【企業分析】ユニバーサルミュージック 採用状況は?難易度・採用大学・選考対策を解説
2025/8/26更新
はじめに
ユニバーサルミュージック合同会社(以下、ユニバーサルミュージック)は、東京都渋谷区に本社を構える大手音楽企業です。
1998年に前身のポリグラムと米ユニバーサルミュージックが統合し、ユニバーサルミュージックグループとして新たな歴史を歩み始めました。
現在は、音楽レーベル事業を中心にアーティストの発掘や作品制作を行い、ライブやイベントの運営を含めた5つの主要事業に対応しています。
本記事では、同社の基礎情報や社風、さらに選考対策を解説します。
就職を目指す学生の皆さんに役立つ内容となっていますので、ぜひ参考にしてみてください。
- ユニバーサルミュージックにはどのような仕事があるか知りたい
- ユニバーサルミュージックの就職難易度が気になる
- ユニバーサルミュージックの選考対策のポイントを詳しく知りたい
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この記事の結論
先に結論をお伝えすると、ユニバーサルミュージックの就職難易度はやや高めと考えられます。
就職偏差値のみで見ると突出して高いわけではありませんが、同社は新卒採用人数が限られているのが実情です。
そのため、十分な準備をせずに内定を得るのは簡単ではありません。
選考対策では、自分がどの分野で力を発揮できるかを理解し、その強みを自己PRでしっかり示すのが欠かせません。
また、企業研究を通じて就職後の働き方をイメージし、自分の活躍の場を具体的に考えておく必要があります。
会社説明会に積極的に参加し、職種の理解を深める姿勢も大切です。
さらに、自分の希望する職種と適性が合っているかを分析し、アピールできる材料を整理しておく必要があります。
次の章では、内定に向けた具体的な対策や就活に役立つ知識をご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
ユニバーサルミュージック合同会社について
出典元:ユニバーサルミュージック合同会社
ユニバーサルミュージックは、音楽レーベル事業を中心に活動する音楽業界の大手企業です。
映画・映像、ライブ・イベント制作、Eコマース、マーチャンダイジングなど、5つの事業を幅広く展開しています。
同社はロサンゼルスに本拠を置く「ユニバーサルミュージックグループ」の日本法人で、1990年にポリグラム株式会社として設立されました。
その後、1998年に米ユニバーサルミュージックとポリグラムが統合し、ユニバーサルミュージックグループが誕生しています。
これに伴い社名変更を経て、現在の体制となっています。
事業内容は音楽レーベルにとどまらず、アーティストのイベントやライブ制作、グッズ販売やEC事業など幅広く、音楽活動を多角的に支えています。
所属アーティストには、宇多田ヒカルやOfficial髭男dism、乃木坂46、SEKAI NO OWARIなど、国内外で人気のあるアーティストが名を連ねています。
また、デジタル配信やストリーミングの拡大に合わせ、サブスクやYouTubeといった新しいプラットフォームの活用も積極的に行っています。
さらに、映画や映像制作、マーチャンダイジングまで事業を広げ、“総合エンターテインメント企業”として確固たる地位を築いているといえるでしょう。
各事業別の売上規模
ユニバーサルミュージックの日本法人は、売上規模を公式には公表していません。
一方で、音楽市場の欧米化をいち早く見据え、CDからストリーミングへの転換を進めたことが成長の大きな要因となっています。
また、組織体制の強化を図りながら事業を拡大し、安定した収益基盤を築いてきたといえるでしょう。
さらに、グループ全体としては9年連続で売上高を更新しており、増収増益を続ける企業として注目されています。
各事業セグメントの解説
事業部門 | 活動内容 |
音楽レーベル事業 | 国内アーティストの発掘、育成・音楽作品の企画、制作、プロモーション、作品の販売 など |
ライブ・イベント制作事業 | 所属アーティストが参加する主に音楽に関するライブなどの制作、運営 |
Eコマース事業 | 所属アーティストの公式グッズなどの販売サポート・所属アーティストのECポータルサイトの運営 |
映画・映像事業 | 音楽関連映像作品の企画制作、販売、作品のライセンシング・音楽ドキュメンタリーの映画配給・音楽ライブの生中継コンテンツの展開 |
マーチャンダイジング事業 | 各種マーチャンダイジング・ライツ/ライセンス業務 |
音楽レーベル事業のイメージが世間一般的ですが、実は取り組んでいる事業は音楽レーベル事業だけではありません。
