大学4年生の10月からの就活でも内定はもらえる!秋採用を勝ち抜く方法まで紹介!

大学4年生の10月からの就活でも内定はもらえる!秋採用を勝ち抜く方法まで紹介!

2024/5/24更新

はじめに

大学4年生の10月は内定がまだない就活生にとって、焦りを感じはじめる時期です。

大学4年生の10月から活動の仕方を変えれば、まだまだ内定のチャンスがあります。
自分の就活を振りかえって、10月からの就職活動を乗り切りましょう。

今回は大学4年生の10月から内定を目指す就活の効率的な企業の探し方と、内定を勝ち取るための選考対策の改善方法を紹介していきます。

残り時間の少ない10月だからこそ、丁寧に対策を進めてください。

 

この記事では大学4年生の10月から内定を目指す以下のような就活生を対象に、10月からの就職活動の進め方を解説しています。

対象
  • 大学4年生の10月から内定をもらえる方法を知りたい
  • 大学4年生の10月でも内定がないから、対策方法を教えてほしい
  • 大学4年生の10月で始めて就活するから、内定をもらうための方法が知りたい

ぜひ最後までご覧ください。

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この記事の結論

先にこの記事の結論からお伝えすると、大学4年生の10月からでも、内定をとることはできます。

大学4年生の10月からの採用は秋採用と呼ばれ、エントリーできる企業が少なくなるタイミングです。

理想と現実のバランスを取った企業選択が必要になるでしょう。

春夏採用で選考に落ち続けていた就活生は、秋採用では今までの就活とは違った行動が必要になります。

これまでの就職活動を振り返って反省点をうまく取り入れれば、秋採用はまだ内定のチャンスがあるのです。

この記事で紹介している方法で、秋採用で内定を勝ち取ってください。

次の章から各内容やその他就活に役立つ情報を紹介しますので、ぜひ最後まで読んでください。

大学4年生の10月からでも内定は取れる

大学4年生の10月からでも内定は取れる

大学4年生の10月から就職活動を始めても、内定を勝ち取るチャンスはあります。

大学4年の9月から秋採用に入り、企業は採用枠を埋めるために採用を続けるからです。

企業の中には、10月頃から採用活動を始める場合もあります。

とはいえ、春と夏の採用に比べると時間がありません。

大学4年生の10月から内定を目指す場合は、秋以降の採用に合わせた動きが必要になります。

大学4年生の10月に内定がない就活生は25.9%

厚生労働省が発表した「令和5年3月大学等卒業者の就職状況」によると、大学4年生の内定率は10月時点で74.1%でした。

25.9%の就活生が10月には、まだ企業から内定を受けていません。

令和5年3月卒の就活生は、卒業までに97.3%まで内定率を上げています。

秋採用から23.2%の就活生が内定を受けているので、採用に前向きな企業がまだ残っているといえるでしょう。

秋にも合同企業説明会など、企業との接点を増やす機会があります。

10月からでも焦らずに就職活動を続けていきましょう。

 

大学4年生の10月から始まる秋採用は競争率が高い

10月からの就活は、春夏の就活に比べるとライバルが強力です。

大学4年生の10月から、留学生や部活を引退した学生、公務員試験に落ちた学生が就職活動を始めます。

秋採用から本格的に採用を始める企業は、10月以降にしか採用できない学生が目当てといえます。

少ない採用枠を勝ち取るためには、春夏採用よりも準備が必要です。

秋採用は企業側も急いで内定を決めたいので、就活はスピード勝負になります。

これまでに経験を活かして、厳しい秋採用を勝ち抜きましょう。

大学4年生の10月から内定を目指す方法6選

大学4年生の10月から内定を目指す方法6選

大学4年の10月になると、企業もスピード感を持って採用活動を進めていきます。

効率よく就職活動を進めて、企業に自分をアピールしていきましょう。

大学4年生の10月から内定を目指す方法を、以下の6つにまとめました。

それぞれ解説します。

  1. 幅広く企業に応募する
  2. 通年採用の企業も検討する
  3. これまでの選考の結果を振り返る
  4. 面接対策を見直す
  5. 志望動機を徹底して考える
  6. 就活エージェントを活用する

 

