小田急が行っているインターン内容は?参加メリットや26卒向け選考対策も紹介

小田急が行っているインターン内容は?参加メリットや26卒向け選考対策も紹介

2024/5/28更新

はじめに

この記事では、小田急電鉄が開催しているインターンの詳しい内容について解説しています。

結論から述べると、小田急電鉄では、小田急電鉄のことを深く知ることができる短期インターンを複数コース開催しています。

先着順の申込制のものもあれば、非常にしっかりとした選考が行われるものもあるため、自分が参加したいインターンはどのような選考方法なのかをしっかり確認する必要がありそうです。

この記事では、次のような方へ向けて、小田急のインターン内容や選考対策を解説しています。

対象
  • 小田急に就職したいと考えている
  • 小田急のインターンの詳細を知りたい
  • 小田急のインターン選考の対策方法が気になる

このように考えている方は、ぜひ最後までご一読ください!

 

また、小田急の企業研究についてはコチラの記事をあわせてご覧ください。

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小田急の基本情報

小田急電鉄株式会社とは

出典元:小田急電鉄

 

社名小田急電鉄株式会社
本社所在地新宿本社

東京都新宿区

海老名本社

神奈川県海老名市

主な事業内容鉄道事業、不動産業、その他事業
主要取引先公表なし

 

小田急電鉄は、東京都新宿区と神奈川県海老名市に本社をおく、鉄道業界に属する企業です。

小田急電鉄の主力事業は鉄道事業ですが、不動産事業やその他事業も手がけています。

72社のグループ会社を有しており、グループ全体で幅広い事業を展開しています。

 

小田急に必要とされる人材像

小田急の新卒採用ページや採用メッセージを見ると、次のような求める人材像を読み取ることができます。

小田急電鉄の求める人材
  • さまざまな経験をしてきた、個性豊かな人
  • 自分の価値観や考えを自分の言葉で表現できる人
  • 大きな夢や志をもった人
  • 「やりたいこと」「実現したいこと」をもって小田急に入社できる人
  • 仲間の夢を応援し、互いに高め合える人
  • お客さまの「かけがえのない時間(とき)」と「ゆたかなくらし」の実現に貢献できる人

上記のような人材像を把握すると、小田急では、自分の考えや夢をしっかりもって小田急に入社したいと考えられる人物を求めていることがわかります。

そのため、インターン選考の際には、志望動機や入社後の展望、どのような社会人になりたいかということをしっかり深めておくことが大切でしょう。

 

小田急のインターンに参加するメリット

小田急のインターンに参加する主なメリットは、次の3つです。

インターンに参加するメリット
  • 本選考の予行演習になる
  • 業界研究や企業研究が深まる
  • 社会人として必要なマナーや姿勢が身につく

1つずつ解説します。

本選考の予行演習になる

小田急電鉄の一部のインターンでは、エントリーシートの提出や面接、グループディスカッションによる選考が行われます。

一般的に、インターン選考では本選考と似た内容の質問をされることが多いため、小田急電鉄のインターンに参加すると、本選考の予行演習になると考えられます。

業界研究や企業研究が深まる

小田急電鉄のインターンでは、企業概要だけでなく、鉄道業界についても深く知ることができます。

現役社員とじっくり話せる懇談会があるインターンも多いため、公式サイトやインターネットの情報だけでは知ることができない、リアルな情報も知れるでしょう。

そのため、業界研究や企業研究が深まり、結果として本選考の際にも有利になりやすいといえます。

社会人として必要なマナーや姿勢が身につく

小田急電鉄のインターンには、グループワークを通じて実際の課題解決に取り組むなど、実践的な内容が多く含まれています。

また、現場で働いている現役社員と懇談できる機会も多いです。

そのため、社員からプロとしての視点を学べたり、社会人に必要なスキルについて教わったりできるでしょう。

また、社員と実際に話す機会が多いため、社会人として必要なマナーや言葉遣いにも慣れることができます。

社員と話すことに慣れておくと、本選考の面接の際にも比較的緊張せずに話せるようになります。

小田急が行っているインターン内容

小田急が行っているインターンは、次の4つのコースです。

インターン内容
  • 【総合職】『採用担当に聞く!』会社紹介+パネルディスカッション
  • 【総合職事務系】《地域価値の創造を考える》総合職事務系1dayコース
  • 【総合職技術系】《鉄道の将来を考える》総合職技術系5daysコース
  • 【エキスパート職技術系】会社説明+社員懇談会

