【就職活動】岩手県の優良企業ランキング!優良企業の探し方や内定獲得のポイントも合わせて解説します!
2024/5/10更新
はじめに
本記事では、世界有数のメディア「ニューヨークタイムズ」が掲載した「2023年に世界で行くべき52拠点」に選ばれている岩手県の優良企業ランキングについて、就活生向けに解説していきます。
「岩手県の優良企業ランキングってどんな感じ?」
「岩手県の優良企業に就職したいんだけど、有効的なサポートはある?」
「優良企業から内定獲得するために抑えておくべきポイントは?」
上記のようなあらゆる悩みを持つ就活生に対して有益な情報をまとめてますので、ぜひ最後まで読んでいってください!
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岩手県の優良企業ランキング
出典元
金色堂について │ 中尊寺を知る │ 関山 中尊寺[岩手県平泉 天台宗東北大本山]
早速、本記事のタイトルにもある通り岩手県の優良企業について「平均年収」「純利益」別にランキング形式で紹介していきます。
岩手県の優良企業ランキング「平均年収」編
順位 | 企業名 | 業種 | 平均年収 |
1位 | 株式会社マルイチ | 小売業 | 800万円 |
2位 | 株式会社IBC岩手放送 | 情報・通信業 | 701万円 |
3位 | 株式会社久慈設計 | 不動産業 | 680万円 |
4位 | 株式会社岩手銀行 | 銀行業 | 633万円 |
5位 | 株式会社ジャパンセミコンダクター | 電子機器 | 624万円 |
6位 | 株式会社東北永愛友商事岩手 | 保険業 | 604万円 |
7位 | 日本住宅株式会社 | 建設業 | 560万円 |
8位 | 株式会社岩手日報社 | 出版 | 559万円 |
9位 | 株式会社アイシーエス | 電気機器 | 555万円 |
9位 | さいとう製菓株式会社 | 食料品 | 549万円 |
11位 | 株式会社デンソー岩手 | 精密機器 | 523万円 |
12位 | 共立医科器械株式会社 | 精密機器 | 507万円 |
13位 | 株式会社北日本銀行 | 銀行業 | 506万円 |
14位 | キオクシア岩手株式会社 | 電子機器 | 495万円 |
15位 | 株式会社ワイズマン | 情報・通信業 | 480万円 |
岩手県の優良企業ランキング「純利益」編
順位 | 企業名 | 業種 | 純利益 |
1位 | 株式会社岩手銀行 | 銀行業 | 53億8,100万円 |
2位 | 株式会社十文字チキンカンパニー | 農林水産業 | 45億3,104万円 |
3位 | 株式会社薬王堂 | 小売業 | 38億2,500万円 |
4位 | 株式会社ジャパンセミコンダクター | 電気機器 | 36億2,900万円 |
5位 | 株式会社北日本銀行 | 銀行業 | 26億5,900万円 |
6位 | 株式会社デンソー岩手 | 精密機器 | 19億5,300万円 |
7位 | トヨタ紡織東北株式会社 | 輸送用機器 | 16億2,376万円 |
8位 | 株式会社東北銀行 | 銀行業 | 15億2,600万円 |
9位 | 合同会社ユーラスエナジー釜石 | 電気・ガス業 | 14億1,281万円 |
9位 | イワフジ工業株式会社 | 機械 | 11億116万円 |
11位 | 北上プライウッド株式会社 | 建設業 | 9億2,300万円 |
12位 | イーエヌ大塚製薬株式会社 | 医薬品 | 7億400万円 |
13位 | 岩手県土地改良事業団体連合会 | 公社・団体・官公庁 | 4億4,422万円 |
14位 | 株式会社公楽 | サービス業 | 4億3,900万円 |
15位 | 住田フーズ株式会社 | 農林水産業 | 3億7,040万円 |
高偏差値企業の紹介
上記では、「平均年収」「純利益」の2項目で岩手県の優良企業ランキングを紹介しました。
岩手県で働く方々の平均年収は「約392万円」と言われていて、全国の平均年収「458万円」を下回っているため、平均年収で記載したような企業は県内では重宝されると考えられます。
また中でも平均年収が高く、また利益も一定以上残している企業は岩手県で就職したい学生から人気であることが想定されます。
