電通デジタルが行っているインターン内容とは?参加メリットや26卒向け選考対策も紹介
2024/5/29更新
はじめに
本記事では電通デジタルのインターンシップや、選考対策のポイントなどを詳細に解説しています。
結論からいうと、電通デジタルはインターンシップの選考も、本選考に大きな影響を与えます。
当然ですが、本選考よりインターンシップのほうが難易度は低く設定されており、合格者数の枠も多く設定されるのは間違いありません。
ですが、広告業界のなかでも人気が高い企業であり、就活生もレベルが高いのが特徴です。
インターンシップに参加したいと考えているなら、電通デジタルに合わせた対策が必須です。
特に以下のような就活生に向けて記事を執筆しています。
- 電通デジタルの選考に参加したいけど、なにから始めていいかわからない
- 電通デジタルの選考対策を知りたい
そんな就活生に向けて執筆しているので、ぜひ最後までご覧ください。
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株式会社電通デジタルの基本情報
出典元:電通デジタル ご利用にあたって
社名 | 株式会社電通デジタル |
本社所在地 | 東京都港区虎ノ門 |
主な事業内容 | 総合デジタルファーム |
関連会社 | 株式会社電通、株式会社電通九州、株式会社電通北海道、株式会社電通ランウェイ、カラ・ジャパン株式会社、アイプロスペクト・ジャパン株式会社、電通ジャパン・インターナショナルブランズ株式会社、dentsuXJapan株式会社など国内約150社 DentsuCreativeAdvertising,LLC.、TagWorldwideHoldingsLimited、DentsuInternationalLimitedなど、海外約50社 |
電通デジタルは、国内最大のデジタルファームとして知られています。
創業は2016年で、電通グループのデジタルマーケティング部門として設立された企業です。
国内最大手の電通グループのデジタル事業に特化した企業で、急成長を遂げ社員数も2,000人前後と巨大組織となりました。
現在も成長を続け、電通グループ内の中核企業として知られています。
電通グループは、国内外130社を超える企業の巨大集合体で、それぞれ事業領域が異なります。
ほとんどの企業の事業内容が代理店事業で、事業領域や対応エリアなどに差があると考えればいいでしょう。
電通デジタルの主な業務内容は、デジタルトランスフォーメーションとデータテクノロジー、コマースの3つです。
デジタルトランスフォーメーションは、単純なデジタル化戦略ではなく、仕組みを作り組織の定着化などまで含めた総合的な支援をしてきました。
データテクノロジーは、コンサルタントを行いつつ最適なソリューションを提供しています。
システム基盤の設計開発だけでなく、保守運用まで含めたサービスが特徴で、ワンストップで全てのことができるのは電通デジタルの大きな特徴です。
コマースは、ECをはじめとしたデジタルコマース分野まで含めオールラウンドな対応能力を発揮してきました。
各種ディレクションや制作、細かな分析による改善まで対応しているのは、電通デジタルが巨大企業であることの証です。
ほかにもサイトやソーシャルメディア、アプリケーションなどの制作を行っており、全体のマーケティングに合わせた改善案の提示もできます。
デジタル広告のプランニングも得意分野であり、1,000名体制で対応できるのも巨大企業のなせる技でしょう。
ここまでの体制を完成させたのは、日本では僅かです。
このような先進技術で企業を支えていくのが、電通デジタルといえるでしょう。
電通デジタルに必要とされる人材像
電通デジタルでは、「変化を楽しめる人」を求める人材として掲げています。
これははっきりとした提示であり、理解しておかなければいけないポイントです。
もう一つ重要なポイントになるのが電通デジタルの文化です。
「多様だから強い」「多様だから面白い」を掲げています。
巨大企業だからこその多様性は、絶対的に理解しなければいけない問題となりました。
特にグローバル展開を進めてきた電通デジタルですので、非常に多くの人が働いています。
多様性を理解できないのであれば、電通デジタルで迎え入れてくれることはないでしょう。
求める人材像をこの3つの条件と電通デジタルという企業の特徴から分析してみましょう。
- 変化を作り出し楽しめること
- 多様性を受け入れ強みにできること
- 心を大切にしてその先にある人について想像できる人
- 自分の得意領域を拡張していく意思があること
