コミュ障でも就活は突破できる!心構えとポイント・克服方法とは?

コミュ障でも就活は突破できる!心構えとポイント・克服方法とは?

2022年11月11日更新

はじめに

就職活動が不安だと感じる人の中には、

「自分がコミュ障である」と自覚している人も多いと思います。

 

はたまた、普段はそんなことなくとも、

見ず知らずの面接官に自分を売り込まなくてはならない就活という場面では、

思うようにコミュニケーションが取れなくなってしまうケースも

往往にしてあり得ます。

 

コミュニケーション能力は、企業が評価する1つの指標ですし

どんな職業に就いたとしても、

コミュニケーション能力が無くても成り立つ職業などなく、

社会人以降は特に必要とされる能力だといえます。

 

社会人基礎力? 社会人に必要とされる3つの能力とは?

 

今、「自分はコミュ障だ」と自覚している人も、

そうではないけれど「人見知り」であったり

どちらかというと「内向的な性格」であったり。

 

コミュニケーション能力に一抹の不安を抱いている方は、

もしかしたら今のうちに改善しておいた方が、

あとあと、社会人になって以降も

得する場面が多いかもしれません。

 

そこで本記事では、

 

  • 就活では要注意!「就活コミュ障予備軍」の特徴
  • 就活で失敗しないための心構えとコミュニケーション術
  • 就活を機にコミュ障を克服する方法

 

に就いて、解説していきます。

1.就活では要注意!「就活コミュ障予備軍」の特徴

普段はそんなことなくとも、

就活という非日常の場面では、突然コミュ障を発揮してしまう場合があります。

 

そんな「就活コミュ障予備軍」の方には、

次のような特徴があるとされます。

 

  • 会話のキャッチボールが苦手
  • 恥を極端に恐れる
  • 人見知り
  • 相手の目を見て話せない

 

それぞれ解説していきます。

 

 

1-1.会話のキャッチボールが苦手

 

まずありがちなのが、

「会話のキャッチボールが苦手」という方の場合です。

 

苦手にも2種類あり、

ボールを投げ返せない人、

つまり「相手に質問を返せない人」と

そもそも相手が投げたボールをキャッチしようとしない人、

つまり「相手の話を聞こうとしない人」がいます。

 

前者は、

相手の発言を理解して適切な言葉を返すことが難しい人のことを指します。

例えば、何か話題を振られても

「はい」とか「そうですね」だけで会話が終わってしまい、

話が続かない場合などが該当します。

 

みなさんがイメージする”コミュ障”に

一番近いタイプと言えるかもしれません。

 

後者は、

相手の発言に関係なく、

自分の喋りたいことだけを話してしまっているパターンです。

 

この場合は、喋る量は多いので

一見コミュ障に見えないかもしれませんが、

相手の発言と自分の発言が噛み合っていないことがないので、

会話のキャッチボールが成立していません。

 

面接では喋ったもんがちでは」

と思う方もいるかもしれませんが、

実はNGなケースとされます。

 

というのも、

社会人になると「相手のニーズをくみ取り、解決策を提示する」

という場面がよくあります。

 

このような大切なシーンにおいて、

ニーズを汲み取る上では最も大切な「相手の話を聞く」ということができていなければ、

そもそもコミュニケーションも何もありませんよね。

 

面接では意外とやってしまいがちなので、注意が必要です。

 

 

1-2.恥を極度に恐れる

 

次の特徴としては、

恥を極端に恐れる場合です。

 

というのも、

極端に恥を恐れることで、

話すこと自体に大きなハードルを感じるようになり、結果

「話さない」という選択肢をとることが多くなります。

 

そうなってしまえば、

当然ながら何も話していないので、

会話が成立するわけもありませんね。

 

十分なコミュニケーションが取れているとは言い難いでしょう。

 

 

1-3.人見知り

 

人見知りの方の場合も、

面接では要注意です。

 

人見知りであると、初対面の人への警戒心や不安が大きいので、

打ち解けるのに時間がかかってしまいます。

 

初対面の人とコミュニケーションを取ることが難しいというのは、

就職活動や働く上で非常に大きな欠陥となることは避けられません。

 

人見知りだからなあ…と避けてしまうのは簡単なので、

なるべく自分から一歩踏み出すようにしましょう。

 

 