1つずつ内容を詳しくご紹介します。

【総合職】『採用担当に聞く!』会社紹介+パネルディスカッション

「【総合職】『採用担当に聞く!』会社紹介+パネルディスカッション」の開催概要は、以下のとおりです。

開催時期5月
開催時間13:30~15:00
場所オンライン
人数記載なし
報酬支給なし
交通費・宿泊費支給なし

 

「【総合職】『採用担当に聞く!』会社紹介+パネルディスカッション」では、例年次のようなプログラムが実施されています。

プログラム
  • 小田急電鉄の企業説明
  • 小田急電鉄の社風や人、働き方に関する説明
  • 総合職採用担当者への質問コーナー

こちらのインターンでは、小田急電鉄の事業内容や社風について詳しく知れるだけでなく、小田急電鉄の総合職がどんなことをしているのかについて知ることができます。

 

また、総合職の採用担当者の方へ、直接質問できる質問コーナーもあります。

さらに、社員の方へ、就活の不安や悩みごとも相談できます。

ぜひ、事前に聞きたいことを考えておいて、積極的に質問してみましょう。

 

応募時期は例年4月頃です。

現在、大学または大学院に在籍中の方であればだれでも参加可能なため、気になる方はぜひ応募してみましょう。

【総合職事務系】《地域価値の創造を考える》総合職事務系1dayコース

「【総合職事務系】《地域価値の創造を考える》総合職事務系1dayコース」の開催概要は、以下のとおりです。

開催時期9月
開催時間各日9:30~と14:00~の2回開催、3時間半程度
場所対面(小田急研修センター)またはオンライン
人数各回40名程度
報酬支給なし
交通費・宿泊費支給なし

 

こちらのインターンでは、例年次のようなプログラムが実施されています。

プログラム
  • 第1部:地域価値創造セミナー
  • 第2部:地域課題解決体感グループワーク
  • 第3部:社員懇談

こちらのインターンは、3部制で行われます。

第1部の「地域価値創造セミナー」では、地域が抱える問題に対して小田急電鉄がこれまで行ってきた取り組みについて、知ることができます。

そして、第2部の「地域課題解決体感グループワーク」では、実際の地域課題に対する解決策を、グループワークで考えます。

先輩社員がメンターとして各グループにつき、フィードバックももらえるため、実践的な学びを得られるでしょう。

最後に、第3部の「社員懇談」では、総合職事務系で入社した先輩社員との懇談です。

少人数で話せるため、濃密な時間を過ごせるでしょう。

こちらのインターンの応募期間は、例年6~7月頃です。

現在大学または大学院に在籍中の方であれば、だれでも応募可能です。

こちらのインターンは、エントリーシートと動画提出による選考がありますので、早めに準備をしましょう。

【総合職技術系】《鉄道の将来を考える》総合職技術系5daysコース

「【総合職技術系】《鉄道の将来を考える》総合職技術系5daysコース」の開催概要は、以下のとおりです。

開催時期8月に4日間・12月に1日間
開催時間13時半~ 1時間程度
場所小田急沿線の小田急電鉄施設(海老名本社、小田急研修センターなど)
人数土木・建築コース:15名程度

機械コース:10名程度

電気コース:10名程度

報酬支給なし
交通費・宿泊費遠方の方のみ一部交通費支給

 