- 何らかの専門性を持っていること
- リスペクトの意味がわかる人
電通デジタルが掲げる「求める人材像」は、採用情報のなかに明確にされています。
こういったメッセージ的内容は、インターンシップの面接でも問われるため、理解が必要です。
電通デジタルの求める人材像として、多様性が上げられていることは必ず理解しなければいけません。
これはインターンシップに関することだけでなく、本選考でも大きな影響を与えます。
エントリーシートなどでも触れられる機会があり、面接で問われる可能性も十分になる内容です。
現在グローバル展開している企業のほとんどが、多様性に関することを掲げています。
1人ではなし得ないことも、多様性を持った人材の集団であれば、さまざまな観点から力を発揮できるからです。
インターンシップでは、実際に仕事に触れる大事な機会です。
多様性ということでも、電通デジタルが持っている領域の広さに触れることができるでしょう。
ただし、言葉だけを聞いて理解できるほど単純ではありません。
インターンシップに参加してみることで、言葉では表されていない重要なことも感じ取れるのが大きなメリットです。
本選考を前提としてインターンシップに参加することにより、このような隠れた部分も浮き彫りにできるでしょう。
上記にあげたポイントは、単に求める人材像であるだけではありません。
電通デジタルで働くための条件であり、もっと大きな企業理念であると考えるのが大切です。
電通デジタルのインターンに参加するメリット
業務体験できる
インターンシップとは、働く前の就業体験という意味があります。
実際に電通デジタルの本選考に申し込みたいと考えている場合、どのような業務が待っているか言葉では理解できるかもしれません。
ですが、実際の業務内容は言葉で表されるほど簡単ではなく、ほかの仕事との関連まで含めてみれば非常に複雑で容易に理解できるものではないでしょう。
この業務を一部でも体験できるのが、インターンシップのメリットです。
業務体験できるということは、今後の活動にも大きなプラスになります。
電通デジタルに就職したとして自分がどのような活躍ができるか、わずかでもイメージがわくようになるはずです。
自分が思い描いていた電通デジタルとのギャップも、生まれてくるかもしれません。
もともと持っていた部分との違いをどのように埋めるか、それがミスマッチとして存在するのかもインターンシップで見えてきます。
業界研究の材料となる
電通デジタルのような広告業界を完全に理解して本選考に臨むのは簡単なことではありません。
日本の広告におけるトップ企業であり、デジタル化を強力に推進してきた牽引者でもあるわけです。
その電通デジタルが活躍する業界を正しく知るためには、少しでも触れてみることが必要になります。
自分で経験していないことは、言葉で知ったとしても、ほんのわずかな理解にしか届きません。
インターンシップで感じることがあれば、理解できた情報の数は言葉で知ることよりも膨大な情報になるでしょう。
見ると聞くとでは大きな違いがあります。
社員の生の声を聞くだけでもその違いがわかるはずです。
職場の雰囲気を理解する
電通デジタルはとても有名ですが、どのような人たちが、どのように働いているのか、雰囲気までは理解できることはありません。
社員の生の声などをサイトで見つけることはできますが、これは客観的な情報に過ぎないからです。
誰かが感じ取った雰囲気は、自分が感じ取る雰囲気とは違います。
空気感といった部分でも、自ら感じた情報が就職するにあたってとても重要です。
インターンシップに参加しているほかの就活生と接触する機会もあるでしょう。
もしかしたら、将来一緒に働くかもしれません。
このような情報はインターンシップだからこそ得られることであり、どんなに優れた文章でも表現できない内容です。
ビジネススキルを身につける
電通デジタルで必要なビジネススキルは何か、理解できたという人はとてもまれな存在です。
これだけ広いビジネス領域を持つ企業の必要スキルは、多種多様になります。
表面上でわかることもありますが、多様性を重視する電通デジタルということで見れば、実際の業務内容を見なければ理解するのは困難です。
インターンシップであればその一端に触れ、自分に足りないものは何か見えてくる可能性があります。
ただしこれもほんの一部です。
ここから自分に何が必要なのかを理解し、本選考に活かすことが求められます。
人脈構築につながる
電通デジタルでは2,000名を超える社員が働いており、なかには縁故のある人が含まれているかもしれません。
ですが、多くの人はそこまでの人脈はないでしょう。