そのためここでは、新卒の職活動において「高偏差値」になる企業を3社紹介します。
株式会社岩手銀行(就活偏差値:54)
出典元
1932年創業の歴史ある企業で、
- 県内の預金シェアは50%
- 県内の法人企業の約43%と取引実績あり
という結果を残している県内最大の地方銀行です。
「地域社会の発展に貢献する」「健全経営に徹する」を理念に掲げ、岩手県の産業発展に貢献すべくコンサルティング専業子会社や地域商社も設立し、金融の枠を超えた地域密着型の事業を展開しています。
新卒採用に関しては、例年60名程度新卒の学生を採用していますが、採用倍率は平均的です。
一方で適性検査ではSPIが使用されますが、通常の言語・非言語に加えて「構造把握力検査」が課されるなど内定獲得のために対策しないといけない範囲が多い特徴があります。
株式会社デンソー岩手(就活偏差値:57)
出典元
自動車部品メーカーで世界で事業を展開する「デンソー」の子会社で、自動車メーカーに供給する「車載用半導体ウエハ」専用の製造拠点として、
2012年に岩手で創業しました。
現在は上記に加えて「センサ工場」「電子デバイス工場」としても稼働していて、自動車の電動化における高性能な部品を供給。
採用活動に関しては、例年「5名未満」しか採用していないため内定獲得は狭き門といえます。
「岩手の会社と言えば、デンソー岩手」になることを企業目標に掲げているため、自動車部品に対する志望動機に加えて「岩手県への想い」がある学生は、企業側にとってより魅力的な人材と考えられます。
株式会社IBC岩手放送(就活偏差値:60)
出典元
岩手県で最古の民間放送局で、1953年に創業したTBS系列の企業です。
「ニュースエコー」などの長寿番組や、岩手県の市町村を中心に紹介する番組「わが町バンザイ」が有名で、県内唯一のテレビ・ラジオ兼営局であるという誇りと責任を持って仕事に取り組んでいます。
職場環境については社内での交流会が盛んに行われ、また「入社半年でクライアントを任せてもらえた」など若手から裁量権を持って働けると言われています。
採用人数は毎年「5名以内」とかなり少ないですが、学歴フィルターはない企業のためどの学生よりも高い実力を示していくことが内定獲得のカギを握ります。
優良企業の基準は?
上記では、ランキングで示した企業の中から就職活動において「高難易度」と予想される企業を3社紹介しました。
岩手県の場合はデンソー岩手のような有名企業の子会社が拠点となり、また平均年収や純利益が高水準である老舗企業もあることから、職場環境や待遇を含めて「優良企業」と称される企業が複数存在するといえます。
一方で、優良企業の定義は決まっておらず様々な判断軸があるため、ここでは優良企業によく当てはまる条件を3点記載します。
平均年収が高い
自己実現のために仕事をしている方も一定数いますが、大半の社会人は「充実した生活を送るためのお金を手に入れる」ために働いています。
事実、年収は800万円に近づけば近づくほど人生の幸福度が高くなっていくとする研究結果もあり、年収は生活水準の上昇に加えて生きるうえでの「満足感」にも影響を与えることが証明されているのです。
そのため、平均年収が高いという点は多くの方々が企業を志望する理由の1つになり、入社倍率が高いことは優秀な学生が多く入社することに繋がるため、優良企業の基準となります。
純利益が高水準
純利益とは、企業が行う事業全体から得たすべての利益(経常利益)から特別損益や税金を足し引きして算出される「企業に残る最終的な利益」を表し、純利益が高水準になることは以下の効果が期待できるのです。
- 株価の上昇、株主への配当金が上昇
- 経営が安定し、社会的信用の上昇
- 社員への充実した福利厚生
- 賃金や賞与(ボーナス)のアップ
また純利益は固定資産や株式・有価証券の売却損益など、事業の収益と全く関係ない「一次的」といえる利益や損失も反映されています。
そのため、企業が行う事業に対しての「長期的」な収益性・健全性を確認する場合は「経常利益」「営業利益」など、一次的な損益を足し引きしていない他の数値も確認するようにしましょう。
大手企業
大手企業には定量的な定義が存在しませんが、多くは「業界内で知名度・会社規模などが上位に位置する企業」に対して用いられています。