所属アーティストが参加するライブや制作を行ったり、ファンクラブの運営、グッズ作成、作品のライセンシングなど幅広く事業を展開しています。
誰もが音楽の感動に触れられる社会づくりに貢献し、音楽企業としてさらなる発展を目指しています。
ユニバーサルミュージックの特徴やビジョンなどは以下のページで確認できます。
ユニバーサルミュージックの就職偏差値・難易度および業界での立ち位置
2010年頃から携帯電話がスマートフォンへ移行するにつれ、音楽配信は急速に減少していきました。
その中でユニバーサルミュージックは、先を見据えた経営判断により、いち早くストリーミングやデジタル配信へ切り替えました。
こうした柔軟な対応が、音楽業界にとって大きな試練となったコロナ禍を乗り越える原動力となったのです。
多くの企業が苦戦を強いられる中で、同社は増収増益を維持しています。その背景には、独自の事業戦略が大きく影響していると考えられます。
- CDとストリーミング配信の両立:急速な減少を遂げると予測したCDから撤退することなく、ストリーミングと両立し「所有する魅力をどう磨くか」を追求したのです。
- 天才アーティストの発掘:世代・国境・時代・予想「いずれか1つを超える」アーティストに着目し、「国境を超える妄想を抱けるか」と社員へ問いかけ、潜在的な能力を見極めることに注視しました。
- 正社員の雇用:ストリーミングの将来性を見極め、アーティストに支持される人材確保と育成を重視し、異例の契約社員330人を正社員化し、音楽業界では異例の人事となりました。
これらの取り組みが現在のユニバーサルミュージックを支える基盤となっており、常に先を見据えた経営戦略で成長を続けています。
以下には、競合4社における情報もまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。
会社名 | 売上高 | 平均年収 | 就職偏差値 ・難易度 | 社風 |
ユニバーサルミュージック | 非公開 | 非公開 | 55以下 | 自ら発言できる人を歓迎する社風 |
エイベックス | 1,317億円 | 566万円 | 58 | 挑戦しやすい社風 |
アミューズ | 681億円 | 512万円 | 55以下 | 挑戦する人を拒まない社風 |
ポニーキャニオン | 379億円 | 726万円 | 55以下 | エンタメ愛を重視する社風 |
参考:
採用倍率や業界比較の明示
就活会議やOpenWorkといった口コミサイトの情報によると、ユニバーサルミュージックの採用倍率は30〜50倍程度と言われています。
同規模のエンタメ企業と比較しても狭き門であることがわかります。
例えば、エイベックスやアミューズも20〜30倍前後です。業界全体として高倍率ですが、ユニバーサルミュージックは特に応募者数に対して採用枠が少ない点が特徴です。
したがって「音楽業界を志望する就活生の中でもトップ層の争い」になると考えておく必要があります。
参考:
ユニバーサルミュージックの新卒募集要項について
ここでは、ユニバーサルミュージック新卒募集要項についてまとめています。
業界としては平均的な年収となるユニバーサルミュージックですが、2つの職種で募集されており、過去3年間における新卒離職者はありません。
ユニバーサルミュージックでは、例年3月頃に新卒エントリーが開始され、夏から秋にかけてインターンや説明会が行われます。
本選考は秋〜冬にかけて進み、年明けには内定が決まるケースも見られます。
他者への理解や健康などへの企業理念が、社員の定着率の良い影響を与えていると言えるでしょう。
各項目 | 詳細 |
職種 | 配属職種1:マーケティング職 配属職種2:広報職 |
初任給(2024年4月入社 実績) | 大卒・大学院了・既卒者:244,229円 備考:43時間分の時間外手当は固定支給。43時間を超える労働を行った場合は追加支給あり 別途、通勤手当あり |
賞与 | 固定賞与2回(6月、12月) 変動賞与1回(6月) |
研修制度 | 社内外研修、e-learning、社内フォーラム、有識者によるセミナー など |
福利厚生 | 各種保険完備(雇用・労災・健康・厚生年金)、育児・介護休暇制度、企業型確定拠出年金制度 など |
勤務地は全国に広がっているため、将来転勤の可能性が考えられます。
転勤については、会社説明会や面接でしっかり確認するようにしておいてください。
参考:
求める人材
ユニバーサルミュージックでは、就活生に対して「求める人物像」を明確には求めていません。
しかし、採用担当者からのメッセージから、以下のような人物像を求めていることが読み取れます。
・イノベーション
ゼロベースから物事を構築し、エンターテインメントへの情熱と愛を持ち続けられる人
・働きたい意欲
