東京産業株式会社のエントリーシートの対策法を徹底解説
2024/5/10更新
はじめに
この記事では東京産業株式会社への就職を検討しているものの、エントリーシートの作成に不安を感じている方へ向けて、エントリーシートの書き方や例文について紹介します。
東京産業株式会社の概要や企業はエントリーシートのどのような点を見ているのかについても解説していますので、東京産業株式会社へ向けたエントリーシートの作成に役立ててください。
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東京産業株式会社の概要
出典元:東京産業株式会社採用サイト
エントリーシートは企業の特徴や風習に合わせて内容を変化させることが重要なため、事前に企業について把握しておく必要があります。
まずは、東京産業株式会社について詳しく紹介します。
東京産業株式会社とは
東京産業株式会社は、1942年4月16日に安江安吉氏が機械機具の製造販売を業とする大和機械株式開始やを設立して始まりました。
「電力事業」「環境・化学・機械事業」「生活産業事業」など幅広い事業を手掛けており、現在では資本金34億円でプライム上場するまでになっています。
また、本社の東京を中心に「札幌支店」「東北支店」「福島支店」「東海支店」「関西支店」「広島支店」「九州支店」「長崎支店」、海外の「台北支店」と事業展開を続けています。
東京産業株式会社が他社との差別化を図っている強みは主に以下の3つです。
- 国外(主にアジアやヨーロッパなど)にも協力な海外ネットワークがある
- 電力関係の事業が安定しており、収益の基盤が築けている
- 三菱系の企業であり、各社との関係性が深いことで事業展開がしやすい
東京産業株式会社の採用難易度
先述したように、東京産業株式会社には「高学歴でなければ採用されない」といった学歴フィルターは無く、さまざまな大学の人材が採用される可能性があります。しかし、いかに学歴フィルターが無いといっても事前の面接対策は欠かせません。
東京産業株式会社の選考ではスキルや入社意欲を重視して採否の判断をされる傾向にあるため、自身のスキルをアピールしたり東京産業株式会社だから志望したという理由を考えておく必要があるでしょう。
また、一般的に面接で聞かれる「ガクチカ(学生時代に力を入れたこと・頑張ったこと)」や「自己PR」なども万全にしておくことをおすすめします。
東京産業株式会社の採用大学
東京産業株式会社へ合格している就活生の出身大学は以下の通りです。
青山学院大学、茨城大学、宇都宮大学、桜美林大学、神奈川大学、関西大学、関西外国語大学、学習院大学、慶應義塾大学、甲南大学、國學院大學、駒澤大学、埼玉大学、滋賀大学、静岡大学、芝浦工業大学、島根大学、上智大学、椙山女学園大学、成蹊大学 |
上記のように、東京産業株式会社は難関校といわれる高学歴と言われる経歴を持っている人材が多く入社していますが、決して難関校を卒業している人材しか入社していないというわけではありません。
そのため、東京産業株式会社には学歴フィルターがないと言えるでしょう。
東京産業株式会社が求める人物とは?
企業はただ高学歴でスキルが高い人材を求めるわけではなく、入社後に長い期間就業してくれる人材を欲しています。新卒社員が企業に入社してから早期退職してしまう要因は人によってさまざまですが、代表的なケースが「企業の方針や風習とのミスマッチ」です。
ミスマッチが起こってしまう要因は企業の理念やビジョンとの価値観の相違であるため、企業は自社の理念やビジョンにマッチしている人材を欲しています。
東京産業株式会社が掲げている理念は以下の通りです。
- 顧客に「信頼」され社業を通じて社会の発展に「貢献」する。
- 「相互信頼」と「協調」の精神を基本として勇気と信念を持って行動する。
- 社会との調和を大切にし、自ら良き企業市民として節度ある企業活動を行う。
上記の理念から東京産業株式会社が求める人材は、多くの人々から信頼されるような誠実性を持ち合わせながら、周りとの調和が取れるような協調性やコミュニケーション能力が優れている人材と言えるでしょう。
また、東京産業株式会社はサステナブル行動指針を定めており、SDGs達成に向けて変化の激しいビジネス環境へ柔軟に対応できるような、適応力が高い人材を求めている可能性も高いです。
東京産業株式会社のビジョンを把握するためにも、事前にサステナビリティ経営の具体的な取り組みについて調べておくと良いでしょう。
企業がエントリーシートでチェックしているポイントとは?