人脈があれば、さまざまな情報が手に入ります。
ほかの人が知らないような情報も耳にするかもしれません。
このような情報が本選考でも役立つことは確かですが、どのように構築するかを考える必要があるでしょう。
インターンシップではさまざまな人と接触します。
もしかしたら将来役立つ人脈構築ができるかもしれません。
これは電通デジタルに対してだけではなく、水平な関係である同じインターンシップの就活生の人脈構築も含まれます。
このような機会を持てることはなかなかないため、うまく活用していかなければいけません。
内定に直結しやすくなる
どの企業でもインターンシップから内定に直結するような道筋を持っています。
単純なことですが、インターンシップにかけた費用や労力は、どこに帰結するでしょうか。
目指しているのは有能な就活生の獲得であり、新たな社員を迎え入れることです。
そのためにインターンシップという形をつくり、体験してもらおうというのが趣旨になります。
そう考えれば、本選考の内定に向けてどのような活動をしてくるか、ある程度の予測がつくはずです。
もちろん、インターンシップと本選考は違います。
電通デジタルが採用したいと思うほど有能であると認めてくれれば、早期採用などの声がかかるかもしれません。
何らかの形で声がかかるようであれば、内定に直結していくことは確かです。
電通デジタルが行っているインターン内容
【WEB開催/対面開催】2days仕事体験
開催時期 | 8月~9月 随時 |
開催時間 | 2~4日 |
場所 | Zoom |
人数 | 30~50名 |
報酬 | なし |
交通費・宿泊費 | なし |
※応募は2024年7月10日が締切
電通デジタルがインターンシップで掲げている概要をご紹介します。
【デジタルトランスフォーメーション編】
Day1 ビジネスコンサルティング体験
Day2 ITコンサルティング体験
【コミュニケーションデザイン編】
Day1 マーケティングコミュニケーション体験
Day2 エクスペリエンスデザイン体験
ワークテーマは、それぞれの開催によって決められています。
このインターンシップでは、基礎的なことが体験できるプログラムになっています。
2つのテーマが掲げられており、自分が興味を持ったほうに応募できる仕組みです。
プログラム期間中は毎日フィードバックがあり、現場で働く社員が明確に答えを返してくれます。
これはある意味で実務経験での形と同様で、得られる情報は非常に大きなものとなるでしょう。
形式上は2つのテーマになっていますが、Webプロデューサーやディレクター、ITコンサルタントの体験もできます。
過去に行われたインターンシップ
21卒冬インターンシップ
開催時期 | 2019年11月開催 |
開催時間 | 1日 |
場所 | 東京本社 |
人数 | 学生40人 |
報酬 | なし |
交通費・宿泊費 | なし |
- デジタルマーケ視点でのCMづくり
- CMの立案
というテーマがありました。
電通デジタルのインターン選考対策
概要
電通デジタルのインターンシップの内容は、基本的にあまり変わりません。
ここからわかることは、電通デジタルの中核に関わる内容はインターンシップでは全く見せないでしょう。
入門的な部分でのインターンシッププログラムは完成されており、時代や時期に合わせた形をとってきているからです。
例えば21年卒のインターンシップを見ても、現在行われる総合職のインターンシップとさほど大きな変わりはありません。
そのなかでも頭角を表せる人ならば、今後大きな進展があるはずです。
選考フローごとの選考対策
自己分析
電通デジタルのインターンシップでも、選考があります。
選考のどの段階でもいえますが、全てのスタートは自己分析です。
自分のことが分析できなければ、アピールすることもできません。
対策を講じることもできないでしょう。
インターンシップは本選考とは違います。
ですが、選考対策としてはさほど違いはありません。
自己分析を進めることによって、インターンシップや本選考での基礎データができあがります。
電通デジタルの求める人材像と、自分のギャップがどこにあるかも分析可能です。
そのギャップをどのように埋めるのか、エントリーシートや面接のときにどのような対策をすべきかも自己分析でわかります。
自己分析ができていない人は、どのような回答もブレが出ます。
一貫性に欠けているのは、正確に理解していないからです。
マインドマップなどで深掘りするなど、徹底的に分析しておくべきでしょう。
業界研究・企業分析
電通デジタルを含め、広告業界への理解はどこまで進んでいますか?
