積水ハウスが行っているインターン内容とは?参加メリットや26卒向け選考対策も紹介
2024/5/22更新
はじめに
本記事では積水ハウスのインターンシップや、選考対策のポイントなどを詳細に解説しています。
結論から言うと、積水ハウスはインターンシップの選考であっても本選考で内定がでるレベルまで対策を進める必要があります。勿論インターンシップのほうが合格者数の枠も多いですが、非常に人気が高く、エントリーする就活生もレベルが高いです。確実にインターンに参加したいと考えているのであれば、対策は必須です。
特に以下のような就活生に向けて記事を執筆しています。
- 積水ハウスの選考に参加したいけど、なにから初めていいか分からない
- 積水ハウスの選考対策を知りたい
そんな就活生に向けて執筆しているので、ぜひ最後までご覧ください。
また積水ハウスの企業研究は以下の記事から飛べるので、ぜひ併せて読んでみてください
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積水ハウスの基本情報
出典元
社名 | 積水ハウス株式会社 |
本社所在地 | 大阪府大阪市北区淀中一丁目 |
設立年月日 | 1960年8月1日 |
累積建築戸数 | 2,618,137戸 |
従業員 | 29,932名 |
主な事業内容 | 請負型ビジネス:戸建住宅事業、賃貸・事業用建物事業、建築・土木事業 ストック型ビジネス:賃貸住宅管理事業、リフォーム事業 開発型ビジネス:仲介・不動産事業、マンション事業、都市再開発事業 |
積水ハウスは、1960年に設立された大阪に本社を置く大手住宅メーカーの一つになります。
積水ハウスは、国内事業と国際事業どちらにも力を入れており、戸建住宅や賃貸住宅、マンション事業、都市開発など幅広く取り組んでいます。
積水ハウスの強みは、「技術力」「施工力」「顧客基盤」の3つです。
例えば、技術力を駆使して、環境に配慮した家を目指す「グリーンファースト・ゼロ」や責任施工体制、そして半世紀以上にわたって住宅業界をリードしてきた顧客基盤によって積水ハウスは人生100年時代の幸せの提供を目指しています。
お客様視点で良い建物を作っていきたい人や建築系・都市開発の知識を活かして働きたい人にとっては、魅力的な企業の一つとなっています。
積水ハウスに必要とされる人材像
積水ハウスの企業理念や求める人物像では、未来の積水ハウスに必要な人材像として複数の項目が挙げられます。
それらの内容から、「責任感」「向上心」「変化への対応力」を持った人材を求めていることがわかります。
そのため、変化に対応しながら常に上を目指し続ける人であることを選考では表現できるといいでしょう。
そして次に、「未来の積水ハウス」が求めている人物像を予測しましょう。これは少し手間ですが、IRや企業が掲げている目標などを確認するのが1番手っ取り早いと思います。積水ハウスの場合は、「IR情報」も参考になると思います。
最終面接では役員や社長が面接官になる場合が増えますが、彼らは一緒に働くわけではなく、未来のために企業の方針を決めていく人たちです。そういった方々に自身をアピールする際には、自分がこの会社に入ることで未来に変化を与えることができるとイメージさせることが大事です。
ですので、終盤の面接では、この学生と一緒に働きたいかではなく、「この学生は未来の企業にとって必要か」で判断されることがあると思っておいたほうがいいです。
積水ハウスのインターンに参加するメリット
企業理解が深くなる
積水ハウスのインターンシップは5日間の間に多くの社員とコミュニケーションを取る機会があります。
その中で、実際に社内の雰囲気を知ることができたり、社員に直接質問したりできるため、現場のリアルな声を知ることができるでしょう。
全職種で実際に事業所や工場に行き、インターンシップが行われるため、社員の方と実際にお話するチャンスが多く、また職場の雰囲気を知れる貴重な機会となるでしょう。
また、社員からフィードバックを受けられるため、自分自身をより成長させる良い機会にもなります。
本選考に向けて、自分の強みをどのように仕事に活かせるのか、積水ハウスのどのような部分に魅力を感じて、志望するのかをインターンシップの中で明確にできるように積極的に社員と交流していきましょう。
インターンでの経験を活かして、業界理解・企業理解を深めることで、志望理由や自己PRの質を高めることができるため、十分に内定率が高まるでしょう。
ライバルの実力を把握できる