エントリーシートを通過しなければ企業の選考を受けられないため、必ず通過したいところですが、エントリーシートの選考を通過するには、企業がチェックしているポイントを把握しておかなければいけません。
実際にチェックされるポイントは企業ごとに異なりますが、主に以下のような点を押さえておくと良いでしょう。
誤字脱字
エントリーシートは就活生にとってビジネスシーンの一種であり、自身の転職活動を大きく左右するほど重要な書類です。
社会人として仕事をするうえでは、1つの簡単なミスが取引先に多大な迷惑をかけてしまったり、自社に膨大な損失を与えてしまったりする可能性があるため、慎重に進めなければいけません。
大事な書類を提出する前に、誤字脱字や内容のチェックをしないような人間だと思われてしまうことで企業側の印象が悪くなってしまう可能性があります。
そのため、エントリーシートを企業に提出する際は必ず事前に内容を確認し、誤字脱字が生じないようにしましょう。
内容の具体性
エントリーシートでは、少しでも企業側に好印象を与えるためにも自身の強みやスキル・実績をアピールすることが必要です。
しかし、ただ言葉だけで良いことばかりを伝えても話しの信用性が欠けてしまい、適切なアピールはできません。
アピールに信憑性を持たせるためには、自身の経験や実績の根拠になるようなエピソードを加えて話す必要があります。
エントリーシートで自身のアピールに具体性を持たせるための主なエピソード例は以下の通りです。
- アルバイトのリーダー経験で学んだこと
- 部活動での実績や努力したこと
- サークル活動での取り組みや実績
- 趣味や特技を通じて仕事に活かせる能力
上記のように、自身のエピソードによってどのような能力があるのか、実績を出すためにどのような取り組みをしたのか、何を学んだのかなどをアピールすることをおすすめします。
しかし、中には「自分はアピールできるようなポイントはない」と思う方もいるでしょう。そんな方は過去に自分が取り組んできたことを振り返ったり、周りの知人や友人に自身の印象を聞いたりすることをおすすめします。
自己分析や自分以外の意見を取り入れることで、自分では気づかない意外な点がアピールに繋がるというケースも少なくありません。
分かりやすく書こうとしているのか
エントリーシートで企業の採用担当者に魅力を感じてもらうには、質の高い内容が重要ですが、相手への配慮ができているかも重要なアピールです。
社会人として仕事をする際には社内だけでなく、取引先やお得意先など社外の人とメールなどでやり取りをすることがあり、相手が見やすいような内容にできているかは相手へ与える印象に大きく影響します。
相手に見やすい内容にできているかは、決して学歴や能力が優れていなくてもできるため、即戦力よりも人間性や将来性を重要視される新卒採用において重要な判断基準になりやすいです。
エントリーシートを分かりやすい内容にするには以下のような点に注意してみてください。
- 結論ファーストで内容を分かりやすくする
- 誤字脱字を無くす
- 句読点を適切に使い分ける
- 改行を適切に行う
- 文字の大きさを均等にする(漢字とひらがなの大きさを変える)
エントリーシートの見やすさと言えば文字のきれいさが大きな要因だと思われがちですが、字のきれいさ以外にも工夫次第で見やすくすることはできるはずです。
少しでも企業へ悪い印象を与えないためにも、事前にできるだけの工夫や対策をしておきましょう。
字を丁寧に書いたか(手書きの場合)
「字は体を表す」と言われるほどでもあり、字の質を見れば書いた人がどのような気持ちだったのかを判断できることもあります。特に何百、何千人ものエントリーシートを見ているであろう採用担当者であればなおさらです。
しかし、字のきれいさと言っても達筆かどうかというわけではありません。習字や書道などを習っており、字をきれいに書くのが得意で達筆な人が書いた文字でも適当な気持ちで書いたことは伝わってしまいます。
