第一ボタンはとめる? 就活におけるシャツ選びの注意点を解説!【男性編】
2024/5/24更新
はじめに
就活を頑張る男性の皆さんのなかには、シャツのボタンマナーや色柄など、就活に適した服装について悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
特に近年の就活においては、クールビズを指定されることもあるため、シャツの着こなしについて困ってしまう場面も多いと思います。
本記事では、就活にふさわしいシャツの種類や、シャツの着こなしに関する注意点について徹底的に解説します。
この記事は特に以下のような疑問を持つ就活生に向けて書かれています。
- 就活でのシャツの着こなしがわからない
- どのようなシャツが就活に適しているのか知りたい
- クールビズを指定された場合のボタンマナーを知りたい
これらの疑問を持つ就活生の皆さんは、ぜひ最後までご覧ください!
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企業は就活生の服装をどう評価する?
企業が就活生の服装をどう見ているのか、気になりますよね?
採用活動は企業にとって重大なプロジェクトの一つ。
限られた時間のなかで採用する学生を選び出すわけですから、その過程で就活生のあらゆる側面がチェックされます。
なかでも、服装は特に重視される要素の一つです。
人間の第一印象は数秒で決まると言われています。
この短い時間で最も影響力を持つのは、言うまでもなく外見です。
清潔感や服装のマナーが適切かどうかは、その人が基本的な社会的ルールを理解し、遵守できるかの一つのバロメーターになります。
面接やビジネスの場では、洋服の小さなディテールが大きな意味を持つことも。
例えば、シャツのボタン一つをとっても、それがきちんと留められているかどうかは、あなたの丁寧さや整理整頓能力を示す指標となり得るのです。
企業は、チームに溶け込み、共に目標に向かって努力できる人材を求めています。ですから、面接時の服装からそのような特性を見せることが、就職活動を成功に導く鍵となります。
整った服装は、見た目以上のメッセージを伝えるための重要な手段と言えるでしょう。
小さなことへの気配りが、大きな差となって現れるのです。
だからこそ、面接ではシャツのボタンの一つ一つにまで気を配ることが大切になります。
服装は単なる形式ではなく、あなたの人となりを表す手段です。
面接での服装選びには、ぜひとも注意を払ってください。
そうすることで、企業に対して自己管理能力と、チームへの適応力をアピールできるはずです。
男性は第一ボタンを必ず留める
これは男性に限らず女性にも言えることですが、就活時に着用するワイシャツの第一ボタンは必ず留めてください。
男性の場合はネクタイをきつく締めると第一ボタンが見えなくなりますが、それでも第一ボタンを留めておくべきでしょう。
というのも、たとえネクタイで隠れていたとしても、不意に第一ボタンが見えたときに外れていると、面接官に対し悪い印象をあたえてしまうからです。
どうしても一番上まで留めるのが苦しいときは、シャツのサイズが合っていない可能性があるため買い換えた方が良いです。
とにかく、どのような場合においてもシャツの第一ボタンを留めて就活に臨みましょう。
就活に不適切なシャツ
ひと言にシャツと言っても、フォーマルからカジュアルまで様々な場面に適したものがあります。
就活においてはTPOをわきまえたシャツを着ることが求められますが、本項目では特に就活に不適切なシャツについて解説します。
ボタンダウンのシャツ
ボタンダウンのシャツとは、襟元にボタンが付いていることが特徴のシャツです。
このタイプのシャツは、日常的なカジュアルウェアとしては非常に人気がありますが、就職活動の場においては適切ではありません。
なぜなら、そのデザインが持つラフな印象がフォーマルな場面では不適切だからです。
面接やビジネスの場では、細部にわたるまで気を配ることが求められます。
ボタンダウンのシャツを着用すると、どんなにきちんとボタンを留めても、襟のカジュアルさが目立ってしまい、面接官に対して良くない印象を与えかねません。
特に、ボタンダウンはネクタイをしない場面で着ることが多いため、その点でも就活の場には不向きと言えるでしょう。
さらに、ボタンダウンのシャツは、ビジネスカジュアルやクールビズなど、比較的自由なドレスコードの下での使用が好ましい服装となります。