積水ハウスのインターンシップは他の参加者とのグループワーク形式で課題を解決していく形式があります。
そのため、インターンシップでは一緒にグループワークを楽しんだ仲間も本選考ではライバルになる可能性があるため、他の学生の実力を知ることできます。
そのため、インターンシップの中でも他の参加者の良い部分は積極的に自分自身に取り入れて本選考に望むことができますし、インターンシップを通して自分の強みをさらに磨くきっかけになるはずです。
そして、他のインターンシップの参加者とも積極的にコミュニケーションを取ることで、どのような学生がインターンシップに参加しているのかを確認してみるのも良いでしょう。
積水ハウスが行っているインターン内容
積水ハウスで過去に実施されていた4つのインターンについて、概要を紹介します。
- 1日目エントリープログラム
- 2日目プログラム「Tomorrow’s Life Museum体験」
- 営業コース
- 総合企画コース
- 設計・施工管理コース
- 生産・本社技術コース
一つずつ、詳しく見ていきましょう。
1日目エントリープログラム
2024年度に開催が予定されている「1日目エントリープログラム」の概要は、以下の通りです。
開催時期 | 7/4〜7/20で全国で複数日開催 |
開催時間 | 1日 ※各日程、2時間30分程度(AM・PM選択式)を予定 |
場所 | 札幌・仙台・東京・金沢・名古屋・大阪・広島・福岡 |
人数 | - |
報酬 | なし |
交通費・宿泊費 | 交通費支給あり ※遠方の場合は交通費と宿泊費の支給あり |
1日目エントリープログラムでは、講義&選抜型のグループワークを行う1日のインターンシッププログラムとなっています。
過去には人事担当者による事業や仕事内容の説明と選抜型のグループワークを実施していました。
1日目エントリープログラムでは、WEBサイトではなかなか得られにくい事業戦略や社風など積水ハウスの深い部分まで説明があり、企業理解を深められるだけでなく、住まいづくりに関するワークを通して、グループメンバーと実践形式で仕事理解を深められる機会になるでしょう。
積水ハウスのインターンシップは、1日目エントリープログラムに参加し、次に記載する2日目プログラム「Tomorrow’s Life Museum体験」に参加後に、各職業コースごとにインターンシップのプログラムが開催されています。
そのため、まずはこちらのエントリープログラムに参加する形になります。
2日目プログラム「Tomorrow’s Life Museum体験」
2024年度に開催が予定されている「2日目プログラム「Tomorrow’s Life Museum体験」」の概要は、以下の通りです。
開催時期 | 東日本:7/26(水)・8/2(水)・8/9(水) 西日本:7月下旬・8月上旬で日程調整中 |
開催時間 | 1日 |
場所 | 関東・関西 |
人数 | - |
報酬 | なし |
交通費・宿泊費 | 交通費支給あり ※遠方の場合は交通費と宿泊費の支給あり |
2日目エントリープログラムでは、住まいのテーマパークである「Tomorrow’s Life Museum」を体験する1日のインターンシッププログラムとなっています。
2日目エントリープログラムでは、ワクワクする暮らしをイメージしたり、普段知ることのない家づくりの技術部分について学べる場所となっており、お客さんの立場でかつ積水ハウス社員の立場として住まいづくりの楽しさに触れ合えるプログラムです。
積水ハウスのインターンシップは、1日目エントリープログラムに参加後に、2日目プログラム「Tomorrow’s Life Museum体験」に参加して、各職業コースごとにインターンシップのプログラムに分かれていきます。
そのため、1,2日目のプログラムに参加後に次の4つの職種のインターンシップに参加する形になります。
営業コース
2024年度に開催が予定されている「営業コース」の概要は、以下の通りです。
開催時期 | 8月中旬〜9月末にかけて |
開催時間 | 3日 |
場所 | 札幌・仙台・東京・名古屋・大阪・広島・福岡 |
人数 | - |
報酬 | なし |
交通費・宿泊費 | 交通費支給あり ※遠方の場合は交通費と宿泊費の支給あり |
営業コースのインターンシップでは、住宅営業について体験を通して学べる3日間のインターンシッププログラムとなっています。
過去には戸建てと賃貸部門に分かれてそれぞれ営業チームを作成して、実践的なグループワークを実施していました。
