フジテレビが行っているインターン内容とは？参加メリットや26卒向け選考対策も紹介

はじめに

本記事ではフジテレビのインターンシップや、選考対策のポイントなどを詳細に解説していきます。

結論としては、希望するコースによってはインターンシップに参加することで早期選考に挑戦する機会が与えられるため、本選考同様に力を入れて対策すべきでしょう。

また、早期選考がなかったとしても本選考での優遇はあるようなので、この機会に自分の魅力を十分にアピールすることを意識して臨む必要があります。

フジテレビのインターンシップに参加する就活生はレベルが高いため、確実にインターンに参加したい就活生は対策が必須です。

この記事は特に以下のような就活生に向けて書かれています。

これらの疑問を持つ就活生の皆さんは、ぜひ最後までご覧ください！

また、フジテレビの企業研究は以下の記事で解説しているので、併せて読んでいただくことをおすすめします。

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フジテレビの基本情報

出典元：フジテレビ本社ビル

フジテレビは、在京キー局の中でも比較的新しい存在で、産経新聞社やニッポン放送などが参画するフジサンケイグループの中核企業です。

テレビ放送業界において、フジテレビはその多彩な番組やネットワーク構築で知られており、地域社会との連携も積極的に行っています。

特に、フジテレビは「フジネットワーク（FNS）」を通じて全国28の系列局に番組を供給しており、地方局との協力体制を築いています。

また、「フジニュースネットワーク（FNN）」では、青森県や山梨県を含む幅広い地域でのニュース取材を実施し、タイムリーな情報の提供に努めています。

2008年には大きな組織変更が行われ、旧株式会社フジテレビジョンはフジ・メディア・ホールディングスとして新たなスタートを切りました。

これに伴い、放送関連事業は新設された株式会社フジテレビジョンに承継され、現在の放送事業体としての体制が整いました。

これにより、フジテレビは純粋持株会社として、さらに認定放送持株会社の地位も確立しています。

また、フジテレビはスカパー!プレミアムサービスやスカパー!を通じて、フジテレビONE、フジテレビTWO、フジテレビNEXTの3チャンネルを提供し、多様な視聴オプションを提供しています。

これにより、より多くの視聴者に対して、質の高い放送サービスを提供することが可能になっています。

このようにフジテレビは、多角的なメディア戦略と組織の進化を遂げながら、日本の放送業界において中心的な役割を果たしています。

フジテレビに必要とされる人材像

フジテレビグループでは、これからのメディア業界を牽引するための新しい人材を積極的に求めています。

現代のメディア環境では、AIのような技術が目覚ましい進化を遂げていますが、フジテレビは「人間力」と「クリエイティビティ」を重視しています。

フジテレビが求める具体的な人材像は以下の通りです。

また、フジテレビがこれから共に会社の未来を築いていく人材に求める人物像も予測できると良いでしょう。

というのも、最終面接で対峙する面接官は役員や社長であり、彼ら/彼女らは会社のこれからを決定していく人たちだからです。

そういった方々に自身をアピールするうえで効果的なのは、会社が進みたい方向へ行くために貢献してくれそうなイメージを与えることになります。

そのため、終盤の面接では、この学生と一緒に働きたいかではなく、「この学生は将来的に会社が良い方向へ進むために貢献してくれるか」で合否を判断されると考えていた方が良いでしょう。

未来の会社に求める人物像は、IRや企業が掲げる未来像などをHPなどで確認すると参考になると思います。

フジテレビのインターンに参加するメリット

本選考で優遇される・早期選考に挑戦できる

フジテレビのインターンシップでは、コースによって本選考で優遇される、あるいは早期選考に挑戦できる上級インターンシップが用意されています。

参加者によれば、インターンシップで社員から評価された学生に限り上級インターンシップへの案内が届くようです。

そのため、フジテレビのインターンシップでは本選考と同様の準備をして参加したいところです。

業務内容や職場環境を詳細に知ることができる

フジテレビのインターンシップでは、フジテレビの最前線で働いている社員たちが講師となって講義やプレゼン発表の評価を行うため、HPだけでは知ることのできない詳細な業務内容や職場環境を知ることができます。

