株式会社レアジョブのエントリーシートの対策法を徹底解説
2024/6/21更新
はじめに
この記事では株式会社レアジョブ(以下レアジョブ)への就職を目指しているものの、エントリーシートのライティングに不安を感じている方へ向けて、エントリーシートの書き方のポイントについて詳しく解説しています。
特にレアジョブならではのエントリーシートでのアピール方法から実際の記載例まで、明確かつ分かりやすく紹介しています。
また、レアジョブが求める人材の特徴や、選考情報の重要なポイントについても詳しくアドバイスしていますので、レアジョブの内定を目指す就活生は、ぜひ最後までお付き合いください。
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レアジョブの概要
出典元:株式会社レアジョブのプレスリリース|PR TIMES
初めにレアジョブとはどんな企業なのかを簡単に紹介します。
レアジョブとは
株式会社レアジョブは、個人・法人・教育機関を対象に、オンライン英会話学習サービス事業を行っています。
Skypeを用いてオンラインでフィリピン人講師の英会話授業が受けられる「レアジョブ英会話」をはじめ、資格取得のための学習サービスや、グローバル人材育成のためのオンライン・オフライン学習サービスなどを提供している会社です。
事業の拠点を日本とフィリピンとし、グローバルに事業を展開しています。
「PROGOS」はAI技術を活用して自社開発した、ビジネス英語力の自動採点システムで、低コスト・利便性の高さを両立しています。
「PROGOS」は、「第6回HRテクノロジー大賞」や、世界最大級の教育コンテスト「Reimagine Education Award 2020」の学習アセスメントカテゴリーにおいて、銀賞を受賞しました。
「PROGOS」は現在、数多くの大企業や教育機関で導入されています。
レアジョブの採用難易度
レアジョブの採用難易度はやや高めとされています。
その理由として以下の2点が挙げられます。
- 平均年収が業界平均と比べて高めである
- 近年の売上推移を見ても、高い成長率を誇る
レアジョブが求める人材とは?
結論から言うと、レアジョブのパーパスに共鳴し、その価値観に沿って行動できる人材を求めています。
レアジョブは、代表取締役社長のインタビューで、求める人物像について話しており、主体性を持って仕事に取り組める方や、チャレンジ精神や向上心のある方と公表しています。
レアジョブは目指す姿として、「Chances for everyone, everywhere.」というパーパス・ビジョンを掲げており、下記の3つのチャンスをテクノロジーを活用することで、さまざまな人や場所にサービスを届けることを目標としています。
最終目標としては、世界中の人々が言語や国境の壁を越えて活躍できる社会の創造に貢献することが記載されています。
- 新たな 学び を得るチャンス
- 才能 を開花させるチャンス
- 新しいなにかに 出会える チャンス
パーパスやビジョンなどは非常に重要視される内容なので、改めて参照ページから確認してください。
各採用プロセスにおいても、就活生と求める人材像がマッチングしているか否かをよく確認していることが分かります。
レアジョブの採用方向性とは?
