文系でもSEになれる!SEになるための志望動機作成のポイントをご紹介

2024/05/17更新

はじめに

システムエンジニア(以下、SE)と聞くと、ITをはじめとした情報系、生物、農学、数学などの科目を専攻している理系出身者が就く専門職だと感じている方も多いかもしれません。

しかし、実際のところは、ITに関する専門性がない文系の就活生でも、入社後に活躍している人は世の中に沢山いるんです。

この記事を読めば、「自分は文系だからSEにはなれないな」と考えるのは少し早いことが分かるでしょう。

文系でもSEになれる理由や、SEに活かせる文系ならではの強み、文系の弱み、文系がSEを目指すときに大変に感じやすいポイント、就活で活かせるSEの志望動機例文などを解説しますので、参考にしてみてください。

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文系でもSEになれる5つの理由

人材が不足しているから

ITの市場ニーズは年々増加傾向にある一方で、IT業界は慢性的な人材不足の問題があります。

経済産業省が2019年3月に発表した「IT人材需給に関する調査(概要)」によると、2030年頃には79万人ものIT人材が不足すると予測されています。

そのため、意欲と必要なスキルがある人であれば、文系・理系や経験者・未経験者を問わず、積極的に採用していくという企業が増えてきているのです。

人柄や適性を重視する傾向があるから

採用する際に企業が見ているのは、就活生の専攻する系統よりも人柄やSEに対する適性です。

「自己学習や努力ができる人か」「SEに向いている性格か」といった要素を重点的に見られる傾向があります。

SEとして活躍するためには、企業に就職後も継続的にITの知識を勉強する必要があるので、入社前にITの専門知識やスキルがある人よりも、継続的に勉強できる人や知識欲のある人が重要視されるのです。

そのため、文系やITの専門知識がなくても勤勉さや根気強さをアピールできるとSEへの道は開かれるでしょう。

新卒はスキルよりポテンシャルで採用されるから

新卒は当然ながらキャリアがないので、仕事に対する熱意や入社後のキャリアプランを重視する企業が大半です。

そのため、ITに関するスキルがなくても、勤勉さや意欲、SEを続けられるポテンシャルや適性があれば採用されるケースが多くあります。

ただし、自社サービス開発を行う企業や一部の企業では、入社前にプログラミングスキルを持つ就活生や、プログラミングに関する資格を取得している就活生などを必要としている場合もあります。

余力のある人はプログラミングに関連する資格を取得しておくと良いでしょう。

以下の2つの資格は、ITに関する専門知識を身につけるのにおすすめです。

おすすめの資格
  • ITパスポート
  • 基本情報技術者試験

学習への意欲や知識欲をアピールしたい方は、これらの資格取得に向けた勉強を進めても良いでしょう。

コミュニケーション能力を重視するから

SEといえば、ひたすらパソコンに向かいプログラミングを行うとイメージする方も多いかもしれませんが、意外とコミュニケーション能力が活きる場面は多いのです。

社内の人の質問に応じたり、大規模なシステム開発の場面では多くの人とのコミュニケーションを要する場合もあります。

また、上流工程といわれる「要件定義」においては、クライアントに対して、システムに関するニーズを細かく聞き出す傾聴力が重要視されるため、文系出身者が多く活躍していているのも現状です。

入社後の研修でスキルが身につけられるから

新卒の場合は中途採用と違ってキャリアもないので、先述した通り、ポテンシャルや意欲を重視して採用する企業が多いです。

そうなると当然プログラミングの知識がない状態で入社する人も多いので、大体の企業はプログラミングを一から学ぶための研修を導入しています。

企業はSEとしての伸びしろを期待して採用するので、研修期間でプログラミングの知識やスキルを身につけられれば問題ないでしょう。

文系出身ならではのSEに活かせる強み

理系専攻の方が優遇されるのでは?と思われがちなSEですが、実際の選考においては理系・文系の系統は重視されていないことが分かりました。

ここでは文系出身だからこそSEで活かせる強みについて解説していきます。

優れた文章力・読解力

SEの仕事はプログラミングだけと思われがちですが、そうではありません。

設計資料や企画書の作成など、文章力が必要になる場面は多いです。

また、クライアントが求めるニーズを理解して設計書に落とし込むスキルも必要となるため、資料から物事の本質を読み取る読解力も求められます。

文系出身だと長文を読み取る力や、要点を絞って分かりやすく文章化する能力に優れている人も多いでしょう。

こうしたスキルがあれば、クライアントから提示された資料や要望を正確に理解し、スムーズに業務を進められるため、SEとして大きな強みになります。

高いコミュニケーション能力

先述した通り、SEはプログラミングなどのデスクワークだけでなく、クライアント先への訪問や、チームメンバーと仕事を進めたりと、人と接する機会も多いです。

そのため、SEとして働き続けるにはコミュニケーション能力が必須になります。

プログラミングの知識が無かった人でも、チームの一員として何かを成し遂げた経験がある人は、プログラマーへの指示やチームメンバーとの会議などで高い能力を発揮できるでしょう。

