商船三井が行っているインターン内容とは?参加メリットや26卒向け選考対策も紹介

商船三井が行っているインターン内容とは?参加メリットや26卒向け選考対策も紹介

2024/5/29更新

はじめに

商船三井のインターンシップに参加したい学生や、海運業界に興味を持つ学生に向けて、商船三井が提供するインターンシッププログラムの内容と選考対策について詳しく解説します。

この記事では、インターンシップに参加するメリットを具体的に挙げ、業界理解の深化や実務経験の習得など、将来のキャリア形成にどのように役立つかを説明します。

また、エントリーシートの書き方からWEBテスト、面接、グループディスカッション、最終面接に至るまでの具体的な選考ステップを紹介し、それぞれの対策方法についても詳しく解説。

効果的な準備方法を提案することで、選考突破の可能性を高め、商船三井のインターンシップに参加するための道筋を明確にします。

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商船三井の基本情報

商船三井とは

出典元:商船三井 

 

株式会社 商船三井(Mitsui O.S.K. Lines, Ltd.)は、東京都港区虎ノ門に本社を構える日本の総合輸送企業です。

資本金は65,589,827,533円で、東京証券取引所に上場している大手企業です。

商船三井は1878年に創業されて以来、140年以上にわたって国際海運業をリードしてきました。

現在は362,010,900株の発行済株式と384,381名の株主を有しています。

主要株主には日本マスタートラスト信託銀行株式会社やステート ストリート バンク ウェスト クライアント トリーティーなどが名を連ねています。

従業員とグループ会社

商船三井の単体での従業員数は1,168名で、そのうち陸上で829名、海上で339名が働いています。

グループ全体では509社の子会社と持分法適用会社を有し、8,748名の従業員がいます。

また、グループ運航船舶は697隻、5,067万重量tに及びます。

事業紹介

商船三井は、鉄鋼原料や石炭、木材チップなどの輸送を手掛ける専用船から、原油やLNGを運ぶタンカー、自動車船、コンテナ船まで、多岐にわたる輸送サービスを提供。

世界最大級の船隊と140年の歴史で培った技術と経験を活かし、世界経済の発展に貢献しています。

 

ドライバルク事業

鉄鉱石や石炭、木材チップ、バイオマス燃料、肥料、穀物、セメント、塩、鋼材など、多種多様な乾貨物を輸送しています。

世界最大規模の船隊を擁し、多様な貨物の輸送に対応するための汎用ばら積み船と専用船を運航してきた企業です。

また、環境負荷の低いLNGを燃料とする次世代燃料船の開発・研究にも積極的に取り組んでいます。

 

エネルギー事業

LNGをはじめとするエネルギー輸送のエキスパートとして、豊富な輸送実績とノウハウを活かし、エネルギーの安定供給に貢献しています。

FSRUやFPSOなどの海洋事業にも積極的に取り組んでおり、世界各地へのエネルギー供給を支えています。

 

製品輸送事業

新興国の経済成長や生産拠点の海外移転に伴う物流量の増加に対応し、工業製品や一般消費財、自動車などの製品輸送サービスを提供しています。

自動車船輸送では、多様な自動車メーカーのニーズに対応し、地域に密着した高品質なサービスを展開。

また、コンテナ船サービスでは、2018年に誕生したOcean Network Express (ONE)により、世界有数の船隊規模と広範なネットワークでサービスの強化を図っています。

 

ウェルビーイングライフ事業

「人々のウェルビーイングとライフスタイル」に貢献する非海運事業を展開し、不動産事業やフェリー・内航RORO船事業、クルーズ事業などを軸に、お客様や投資家、従業員の多様な需要に対応しています。

とくにクルーズ事業では、「にっぽん丸」をはじめとするクルーズ船で、心を込めたおもてなしとこだわりの食事を提供しています。

 

歴史と挑戦

商船三井は、創業以来140年にわたり、飽くなきチャレンジ精神で成長を続けてきました。

鉄製蒸気船「秀吉丸」で三池炭の海外輸送を開始した1878年から、2024年には創業140周年を迎え、次世代の海運業をリードする企業としての地位を確立しています。

 