1-4.相手の目を見て話せない

 

面接官が見つめる中、自分をしっかりとアピールしなければいけない面接の場。

 

普段、友達と喋る時はそんなことなくとも、

面接という非日常の場だと、なかなか相手の目をまっすぐに見つめて話すことって難しいんですよね。

 

そもそも、日常のコミュニケーションにそれほどアイコンタクトも必要としない文化なので、仕方ないといえば仕方ないかもしれません。

 

しかし、いくら面接といっても、

相手の目を見ずに話したり、目線を合わせてもすぐに逸らしてしまうようでは、

相手に自信の無い印象を与えてしまいます。

 

確かに、射抜くような面接官の視線を直に受け止めて話すことはなかなか難しいですが、

直接目を見ることが難しければ、せめて相手のネクタイや、顎のあたりを見るようにするなど、

少しでも目線を上げて印象アップに努めることが重要です。

2.就活で失敗しないための4つの心構えとコミュニケーション術

もしあなたがコミュニケーションに苦手意識を抱いていたとしても、

就活で頑張らなくては、何も残りません。

 

とはいえ、

初対面の面接官のニーズをくみ取り、

自分を売り込むという面接には高度なコミュニケーションが要求されるため、

難しく感じてしまうのも無理はありませんね。

 

そんな方のために、

就活で就活で失敗しないための心構えとポイントを紹介します。

 

2-1.企業が求めるコミュニケーション能力を理解する

 

まず頭に入れておくべき事項として、

「企業が求めるコミュニケーション能力の定義」について

理解しておく必要があります。

 

企業は何も、

喋りが上手い人を欲しているわけではありません。

 

一般的に最低限必要なコミュニケーション能力とは、

  • 会話のキャッチボールができる
  • 最低限の報告・連絡・相談ができるかどうか
  • お客様に迷惑をかけないかどうか
  • 働いていて不快感がなさそうか

このような項目が該当します。

 

つまり、

相手に配慮し、不器用ながらでも誠意を持って伝えようとする(コミュニケーションを取ろうとする)姿勢があるかどうか

が、見られているといっても過言ではありません。

 

こうして客観的に見てみると、

さほど難しくなさそうですよね。

 

社会人として、あるいは人間として常識を守っている方であれば、

特段問題には感じないはずです。

 

つまり、

多くの方が想像する「喋りが上手い」ということは、

コミュニケーション能力に関して必須条件ではないのです。

 

逆に喋りが上手かったとしても、

報告・連絡・相談という「社会人の常識」ができない人はたくさんいます。

 

このように、

企業が求めるコミュニケーション能力を理解することで、

無理に自分を良く見せる必要も、

PRに必死になる必要もないことが理解できるはずです。

 

 

2-2.面接練習をしっかり行う

 

2点目のポイントとしては、

面接練習をしっかり行うことです。

 

面接練習のしすぎでテープレコーダーのように発言してしまったり、

自分の喋りたいことだけを話してしまうのも問題ですが

ある程度の面接練習は必須といえます。

 

少なくとも基本的な面接のポイントは抑えておく必要があります。

 

  • 相手の目を見て話す
  • 明るくハキハキと発言する
  • わかりやすく論理的に説明する
  • 敬意を持って面接にいく

 

最低限この辺りのポイントは意識しておくべきでしょう。

 

「これくらいできてるよ」みたいな人も多いかと思いますが、

客観的に見てみる必要があります。

面接練習をして他人からのフィードバックをもらうようにしましょう。

 

もしくは、

スマホ等で動画を撮り

自分でその姿を確認してみるのも効果があるはずです。

 

そこで感じた自分の欠点を1つずつ修正して、

本番の面接を迎えましょう。

 

面接合格率100%の僕が伝えたい。面接突破5つ極意!

