【業界研究】パチンコ業界の特徴や向き不向きは?選考に役立つ情報を徹底解説!

2024/5/10更新

はじめに

就活を成功させるためには業界研究をしなければなりません。

業界独自の業務や特徴を知っていないと入社後にギャップを感じて長く続かないかもしれませんし、長く仕事を続けるためには業界全体の将来も考えることが必要です。

そこで、ここではパチンコ業界について基本概要から業務内容、就活に役立つ情報をご紹介します。

この記事は、パチンコ業界に興味があり、以下のような点を知りたい就活生を対象にしています。

  • パチンコ業界ってどんな仕事をするの?
  • パチンコ業界の就活難易度は高いか気になる
  • パチンコ業界の選考対策

 

また、パチンコ以外の業界については、以下の記事で概観しているので、ぜひご覧ください。

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この記事の結論

パチンコ業界の就職難易度は、比較的優しいといえるでしょう。

根拠としてパチンコ業界は新卒採用者、中途採用者を定期的に行っており、大手のパチンコ会社の場合は毎年100~200名前後を採用しています。

「ホールスタッフ」や「店舗運営スタッフ」など、人材のできることに合わせた業務が割り振られますので、業界未経験者でも1から学びやすい環境が整っているのが特徴です。

しかし、業界そのものは需要が高まり拡大する一方であるにも関わらず、学生からそこまで人気のある傾向ではないことから人材不足に陥りやすく、新卒・中途採用者共に採用率が高い傾向にあるのです。

とはいえ、大手のパチンコ会社への就職を狙う場合は倍率が高いため、しっかり選考対策を行い、ほかの就活生に遅れをとらないようにするべきでしょう。

選考対策として業界理解を深めると同時に、エントリーシートを記載する段階で自己分析をしっかりと行うことと、面接の頻出質問にしっかりと対応できるように練習するようにしてください。

のちほど具体的な方法を紹介しますので、ぜひ最後までお付き合いください。

パチンコ業界とは?

パチンコ業界は風営法に基づきパチンコ台を設置し、パチンコ遊戯を楽しめる娯楽を提供する業界です。

パチンコ店によって設置されている台が異なり、1円パチンコ、3円パチンコなど単価が異なる台もあれば、スロットゲームなどのパチンコではない台を並べて設置する店もあります。

業界自体は1950年前後、戦後間もなく日本国内で徐々に普及がはじまり、当時娯楽が乏しかった日本国内において爆発的な広まりを見せたのがきっかけです。

高度経済成長期においてもパチンコ業界の業績はうなぎ上りで、2005年には年間34兆円規模の売上を叩きだしています。

同時に2005年に、ギャンブル依存症という社会現象が巻き起こったことをきっかけに広告規制がとられたことから、売上・参加人口ともに急落することとなりますが、現代では規制が緩和され、娯楽施設としての地位を獲得しています。

年代や性別を問わずに参加人口も安定しており、庶民が娯楽を楽しむ場として全国各地に店舗が設置されているのが特徴です。

パチンコ業界の現状は?

トピック1:娯楽が増えたことにより以前に比べると落ち着いている

戦後に比べて現代では、インターネットをはじめとした娯楽の選択肢が増えたことから、パチンコを娯楽とするユーザーが減少しています。

それに伴い、戦後間もなくから2005年のピーク時に比べると売上高は落ち着いてきているものの、いまなお娯楽の選択肢として根強い人気を誇り、パチンコ店によっては開店前からユーザーの長蛇の列ができているケースも少なくありません。

トピック2:パチンコ以外の娯楽も施設内に設置

ギャンブルとしての一面だけではなく、より多くのユーザーを取り込むために現在のパチンコ店では、パチンコ以外の娯楽も施設内に設置するケースが増えています。

飲食コーナーや雑誌コーナー・ゲームコーナーなど、さまざまな娯楽を設置することで、ファミリー層やカップル層など複数人のユーザーに向けた楽しみ方を提案することで、安定したユーザーを獲得することに成功しています。

トピック3:バリエーション豊かな新台

パチンコ台にはさまざまな種類があり、アニメやゲーム、マンガ、映画などとコラボレーションしているケースは少なくありません。

パチンコユーザーのなかには、「パチンコ限定のアニメやマンガの演出を見るためにパチンコをしに来た」と考えるユーザーもおり、コラボしている台の演出目的で訪れるユーザーも一定数いるのが特徴です。