以上の理由から、就職活動においてはよりフォーマルな服装が求められるため、このタイプのシャツは選ばないようにしましょう。
シャツ選びは、就活の成功に直結する重要な要素の一つです。
ボタンダウンシャツはおしゃれで魅力的な選択肢かもしれませんが、TPOをわきまえた装いを心掛けることが、良い印象を与えるための鍵となります。
色柄が濃いシャツ
就職活動の面接においては、清潔感と整った印象を与えるために、シャツの色や柄にも気を付けることが大切です。
特に、色柄が濃いシャツは避けた方が無難です。
なぜなら、面接では落ち着いたフォーマルな装いが好まれるからです。
白色の無地のシャツは面接の定番であり、どんな場でも安全に着こなせる選択肢です。
薄いブルーやピンクのシャツもビジネスシーンではよく見られますが、就活の面接ではこれらの色もカジュアルと見なされがちです。
柄が入っている場合も同様で、特に大きな柄や濃い色のストライプは避けるべきです。
細かいストライプや薄い色ならまだ受け入れられることもありますが、リスクを避けるためには、シンプルな白無地を選ぶのがベストです。
面接の際には、自分の個性やスタイルをアピールしたい気持ちもあるかもしれませんが、まずは基本に忠実な服装で安心感を与えることが重要です。
色柄の濃いシャツは、オフィスカジュアルやプライベートでのおしゃれにとっておき、就活ではクリーンで整った印象を目指しましょう。
半袖のシャツ
面接では第一印象が非常に重要です。
そのため、どんなに暑い夏の時期でも、半袖のワイシャツは避けた方が賢明です。
半袖シャツはその性質上、カジュアルな印象を与えがちで、フォーマルな場においては不向きとされています。
たとえば夏場の選考でクールビズスタイルが許可されている場合でも、基本的には長袖のシャツを着用することが推奨されます。
半袖シャツを着用してしまうと、見た目のフォーマルさが損なわれ、評価が下がる可能性があります。
さらに、ジャケットの下に半袖を着ていても、袖口が見えないことで「半袖を着ているのでは?」と推測されることもあります。
クールビズ指定がある場合でも、形式に則った服装で臨むことが、自分の真剣な姿勢をアピールするチャンスになるでしょう。
第一ボタンが苦しい原因と対処法
第一ボタンを留めると苦しくなる原因は、主に次の2つが考えられます。
- サイズが合っていない
- 襟の形が合わない
以下で詳しく解説します。
原因①:サイズが合っていない
第一ボタンが苦しいと感じる主な原因の一つが、シャツのサイズが自分の体に合っていないことにあります。
一番上のボタンを留めると何となく窮屈に感じることは普通ですが、着用を続けても慣れないレベルで苦しい場合は、サイズの見直しが必要です。
シャツは種類によってさまざまなサイズがあり、既製品でも幅広いサイズ展開があります。
購入の際は、できればスーツ売り場などの専門店で採寸をしてもらい、自分の体型にぴったり合うシャツを選ぶと良いでしょう。
専門のスタッフに相談することで、自分でも気づかなかった適切なサイズを見つけることができます。
万が一、既製品でぴったりのサイズが見つからない場合は、オーダーメイドでシャツを作るという選択肢もあります。
しかし、多くの場合は適切に選ばれた既製品でも十分に対応可能です。
シャツのサイズを見直すことで、快適に第一ボタンを留めることができ、見た目にもきちんと感が出ます。
面接の際にはこのような細かい配慮が評価につながるので、ぜひ適切なサイズのシャツを選んでください。
原因②:襟の形が合わない
就職活動でのシャツ選びで忘れがちなのが、襟の形の重要性です。
第一ボタンが苦しく感じる場合、サイズだけでなく襟の形も考慮する必要があります。
シャツの襟にはさまざまな形状があり、その中でも特にワイドカラーは首元に余裕を持たせやすい設計になっています。
ワイドカラーのシャツは、襟が広めに設計されているため首回りが楽で、快適に第一ボタンを留めることができます。
このタイプは、特に体格のがっしりした方や、通常のレギュラーカラーシャツで窮屈さを感じる方におすすめです。
また、襟の開きが広いため、より洗練された印象を与えることができるのも魅力の一つです。
襟の形は見た目のスタイルにも大きく影響を与えるため、自分の顔型や首の長さに合わせて選ぶことが大切です。
もしレギュラーカラーのシャツを着用していて第一ボタンがきつく感じる場合は、ワイドカラーに変えてみるのも一つの解決策です。