社内の雰囲気を感じることができる

就職する企業を選ぶうえで会社の雰囲気を知ることは重要ですが、それらを言葉で表現することはなかなか難しいと言えます。

フジテレビのインターンでは、社員やフジテレビを目指す学生らの雰囲気を肌で感じ取ることができるため、非常に有意義な時間を過ごすことができるでしょう。

口コミによれば、社内の雰囲気を感じることで、さらに志望度が上がったとする声も多いです。

フジテレビが行っているインターン内容

フジテレビで過去に実施された7つのインターンについて、概要を説明します。

一つずつ、詳しく見ていきましょう！

FUJI TELEVISION INTERNSHIP & SEMINAR【アナウンス部門】

「FUJI TELEVISION INTERNSHIP & SEMINAR【アナウンス部門】」は、フジテレビのアナウンサーとしての採用を目指している就活生を対象としたインターンシップです。

実施プログラムとしては、現役のフジテレビアナウンサーが講師となり、学生に正しい発声・発音方法や原稿の読み方などを教えるものとなっています。

参加者は必ずしもアナウンサーとしての訓練を受けた経験がある必要はなく、基礎から丁寧に教える内容のようです。

FUJI TELEVISION INTERNSHIP & SEMINAR【コンテンツビジネス部門】

「FUJI TELEVISION INTERNSHIP & SEMINAR【コンテンツビジネス部門】」は、フジテレビのコンテンツビジネス事業に関心がある就活生を対象としたインターンシップです。

実施プログラムとしては、フジテレビのビジネス推進局や事務局の社員が講師となり、コンテンツビジネス事業に関するセミナーとなっています。

FUJI TELEVISION INTERNSHIP & SEMINAR【技術・IT部門】

「FUJI TELEVISION INTERNSHIP & SEMINAR【技術・IT部門】」は、フジテレビにおける技術局での採用を目指している就活生を対象としたインターンシップです。

実施プログラムとしては、アプリ開発やコンテンツ配信のようなテレビ局ならではの技術の仕事を体感するものとなっています。

FUJI TELEVISION INTERNSHIP & SEMINAR【バラエティ部門】

「FUJI TELEVISION INTERNSHIP & SEMINAR【バラエティ部門】」は、フジテレビでバラエティ番組の制作を目指している就活生を対象としたインターンシップです。

実施プログラムとしては、現役のプロデューサーやディレクターを講師となり、バラエティ番組に関する抗議や企画ディスカッションを行います。

このインターンでは、｢ドラマ｣｢バラエティ｣｢報道･情報｣インターンシップ3部門の間での併願が不可となっているため注意が必要です。

FUJI TELEVISION INTERNSHIP & SEMINAR【報道・情報部門】

「FUJI TELEVISION INTERNSHIP & SEMINAR【報道・情報部門】」は、フジテレビにおける報道・情報部門での採用を目指している就活生を対象としたインターンシップです。

実施プログラムとしては、報道局・情報制作局所属の現役記者やディレクター、プロデューサーが講師となり、フジテレビにおける番組制作ノウハウを学ぶことができます。

このインターンでは、｢ドラマ｣｢バラエティ｣｢報道･情報｣インターンシップ3部門の間での併願が不可となっているため注意が必要です。

FUJI TELEVISION INTERNSHIP & SEMINAR【ドラマ部門】

「FUJI TELEVISION INTERNSHIP & SEMINAR【ドラマ部門】」は、フジテレビでドラマ制作に携わることを目指している就活生を対象としたインターンシップです。

実施プログラムとしては、ドラマ・映画制作センター（ドラマ制作部署）の現役監督やプロデューサーが講師となり、ドラマ制作に関する講義や企画書を作成することができます。