パチンコは定期的に新台が作られていて、多くの作品とコラボしているほか、パチンコでしか見られないような演出を楽しみに訪れるユーザーもいるため、戦後当時に比べるとまた違った楽しみ方をする人たちが増えているといえるでしょう。

トピック4:ギャンブルの楽しみ方が根強い

パチンコは賭けた分が何倍にもなって返ってくる場合もあれば、全てお金をつぎ込んでしまう可能性がある、ギャンブル性の強いゲームです。

日常生活においてスリルを楽しみたい方はもちろん、近年ではパチンコで生計を立てているパチプロもいますので、稼ぐ手段の1つとしてゲームを楽しむユーザーもいます。

パチンコ業界の未来は?

トピック1:悪材料が増加している

パチンコ業界において、現在は全体を見てみると安定した売上高を誇るものの、業界全体で悪材料が増加していることに変わりはありません。

ギャンブル規制に伴う広告方法の制限、屋内全面禁煙化、リーズナブルなパチンコ台が増えても新台入荷に伴う経費はかさむ点など、ネガティブな要素はいくつかあります。

特に全面禁煙化に関しては、パチンコを嗜む方とタバコを吸う方はセットで楽しみを見いだしているユーザーが多く、今後の対策次第ではユーザーが減る要因となる可能性もあるでしょう。

トピック2:カジノ業界の進出

同じギャンブル要素のあるゲームとして、競馬やボートレースなどさまざまな業界がありますが、なかでも今後ライバルとなり得るのがカジノ業界です。

日本国内においてもカジノ解禁の流れが顕著にスタートしており、パチンコ遊技以外にもさまざまな遊戯を取り揃えたカジノが本格的に進出をしてくると、ユーザーがカジノに流れる恐れもあります。

パチンコ業界と比べてカジノの場合はターゲットが富裕層向きであることから、ユーザーは分かれると考えられますが、可能性としてはネガティブな要因になりかねないでしょう。

パチンコ業界の職種

職種内容①ホールスタッフ

パチンコ業界で最もポピュラーな職種がホールスタッフです。

お客様と直接やり取りをする業務を担うほか、玉運び・清掃業務・トラブル対応などの店頭業務を行います。

就職後は全体の流れを掴むためにホールスタッフとして働き始めるケースが多く、研修しながら業務に就くのが特徴です。

職種内容②エリアマネジャー

2つめはエリアマネジャー業務です。

こちらは担当するエリアのエリア動向や市場動向を探りながら、売上を伸ばすために戦略を練る業務を行います。

ホールスタッフとして勤務をしたのち、優秀な成績を収めた店長クラスなどがこちらの業務に就くことが多いです。

職種内容③パチンコ台開発

店頭には実際に立たず、パチンコ機の製造メーカーで勤務する仕事です。

実際にパチンコ機を製造する業務となるため、専門スキルを持つ情報系学部出身者が選出されることが多いほか、パチンコ台のコラボを開発するために営業力を持つ人材や、より美しい演出を作り出すためのグラフィックデザイナーをはじめとしたクリエイター能力を持つ人材がこちらの業務を担う傾向にあります。

パチンコ業界の市場規模・推移

2020年におけるパチンコ業界の市場は約15兆円でしたが、2021年のコロナ禍により売上は低迷し、2022年段階では14兆6,000億円となりました。

コロナの影響は現在は落ち着いているものの、2018年2月に改正風営法規則、同年10月にギャンブル等依存症対策基本法が施行されたことに加え、店舗内全面禁煙化も重なり、現在に至るまで大幅な売上回復は見込めていません。

 

パチンコ業界の売上高ランキング

売上高出店数独自の試み
マルハン1兆5,503億円300店舗ボウリングや映画館などエンタメ施設を併設
ダイナム7,008億円400店舗以上海外にもパチンコホール出店
ガイア3,119億円148店舗地域密着型の経営が主流
NEXUS2,928億円60店舗飲食事業など複数事業を展開
アンダーツリー2,769億円134店舗関東・関西を中心に店舗展開。

 