反対に、たとえ文字をきれいに書くのが苦手な人でも、1字1字丁寧に書いたことは採用担当者にしっかりと伝わります。
適当な気持ちで字を書いたことが採用担当者に伝わってしまうと、印象が悪くなってしまい、エントリーシートの通過率が下がる恐れがあります。そのため、エントリーシートを作成する際は内容だけでなく、文字の丁寧さも意識しましょう。
志望動機
志望動機は企業が就活生の採否を判断するにおいて非常に重要な判断材料であり、志望動機1つで不採用になってしまうケースも少なくありません。
志望動機を作成する際、ありきたりでどの企業でも通用するような内容を考える方も多いですが、ありきたりな内容では企業の採用担当へかえって悪い印象を与えてしまいます。
そのため、自身が選考を希望する企業の理念やビジョンに共感し、その企業だからこそ志望したという理由を作成するようにしましょう。
入社後のビジョン
企業は新卒採用を通して将来活躍してくれる人材採用を目指しているため、就活生が自身の将来をどこまでイメージできているのか、イメージに対してどのような努力をしていこうとしているのかを判断します。
そのため、入社後にどのような行動を取り、どのようなことを学んで、どのようなキャリアを積んでいきたいのかをアピールすることで魅力に感じてもらいやすいです。
入社後のビジョンはただ「高収入を得たい」「役職に就きたい」といった抽象的なイメージだけでなく、なぜ高収入を得たいのか、高収入を得て何をしたいのか、役職に就いて何をしたいのか、役職に就くためにどのような行動を取るのかなど具体的なビジョンを伝えましょう。
あまりにも抽象的な内容だとかえって悪い印象を与えかねないため、注意してください。
選考を通過しやすいエントリーシートの書き方
エントリーシートは就活生の学歴や能力、エントリーする企業の競争率などによって通過率が異なります。
しかし、エントリーシートの内容や書き方次第で通過率を高めることは可能です。
そこで、今回は選考の通過率を高めやすいエントリーシートの書き方について紹介します。少しでもエントリーシートの通過率を高めたい方は、以下のような点を意識してみてください。
エントリーシートの位置付けを理解する
エントリーシートの通過率を高めるには、エントリーシート自体の位置づけや設問ごとに見られているポイントを把握しなければいけません。
エントリーシートの主な位置づけは、就活生の論理的思考を試すセッションであり、設問ごとに見られるポイントは以下の通りです。
「志望動機」で見られるポイント
志望動機で主に見られるポイントは「熱意」や「情報収集力」です。
志望動機を作成するためには企業が掲げている理念やビジョンへの共感が必要であり、企業の公式サイトなどを調べなければいけません。
どの就活生でも自身が第1候補としている企業と、とりあえずエントリーした企業では志望動機のクオリティに大きな差が生じやすいため、企業の採用担当者は良く見ている傾向にあります。
そのため、特に就活生の熱意や情報収集力が区別しやすい項目になっています。
「ガクチカ」で見られるポイント
ガクチカとは「学生時代に力を入れたこと」を略したものであり、多くの企業のエントリーシートに記載されている設問です。
ガクチカで主に見られているポイントは、実績だけでなく、コミュニケーション能力やリーダーシップ、問題解決能力なども挙げられます。
ガクチカなどの過去の体験では、どのような目標を設定して、どのような課題や問題に直面し、どのような工夫や改善をした結果、どのような実績を残したのかなどを見られやすいです。
過去の体験を記載する際は、ただ詳細を長文で書けば良いというわけではなく、結論や要点が的確に伝わりやすいような文章構成にしなければいけません。
「将来のビジョン」で見られるポイント
将来のビジョンで主に見られるポイントは、未来志向や社会貢献性などです。
特に未来志向として、入社後にどのようなキャリアを歩んでいきたいのか、そのためにはどのような工夫を考えているのか、そもそもなぜそのような未来を叶えたいのかなどが見られます。