商船三井に必要とされる人材像

商船三井は、140年以上の歴史を持つ日本の総合輸送企業です。

ここでは、商船三井が求める人材像について紹介します。

商船三井の共有価値観「MOL CHARTS」

商船三井グループは、「MOL CHARTS」という価値観を制定しています。

これは、全社員が共有すべき6つの言葉の頭文字を合わせたもので、商船三井の進むべき未来を示す「海図」の意味です。

この価値観を基に、社員一人ひとりが業務遂行時の判断基準とし、グループの総合力を高め、企業価値の向上を目指します。

求める人物像

商船三井が求めるのは、「自律自責型の人材」です。

これは、難題に直面しても常に当事者意識を持ち、解決策を見いだし関係者と協調しながら、自らその解決策を実践できる人材を指します。

具体的には、以下の4つの素養が求められるでしょう。

求める人物像
  • リーダーシップ:国内外の商船三井グループ全体を導くための資質
  • コミュニケーション力:顧客のニーズをタイムリーに掴み、関係者と円滑に協働する能力
  • ファイティングスピリット:困難を乗り越え、最後までやり抜く精神
  • タフネス:困難な状況に直面しても粘り強く取り組む強さ

研修制度と育成方針

商船三井は、社員の成長を支えるための充実した研修制度を整備しています。

陸上職と海上職それぞれに求める人物像がありますが、共通して自律自責型の素養を持つ人材を育成することを目指しています。

各種研修プログラムを通じて、社員が持つ潜在能力を引き出し、幅広い分野での経験を積ませることで、経営者マインドを持つ人材へと成長させるのです。

多様な経験とキャリア採用

商船三井では、異なる経験やノウハウを持つ人材を積極的に採用しています。

キャリア採用を通じて、新しい発想や突破力を取り入れ、多様な価値観を持つ社員が集まることで企業の競争力を高めているでしょう。

専門性を活かしつつ、異なる職務や部門の業務も経験させることで、最終的には経営を担える人材へと育成します。

CHARTSの実践

MOL CHARTSの浸透を図るため、社員は日々の業務の中でこれを意識し、行動に移しています。

Challenge(挑戦)、Honesty(誠実)、Accountability(自律自責)、Reliability(信頼)、Teamwork(チームワーク)という価値観を具体的な行動として実践することで、商船三井の企業文化を形成し、企業価値を高めているでしょう。

商船三井は、グローバルマーケットで活躍できる「自律自責型の人材」を求めています。

とくにリーダーシップ、コミュニケーション力、ファイティングスピリット、タフネスを持ち、多様な経験を活かしつつ、新しい発想を取り入れることで、商船三井の未来をともに創造する意欲ある人材を歓迎しています。

商船三井でのキャリアを通じて、自己成長と企業の発展を両立させることが期待されるでしょう。

 

商船三井のインターンに参加するメリット

商船三井のインターンシップは、学生にとって非常に有益な経験となります。

実践的なビジネス体験を通じて、業界理解やキャリア形成に大きく寄与するでしょう。

ここでは、商船三井のインターンシップに参加するメリットについて詳しく説明します。

業界理解の深化

商船三井のインターンシップは、海運業界の具体的な業務内容や市場動向を理解する絶好の機会です。

たとえば、液化LNGのガス化設備を持つ船舶の傭船事業に関する事業計画書の作成など、実際のビジネス課題に取り組むことで、理論と実践を結びつけた深い理解を得ることができます。