こちらのインターンでは、例年次のようなプログラムが実施されています。

プログラム
  • 第1部:座学・現場見学
  • 第2部:鉄道技術部門グループワーク
  • 第3部:社員懇談

まず、第1部の「座学・現場見学」では、総合職技術系の社員がどのように働いているのかを知ることができます。

また、実際の設備や工場を見学できるため、事業の規模感を肌で感じられます。

そして、第2部の「鉄道技術部門グループワーク」では、鉄道技術の課題解決に必要な考え方や実際の解決方法を学べます。

社員のサポートを得ながら、グループワークで実際の課題解決に挑戦できるため、実践的に知見を深められるでしょう。

第3部の「社員懇談」では、総合職技術系で入社した社員と複数回懇談できます。

若手社員からベテラン社員まで幅広い年齢の社員と話せるため、キャリアビジョンも明確になってくるでしょう。

こちらのインターンには、現在4年制大学及び大学院に在籍している方であればだれでも応募できますが、特に土木や建築、機械、電気、電子、情報を専攻している人が望ましいとされています。

応募期間は例年5~6月頃。

エントリーシートと面接、グループディスカッションによる本格的な選考が行われるため、しっかりと準備をしておきましょう。

【エキスパート職技術系】会社説明+社員懇談会

「【エキスパート職技術系】会社説明+社員懇談会」の開催概要は、以下のとおりです。

開催時期3月
開催時間《土木・建築》13:30~15:00

《車両・電気》15:30~17:00

場所オンライン
人数記載なし
報酬支給なし
交通費・宿泊費支給なし

 

こちらのインターンでは、例年次のようなプログラムが実施されています。

プログラム
  • 企業概要と各職種紹介
  • 社員懇談会

こちらのインターンでは、小田急電鉄の技術面を支えているエキスパート職について、深く知ることができます。

「どのようにして社会インフラを支えているのか」「小田急電鉄ならではの強みはなにか」などを知れるため、業界研究と企業研究の両方を深められるでしょう。

また、エキスパート職入社の社員とじっくり話せる懇談会もあるため、現場のリアルな声や社員の雰囲気を肌で感じられるでしょう。

こちらのインターンは、現在4年制大学や大学院、短期大学、専門学校、高等専門学校に在席している人で、理系専攻の人のみ参加可能です。

また、応募は先着順のため、興味がある人は早めに応募するようにしましょう。

 

小田急のインターン対策

小田急のインターン対策

概要

小田急電鉄のインターンは、コースによって選考方法が大きく異なります。

選考方法を、コースごとに簡単にまとめます。

インターンコース
  • 【総合職】『採用担当に聞く!』会社紹介+パネルディスカッション:エントリーのみ
  • 【総合職事務系】《地域価値の創造を考える》総合職事務系1dayコース:エントリーシート+動画選考
  • 【総合職技術系】《鉄道の将来を考える》総合職技術系5daysコース:エントリーシート+面接+グループディスカッション
  • 【エキスパート職技術系】会社説明+社員懇談会:エントリーのみ(先着順)

小田急のインターンに応募する際は、自分が参加したいコースについて応募方法をしっかり確認する必要があるでしょう。

選考フローごとの対策

選考フローごとの対策を解説します。

自己分析

小田急電鉄の一部のインターンでは、エントリーシートや動画提出、面接、グループディスカッションなどによる選考が行われます。

これらの選考すべてに必要なのが、自己分析を深めておくことです。

なぜなら、自己分析を深めておくと、インターンの志望動機や自己PRの内容が深まるからです。

 

小田急電鉄の「求める人材像」を概観すると、小田急のインターン選考を通過するためには、次のような姿勢・人柄が求められていると考えられます。

インターン生に求めている人材
  • インターンの参加動機や参加目的を、自分の言葉で明確に伝えられる人
  • 将来どんな社会人になりたいか、どんな働き方をしたいかが明確な人
  • 就活の軸がしっかりしていて、それに基づいて行動できている人
  • 将来どんなふうに社会貢献していきたいかをしっかり考えている人
  • これまで大切にしてきたことや、いまの自分の価値観をしっかり言葉にできる人

小田急では、自分の夢や志をしっかりもっている人が求められています。

また、社会インフラを支えている企業ですから、社会貢献に関心があることも大切です。

そのため、自分の夢や将来像、社会貢献に対する考え方について、自分の言葉で簡潔に伝えられるよう、自己分析を深めていきましょう。

 