幅広く企業に応募する

大学4年の10月から採用を勝ち取るには、幅広く企業に応募しなければなりません。

秋採用は採用活動を続ける企業が減るため、少ない選択肢の中から企業を探す必要があります。

株式会社キャリタスが公開している「2024年卒・新卒採用に関する企業調査-中間調査」では、7月時点で22%の企業が採用活動をすでに終了しています。

入社したいと思える企業を見つけるためにも、業種や業界にこだわらずに応募していかないとエントリー数が足りません。

先入観を捨てて、多くの企業に応募してください。

 

通年採用の企業も検討する

10月からの就活では、通年採用の企業も検討するようにしましょう。

少なくなった企業数をカバーするためにも、有効な手段です。

通年採用の企業は就活生の質を優先する傾向があり、採用に時間をかけます。

選考の難易度は秋採用の企業と変わらないので、しっかりと対策を練りましょう。

通年採用は採用の合否まで時間がかかるので、早めの応募が必要です。

多くの企業にエントリーするために、通年採用の企業も積極的に探してください。

これまでの選考の結果を振り返る

秋採用を勝ち抜くためにはこれまでの選考結果を振り返り、自分の欠点を見つけ出す必要があります。

内定がもらえなかった場合は、自分自身に足りていない要素を見つけるチャンスです。

内定を出した企業も、内定者に対して「質に満足していない」と29.0%の企業が感じています。

自分の選考結果を見直せば、10月からでも企業対策の質を上げることは十分に可能なはずです。

これまでの就活を踏まえた改善点をまとめるには、以下の3点が重要です。

改善点をまとめるポイント
  • どんな就職活動をしてきたのか
  • どのように改善したのか
  • なぜ改善が必要だと考えたのか

自分を見つめなおして、欠点を強みに変えていきましょう。

面接対策を見直す

面接対策の見直しは、どの企業にも効果的な対策です。

面接はどの企業でも行われる選考のため、徹底した面接対策は内定に大きな影響があるといえます。

自分をアピールするための回答を考え抜くだけではなく、身だしなみやマナーも見直してください。

面接が苦手な就活生は、模擬面接の数をこなすようにしましょう。

グループディスカッションも練習を重ねれば、本番でもしっかりとアピールできるようになるでしょう。

就活エージェントを利用して、自分の面接のフィードバックを受ける方法もおすすめです。

面接対策は練習した成果を感じやすいポイントなので、しっかり対策して面接に臨みましょう。

志望動機を徹底して考える

企業対策の中でも、志望動機は就活生で差がつきやすい要素になります。

面接する企業に合わせて内容を考えるのは大変なので、どの就活生も定型文のような特徴のない志望動機になりがちです。

多くの就活生と面接する企業からすれば、ありきたりな志望動機は印象に残りづらくなります。

志望動機として「なぜ入社したいと感じたのか」「入社したら何ができるのか」は誰でも似たような内容になります。

「自分自身の経験から、企業のどこに共感したのか」のように、自分の経験を組み合わせれば、あなただけの志望動機が完成するでしょう。

魅力的な志望動機を考えて、10月の内定を勝ち抜いてください。

就活エージェントを活用する

就職活動のプロフェッショナルである就活エージェントを有効活用しましょう。

就活エージェントは、就活に大切な自己分析や面接対策といった就活のサポートをしてくれます。