海運業界は、日本および世界経済にとって重要なインフラの一部であり、その役割や影響力を実感できます。

実務経験の習得

インターンシップでは、商船三井の社員と共に実務に携わる機会があります。

グループワークやプロジェクトを通じて、ビジネススキルやチームワークの重要性を学びます。

たとえば、グループでの課題解決に取り組み、最終的にプレゼンテーションを行うことにより、コミュニケーション能力や問題解決能力を高めることができます。

このような実務経験は、将来の職業生活において非常に貴重です。

社員との交流

商船三井のインターンシップでは、社員との交流が頻繁に行われます。

座談会や質疑応答セッションを通じて、実際に働く社員の生の声を聞けます。

これにより、企業文化や職場環境を直接感じ取ることができ、将来的なキャリアの参考になるでしょう。

また、同じインターンシップに参加するほかの就活生ともネットワークを築くことができ、互いに刺激し合いながら成長できます。

就職活動での優位性

商船三井のインターンシップに参加することで、本選考時に有利になる場合があります。

インターンシップを通じて企業に対する理解を深め、自分自身の適性を確認できます。

これにより、選考過程での自己PRや志望動機の明確化に役立つでしょう。

さらに、インターンシップでの経験や成果が評価されることで、早期選考や内定の獲得につながる可能性もあります。

自己成長の促進

インターンシップでは、新しい挑戦や未知の分野に取り組む機会が豊富にあります。

たとえば、ビジネスプランの策定やマーケティング戦略の立案など、普段の学業では経験できない実務的な課題に直面するかもしれません。

自分自身の限界を超える経験を積み、自己成長を促進します。

商船三井のインターンシップは、自己の強みや弱みを見極め、将来のキャリアパスを考える上で重要なステップとなります。

商船三井のインターンシップに参加することで、業界理解の深化、実務経験の習得、ネットワーキングの機会、就職活動での優位性、自己成長の促進など、多くのメリットがあります。

商船三井でのインターンシップは、就活生にとって貴重な経験となり、将来のキャリア形成に大いに役立つでしょう。

興味のある方は、積極的にインターンシップに参加して、自身の可能性を広げてください。

商船三井が行っているインターン内容

商船三井は、学生に対して実践的なビジネス体験を提供するため、さまざまなインターンシッププログラムを実施しています。

インターンシップの概要

商船三井のインターンシップは、夏季と冬季に実施されることが多く、各プログラムは1日から数日間にわたり開催されるのが特徴です。

参加者は、陸上総合職や技術職など、自分の興味や専攻に応じたプログラムを選択できます。

過去のインターンシッププログラム

過去には、陸上職事務系や技術系の1dayインターンシップ、海上職のインターンシップなどが実施されました。

2024年卒業予定の学生向けには、液化LNGのガス化設備を持つ船舶の傭船事業に関する事業計画書を作成する課題が与えられました。

参加者は実際のビジネスプロジェクトに近い体験を通じて、業界理解を深められたようです。

インターンシップの内容

商船三井のインターンシッププログラムでは、以下のような内容が含まれます。

インターンシップ内容
  • 会社説明:商船三井の企業概要や事業内容、企業文化についての説明
  • グループワーク:参加者がチームを組み、実際のビジネス課題に取り組むワークショップ
  • プレゼンテーション:グループワークの成果を発表し、フィードバックを受ける
  • 社員との交流:商船三井の社員との座談会や質疑応答セッションがあり、実際の業務やキャリアについて直接話が聞ける

 

商船三井のインターン選考対策

商船三井のインターン選考対策

商船三井のインターンシップは、多くの学生にとって魅力的なキャリア形成の一環となります。

しかし、選考を突破するためには十分な準備が必要です。

ここでは、商船三井のインターンシップに参加するための選考対策について詳しく説明します。

エントリーシート対策

商船三井のインターン選考では、まずエントリーシートの提出が求められます。このエントリーシートでは、自己PRや志望動機が重要視されます。

以下のポイントに注意して記入しましょう。

ポイント
  • 自己PR
    具体的なエピソードを用いて、自身の強みや経験をアピールします。
    過去のインターンシップやアルバイトでの実績、学業での成果などを具体的に記述します。
  • 志望動機
    商船三井を選んだ理由を明確にします。
    海運業界や商船三井に対する興味や、将来のキャリアビジョンと結びつけて説明します。