 

 

2-3.コミュニケーション能力を鍛えられる職に就く

 

3点目のポイントは、少し思い切った方法ですが

コミュニケーション能力を鍛えられる職にあえて就くことも

検討してみる価値があるかもしれません。

 

難易度は高いですが、

「コミュニケーション能力がないから、コミュ力が求められる環境で成長したい」

的なことをアピールすれば可能です。

 

自分のネガティブな特徴を就職活動で押し出すことは勇気がいりますし、

伝えること自体も難しいですが、

説明できるのであれば十分な志望動機になり得ます。

 

また、就職活動の中で伝え方を工夫することで、

コミュニケーション能力が向上する可能性も十分に考えられます。

 

 

2-4. 高度なコミュニケーション能力が求められない職に就く

 

先ほどとは逆に、

どうしても就活への苦手意識を拭えないのであれば、もうこの際、

高度なコミュニケーション能力が求められない職に就くことです。

 

高度な」と表現したのは、

コミュニケーション能力が全く求められない職業はないからです。

 

しかし、コミュニケーション能力よりも

「技術力」や「体力」が求められる職業というのは存在します。

 

そのような、

コミュニケーション能力以外が高く評価される職業に就くことで

自分の強みを最大限に活かすことができる可能性もアップします。

3.就職をきっかけにコミュ障を克服する方法

前章では、

就活を乗り切る心構えについて解説しましたが、

この際、コミュ障(予備軍)を克服できるのであれば、

それが1番です。

 

そこで最後に、

就職をきっかけにコミュ障を克服する方法について解説します。

 

 

3-1.挨拶をきちんとしよう

 

まず一番大切なのは、挨拶です。

挨拶はコミュニケーションの基本中の基本です。

 

特に初対面の人に対しては、第一印象を左右することになるので

非常に重要になってきます。

しかも挨拶は定型文なので、内容を考える必要もなく、

ある意味費用対効果は抜群です。

 

まずは、相手の目を見てきちんと挨拶ができるようになりましょう。

 

 

3-2.他人に反応を過度に気にしない

 

2点目の方法は、

他人の反応を過度に気にしないようにすることです。

 

コミュ障の特徴で「恥を極端に恐れる」というのがありましたが、

他人の反応を過度に気にしないようになれば、

そもそも「恥をかく」なんてことはありません。

 

特に就職活動では、

「会うのはこの一度きり!」

なんて人も少なくありませんよね。

 

そんな場面では、

たとえ他人が恥をかいたとしても、

すぐに忘れてしまうはず。

 

良い意味で、他人の反応に鈍感になることで、

コミュ障を克服できる可能性はアップします。

 

 

3-3.笑顔を心がける

 

3つ目の方法は、笑顔を心がけることです。

 

笑顔の効果は絶大です。

笑顔なだけでコミュニケーションは円滑になっていきます。

 

本記事を読んでいるあなたも、

不機嫌そうな人と話すよりは、

笑顔の人と会話したいですよね。

他の人も同様です。

 

もちろん、

場面によっては引き締まった表情の方がいい場合もあるかもしれませんが、

基本的には穏やかな表情でいることは有利になります。

 

 

3-4.相手の話をきちんと聞く

 

4点目は、先ほども少し解説しましたが

まずは相手の話を聞くことです。

 

こちらもコミュ障を発揮する人の特徴で解説した通り、

相手の発言をしっかり聞いて会話を継続させることは重要です。

 

そして何より、

相手の話を聞くことはコミュニケーションの基本です。

 

あまり積極的な姿勢を見せようとするあまり、

相手の話を遮ってしまっては、かえって印象が悪くなってしまいかねません。

 

なんとなく会話が噛み合わないと感じたのであれば、

一度立ち止まって相手の話を理解しているかどうか

自分自身に聞いてみましょう。

 

何か気になることはあれば、相手に聞いてみるのも良いかもしれませんね。

 

 

まとめ:コミュ障でも一歩踏み出せるのであれば就職は問題ない

いかがでしたでしょうか?

本記事では、

たとえコミュ障でも就活を乗り切る方法について解説しました。

 

コミュ障でも就職は十分可能ですし、

コミュ障であることを自覚して、対策をしていれば

自然と克服できるはずです。

 

むしろ1番怖いのは、

自分がコミュ障であると自覚しているがゆえに、

就活での失敗に関して

「自分はコミュ障だから仕方ない」

と、言い訳にしてしまうことです。

 

自分を変えられるのは、

自分しかいません。

 

何かのせいにしたところで、

何も始まりません。

 

一歩踏み出すことは勇気がいりますが、

同じような悩みを抱えている人は、全国にたくさんいます。

 

そんな人と出会い、悩みを共有できるだけでも

大きな財産になるかもしれませんよ。

 

本記事が、

コミュ障で悩む人の参考になれば幸いです。

 

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