10月から内定を目指す就活生は焦りを感じやすく、不安や悩みと向き合っていかなくてはいけません。

就活エージェントは合否理由のフィードバックまで受けられるので、自分の弱点を把握しやすくなります。

短い時間の秋就活では、少ないチャンスを活かして常に改善をしていく必要がありるのです。

就活エージェントに相談すれば、自分のメンタルケアをしながら、厳しい秋採用の中でも就活を続けられるでしょう。

大学4年生の10月からでも内定できる企業の特徴を知ろう

大学4年生の10月からでも内定できる企業の特徴

大学4年の10月から内定を目指す場合は、どのような企業が採用を続けているかを知っておきましょう。

春夏採用と秋採用の企業の違いを知れば、自分の条件に合う企業探しがスムーズになります。

10月でも採用を続けている企業は、大まかに以下の3つです。それぞれ解説します。

  1. 大量募集で人材を探している企業
  2. 知名度が低く採用が進まない企業
  3. 地方で活躍を続ける企業

大量募集で人材を探している企業

大手企業やグループ会社は、新卒社員として多くの人材を探しています。

採用したい人数も多いので、秋でも採用している有名企業が多く残っています。

すでに内定を複数もらっていた学生の内定蹴りで、空いた求人を再募集していることも多いケースです。

秋採用でも有名な企業の採用枠が空いていることがあるので、積極的に探してみましょう。

知名度の高い企業は採用を探している学生も多いので、ライバルも多い激戦区です。

他の就活生に負けないように、しっかりと企業研究をして選考に臨んでください。

知名度が低く採用が進まない企業

ベンチャー企業や中小企業の採用は、知名度が低く大企業の採用に隠れてしまいがちです。

人が集まりにくいため、秋採用の時期でも優良企業の採用が残っていることがあります。

生活に欠かせない商品を製造していたり、日本の産業を支える技術力を持っていたり、働きがいのある企業が中小企業にも存在します。

即戦力が欲しいベンチャー企業で採用されれば、新卒入社でも早い時期から活躍できるでしょう。

知名度が低い企業は情報が少なく企業研究が難しいかもしれませんが、調べた分だけライバルよりも有利に就活を進められます。

大企業だけでなく中小企業にも注目しながら、就職活動を進めてください。

地方で活躍を続ける企業

拠点を地方に置く企業は、秋から採用が活発化する傾向にあります。

都市部の企業に比べ人が集まりにくく、秋採用でも採用枠が残っています。

公務員試験が終わってから採用を始める企業もあるので、地方企業の採用も調べておきましょう。

2019年以降から労働力人口が増えているのは南関東と近畿の2つの地域だけで、地方企業は人材不足の問題を抱えています。

地域に企業も人材を呼び込むために働きやすい職場づくりに力を入れています。

地元が地方の就活生や地方で働きたい就活生は、地方の企業に目を向けて就活を進めてみてください。

都市部の企業とは違った魅力的な企業が見つかるはずです。

 

大学4年生10月でも間に合う企業の探し方を知ろう

大学4年生10月でも間に合う企業の探し方

大学4年生の10月から内定を目指すなら、あらゆる方法で企業を探していかなければなりません。

ここでは、秋からでも間に合う企業の探し方を4つ紹介します。それぞれ解説します。

  1. 就活エージェントに適切な企業の求人を紹介してもらう
  2. 逆求人サイトで企業のオファーを待つ
  3. 動画型サイトで自己PR動画を活用する
  4. 合同説明会で企業の担当者と出会う