パチンコ業界に属する企業の売上高ランキングは上記の通りです。

パチンコ店のなかでも根強い人気を誇る3大巨頭が、マルハン・ダイナム・ガイアですが、それぞれの店舗で独自の試みを行うことで、売上高や出店数を伸ばし続けています。

パチンコ業界の大手企業紹介

企業①マルハン

株式会社マルハンのロゴ

出典元:株式会社マルハン

 

1957年創業のマルハンは、連結売上高1兆5,503億円を記録する、全国パチンコチェーン店です。

「パチンコ業界においてES、CSともにトップになること」をビジョンとして掲げており、パチンコ店のほかに、ボウリング場・映画館・カラオケ店といったアミューズメント施設の運営も行っています。

企業②ダイナム

ダイナムのロゴ

出典元:ダイナム御薗店 | 伊勢市 | パチンコ・パチスロ店舗情報

 

1967年創業し、連結売上高7,008億円を記録している、国内準大手のパチンコ運営会社がダイナムです。

チェーンストア型のパチンコホールを全国展開しており、店舗数は業界ナンバー1を誇る計400以上、マルハンに次いで国内トップクラスの売上を誇ります。

近年では国内に留まらず、海外にもパチンコホールを展開しているのが特徴です。

企業③ガイア

ガイアのロゴ

出典元:パチンコ・パチスロ.com 

 

ガイアは1984年に創業し、連結売上高3,119億円を記録している、国内準大手のパチンコ運営会社です。

パチンコチェーン店「ガイア」、「メガガイア」、「ガイアネクスト」を全国展開しています。

地域密着型パチンコチェーン店として親しまれており、地域の行事への参加やCSR活動も積極的に行うのが特徴です。

企業④NEXUS

D'STATIONのロゴ

出典元:NEXUS (nexus-group.jp)

 

2017年からD’STATIONという屋号でパチンコ業界に進出をはじめた期待の新星として知られており、2018年における売上高は2,928億円、短期間では考えづらいスピードで売上を記録しています。

伸び率が急上昇中ではありますが、コロナ期に一度売上が伸び悩み、現在も売上は平行線を辿っているものの、今後の動向に注目が集まる企業です。

企業⑤アンダーツリー

キコーナのロゴ

出典元:キコーナ今津店 (p-world.co.jp)

 

キコーナという屋号で2018年には2,769億円の売上高を記録しています。

こちらもNexus同様期待の新星として業界に繰り出してきましたが、2019年に釘問題を起こしたことによって信用度が下がり、何店舗かの営業停止問題に発展しました。

そこから売上が伸び悩むものの、これから先の快進撃に注目です。

パチンコ業界で働くメリット

パチンコ業界で働くメリット

パチンコ業界で働くと、どのようなメリットがあるのでしょうか。ここでは代表的な2つのメリットについて確認してみましょう。

メリット①収入が安定している

パチンコ業界では初任給でも収入が安定しており、業界未経験者でも平均月収30万円前後、店長クラスとなると月収50万円前後が相場価格です。

専門知識や技術、特別な資格などは特に必要なく、未経験者でも収入を安定させやすい業界という点は大きなメリットといえるでしょう。

メリット②シフト制で都合に合わせて働きやすい

パチンコ業界の多くがシフト制を採用しており、自分の都合に合わせて休みを取りやすいのが特徴です。

企業によっては土日祝休みと決められていますが、平日休みを希望している方はパチンコ業界は平日のほうが休みを取りやすいため都合に合わせて働きやすいでしょう。

パチンコ業界で働くデメリット

パチンコ業界で働くことはメリットだけではありません。

パチンコ業界で働くデメリットには下記のようなものがあります。

デメリット①人事異動が多い

全国にチェーン展開している企業が多いからこそ、チェーン店での人事異動があるケースも多いのがデメリットです。

移動する際には店長クラスやマネジャークラスへの栄転となるケースも多いですが、ホールスタッフとして転勤を余儀なくされる場合も多々あるため、安定した場所で働きたい方は苦労する可能性があるでしょう。