業界研究・企業研究

次に、業界研究と企業研究も抜かりなく行うようにしましょう。

特に「【総合職技術系】《鉄道の将来を考える》総合職技術系5daysコース」の選考では、面接とグループディスカッションがありますから、業界研究と企業研究は大切だと考えられます。

面接やグループディスカッションでは、面接担当者やほかの就活生と会話をするため、業界研究や企業研究の深さが如実に表れます。

しっかり研究できていれば好印象ですが、研究が浅い場合はすぐにバレてしまいます。

業界研究と企業研究の両方を抜かりなく行うようにしましょう。

 

エントリーシート作成

エントリーシートは、簡潔でわかりやすい文章を心がける必要があります。

そのためにおすすめなのは、「PREP法」という文章の書き方です。

「PREP法」の手順は、以下のとおりです。

PREP法の手順
  • 結論
  • 理由
  • 具体例(論拠)
  • 結論

この順番で文章を書くと、だれでも簡単に、論理的な文章をつくることができます。

 

面接対策

小田急電鉄のインターンでは、「【総合職技術系】《鉄道の将来を考える》総合職技術系5daysコース」の選考のみ、面接が行われます。

面接では、エントリーシートの内容を深掘りされることが多いので、自分のこれまでの経験やインターン志望動機、自分の強みなどについて、論理的かつわかりやすく説明できるよう、考えを整理しておきましょう。

そして、面接対策としては、面接練習を重ねることも大切です。

なぜなら、文章では上手く説明できても、口頭で説明するとなると途端に上手くいかなくなる人も多いからです。

面接では、面接担当者との会話の中で、自然に自分をアピールする必要があります。

そのため、面接練習を重ねて、自然な会話のかたちに慣れておくことが必要です。

 

グループディスカッション対策

小田急電鉄のインターンでは、「【総合職技術系】《鉄道の将来を考える》総合職技術系5daysコース」の選考のみ、グループディスカッションが行われます。

グループディスカッションでは、過去に次のような議題が出されたようです。

過去に出された議題
  • 小田急電鉄が今後取り組んでいくべきことはどれか(選択肢あり)
  • 小田急沿線の地域の価値を高めるためにはなにをするべきか
  • 従兄弟に習い事を始めさせるならどれか(選択肢あり)
  • 今度大学生になる親戚におすすめするアルバイトはなにか

グループディスカッションの議題を概観すると、小田急電鉄の事業内容に関する議題もあれば、小田急電鉄とは関係ない議題もあることがわかります。

小田急電鉄の事業内容とは関係ない議題の際は、働き方への価値観や、これまでの経験に関する考え方もチェックされていると考えられます。

また、どのような議題であったとしても、論理的思考力や、集団の中でのコミュニケーションのとり方を見られていると考えられるでしょう。

小田急のインターン選考の流れ

小田急のインターン選考の流れは、応募コースによって異なります。

コース
  • 【総合職】『採用担当に聞く!』会社紹介+パネルディスカッション:エントリーのみ
  • 【総合職事務系】《地域価値の創造を考える》総合職事務系1dayコース:エントリーシート+動画選考
  • 【総合職技術系】《鉄道の将来を考える》総合職技術系5daysコース:エントリーシート+面接+グループディスカッション
  • 【エキスパート職技術系】会社説明+社員懇談会:エントリーのみ(先着順)

インターン選考が行われるコースでは、自己分析と業界研究、企業研究をしっかりと深め、志望動機や自分の強みについて、自分の言葉でしっかり説明できるようにしておきましょう。

さいごに

この記事では、小田急のインターン内容について解説してきました。

小田急電鉄は、社会インフラを支える鉄道会社のひとつです。

そのため、地域貢献や社会インフラに関心のある人材が求められていると考えられるでしょう。

小田急電鉄のインターンの中には、選考が行われないコースもあります。

しかし、選考が行われるコースでは、面接やグループディスカッションなど本格的です。

「なぜ小田急のインターンに参加したいのか」「将来どのような働き方をしたいのか」などについて、自分の言葉でしっかり伝えられるよう、自己分析や業界研究、企業研究を深めておくことが大切です。

 

ぜひ、この記事を参考にして、小田急電鉄のインターン選考対策を進めていってください。

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