適切な襟の形を選ぶことで、面接時にも自信を持って堂々と振る舞うことができるでしょう。
クールビズを指定された場合のボタンマナー
極端に暑い気温が続く近年の就活では、企業にクールビズを指定されることもあります。
本項ではクールビズを指定された場合の着こなしについて解説していきます。
クールビズとはどのような服装か
クールビズは、夏の暑い時期に快適かつ環境に配慮したビジネススタイルを提案するために日本の環境省が2005年に提唱した取り組みです。
このスタイルは、「cool」と「business」を組み合わせた言葉から成り立ち、フォーマルなビジネスシーンでも適応可能な軽装を意味しています。
クールビズの基本的な服装は、ジャケットやネクタイを着用しないことが一般的です。
具体的には、襟付きのシャツにスラックスやきちんとしたチノパンツを合わせるスタイルで、業種によってはポロシャツやクリーンな印象のアロハシャツの着用も認められています。
また、クールビズでは通気性が良く、吸湿速乾性に優れた素材が選ばれることが多いです。
シャツの選び方としては、長袖または半袖のどちらも選択可能ですが、清潔感を保つために襟元のボタンはしっかりと留める必要があります。
クールビズ期間中の就活では、特に企業からの指示がある場合、このドレスコードに従って適切な服装を心掛けることが重要です。
クールビズで気を付けたいポイント
第一ボタンは留める
クールビズスタイルでのシャツ選びでは、特に襟元の印象が重要になります。
ネクタイを着用しない分、シャツの第一ボタンがその人の印象を左右することになります。
第一ボタンをきちんと留めることは、シャツの形が整って見えるだけでなく、全体の着こなしに締まりをもたらし、一層まとまりのある印象を与えます。
逆に、このボタンを開けてしまうと、ラフすぎる印象を与えてしまう可能性があり、面接官に良くないイメージを持たれかねません。
そのため、就活生の皆さんはたとえクールビズを指定された場合でも第一ボタンは留めるようにしてください。
シャツのしわや汚れに気を付ける
クールビズスタイルではジャケットを着用しないため、シャツ一枚の印象が非常に重要です。
シャツにしわがあると、やや乱れた印象を与えることがありますし、襟元の汚れは不潔に見える可能性があります。
就活では、いつも清潔で整頓された外見を保つことが求められます。
そのため、シャツ選びでは質の良い素材を選んで、常にきれいにアイロンをかけておくことが重要です。
また、長時間着用してもしわになりにくい素材を選ぶと、見た目が整います。
面接や説明会の前には、鏡で全体をチェックすることが大切です。
特に、汚れや摩耗が目立ちやすい襟元や袖口には細心の注意を払い、いつも綺麗な状態で臨むようにしましょう。
このように小さな配慮をすることが、あなたの丁寧な性格と真面目な態度を示し、好印象を与えることにつながります。
インナーの透けに注意
クールビズではジャケットを着用しないことが多いため、シャツの下に着るインナーが意外に目立つことがあります。
特に夏場は、シャツ素材が薄くなることもあり、インナーが透けてしまうことが頻繁に起こり得ます。
透けを防ぐためには、インナーの色選びが重要です。
ホワイトやベージュなど、シャツの色に影響を与えにくく、かつ透けにくい色を選ぶことがポイントです。
また、シャツの襟元から見えないよう、V字ネックのインナーを選ぶのがおすすめです。
これにより、シャツの開いた首元からインナーが見えることを防げます。
さらに、インナーの袖の長さにも注意が必要です。
半袖やノースリーブを選ぶことで、シャツの袖口からインナーが覗くのを避けることができます。
汗染みにも気を付ける
クールビズスタイルでジャケットを着用しない場合、汗染みはより目立ちやすくなりますので、その対策は非常に重要です。
汗染みを防ぐためには、素材選びがカギを握ります。
綿100%のシャツは快適ですが、汗を吸いやすく乾きにくいため、ポリエステル混合の素材がおすすめです。
ポリエステルは速乾性に優れており、汗を素早く乾燥させてくれるため、汗染みが目立ちにくくなります。
また、インナーの選び方も重要です。薄手で通気性が高い素材を選ぶことで、肌にまとわりつきにくく、快適な着心地を保つことができます。
さらに、接触冷感や吸湿速乾、消臭、抗菌などの機能が付加されたインナーを選ぶことで、汗を効率的にコントロールし、清潔感を保ちながら快適に過ごせます。
