重要です。
自己分析サービスを使えば、質問に答えるだけで簡単に診断できるため、手軽に自分の特性が分かります。
また自己分析サービスは、無料で制度の高い診断を受けられるサービスが多くあります。例えば、以下のようなサービスがおすすめです。
ワンポイントアドバイスとしては、自己分析サービスのメリットは、手軽に診断できることです。さらに制度の高い診断を受けたい人は、私たちキャリアアドバイザーに相談しましょう!
自分で自己分析をしても上手く出来ないのはなぜ?
自分で自己分析をしても上手く出来ないときもあるでしょう。
その原因は、時間がかかってしまったり、そもそも自分の強みがよく分からないなどが考えられます。
例えば、目的を見失ったり自分のことが分からなくなったりした時は、自己分析を中止して、見直す時間を作ることもおすすめです。
また、新卒生は社会経験が乏しく、仕事に活かせる強みが分からないこともあるでしょう。
アルバイト経験のある人は、そこから得た経験から自分の強みを見つけてください。
もし不安を感じたら周囲の人に見てもらいましょう!他人からフィードバックをもらう「他己分析」も効果的です!