業務内容や勤務体系など、それぞれ異なる状況を受け入れる環境や企業風土のもとで働きたいという意欲がある人
・経験やスキルの高さ
IT知識やマーケティング、データ分析など、これからの音楽業界で強化していく部分を担ってくれる人
・英語力
グローバルで活躍できる人
時代とともに移り変わる音楽業界に身を置くユニバーサルミュージックでは、多種多様な人材を求めています。
特にユニバーサルミュージックは海外アーティストとのやりとりやグローバル展開が多いため、英語力は必須です。
TOEICやTOEFLのスコアを伸ばすことは基本ですが、それだけでは不十分です。実際の業務を意識するなら、英語でのプレゼン練習を取り入れると良いでしょう。
外資系企業・グローバル企業の英語要件の一般的傾向で求められる英語力の目安は以下です。
- TOEIC 800点前後
海外アーティストの資料読解や社内メール対応にはこのレベルが目安といえます。
- TOEIC 900点以上
海外のスタッフやアーティストとの会議で発言する立場になるなら、この水準が望ましいでしょう。
- TOEFL iBT 80点以上
海外大卒や留学経験者が多いため、流暢さを示す指標として参考になります。
エントリーシートや面接の対策では、どのような人材を求めているのか、その人物像にどれくらいマッチしているのかを徹底的に自己分析する必要があります。
参考:
インターン参加者が語るユニバーサルミュージックのリアルな感想
ユニバーサルミュージックのインターンは、音楽愛だけでなくビジネス視点も求められるのが特徴です。実際に参加した学生の声を紹介します。
インターン参加者が語るユニバーサルミュージックのリアルな感想①
デジタル&グローバルな経験に驚き(大学4年、社員転身)
大学4年でインターンを経験した「笠原さん」は、最初は翻訳業務から始め、次第に海外アーティストのプロモーションにも携わるようになりました。
中でも来日アーティストのアテンドや、“自分の提案が実際に施策に採用される”という実感に、大きな充実感を味わったといいます。
引用:
インターン参加者が語るユニバーサルミュージックのリアルな感想②
音楽への思いをビジネス視点で語る醍醐味(大学4年、社員転身)
同じく大学4年でインターンを経て社員になった「高橋さん」は、音楽ライターとしてのバックグラウンドを活かしつつ、デジタルマーケティングの業務にも挑戦されました。
現場で「音楽の意味を、みんながどう感じるか」を深く考え、新しい取り組みを実践できる環境に、強い熱意が芽生えたそうです。
引用:
インターン参加者が語るユニバーサルミュージックのリアルな感想③
大学生の視座が企業を変える力に
同じくギャップタームで参加した学生は、「学生だから持てる感性を業務に活かせる」と実感されました。
ユニバーサルミュージック側も「若い世代の考えを事業に活かしたい」と語っており、お互いに補完しあう関係が濃密だったと伝えています。
引用:
ユニバーサルミュージックの社員の働き方・待遇
平均勤続年数
ユニバーサルミュージックでは、平均勤続年数が公開されていません。
参考までに、競合他社の平均勤続年数は、以下の通りです。
- エイベックス:11.3年
- アミューズ:10.0年
- ポニーキャニオン:17.5年
ユニバーサルミュージックは、競合他社と比較しても遜色のない、充実した福利厚生があり、企業としても働きやすさを重視しているため、長い勤続年数であると予測できます。
平均年収
ユニバーサルミュージックでは、平均年収が公開されていません。
口コミサイトを参考にすると、778万円となっています。
部署によって年収に差が出ると考えられますが、全国平均年収の約458万円を上回る傾向にあります。
なお、厚生労働省が行った「令和6年賃金構造基本統計調査(初任給)の概況」によると、新卒の平均年収は約250〜286万円です。
ユニバーサルミュージックの新卒採用における月給から計算すると、初年度から平均以上の年収が見込めると考えられます。
平均残業時間
ユニバーサルミュージックの従業員における平均残業時間は、1か月あたり34.0時間です。
ただし、業務内容や繁忙期によって月々の残業時間は異なります。
音楽業界は忙しいイメージがありますが、フルフレックス勤務制度やリモートワーク制度を導入しているユニバーサルミュージックなら、ワークライフバランスの心配も少ないと言えるでしょう。
平均ボーナス額
ユニバーサルミュージックの平均ボーナス額は公開されていません。
国税庁の民間給与実態統計調査によると、平均給与に占める賞与額の割合は約16%となっていることから、ユニバーサルミュージックの年収から考えると、平均ボーナス額は少なくありません。
2023年度の実績を見ると、6月と12月の固定賞与に加え、業績による変動賞与が6月に支給されています。