みんなが知っている知名度が高い企業の社員になると、周りの方々から「こんな大手企業に入れてすごい!」と憧れを抱いてもらえることに繋がります。
そして高い社会的信用を得ることができて、住宅ローンをはじめとした各種「審査」も通りやすいです。
「名声」「社会的信用」のどちらも得られることから大手企業は就活生に人気になるため、優良企業へ成長していくことに繋がっていきます。
岩手県の優良企業の探し方
先ほどは優良企業と称される企業によく当てはまる特徴を3つ紹介しましたが、あくまでも一般論に基づいて紹介した内容になり、学生ごとで企業に求める特徴や条件は異なります。
そのため、最終的には上記で紹介した内容などを踏まえながら「学生自身で」最適な企業を探していく必要があります。
そのため、ここでは岩手県の優良企業の探し方として参考になる情報を紹介していきます。
岩手県に特化した就活支援サービスを利用する
岩手県の優良企業の探し方の1つ目は、「岩手県に特化した就活支援サービスを利用する」です。
具体的に3つのサービスがあるため、下記で紹介します。
ジョブカフェいわて
岩手県庁が運営する就活支援施設で、新卒の方を含めた「求職者」向けのセミナーや面談を行っています。
ジョブカフェは県内で10拠点あり、それぞれ週5日程度稼働しています。
また上記のような求職者の就業支援に加えて、「仕事に就いた後」や「就職活動をする子供の親」もサポートの対象になっていて、サービス内容がとても幅広い特徴があります。
シゴトバクラシバIWATE
いわてで働こう推進協議会(岩手県庁)が運営するU・Iターン支援サイトで、県内の約8,000件もの求人を掲載しています。
また求人に記載されている企業の情報が豊富で、具体的には以下の通りです。
- 会社概要
- 表彰事項
- 求人情報
- 職場PR
- 数字で見る企業のデータ(平均勤続年数、女性の割合など)
- 企業見学の可否 など
加えて「個別相談サポートの実施」や「セミナー情報の共有」もサイト上で随時行っているため、岩手県で就職活動する学生は登録すべきサービスといえます。
いわて就職ナビ
岩手県中小企業団体中央会が運営する就職ナビサイトで、掲載企業数は300企業ほどです。
紹介している他サイトよりサイトに掲載される情報量で劣るものの、LINEで最新情報を獲得できる、Youtubeチャンネル上で企業紹介なども行うなど「サービス利用の手軽さ」に特徴があります。
「マイナビ」を利用する
岩手県の優良企業の探し方の2つ目は、「マイナビを利用する」です。
就活支援サービスを展開する大手人材企業は数多くありますが、マイナビは中でも地方に特化した就活支援にも力を入れているため、大手企業の媒体を利用して就活をしていきたい学生は下記のサービスを利用してみてください。
マイナビ新卒紹介
キャリアアドバイザーが学生の性格や能力を踏まえた求人を紹介してくれます。
「地方学生」に向けてサービスを展開している特徴があり、また大手企業が運営するため求人数が国内トップクラスに多いです。
そして岩手県の場合は盛岡市に「マイナビ岩手支社」があり、現地で情報を手に入れているため、岩手県の企業に詳しく紹介してもらえる求人も優良だと考えられます。
マイナビ就活セミナー
「地元で就職したい」「特定の県で就職したい」学生向けの就活イベントで、就職セミナーや岩手県の企業を含めた合同説明会を「岩手県内」で実施しています。
入場予約特典や講座参加の権利を獲得できるメリットもあるためオススメです。
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ジョーカツは「地方学生」に特化した就活支援サービスで、お金・情報・成長企業や志高い就活生との出会いなど、あらゆる面から学生の就活を支援します。
(サービス例)
交通費支給、個室シェアハウスの無料貸出、オンラインイベントへの招待 など首都圏にある700以上の都内の優良企業と提携し、また累計「50,000名」以上の学生に登録してもらっていて実績も豊富です。
また「地方からの上京就活生を支援したい」という理念に共感していただいている各企業からの協賛金や採用費用で成り立っているサービスのため、学生は無料で利用できるでしょう。
就職活動を通して自身を大きく飛躍させたい地方学生は、ぜひジョーカツにエントリーしてみてください!