就活エージェントに適切な企業の求人を紹介してもらう

就活エージェントは、就職活動に関するサポートを無料で受けられるサービスです。

自分の能力や希望に沿った企業を紹介してくれたり、選考が不安なときには相談にのってくれたり、就職活動に役立つ多くのサポートがあります。

面接の日程まで取りつけてくれるなど、忙しい就職活動を様々な面で支えてくれます。

就活エージェントは秋採用に前向きな企業の情報を持っているので、条件がマッチすれば多くの企業を紹介してもらえるでしょう。

面接が苦手な就活生は就活エージェントを活用して面談練習をしておくと、本番の面接でも本来の実力を出しきれるはずです。

逆求人サイトで企業のオファーを待つ

逆求人サイトを利用して、企業からオファーを待つ方法があります。

自分のプロフィールを入力するだけで、企業の採用担当にアプローチできます。

自分から探しにいく必要がないので、時間がない秋採用でも使いやすい手段です。

逆求人サイトなら、考えもしなかった業種の求人が舞い込んでくることもあります。

限られた時間の中で、自分に合った企業に出会うために、逆求人サイトを有効活用しましょう。

動画型サイトで自己PR動画を活用する

逆求人サイトには。自己PR動画を投稿するタイプがあります。

文章ではなく、話して伝えることが得意な就活生におすすめの方法です。

自己PR動画は個性を伝えやすいので、自分の強みがはっきりしている就活生には強力な手段になるでしょう。

サイトに登録すれば、サイト内の企業説明動画が見られます。

企業研究に使うこともできるので、うまく活用すれば就職活動の幅が広がります。

合同説明会で企業の担当者と出会う

秋採用でも小規模ながら、合同企業説明会が開かれています。

春夏採用の合同企業説明会に比べ、参加者が少なく、企業の担当者と距離が近いことが特徴です。

秋採用の企業説明会は、採用意欲が高い企業ばかりが参加します。

採用を急いでいる採用担当者と相性がいい場合は、内定のチャンスといえるでしょう。

オンラインの合同説明会なら、地方のイベントでも参加のハードルが下がります。

積極的に参加して、内定のチャンスをつかみに行きましょう。

大学4年生の10月まで内定がもらえない就活生の特徴を知ろう

大学4年生の10月まで内定がもらえない就活生の特徴

大学4年生の10月までに内定がない就活生の特徴を5つ紹介します。

自分に当てはまるポイントがあれば、改善して秋採用にのぞんでください。

それぞれ紹介します。

内定がない就活生の特徴
  • 自己分析が甘い
  • エントリーシートを作り込んでいない
  • エントリー数が少なすぎる
  • 業界・企業研究をしていない
  • 大手・人気企業しか受けていない

自己分析が甘い

自己分析が甘いと、面接での回答が不十分になってしまいがちです。

面接でわかりやすく自分の考えを伝えるには、なによりも自分の考えを理解しておかなければなりません。

ここでは、自己分析におすすめの方法を7つ紹介します。

自己分析におすすめの方法7選
  • マインドマップ
  • 適性検査
  • モチベーションフラグ
  • 自分史
  • 8ブロッククエスチョン
  • Will・Can・Must分析
  • SWOT分析

自己分析の方法は他にもあるので、さまざまな角度から自分を見つめ直してみてください。

エントリーシートを作り込んでいない

エントリーシートが作り込まれていないのも、就活がうまくいかない人の共通点です。

自分のオリジナルと思っている文章も、身近なだれかの真似になっていないか考えましょう。

型通りに作られた文章では、自分の魅力を十分に伝えきれていません。

企業にとって、会いたいと思われる魅力的なエントリーシートを目指しましょう。

ガクチカ、自己PR、志望動機は誰もが書く要素だからこそ、熱意をこめて書くだけでも変化があります。

どうしても難しい場合は、エントリーシートの添削を受けてみましょう。

エントリー数が少なすぎる

株式会社キャリタスが公開している「2024年卒 5月1日時点の就職活動調査」によれば、2024年卒の就活生の平均エントリー数は23.2社でした。

10月からの就職活動はスピード勝負です。急にエントリー数を増やそうと思っても、時間がたりません。

求人サイト以外のサービスを活用しながら、効率的にエントリーしてください。

逆に多すぎる場合も注意が必要です。スケジュール調整などに気を取られ、本来やらなければならない企業対策が不十分になってしまいます。

平均のエントリー数を目安にして、少ない場合はエントリー数を増やしましょう。

 

業界・企業研究をしていない

業界や企業に対する理解が浅く、面接の返答が自分語りになっている場合があります。

自分のアピールは重要ですが、質問内容によっては悪い印象を与えかねません。

自分のことだけでなく、業界や企業のことについても、自分の考えを伝えられるようにしておきましょう。

企業研究は使いまわしができないので、対策が不十分な就活生が多くなります。

しっかりと自分の考えを用意して面接にのぞめば、選考結果にも変化があらわれるはずです。

大手・人気企業しか受けていない

大手企業や人気企業にしかエントリーしていない場合は注意が必要です。

待遇がしっかりしていたり、魅力的な仕事内容だったりと、人気のある企業には誰でも入社したくなる条件がそろっています。

就活生に人気のある企業には、強力なライバルもエントリーしています。

採用のハードルも高くなり、自分のベストを尽くしても内定が難しいのが秋採用です。

10月まで採用されないときは、自分がエントリーしてきた企業を振り返ってください。

人気のある企業ばかりだったら、中小企業まで企業調査をしてみましょう。

名前の知らない企業でも、気になる条件の企業が見つかるはずです。

まとめ

大学4年生の10月から内定を勝ち取るための対策を紹介しました。

10月以降の秋採用は、時間がみじかくスピード勝負になりがちです。

エントリーする業種の幅を広げたり、企業探しの方法を増やしたりして、少しでも多くの企業の情報を集めてください。

今までの就活を振り返って改善を重ねていけば、自分にしかない強みが生まれてくるはずです。

大学4年の10月から内定を目指すのは、企業の数が少なく春夏採用に比べて難しい環境といえるでしょう。

ですが、企業も採用意欲は10月以降も下がっていないので、諦める必要はありません。

しっかりと対策をして、秋採用を勝ち抜いてください。

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