このインターンでは、｢ドラマ｣｢バラエティ｣｢報道･情報｣インターンシップ3部門の間での併願が不可となっているため注意が必要です。

FUJI TELEVISION INTERNSHIP & SEMINAR【スポーツ部門】

「FUJI TELEVISION INTERNSHIP & SEMINAR【スポーツ部門】」は、フジテレビのスポーツ部門に関心のある就活生を対象としたインターンシップです。

実施プログラムとしては、東京オリンピックに際して番組作り、取材を経験していたプロデューサーとディレクターが、オリンピックの舞台裏について語るものです。

フジテレビのインターン選考対策

概要

フジテレビのインターンシップでは、講義やプレゼン発表を中心としたプログラムが用意されています。

インターンシップでの活躍によっては本選考での優遇がうけられる上級インターンシップに進めるため、しっかりと準備を進めておく必要があるでしょう。

業界理解や企業分析を十分に行ったうえで、プレゼン発表でしっかり評価されるようにアピールしていくことが肝要です。

また、アナウンス部門や報道・情報部門、ドラマ部門の選考ではエントリーシートとともに動画の提出も求められるため、それに対応した準備も行わなければなりません。

選考フローごとの選考対策

自己分析

自己分析を通じて、自分の長所や短所、思考の傾向や大事にしている価値観を把握することができるはずです。

自分がいったい何を求めているのか、あるいは何ができるのかを理解したうえで、フジテレビの求める人物像に合致するようにアピールすることを意識していきましょう。

自己分析をもとに、基本的な志望動機やガクチカだけでなく、「なぜフジテレビを目指すのか」をしっかりと考えていきたいところです。

業界研究・企業分析

業界研究をするなかで重要なのは、フジテレビがテレビ業界のなかでどのような立ち位置を占めているのか、競合他社とはどのように差別化しているのかを確認することです。

また、テレビ業界が現在置かれている状況についても分析することで、なぜ自分がテレビ業界を志望するのかを明確にすることができるため、余裕があれば他の業界についても調べましょう。