レアジョブは目指す姿として、「Chances for everyone, everywhere.」というパーパス・ビジョンを掲げており、その価値観に沿って行動できる人材を求めています。
主体性を持って仕事に取り組める方や、チャレンジ精神や向上心のある方を歓迎しています。
入社後のトレーニングとサポートを通じて、知識やスキルを身につけることが可能です。
フレックスタイム制の勤務が可能で、会社が指定する就業場所での勤務となります。
就業場所や業務内容についての詳細は、面談により決定します。
また、各種社会保険、レアジョブ英会話レッスン無料、ベネフィットステーションなどの福利厚生が充実しています。
選考ステップやスケジュールに関する詳細は、レアジョブのホームページをご確認ください。
エントリーシートで企業がチェックしているポイント
ポイントの概要
エントリーシートでは、企業が就活生の能力や性格が自社にマッチしているかを重点的にチェック。
企業は、就活生がどのような人物であるか、そして自社でどのように力を発揮できるかを知りたがっています。
これは、個々の能力や性格が、企業の文化や仕事にどうフィットするかを見極めるためです。
また、就活生がその企業で働くモチベーションが十分かどうかも重要なポイントになります。
常に高いモチベーションで働ける社員は、より良いパフォーマンスを発揮し、企業に貢献する傾向があるからです。
そして、「なぜ他の企業ではなくその企業を志望したのか」という点も明確に示す必要があることを覚えておきましょう。
選考を通過しやすいエントリーシートの書き方
エントリーシートは結論から書き始めると説得力が増します。
以下の順番を意識すると良いでしょう。
- まず結論を提示する
- 結論に至った理由を書く
- 理由を強調するために具体例を用いる
- 最後に再び結論を強調する
この方法で書くことで、どのようなテーマに焦点を当てているかが伝わりやすく、かつ論理的な構成であるため読み手の理解が深まります。
以下の例文を参考にしてください。
結論:私は教育業界を志望します。
理由:私は教育サービスを充実させることで、豊かな社会を実現したいと考えるためです。
具体例:貴社では学生向けの指導に強みがあり、小中高それぞれの年代で高い実績を誇っています。
特に個別指導が充実しており、生徒一人ひとりの理解度に合わせて授業プランを柔軟にカスタマイズしている点も素晴らしいと感じました。
私は大学時代に飲食店でのアルバイトを経験し、コミュニケーション能力を身に付けました。
結論:貴社に入社後はコミュニケーション能力を活かして、生徒一人ひとりとしっかり向き合い、生徒の理解度をきちんと把握することで、個人に合わせた最適な授業プランを提供したいと考えています。
レアジョブの価値観やカルチャーを文章に取り入れる
エントリーシートで大事なポイントの一つでもある「なぜこの会社を選んだのか」を明確にすると、通過率が上昇するでしょう。
例えばレアジョブであれば「Chances for everyone, everywhere.」であったり、その他バリューやビジョンだったりを文章の中で取り上げましょう。
もちろん上記のような基本理念が必ずなければいけないわけではありません。
例えばレアジョブは特に、ビジネス英語力の自動採点システム「PROGOS」が評価されています。
その強みを活かし、自分のやりたいことや、将来像にマッチする形で文章を作成することもできるでしょう。
大事なのは数あるファームや代替可能業界がある中で、なぜ「株式会社レアジョブ」を選ぶのかを論理的に説明することです。
エントリーシートの位置付け、及び対策方法
エントリーシートの位置づけに関しては、主に就活生の論理的思考力を試しているセクションと捉えるのが良いでしょう。
勿論文章の内容も評価の対象になっているものの、一番は文章の構造に問題が見られないかであったり、論理展開に問題がないかを最も注目しています。
そのため、企業に提出する前に必ず論理展開や文章構造の見直しをすることを推奨します。
また、設問別に企業が見ている点は以下のように分類されます。
(a) 志望動機系(見られている点:熱意、情報収集能力)
(b) 過去の経験系(見られている点:コミュニケーション能力、リーダーシップなど一般的な資質)
(c) 未来目標系(見られている点:大局観、未来志向、社会貢献性)
(d) 価値観系(見られている点:個性的か、コンサルタント適性があるか)
(e) その他(長所・研究内容)
設問で見られている点を意識して、エントリーシートの対策をしましょう。
また、対策をする上で必要な情報がエントリーシート対策記事にまとまっておりますので、そちらもご参照ください。
過去のエントリーシートの質問内容と記載例
レアジョブの選考においてエントリーシートで問われたことがある質問と記載例を紹介します。
志望動機
・志望する理由をご記入ください。
【記載例】
私は教育を通じて素晴らしい人材を育てることで社会に貢献したいと考え、貴社を志望しました。
貴社は社会人に向けたキャリアアップのための英会話授業に強みがあります。