優れた語学力

文系を専攻している人の中には、英語をはじめとした語学力に優れている人が多くいます。

SEの働く現場では、クライアントや取引先など、外部の人や外国の方と接する機会が少なくありません。

そのため、プロジェクト内に語学力の高い人がいれば、海外出身のクライアントやチームメンバーとも円滑なコミュニケーションが取れます。

特に英語を日常会話レベルである程度話せる人や、文章の読み書きができる人は、SEの現場で重宝されるのです。

文系出身者の弱み

文系出身者の持つ強みとは逆に、弱みの部分ではどんなものがあるのかを解説していきます。

ITの専門知識が理系より少ない

文系出身者は文章を読み書きする能力は高いものの、理系出身者に比べると数字や統計に弱い人が多く見られます。

また、理系よりもIT関連の専門知識が入りにくい環境のため、予備知識がほとんどない状態で入社する場合がほとんどです。

そのため、仕事に就いてみて初めて「自分には適性がない」「想像していた仕事と違う」と感じる人が少なくありません。

そのような状況に陥ってしまう対応策としては、入社前にIT関係の知識を独学で学んだり、専門学校やスクールで個人的に学習しておくということです。

そうすることで入社後のギャップを防げるでしょう。

長時間のPC作業に慣れていない

SEの仕事内容として大半にあるのは、やはりプログラミングをはじめとしたパソコン作業です。

もちろん人によっても差はありますが、情報系などの理系出身者などと比べると文系出身者はパソコンに長時間向き合う機会が少ない人が多いでしょう。

パソコン作業よりも人と話すのが好きだという性格の人は、うまく集中力を発揮できず「自分には向いていないのでは」と思うようになってしまうかもしれません。

文系がSEを目指すにあたって大変に感じやすいポイント

ITの専門知識を勉強する必要がある

文系出身者にとっては馴染みのないITの専門知識に関する勉強をしたり、仕事を覚える必要があるため、「大変だな」と感じやすいです。

特にプログラミングに関する知識が全くない状態で入社した場合は、入社後に一から学ばなければいけないので、よっぽど飲み込みの良い人以外は苦労する場面が多いでしょう。

また、IT関係の仕事では、当たり前に身につけておくべき専門用語や専門技術が多く存在するので、仕事以外の時間を学習にあてるのが辛いという人もいます。

事前に知識や技術を身につけたいけど独学では不安な方や、入社後も即戦力として働きたいという方は、専門学校で学ぶのがおすすめです。

地道で細かい作業が多い

SEになっても、初めから重要なプログラミングに携われるとは限りません。

入社後しばらくは、簡単で地味なテスト作業や資料作成などを任せられる場合もあります。

納期に間に合わせるために、似たような作業を繰り返すこともあるでしょう。

延々と同じような作業を繰り返さなければいけない状況に辛さを感じる人もいます。

プログラミングなどの他の仕事を任せてもらえるようになるために、自発的に学習したり、資格を取得したりするのも手です。

努力しても先に進めない場合は、職場を変えることも検討しましょう。

残業が多く不規則な生活になりやすい

SEはシステムのトラブルに対して早急な対応が求められます。

そのため、トラブルの緊急度によっては残業が発生したり、休日出勤することも。

また、受託開発を担う企業では、プロジェクトごとに納期が設定されており、短納期の場合は残業が多くなったり、深夜勤務や休日出勤が必要になる可能性もあります。

そうした仕事柄、SEは不規則な生活になりやすいです。

特に受託開発を担う企業に就職した場合は、クライアントの要望に沿った対応が求められるため、昼夜問わず対応するといった場面も多くなります。

プログラミングの知識やスキルを習得して、時間や場所に捉われずに仕事がしたいといった考えでSEになってしまうと後悔する人も多いようです。

文系が意識したいSEの志望動機のポイント

志望動機作成にあたって、文系の就活生が意識しておくと良いポイントについて解説していきます。

なぜIT業界に携わりたいと思ったのかを伝える

先端IT従事者の7割は理系出身者で、3割は文系出身者です。

全体の半数以上が理系出身者のため、文系の就活生はIT業界を選んだ理由を詳細に伝えることで、志望動機に説得力を持たせましょう。

IT業界の流れは早く、常に新しい情報や技術が生まれているので、学び続ける姿勢が重要になります。

そのため、業界への関心の高さや積極的に学ぶ姿勢をアピールすることが大切です。

積極的に学ぶ意欲をアピールする

文系の就活生は、理系出身者に比べるとITに関する知識が少ない傾向にあるため、志望動機を通して今後必要な知識を学ぶ意欲をアピールしましょう。

ただし、「入社後の研修で学びたい」といった受け身の姿勢は、マイナスな印象につながる可能性が高いため注意が必要です。

「業務を通して独学では得られない実践的な技術を磨きたい」といった、熱意が伝わる表現に置き換えましょう。

もちろん、IT関連の資格を取得したり、プログラミングを学んでいるなど、現在取り組んでいるものがあれば志望動機でアピールしてください。

積極的に学ぶ姿勢が高評価に繋がるでしょう。

また、他の就活生と差別化するために、事前にプログラミングを学んでしまうのもおすすめです。

SEが第一志望なら、プログラミングを事前に学んでおくのも良いでしょう。