テレビ業界に対する客観的な視点を確立することで、志望動機や自己PRなどエントリーシート・面接の受け答えをより深いものとすることができるでしょう。

エントリーシートの作成

自己分析や企業分析を一定の段階まで進めた後は、過去に出題されたエントリーシートの設問を参考にすることが重要です。

これらのESは、ワンキャリアやユニスタイルといったウェブサイトで探すことができるでしょう。

実際に自分でESを書いてみて、その内容をOB・OGや周りの社会人に見てもらうことをおすすめします。

フィードバックは非常に貴重で、自分では気づかないような細かなミスや、理解しにくい表現などを指摘してもらえるからです。

また、他人の目を通して自分の書いた内容を評価してもらうことは、自己分析を深めるのにも役立ちます。

このプロセスを通じて、自分の長所や短所、改善点などが明確になり、より効果的な自己PRが可能になるでしょう。

動画面接の撮影

フジテレビのインターンシップ選考では、コースによってエントリーシートのほかに動画の提出を求められます。

設問はエントリーシートに近い内容であるため、振る舞いや表情、喋り方など、全体的な印象をより重点的に見られるものと推測されています。

撮影時には、明るい照明とクリアな音質を確保することが重要です。

自然光か明るい室内灯を利用し、顔がはっきりと映るようにしましょう。

また、周囲の雑音を避け、声がはっきりと聞こえるようにハキハキと話すことを心がけると良いです。

背景はシンプルで落ち着いた色合いを選び、不要なものが映り込まないようにしましょう。

声には明るさとエネルギーを持たせ、見ている人と目が合うようにカメラを見て話すことがポイントです。

表情を豊かにし、自信を持って自己紹介をすることが大切です。60秒以内に収まるよう、事前にタイミングを測りながら練習してください。

要点を絞り込み、簡潔に伝えることが重要です。

動画を何度も撮り直し、最も自信のある一本を提出しましょう。

フジテレビのインターン選考の流れ

フジテレビのインターンシップ選考は各部門によって異なります。

本項目でそれぞれ確認していきましょう。

FUJI TELEVISION INTERNSHIP & SEMINAR【アナウンス部門】

1. フジテレビのマイページに登録
2. 応募課題の入力
3. 動画課題のアップロード
4. 選考発表

本インターンシップ選考の注意点としては、合否発表および参加の意思確認の猶予は5時間のみとなっており、確認期間を過ぎた場合の参加は認められないことです。

そのため、選考発表の際は必ず決められた日時に確認しましょう。

FUJI TELEVISION INTERNSHIP & SEMINAR【コンテンツビジネス部門】

1. フジテレビのマイページに登録
2. 参加意思ボタンを選択

このインターンシップでは選考がないため、事前に予約しておけば誰でも参加することができます。

FUJI TELEVISION INTERNSHIP & SEMINAR【技術・IT部門】

1. フジテレビのマイページに登録
2. 応募課題の入力（エントリーシート）
3. 選考発表

本インターンシップ選考では、アナウンス部門と同様に24時間以内に参加の意思確認を行わなければなりません。

そのため、選考発表の際は必ず決められた日時に確認しましょう。

FUJI TELEVISION INTERNSHIP & SEMINAR【バラエティ部門】

1. フジテレビのマイページに登録
2. 部門選択
3. 応募課題の入力（エントリーシート）
4. 選考発表

本インターンシップ選考では、｢ドラマ｣｢バラエティ｣｢報道･情報｣のうち

エントリーする部門をひとつ選択する必要があります。

その際、エントリー後の部門変更はできないため、注意が必要です。

また、本インターンシップにおいても合否の確認は 24時間以内に行わなければならないため注意が必要です。

FUJI TELEVISION INTERNSHIP & SEMINAR【報道・情報部門】

1. フジテレビのマイページに登録
2. 部門選択
3. 応募課題の入力（エントリーシート・30秒の動画）
4. 選考発表

本インターンシップ選考では、｢ドラマ｣｢バラエティ｣｢報道･情報｣のうち

エントリーする部門をひとつ選択する必要があります。

その際、エントリー後の部門変更はできないため、注意が必要です。

また、本インターンシップにおいても合否の確認は 24時間以内に行わなければならないため注意が必要です。

FUJI TELEVISION INTERNSHIP & SEMINAR【ドラマ部門】

1. フジテレビのマイページに登録
2. 部門選択
3. 応募課題の入力（エントリーシート・30秒の動画）
4. 選考発表

本インターンシップ選考では、｢ドラマ｣｢バラエティ｣｢報道･情報｣のうち

エントリーする部門をひとつ選択する必要があります。

その際、エントリー後の部門変更はできないため、注意が必要です。

また、本インターンシップにおいても合否の確認は 24時間以内に行わなければならないため注意が必要です。

FUJI TELEVISION INTERNSHIP & SEMINAR【スポーツ部門】

1. フジテレビのマイページに登録
2. 参加意思ボタンを選択

このインターンシップでは選考がないため、事前に予約しておけば誰でも参加することができます。

さいごに

近年の傾向として、早い時期から就職活動を積極的に行う学生が増えており、早期選考にチャレンジできる機会としてインターンシップの重要性は特に高まっています。

また、企業側としても優秀な学生を競合に他社に奪われたくないため、インターンシップのなかで学生の適性を把握しようと努めているのです。

そのため、インターンシップとは本来、企業理解や業界理解の場としての役割を担っていましたが、もはやインターンシップが選考の一部として組み込まれているのが現状です。

お試し感覚でインターンシップに挑むことは必ずしも悪いことではないですが、特に大企業への就職を目指している就活生は、本選考さながらの準備と心構えで参加することが重要になってきます。

ぜひこの記事を参考にしてフジテレビのインターンシップに挑戦してみてください！

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