金額の公表はないものの、ボーナスには期待できると考えられるでしょう。
社風・文化
ゼロから物事を構築する人材を求めるユニバーサルミュージックは、音楽レーベル部門であっても金融や商社、広告代理店やメーカーなど、さまざまなバックグラウンドを持つ人材が配属されています。
このような背景から「働きたい」という意欲を最大限に活かせる社風です。
育児休暇後の復職率も100%となっており、仲間の環境を受け入れる姿勢を大事にする文化があります。
積極的に挑戦したい人や、1から物事を創りあげたいなど、想像力と粘り強さを持っている人に向いています。
参考:
新卒採用のフロー
①新卒エントリー
ユニバーサルミュージックの公式ホームページまたは、マイナビからエントリーします。
エントリー時には、自己PRや志望動機、長所や短所など自分の性格などについて回答します。
また、ユニバーサルミュージックでは、例年3月頃に新卒エントリーが開始され、夏から秋にかけてインターンや説明会が行われます。本選考は秋〜冬にかけて進み、年明けには内定が決まるケースも見られます。
②エントリーシート提出
提出期限には余裕を持って、エントリーシートを記入し提出しましょう。
ユニバーサルミュージックのエントリーシートでは、次のような質問があるので参考にしておいてください。
- 自己PR
- 志望動機
- ガクチカ
- 新しい挑戦の実例
- より良いアプローチ方法を考え行動した内容
- 信頼を得るために心掛けていること
- 意見が対立したときの対応方法
- 就活におけるテーマソング
一般的な質問だけでなく、ユニバーサルミュージックならではの質問も含まれている特徴があります。
自分の言葉に置き換え、伝わりやすい文章構造を意識しておくことが大切です。
③面接(グループ)
ユニバーサルミュージックでは、個別面接へ進む前にグループ面接を突破する必要があります。
グループ面接では、ライバルとの差別化を図るため自己PRが大切ですが、意識しすぎると和を乱してしまう可能性があります。
音楽業界では、コミュニケーション能力が必要とされるため、グループ面接では協調性を意識した会話など、求められる人物像に合致した自己PRができるように対策しておきましょう。
④グループワーク
インターンとして行われるグループワークは、ユニバーサルミュージックの選考において、重要なセクションだと考えられます。
アーティストの取材や配信コンテンツのサポート、SNS投稿サポートなど内容は多岐にわたっています。
他者と意見が対立したときの対応や、独自のアプローチ方法など、自己アピールができる最大の場として考えておきましょう。
インターンシップに参加していれば、雰囲気もわかりやすいため、ユニバーサルミュージックの内定を目指す就活生は、まずインターンシップすることを念頭に置き、選考に備えることが重要です。
⑤適性検査
ユニバーサルミュージックの適性検査の方法は公開されておりません。
しかし、音楽業界における適性検査ではSPI試験など、言語や非言語、性格を診断する選考を実施している傾向があります。
そのため、音楽業界を代表する企業ユニバーサルミュージックでも、このような適性検査が実施されると考えておきましょう。
たとえば、SPI試験では短時間で多くの問題に回答するという特徴があります。
何度も過去問を解いていると、出題傾向が見えてくるので、対策するためには回答の反復練習が大切になるでしょう。
⑥個別面接(2回)
最終選考では個別面接が2回行われます。
人事役職者などとの面接で緊張する場面となりますが、就職後の具体的な業務に関する質問などもあるため、企業研究や自己分析をしっかり行い、自己PRに繋げられる回答を準備しておきましょう。
個別面接では、明確な志望動機を簡潔に伝えることが大切です。
・なぜ音楽業界を志望しているのか
・なぜユニバーサルミュージックでないとだめなのか
・ユニバーサルミュージックでどんなことを成し遂げたいのか
活動経験や長所を含め、就職後に自分はどのような活躍で企業に役立てるのかなど、面接担当者にしっかり伝え、強い印象が与えられるような工夫をすると印象を強められます。
⑦内定
面接2回を突破すると、ユニバーサルミュージックへの内定がもらえます。
選考突破に向けた実践的な準備方法
ユニバーサルミュージックの選考を突破するには、SPIや面接、グループワークごとに的確な準備が欠かせません。
SPI対策は反復演習でスピードを磨く
SPI試験では短時間で多くの問題を解く必要があるため、素早く正確に回答できる力が求められます。
特に非言語分野の計算問題や図表の読み取りは、慣れていないと時間切れになりやすいです。
毎日決まった時間に10問ずつ解く習慣をつけると、自然と処理速度が上がります。