ただし、特定の地域に絞った転勤を求められる場合もありますので、人事異動=必ずしも負担がかかるということではありません。

同じ県内で10分移動距離が変わる程度の場所に移動するケースもあるため、移動がある場合はどの程度の移動なのか、気になる方は事前に確認しておくといいでしょう。

デメリット②スキルが転職時に役に立たない

未経験者でも安定した収入を得やすい反面、専門的なスキルはさほど学ぶことができない業界のため、転職時にいままで培ってきたことが役に立たない可能性があります。

他の業界にいざ転職をしようと考えたときにも、年齢によっては書類選考の段階で弾かれてしまう可能性もありますので、働きながら資格取得をするなど保険を増やしておくと安心です。

パチンコ業界への就活を成功させるためには

パチンコ業界への就活を成功させるためには

まずは、就活に関する基本的なことは業界関係なく対策が重要です。エントリーシートのブラッシュアップ、面接対策は必ず徹底的に行ないましょう。また、この業界向けに志望動機を書く際の注意点や、よくある志望動機などをまとめてあるとより理想的です。

さらに、志望動機を作る上で大切なポイントが4つあります。それぞれの特徴とパチンコ業界でよくある志望動機を見ていきましょう。

なぜパチンコ業界なのか
  • なぜ数あるなかからパチンコ業界なのか
  • それは他の業界ではできないのか
なぜその企業なのか
  • 数あるなかでなぜその会社を選んだのか
  • それは競合他社では達成できないことなのか
なぜその職種なのか
  • 複数のジョブがあるなかで、なぜそのジョブを応募したのか
  • 果たしてほかのジョブや全く関係ない業務でそれは達成できないのか
以上の3つが自分のやりたいことや方向性とどうマッチするのか
  • まず以上の3つ内容に相違はないか、論理的に破綻していないか
  • そのうえで、自分が将来目指したいことや達成したいことにマッチするか

エントリーシート・面接頻出質問をご紹介

1. なぜこの業界を志望しているのですか?

パチンコ業界を志望する理由は、学生時代のアルバイト経験から今後もこの業界に従事したいと考えているからです。私は2年間の実務経験から、パチンコ業界における接客業務、地域への貢献することの大切さ、そしてパチンコ業界への将来の展望に高揚感を覚えました。

今後はこれまでの経験を活かし、より多くのお客様にパチンコを楽しんでいただける環境をつくり、実践を積んだ経験を生かして、貴社に貢献したいと考えます。

2. なぜ弊社にご応募いただいたのですか?

学生時代にチェーン店で勤務した経験があるのですが、より深部に関わり貴社を支えたいと考えたからです。

私は学生時代にマネジメント経営を学びながらアルバイトをしていました。大学で学んだ知識を生かしアルバイトの際に店長と○○について相談の末、○○を行ったところ、顧客満足度が高まるとともに、月間利用者数も○人から○人へと増加することができました。この経験を通じて入社後も、貴社のお役に立てるように即戦力として貢献します。

この質問返答を4つのフレームワークに当てはめて回答すると以下のようになります。

なぜパチンコ業界なのか
  • パチンコ業界は安定した収益を記録しており、今後も上り続ける業界であるからこそ、エンタメ業界を支える一員として、ハイレベルなやりとりを目の当たりにできることが容易に想像できるから。
なぜその企業なのか
  • 企業ならではの経営戦略や事業展開に心惹かれ、自分自身の特技を生かし、貴社に役立ちたいと思ったから。
なぜそのジョブなのか
  • エンタメのなかでもパチンコ業界は比較的安定した売上げを記録しており、働く従業員の皆さんも向上心に溢れているから。
以上の3つが自分のやりたいことや方向性とどうマッチするのか
  • パチンコ業界で輝く皆様のように、自分自身もより向上心を持ってエンタメ業界を支えられるよう尽力したいと考えているから。

このように自分のやりたいことや将来像に対して、現在とのギャップがどうなのか。

そしてそれを埋めるために貴社を志望するといったロジックも一つの方法ということも覚えていただけると嬉しいです。

また、具体的な面接対策を紹介している記事などがほかにありますので、ぜひ合わせて読んでみてください。

まとめ

本記事ではパチンコ業界について解説しました。

パチンコ業界では接客スキルの要素が必要なほか、マネジメント力など幅広い職種に対して対応力が求められますので、自身が従事したい職種に合わせた対策を行いましょう。

人材不足な傾向にあるからこそ気軽にチャレンジしやすいため、気になっている方は実際の会社の説明会などに参加することをおすすめします。

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