新卒に関していえば、入社時点でのプログラミングスキルを問わない企業は多くあるものの、スキルを習得することで、他の就活生より就職の可能性が高まります。

プログラミングに関しては書籍や学習サイトなどで独学しても良いですが、知識が全くない人が一から勉強するとなると、挫折してしまう場合も少なくないです。

独学で知識や技術を身につける自信がない、独学したものの上手くいかないという人は、プログラミングスクールや専門学校で講師の指導を受けることをおすすめします。

SEを目指すなら、プログラミングに関する知識や技術は必ず必要になるため、先行投資をする価値は十分あるでしょう。

SEを目指す文系に向けて志望動機の例文とポイントをご紹介

SEを目指す文系の就活生におすすめしたい志望動機の例文3つと、それぞれのポイントについて解説します。

【例文①】

私がシステムエンジニアを志望する理由は、自身の強みである責任感や成長意欲の強さを活かすことができると考えたためです。

私は大学で〇〇サークルに入り、主将を務めました。

サークル内では自主的に行動することを特に心掛け、さまざまな知識を吸収しながらチームを先導し、最終的に全国大会に出場することができました。

この経験が、変化の激しいIT業界で活かせると感じています。

貴社に入社後は、日々更新される情報を学び続けながら、企業の変革をサポートしたいと考えています。

そしてIT業界の中でも貴社のシステムエンジニアを志望する理由は、貴社が多様な業界の企業を支えているからです。

幅広い領域の事業に携わりながら、多くの技術と知識を身につけていきたいです。

ポイント:結論ファーストで記載できている点は、評価ポイントに該当するでしょう。

サークルでリーダーシップを取ったことで、全国大会に出場できた経験をアピールできています。

どのようにチームを先導して全国大会に導いたのかを、具体的なエピソードと交えて詳細に説明できるとさらに良いでしょう。

SEとして必要な、物事に対する積極的な姿勢や、知識欲の高さを示せており、入社後の活躍が期待できるような志望動機になっています。

【例文②】

私が貴社を志望する理由は2つあります。

1つ目は、貴社の事業が大規模であり、人々の生活に欠かせない重要なライフラインを担っているからです。

このように、大規模で必要不可欠な業務に携わることができるのはやりがいと責任感に繋がると考えています。

これは、仕事を続ける上で原動力となると考えています。

2つ目は、システムエンジニアは自分の強みであるコミュニケーション能力が活かせる職業であると感じたからです。

接客業でのアルバイトの経験から、クライアントの要望を正確にくみ取って満足度の高いシステムを構築することができると思います。

貴社に入社したら、スキルを磨くために人一倍の努力をしたいと考えております。

以上より、私は貴社を志望します。

ポイント:結論ファーストで記載できている点は、評価ポイントに該当するでしょう。

志望企業の事業について触れることで、なぜこの企業を選んだのか説得力のある文章になっています。

入社後に活かせる能力として、コミュニケーション能力を挙げており、どのように活かせるのかを具体的に説明できているため、入社後の活躍を期待させることができるはずです。

入社後スキルを磨くために、どのように努力するのかを具体的にアピールできると、もっと良い志望動機になります。

【例文③】

私は幼いころからパソコンでさまざまな情報を得ることが好きでした。

初めはwebサイトを見たり、情報収集をすることが好きだったのですが、パソコンに触れるうちにシステムがどのように構築されているのか知りたいと思うようになりました。

大学では〇〇部に所属していますが、少しでもIT関連の知識を身につけたいと考え、ITパスポートの資格を取得したり、プログラミングスクールに通ったりしました。

現在は基本情報技術者の試験に向けて勉強を進めております。

入社後も自身の強みである向学心を活かしながら学習を続け、貴社のシステムエンジニアとしてシステムを作成することで、人々の生活の役に立ちたいと考えています。

ポイント:結論ファーストで記載できている点は、評価ポイントに該当するでしょう。

幼いころからパソコンに触れていたことや、システムに関する興味関心があったことは、SEの志望動機としてポイントが高いといえます。

また、ITに関する資格取得や、プログラミングスクールに通っている事実は強力な武器になり、他の就活生と比べて就職の可能性が高まりますので、ITに関して学んだ経験があれば積極的にアピールすると良いです。

まとめ

SEは文系だからといって諦める必要はなく、文系・理系を問わず就職できる職業であることが分かりました。

しかし、IT業界は7割が理系出身者で構成されているため、なぜIT業界を選んだのかを明確に説明できるようにしておく必要があります。

また、周りの就活生と差をつけるためには、自主的にITの知識やスキルを学ぶ意欲や、SEの業務で必要となるコミュニケーション能力の高さなどをアピールするのが有効です。

SEが第一志望である場合は、ITパスポートや基本情報技術者試験などのIT系の資格を取得したり、専門学校やスクールでプログラミングを学んでおくと、グッと就職の可能性が高まります。

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