営業コースの魅力は、住宅営業について一通り体験できる点です。
初回ニーズ調査から始まり、提案書を作成、そして最後にはプレゼンまで行うことで普段積水ハウスの社員がどのように考えて、住宅営業をしているのかを体験できるのが特徴です。
潜在ニーズを引き出し、最適な土地や土地活用を提案し、選んでもらえるか住宅営業の面白さを深く学べる機会となっているため、将来の働く姿をイメージするのにも役立つでしょう。
総合企画コース
2024年度に開催が予定されている「総合企画コース」の概要は、以下の通りです。
開催時期 | - |
開催時間 | 3日 |
場所 | オンライン&対面(事業所) |
人数 | - |
報酬 | なし |
交通費・宿泊費 | 交通費支給あり ※遠方の場合は交通費と宿泊費の支給あり |
総合企画コースのインターンシップでは、事業所で活躍する総合企画職の働き方について学べる3日間のインターンシッププログラムとなっています。
過去には総合企画職の業務紹介だけでなく、実際に事業所で業務を見学・体験する機会や座談会の機会もあり、積水ハウスの総合企画職や社員の雰囲気について深く知れるプログラムを実施していました。
総合企画職の魅力は、実際に社員と話せる機会が多くある点です。
プログラムの中で2日間は、事業所に行ってインターンを行います。
そこでは、事業所の業務を見学するだけでなく、実際に体験する機会や社員の方との座談会を行い、普段の働き方や将来のキャリア、社風に触れられる貴重な機会になります。
インターンシップを通して、企業理解や職種に対する理解をしっかりと深めたうえで、本選考に向かっていけるといいでしょう。
設計・施工管理コース
2024年度に開催が予定されている「設計・施工管理コース」の概要は、以下の通りです。
開催時期 | - |
開催時間 | 3日 |
場所 | オンライン&対面(全国事業所) |
人数 | - |
報酬 | なし |
交通費・宿泊費 | 交通費支給あり ※遠方の場合は交通費と宿泊費の支給あり |
設計・施工管理コースのインターンシップでは、事業所や現場を通して技術職の仕事を学べる3日間のインターンシッププログラムとなっています。
過去には戸建住宅と賃貸住宅の両方の事業所に参加して、実物件のプレゼン作成や建築現場に立ち会うなど、社員と関わりながら積水ハウスの設計・施工管理職の働き方や社員の雰囲気について深く知れるプログラムを実施していました。
設計・施工管理コースの魅力は、様々な積水ハウス社員と話せる機会があることです。
例えば、4,5日目では戸建住宅と賃貸住宅それぞれの事業所に実習に行くため、どちらの社員とも関わる機会があり、さらには建築現場にも同行するため、社員が普段関わる幅広い人達とお話する機会があるのは特徴的な点といえるでしょう。
さらには、最終日のプレゼンでは、現場社員からフィードバックをもらえるため、現場胃社員の視点からの貴重な意見を通して自分自身を成長させることもできるでしょう。
生産・本社技術コース
2024年度に開催が予定されている「生産・本社技術コース」の概要は、以下の通りです。
開催時期 | - |
開催時間 | 3日 |
場所 | 大阪本社、静岡工場 |
人数 | - |
報酬 | なし |
交通費・宿泊費 | 交通費支給あり ※遠方の場合は交通費と宿泊費の支給あり |
生産・本社技術コースのインターンシップでは、本社技術職と生産技術職の実際の部署や工場に行って仕事を体験できる3日間のインターンシッププログラムとなっています。
過去には、本社技術職では研究開発や技術管理、施工に関わる複数の部署に参加し、生産技術職では工場の生産調達部門や工場の最先端技術についての見学をすることで、積水ハウスの生産・本社技術職について深く知れるプログラムを実施していました。
生産・本社技術コースの魅力は、実際に部署や工場に行って、社員と話せる機会が多くある点です。
本社技術職では、大阪本社にある研究開発・技術管理・施工に関わる複数の部署から2部署に参加できます。
多くの企業では、1部署に参加するかもしくはグループワークのみであるため、積水ハウスのインターンシップでは、より多角的な視点で職場の雰囲気を感じることやものづくりの業務の流れや詳細な仕事について学べる機会になるでしょう。
また、生産調達部門では静岡工場で生産ラインの設計業務を体験することや工場見学を通して職場の雰囲気や業務理解を深められる貴重な機会になるでしょう。