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優良企業から内定を獲得するためのポイント
先ほどは岩手県の優良企業の探し方について記載し、岩手県に特化した就活支援サービスが複数開催されていることを紹介しました。
エージェントの利用や就活イベントへの参加を通して自身にとって最適の優良企業が見つかれば、次にその企業から内定を獲得するために対策をしていく必要があります。
そして志望動機などを考えていく時には、学生が必ず押さえておきたいポイントが存在するため、下記で紹介していきます。
「なぜその業界・企業を志望するのか」を明確にする
優良企業から内定を獲得するためのポイントの1つ目は、「なぜその業界を志望するのかを明確にする」という点です。
この点を明確にしておかないと、「それって他の業界でもできることだよね?」と面接官に業界分析が不足していると思われ、学生が回答に詰まるような難しい質問を受けることに繋がってしまいます。
そのため、業界の志望理由は下記に記したような形で必ず「その業界にしか当てはまらない特徴」を挙げるようにしましょう。
- なぜ戦略コンサルではなく総合商社?
→戦略コンサルの企業は顧客と一緒に事業を行わず、外側から支える「サポーター」の立ち位置だが、総合商社の場合は事業に参画し、実際に顧客と一緒に改善を目指す「プレーヤー」の立ち位置で経営を支援できる点で異なる。 - なぜメガバンクでなく地方銀行?
→メガバンクは「大手企業」を顧客に融資取引をすることが多いが、地方銀行は「中小企業」を主な取引顧客としていて、ターゲットの顧客が異なる。
また企業を差別化するポイントは、
- ビジネスモデル
- OB、OG訪問の感想
- 社風
- 企業理念・ビジョン
が挙げられ、その企業にしか当てはまらないような内容を志望理由に挙げていくことが重要です。
競合他社も含めて企業ごとの強み・弱みの分析を徹底してみてください!
志望企業で自身がどのように貢献できるかを考える
優良企業から内定を獲得するためのポイントの2つ目は、「志望企業で自身がどのように貢献できるかを考える」になります。
どの企業にも共通して言えることは、「企業をより良くしてくれる人材を採用したい」という点です。
そのため「キャリアプラン」などを話す際に、自身の強みがどのように企業とマッチして、将来にわたってどう貢献していけるかという点を、自分なりに仮説を立てて面接官に話していくようにしましょう。
「外見的要因」も意識する
優良企業から内定を獲得するためのポイントの3つ目は、「外見的要因も意識する」です。
話すエピソードに加え、話し方・話の聞き方や姿勢などを示す「外見的」な要素も面接官に好印象を与えるうえで重要になります。
そのため「自身の良いところ」がいかに企業に合致しているかを、様々な形で表現できるようにしっかり準備しましょう。
まとめ
本記事では、【就職活動】岩手県の優良企業ランキング!優良企業の探し方や内定獲得のポイントも合わせて解説します!というテーマで、就活生に役立つ情報をまとめました。
岩手県は優良企業と呼ぶに相応しい企業が複数あり、また岩手県での就職活動を支援する団体・支援サービス内容が充実している特徴があることが分かりました。
特にUターンで就職を考えている学生は、東京などの都市圏でも岩手県に特化した企業説明会を実施しているため、情報を漏らさず手に入れられるように本記事で紹介した就活支援サイトはチェックするようにしてみてください!
この記事を参考にしてくれた学生の方々が、志望する企業から内定をもらえることを祈っています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。