就活生が新卒社員として就業する際には、少しでも明確な将来をイメージしているもしくは、叶えたいビジョンがある人材の方が目の前の仕事に対しての意欲が高まりやすいため、魅力に感じてもらいやすいです。
企業の価値観やカルチャーを文章に取り入れる
先述したように、企業の採用担当者が欲している人材は、単に「即戦力」や「将来有望」な人物だけではありません。
入社後に長期就業してくれるのか、自社が求める働きをしてくれるのかといった点も大きな採用基準です。
そのため、企業の価値観やカルチャーを少しでも認識し、再現しようとしているのかをエントリーシートに記載できるかは、大きなアピールに繋がります。
少しでも企業の採用担当者に魅力を与え、エントリーシートの通過率を高めたい場合は、事前に企業の価値観やカルチャーについて把握して適切なアピールが必要です。
また、対策をする上で必要な情報がエントリーシート対策記事にまとまっておりますので、そちらもご参照ください。
エントリーシートの質問内容と記載例
エントリーシートで回答を求められる質問は企業によってさまざまですが、代表的な質問と言えば「志望動機」と「自己PR」です。
今回は志望動機と自己PRの記載例について紹介します。
エントリーシート
志望動機
・弊社を志望する理由をご記入ください。(400文字以下)
【記載例】
私が貴社を志望した理由は、企業理念として掲げている「顧客に信頼され社業を通じて社会の発展に貢献する」という点に共感したからです。
私は現在就業しているアルバイト先でお客様に貢献し、感謝をしてもらう時にやりがいを感じます。
そのため、社会人として仕事をするうえではやりがいを1番に重要視したいと考えており、貴社のような顧客ファーストで信頼を得ながら成長できる企業へ入社したいと思い志望いたしました。
ポイント:まずは結論ファーストで企業を志望する理由を一言で述べましょう。この時に企業が公式サイトなどで掲げている理念やビジョンなど共感した点を踏まえると効果的です。その後は過去のエピソードや自身の価値観を踏まえ、理念やビジョンに共感した理由や背景を記載すると評価を得やすくなります。
自己PR
・自己PR(何かご自身でやり遂げた経験を具体的にご記入ください)(400字)
【記載例】
私の強みは、何事も最後までやり遂げる粘り強さです。
私は学生時代に野球部に所属しており、3年間やり遂げました。
少年団に所属してから約8年間続けていたものの、入学当初は練習についていくだけで精一杯でした。
しかし、必ずレギュラーポジションを勝ち取るため、毎日練習後の個人練習を欠かさずに行いました。
すると、試合に出場した際に成果が出始め、自身でも大きくスキルを伸ばせたと感じております。
結果として3年生の最後の大会ではレギュラーを勝ち取ることはできませんでしたが、自分自身、高校3年間で大きく成長できたと実感しております。
貴社へ入社した場合、部活動で培った粘り強さを活かし、目標達成に対して貪欲に努めたいと考えております。
ポイント:志望動機と同様に結論ファーストで自身の強みをアピールしましょう。その後は自身のエピソードとして力を入れて取り組んだことや実績を踏まえ、なぜ「強み」と言えるのか根拠や背景を述べましょう。最後は自身の強みや経験を活かして入社後にどのような貢献をしていきたいのか、どのように取り組んでいきたいのかを述べると高評価になりやすいです。
まとめ
今回は東京産業株式会社の概要を踏まえ、エントリーシートで見られるポイントや質問の記載例について解説しました。
東京産業株式会社は順調に規模を拡大しており、プライム上場をしているほど優良な企業ですが、必ずしも高学歴でなければ入社できないというわけではありません。
特に東京産業株式会社では顧客からの信頼や貢献を理念としてかかげており、経験やスキルよりも人間性を重視して採否を判断します。
そのため、東京産業株式会社にエントリーを考えている方は、事前に東京産業株式会社の理念や求める人物を把握し、適切な内容をアピールして内定を獲得しましょう。