積水ハウスのインターン選考対策
積水ハウスでは実際に全国の事業所や工場などに行き、社員からフィードバックをもらえる機会や企業理解を深める機会が多くあるため、夏のインターンまでにある程度準備を進めておくとよいでしょう。
通常のインターンシップは興味本位で体験しにきたという学生も多いですが、積水ハウスのインターンでは、倍率がかなり高いためバッチリ対策してくる学生も多いです。
また全職種対象の2日間のインターンシップに参加した人を対象に3daysの職種別インターンシップが開催されているため、しっかりと準備して臨みましょう。
業界理解・企業理解を入念に行った上で、当日には自分の強みや志望動機をしっかりとアピールしましょう。
就活の準備にかかる時間は人それぞれですが、余裕をみて大学2年の冬には就活対策を始めておく必要があります。
選考フローごとの選考対策
自己分析
自己分析をすることで、自身の長所・短所、得意・不得意を客観的に把握できます。
それらの自身の特徴を理解した上で、積水ハウスの求める人物像にマッチするようにアピールすることを意識しましょう。
定番の志望動機やガクチカだけでなく、「他の住宅業界業界の企業ではなくて、なぜ積水ハウスなのか」を考え抜きましょう。
業界研究・企業分析
業界研究や企業分析をすることで、住宅業界内での積水ハウスの立ち位置、競合他社との違いが見えてきます。
また住宅業界以外の気になる業界も分析することで、住宅業界を客観視できるため、その他の業界研究も行いましょう。
業界研究や企業分析を入念に行うことで、志望動機や自己PRなどES・面接の受け答えをより一段とレベルアップでき、本選考の際にはブラッシュアップされた回答を用意できるでしょう。
ES作成
自己分析や企業分析をある程度進めたら、過去に出題されたESをワンキャリアやユニスタイルなどで見つけて練習しましょう。
実際に書いたESは、客観的な視点はとても大切です。
事前に練習で書いたESやインターンシップや本選考でのESは可能な限り、OB・OGや身近な社会人に見てもらい、気づきにくいミスや分かりにくい表現を指摘してもらうのがおすすめです。
このように客観的な視点からESをみてもらい、ESをブラッシュアップし続けることで、本選考の際には自分の強みが選考の担当の人にしっかりと伝えられるため、ESの通過率が劇的に高まるでしょう。
ESは事前に対策が可能で、しっかりと対策を行うことで通過率を限りなく高めることができるため、インターンシップだけでなく本選考に向けて自分の魅力を伝えられるようにブラッシュアップをし続けましょう。
以下の記事も参考にしてみてください!
面接
ESを突破したら、面接が行なわれるため、その対策も入念に行いましょう。
ここではESで記載したことと一貫性をもたせつつ、具体的なエピソードを基に志望動機や自己PRを伝えます。
事前に具体的なエピソードとしてどのようなことを行っていたかやその時にどのような考えを持って行動していたか、そしてどのように行動していればよりよかったかなどを考えておけるといいでしょう。
また面接対策は、1人で対策するのではなく、友達同士や面接イベントなどで集団で練習しましょう。
客観的な視点から質問を受けたり、質問をしてみることで、実際に面接官がどのような視点で質問をしてくるかや質問に対する回答の準備を進めることできます。
友達や面接イベントでは、相手にしっかりと自分の伝えたいことが伝わっているかは入念にチェックした上で、ブラッシュアップを繰り返していきましょう。
以下の記事も参考にしてみてください!
積水ハウスのインターン選考の流れ
積水ハウスのインターン選考の流れは以下の通りです。年度によっては、内容や選考の流れが若干異なる可能性もあるため、参加したいコースの選考フローは事前に確認しておきましょう。
- エントリー
- 応募シートの提出
- 適正試験の受験
- インターンシップ詳細連絡
さいごに
いかがでしたでしょうか。近年、早期から就活情報を取りに行く学生が増えており、その中でインターンの重要性は高まってきています。また、インターンを学生の適性把握や優秀層の早期取り込みの手段として活用する会社が増えており、本来のインターンの目的とは少し趣が変わってきています。従来にも増して、企業側は採用選考のためのツールとして利用することが当たり前の世界になってくると思われます。「所詮、インターンだ」という軽い気持ちで臨むのではなく、本番さながらの臨戦態勢でシッカリと準備して参加することが重要です。