模試形式の問題集を繰り返すことで、出題傾向に慣れることができるでしょう。
面接練習では音楽愛+ビジネス視点を語る
面接では音楽が好きという思いだけでなく、ビジネスにどのように関われるかを示すことが重要です。
例えば「ライブ運営の改善点を考えた経験」など、具体的な事例を交えると説得力が増します。
練習の際は録音や録画をして自分の話し方を客観的に確認しましょう。
音楽愛とビジネス的視点を両立させて語る姿勢が、評価を高めるポイントといえるでしょう。
グループワークは協調性と課題解決力を示す
グループワークでは自分の意見を主張するだけでなく、他者の意見を取り入れながら全体をまとめる力が大切です。
音楽業界の課題に関するテーマが出された場合、独創的なアイデアを出しつつ、実現可能性も意識すると評価が高まります。
発言が少なくても進行役や意見の整理役を担うことで存在感を示せます。
協調性と解決力を発揮できる場として活用することが求められるでしょう。
採用大学
ユニバーサルミュージックの採用大学の実績を見ていきましょう。
国内の幅広い大学から採用があり、さらに音楽教育に強い海外大学からの採用実績も確認できます。
<大学>
青山学院大学、慶應義塾大学、上智大学、中央大学、津田塾大学、成蹊大学、法政大学、明治大学、立教大学、早稲田大学、バークリー音楽大学
早慶上智をはじめ、成成明学など上位層の大学名が目立ちます。そのため、国内の学生が就職を目指すには一定の学力が求められるでしょう。
また、ポピュラー音楽をカリキュラムに組み込むバークリー音楽大学からの採用もあり、音楽業界ならではの特徴といえます。
偏差値の高い大学出身者に加え、音楽を専門に学んだ学生も競合となります。選考に臨む際は入念な準備を行い、内定獲得につなげてください。
引用:
就職偏差値・難易度
ここまで解説してきた内容を振り返りながら、ユニバーサルミュージックの就職偏差値と難易度を考えてみましょう。
結論として、就職偏差値と難易度はやや高めといえるでしょう。
- 明らかな学歴フィルターはないが高めの学歴を持つ採用大学が多い
- 特別難しい選考フローではないが対策が重要
- 人気業界ではあるものの、給与が特別良いとは考えにくい
ユニバーサルミュージックの内定を目指すなら、「志望動機」や「質問に対する回答」など、業界や企業研究をしっかり行い対策しておきましょう。
自分の言葉を用いて、論理的な文章を心掛けながら、他の就活生との差別化を図り、採用担当者に強い印象を与えることが大切です。
よくあるお問い合わせ(FAQ形式)
ユニバーサルミュージック合同会社の就職に関して多く寄せられる疑問を、就職難易度・採用大学・選考対策の観点から整理しました。
Q.就職難易度はどのくらい高いですか?
A.ユニバーサルミュージック合同会社の新卒採用は 少数枠であり、採用倍率も高いため、就職難易度は高いといえます。
Q.どのような大学が採用されやすいですか?
A.過去の選考結果を見ると、早稲田・慶應義塾大学・MARCHといった有名私立大学からの内定者が多い傾向にあります。
Q.求められるスキルや人物像は何ですか?
A.英語力やプレゼンテーション能力といった外資系企業らしい高度なスキルが求められます。さらに「多様なバックグラウンドからイノベーションを起こせる人材」が評価されます。
Q.選考対策としてどのフェーズに備えればいいですか?
A.選考は書類選考 → 複数回の面接・グループワーク・適性検査の流れです。面接では志望動機の明確化と、自分の熱意や経験を具体的に語る力が重要です。
Q.選考倍率や通過率、具体的な実績は公開されていますか?
A.就活会議などのプラットフォームでは、採用倍率や通過率、採用大学に関する統計データが掲載されていますが、公式に数値として公開されているわけではありません。
まとめ
ユニバーサルミュージックは、売上など非公開となっている情報が多いものの、音楽業界を代表する企業として、就活生から注目を集める企業です。
先々を見据えた経営戦略を立てているユニバーサルミュージックは、新しい分野に挑戦したり、ゼロから形にしていく発想力と粘り強さを持つ人材を求めています。
ユニバーサルミュージックの業務では、コミュニケーション能力を必要とする機会が多いため、人との対話の中で建設的思考力を発揮する人を重視している傾向もあります。
採用選考に参加するときには、企業研究や業界研究を行いながら、理解度を深めて選考に望みましょう。
グループ面接やグループワーク、面接など1人ひとりの特性を見ながら選考が進められます。
そうした背景からも、学歴だけを重視した選考ではないと考えられるため、万全な選考対策で挑めば、誰にでも内定獲得のチャンスがあると言えるのです。
ぜひこの記事を参考に企業研究を行い、内定に近づく一助として活用してください。