スーツのボタンマナー
就職活動において、スーツの正しい着こなしは、第一印象を左右する重要な要素です。
特に、ボタンの留め方には、適切なマナーが存在します。
ここでは、男性のスーツのボタンマナーに焦点を当て、面接時の正しい扱い方を解説します。
2つボタンのスーツ
一般的なリクルートスーツは2つボタンが主流です。
このタイプのスーツでは、上のボタンのみを留めるのが基本です。
一番下のボタンは開けておくことで、スーツのラインがきれいに出るため、スタイルが良く見えます。
全部を留めてしまうと窮屈な印象を与えがちなので注意が必要です。
3つボタンのスーツ
3つボタンのスーツでは、中央のボタンだけ、または一番上と中央の2つを留めるのがマナーです。
こちらも、最下部のボタンは開けた状態にしておくのが一般的。
襟のVゾーンが広く感じる場合は、一番上のボタンを追加で留めることで、バランスの良い着こなしが完成します。
面接での着席時のボタンマナー
面接での着席時には、通常はスーツのボタンを全て外すのがマナーとされています。
しかし、就活の面接では少し異なります。
ジャケットが全開だと緩すぎる印象を与えかねないため、面接中も下のボタンだけを開けることをお勧めします。
これにより、ジャケットが引きつることを防ぎつつ、整った印象を維持できます。
結論:就活用のシャツはこれ!
これまで見てきたように、就職活動においてはシャツひとつとっても印象を左右する大切な要素です。
本記事で解説してきたシャツに関する注意点を踏まえて、本項ではシャツの選び方のポイントを具体的にご紹介します。
ジャストサイズを選ぶ
ジャストサイズのシャツを選ぶことは、清潔で整った外見を保つための基本です。特に重要なのは、肩幅、首回り、袖の長さの3点です。
肩幅は、両肩の骨が出っ張っている部分がちょうどシャツの縫い目と一致するようにします。
首回りは、最上部のボタンを留めた状態で人差し指一本が入る程度の余裕を持たせることが理想的です。
袖の長さは、スーツの袖口からワイシャツが約1cm見えることが望ましいでしょう。
色は白色の無地を選ぶ
白色の無地のシャツは、就活において最も無難であり、どんな業界にも適しています。
ボタンの色や縫い目が目立つデザインは避け、シンプルなものを選ぶことで、誠実かつ洗練された印象を与えることができます。
襟のデザインは「レギュラーカラー」を選ぶ
ビジネスシーンに最も適した「レギュラーカラー」のシャツは、襟の形がスタンダードで、あらゆるスーツスタイルに合わせやすいです。
カジュアルな印象を与えがちな他のデザインと違い、レギュラーカラーはフォーマルな場面での着用に適しています。
ただし、どうしても第一ボタンを留めると首元が苦しくなってしまう方は、ワイドカラーを選ぶことも考えると良いです。
これらのポイントを押さえたシャツを選ぶことで、就職活動時には自信を持って面接に臨むことができるでしょう。
清潔感と正確なフィット感は、見た目の印象を左右するため、これらの基準に沿ったシャツを選びましょう。
まとめ
本記事では、就職活動におけるシャツの選び方と、その際のエチケットについて詳しく解説しました。
就活においてシャツは、見た目の印象を大きく左右する重要な要素です。
以下の三つのポイントは特に重視すべきです。
- シャツはジャストサイズで
シャツは肩幅、首回り、袖の長さが自分に合っているものを選びましょう。
ピッタリとしたサイズのシャツは、整った外見を印象付け、自信を持って面接に臨むことができます。 - 色は白色の無地
清潔感があり、どんな業界にも適応可能な白色の無地のシャツは、就活における定番です。
シンプルで洗練された印象を与え、面接官に好評価を得る可能性が高まります。 - 襟のデザインはレギュラーカラーを
汎用性が高く、どんなスーツにもマッチするレギュラーカラーのシャツを選ぶことで、フォーマルな場にふさわしい装いとなります。
ただ、もし首元が窮屈に感じる場合は、ワイドカラーを試すのも一つの解決策です。
また、シャツのボタンの扱い方や、クールビズの際の着こなし方、そして汗染みやインナーの透け対策など、細かな配慮が成功への鍵となります。
特に、インナーの透け防止やシャツのシワや汚れには注意を払い、面接や説明会前にはしっかりとチェックしましょう。
本記事を参考にワイシャツをキチンと着こなして就活に臨んでください!