WEBテスト対策

エントリーシート通過後には、WEBテストが実施されます。

WEBテストは、一般的な能力試験と性格適性検査で構成されるものです。

対策としては、事前に問題集や練習サイトを利用して、試験形式に慣れておくことが重要です。

とくに、時間管理に気をつけながら解答する練習を行いましょう。

面接対策

WEBテストを通過すると、面接が行われます。

商船三井のインターン面接では、以下のポイントに注意して準備しましょう。

対策
  • 自己紹介
    短時間で自身の背景や強みを簡潔に紹介します。
    企業側に自身の魅力を伝えるために、エピソードを交えながら話します。
  • 志望動機
    商船三井に対する熱意と具体的な理由を明確に伝えます。
    企業研究を十分に行い、商船三井の事業内容やビジョンに共感していることを示します。
  • 過去の経験
    インターンシップやアルバイト、学業でのプロジェクトなど、自分が主体的に取り組んだ経験を具体的に説明します。問題解決能力やチームワークを発揮したエピソードを強調します。
  • 質問の準備
    企業への関心を示すために、事前に質問を準備しておきます。
    インターンシップの具体的な内容や、社員の働き方について質問すると良いでしょう。

グループディスカッション対策

商船三井のインターン選考では、グループディスカッションが行われることもあります。

グループディスカッション対策
  • リーダーシップ
    グループ内で意見をまとめる役割を積極的に担います。
    ほかの参加者の意見を尊重しながら、自分の意見を発信しましょう。
  • 論理的思考
    与えられたテーマに対して、論理的に考え、結論を導き出すプロセスを大切にします。
    具体的なデータや事例を用いて説明すると効果的です。
  • チームワーク
    グループ全体で協力し合いながら進めることを意識します。他の参加者の意見を聞き、適切にフィードバックを行います。

企業研究の重要性

商船三井のインターン選考では、企業研究が非常に重要です。

商船三井の歴史や事業内容、ビジョンについて深く理解しておくことで、面接やエントリーシートでの回答に説得力を持たせることができます。

公式サイトや業界ニュース、企業のプレスリリースなどを活用して情報を収集しましょう。

商船三井のインターン選考の流れ

商船三井のインターンシップに参加するためには、いくつかの選考ステップをクリアする必要があります。

ここでは、商船三井のインターン選考の流れについて詳しく説明します。

エントリーシート提出

商船三井のインターンシップ選考は、まずエントリーシートの提出から始まります。

エントリーシートでは、自己PRや志望動機を具体的に記述する必要があります。

商船三井が求める人物像に合致する経験やスキルを強調し、具体的なエピソードを交えると効果的です。

また、商船三井を志望する理由や、海運業界への興味を明確に伝えることが重要です。

WEBテスト

エントリーシートの通過後、WEBテストが実施されます。

WEBテストは通常、一般的な能力試験と性格適性検査の2つで構成されています。

能力試験では、数的処理や言語理解などが出題され、性格適性検査では、自己の特性や価値観が問われます。

面接

WEBテストを通過したら、次は面接です。

面接は個別面接やグループ面接の形式があり、自己紹介、志望動機、過去の経験について話す機会があります。

また、企業への関心を示すための質問の準備も求められます。

グループディスカッション

商船三井のインターン選考には、グループディスカッションが含まれることがあります。

リーダーシップ、論理的思考、チームワークが評価される項目です。

 

最終面接

グループディスカッションを通過すると、最終面接が待っています。

最終面接では、これまでの選考過程で評価された点をさらに深掘りされることが多いでしょう。

また、将来のキャリアビジョンや具体的な業務に対する意欲が問われることもあります。

 

内定

最終面接を通過すると、インターンシップ参加の内定が通知されます。

内定後は、インターンシップの具体的なスケジュールや準備事項が案内されますので、しっかりと確認しておきましょう。

 

商船三井のインターン選考は、エントリーシート提出、WEBテスト、面接、グループディスカッション、最終面接といった複数のステップで構成されています。

各ステップをクリアするためには、事前準備が重要です。

商船三井のインターンシップは、将来のキャリア形成に大いに役立つ貴重な経験となるため、積極的に挑戦しましょう。

さいごに

商船三井のインターンシップは、業界理解を深め、実務経験を積む絶好の機会です。

エントリーシート、WEBテスト、面接、グループディスカッション、最終面接といった各選考ステップをしっかりと準備し、選考を突破することが重要です。

商船三井のインターンシップに参加することで、将来のキャリア形成に大いに役立つ貴重な経験を積むことができます。

積極的に挑戦し、自分の可能性を広げましょう。

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