インターンシップの選考でも、必ず問われてくるポイントです。
業界や企業の分析が進んでいない人は、要点を突かれると返答に窮します。
なぜならば、浅く広くしか捉えていないからです。
電通デジタルの置かれている立場をよく考えてください。
リーディング企業として、非常に大きな案件を抱えています。
他社ができないことでも、電通デジタルだったらできるだろうと依頼してくるわけです。
そのような企業に対し、経験が少ないなかで上っ面の知識で対応できることはありません。
対策としては徹底的に業界を分析し、電通デジタルの立ち位置なども理解しておく必要があるでしょう。
エントリーシート作成
電通デジタルのインターンシップでは、エントリーシートの提出を求められます。
インターンシップでのエントリーシート対策は、本選考とほとんど変わりません。
電通デジタルをどこまで理解しているか、ほかの企業と比べなぜ選んだのかなど、質問される内容もそこまで違いはないでしょう。
伝えたいことをはっきりと伝えるためにも、普段から練習を重ねておかなければいけません。
一貫した返答をつくるためにも、自分のなかに落とし込んでおく必要があるでしょう。
面接・グループディスカッション対策
インターンシップの面接は、本選考ほど回数はありません。
一発勝負と思っても差し支えないほどです。
それだけに深掘りされることは少ないですが、エントリーシートなど基本的な情報からつなげられる可能性があることを理解しましょう。
エントリーシートの書き方を理解して自分に落とし込んでおかなければ、面接で失敗する可能性が高まります。
自分が提示した情報に対し、理解度が低いのはかなりのマイナスイメージです。
グループディスカッションでは、多様性の理解が見られていると思わなければいけません。
張り切ってリーダーシップをとるのもいいでしょう。
しかし、大事なことは連携して、形をつくり上げることです。
仕事としての結果を出すのと変わりません。
強力なリーダーシップが結果につながることもありますが、電通デジタルが求めているのは多様性の理解です。
そのことを理解し、メンバーの意見に対する傾聴の姿勢などがなければ評価はされません。
電通デジタルのインターン選考の流れ
電通デジタルのインターン選考の流れは完全に公開されているわけではありません。
コースによって、内容が異なる可能性があり、さまざまな対策をしなければいけないでしょう。
基本となるのは本選考のフローです。
こちらは公開されています。
冬インターンなどでは、抽選で選考されていることがわかっています。
ですが、単純な抽選と思わないほうがいいでしょう。
エントリーの段階で提出した書類、過去のデータなども突き合わせて選んでいる可能性が高いからです。
それほどデータを取り扱うのが得意な企業であることを忘れてはいけません。
さいごに
近年、インターンシップの重要性は高まりつつあります。
インターンシップを活用することで、企業側はミスマッチを防ぐ大きなメリットがあるからです。
人材を採用するのは費用も時間もかかります。
離職されてしまえばその費用も時間も水泡に帰してしまうため、企業は慎重にならざるを得ません。
そこでインターンシップで親和性を測り、有能な人材を採用したいと考えるのは当然の流れでしょう。
インターンシップは、お互いの情報を理解する場になります。
自分たちが企業を知るというだけではなく、企業側は就活生を知るのです。
インターンシップだからと軽く考えず、本選考への道のりのひとつと理解して臨んでいきましょう。