今後のビジネス動向を鑑みても、さらに英語力が必要になってくると予想されるので、英会話の教育サービスを提供することで、グローバルに活躍出来る人材を育成したいと考えています。
私は大学時代に家庭教師のアルバイトを経験し、教育の基本を学びました。
貴社では一人ひとりに寄り添った教育を心がけ、生徒の能力の向上に努めたいと考えています。
よって私は貴社を志望します。
ポイント:最初にパラグラフを述べて結論ファーストで展開している点は評価できるでしょう。
また、自分の現在軸から未来軸へ論理構造を作ることで、レアジョブで何をしたいのかが分かりやすくなっています。
冒頭では、教育を通じて素晴らしい人材を育て、社会に貢献したいと志望した理由が記載。
冒頭で志望理由を記載することで、アピールしたい内容を先に伝えることができ、志望動機を印象深く明確にすることができています。
企業を志望する理由について、企業の強みを交えてアピールすることで、なぜその企業を選んだのかが伝わりやすいだけでなく、志望度の高さも伝わりやすくなり好印象です。
入社後に自分はどんなことで企業に貢献できるのかも具体的にアピールできており、企業の人事に活躍する姿をイメージさせることができるので、好印象となるでしょう。
自己PR
・自己PRをご記入ください。
【記載例】
私の強みは周りを巻き込んだリーダーシップを発揮できることです。
私は大学で軽音サークルに所属しており、3年生の時からサークル長を務めています。
軽音サークルは大学のサークルの中で一番大きく、70人もの部員が参加しています。
部員数が多いことで部員全員が集まれる会場がなく、活動する上で悩みの種になっていました。
そこで私は全員がライブに参加する形式を改め、ライブによって参加人数を調整することを決めました。
全員が満遍なくライブに参加することは難しかったので、ライブ以外にもサークル内のイベントを積極的に企画することで、ほとんどの部員は辞めることなくサークル内に留めることができました。
この経験から、周りを巻き込むリーダーシップを養い、積極的に物事に取り組むことの大切さや、それに付随する責任についても学ぶことができました。
貴社に入社後も、周りの人を上手く巻き込みながら、さまざまな新しい企画の立ち上げや制作に携わりたいと考えております。
ポイント:最初にパラグラフを述べて結論ファーストで展開している点は評価できるでしょう。
また、時系列に順序だてて、かつ端的に表現している点は評価ポイントに該当します。
エントリーシートが通過したとしても面接時に深堀りされる可能性があることを念頭に置きましょう。
教育業界の自己PRでは、以下の3つをアピールするのが最も効果的です。
- 向上心:教育業界では、新しいことを学び続ける意欲が必要になるため
- コミュニケーション能力:生徒を相手にして教育をするため
- 社会貢献:教育業界は、社会をより良くする基盤を担っているため
ガクチカ
・学生時代に力を入れたことをご記入ください。
【記載例】
私が大学時代に力を入れたのは山岳部での活動です。
山岳部は、責任感のある行動を身に着けたいという思いから入部を決意しました。
活動の中で、自分が主体となって安全管理を行うということを目標に掲げていました。
しかし、初めは自分の知識が不足していることもあり、先輩方の指示ありきな行動が多く、中々主体的な行動ができていませんでした。
そこで私は、セルフレスキューの方法や天気図作成方法を独学で学び、さらに講師の方をお呼びして部内で講義を企画しました。
その結果、仲間のケアや気象チェックを任されるようになり、主体的に動くことの大切さを学びました。
貴社に入社した際は、主体的に行動することで周囲をサポートし、活躍していきたいと考えています。
ポイント:最初にパラグラフを述べて結論ファーストで展開している点は評価できるでしょう。
また、時系列に順序だてて、かつ端的に表現している点は評価ポイントに該当します。
エントリーシートが通過したとしても面接時に深堀りされる可能性があることを念頭に置いておくと良いです。
まとめ
この記事では、レアジョブの会社概要やエントリーシートの書き方について解説しました。
株式会社レアジョブは、個人・法人・教育機関を対象に、オンライン英会話学習サービス事業を行っています。
Skypeを用いてオンラインでフィリピン人講師の英会話授業が受けられる「レアジョブ英会話」をはじめ、資格取得のための学習サービスや、グローバル人材育成のためのオンライン・オフライン学習サービスなどを提供している会社です。
事業の拠点を日本とフィリピンとし、グローバルに事業を展開しています。
このような背景を持つレアジョブでは、「Chances for everyone, everywhere.」というパーパス・ビジョンを掲げており、この精神に共感できる人材を求めています。
特に、レアジョブでは主体性を持って仕事に取り組める方や、チャレンジ精神や向上心の有無を重視しています。
また、グローバルに活躍できる人材の育成を通して社会貢献したいという強い意志を持つ人材が評価されます。
エントリーシートを書く際は、これらの価値観に沿った内容を心掛けることが重要です。
この記事が、レアジョブの内定に一歩近づくための参考になることを願っています。